まさかの大鯛、イナワラフィーバー!(2013/12/07)

 釣行データ
釣行日 2013/12/7(土)
船宿 五エム丸 / 午後真鯛
竿 ダイワ(Daiwa) ヘルバイパー 270(II)
リール ダイワ(Daiwa) レオブリッツ 270MM
仕掛け1 ハリス3~4号8メートル1本針、 一刀真鯛8号
仕掛け2 ハリス5号1本針6メートル、真鯛王8号
仕掛け3 ハリス8号1本針6メートル、ワラサ王8号
ビシとテンビン 夢の天秤    サニービシL80号
水温 16.5℃
葉山沖:うす濁り、ゆるい  棚40-70m
パターン 中潮3日目  (満潮 8:25 干潮 13:45)
月輝面 +23.0% 月齢4.1
北東、弱い
波高 0-0.5M
天候 晴れ
船の釣果 真鯛:0-3  イナダ:0-6  ワラサ:0-4  石鯛、花鯛
自己釣果(左舷ミヨシ) 真鯛:1  イナダ:3  花鯛:1

 

 

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ぽかぽか陽気の釣り日和。

 

 

 

 

 

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人数もそこそこ集まり活気づいた真鯛船、
いつもの葉山沖、56メートル立ちから期待をこめてスタートです^^

 

 

 

 

 

 

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本日は、しょっぱなから左舷側にヒット連発!

同列にすわった私も期待しますが、ここはスルーされ
そのまま右舷側にヒットが移行します。

 

あら…?

こういった時合いは逃すと痛いですね…。

 

 

 

 

真鯛は運なのか、腕なのか

 

「棚いくつ?」

「プラス2メートル」

釣った方と釣れない方の会話が聞こえてきます。

 

みな指示通りのプラス2メートル、
私もプラス2メートルです。

 

では、釣れる方と釣れない方の違いは、なんでしょう

 

「真鯛は運だよね~」と言う方もおられますが、
「運だと思ってたら腕上がんないよ」と、真治船長は言います。

 

棚が同じなら、違うのはコマセワーク。人によって、コマセワークは実に様々です。あえてベタ底でコマセを振って、餌取りを寄せつつ、付け餌が落下しないうちに棚を切る方もおられます。

 

 

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私の場合、餌取りを嫌って、付け餌が落下しないうちにまず4メートル上げ、そこで何秒か待ちます。ビシからポロポロ出るコマセで鯛を寄せながら、潮になじむ付け餌と、コマセの同調を待つイメージです。

 

本日はいきなりの好活性、思ったより底潮が流れているのかもしれません。待ち時間を短めの5秒とし、2メートルおきに2回、コマセを振りあげると…?

 

 

 

 

 

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魚信到来!
竿を立てると同時に、弱めておいたドラグが鋭く引き出されます。

 

ごっつい手ごたえ~^^

 

何度となくドラグが滑り、なかなか上がってきませんが、ハリスは3号ですから、ドラグを締めるわけにはいきません。スプールを指で押さえながら、やや強引に竿を立て、引き込まれたら指の圧力を弱めてコントロールするというのが、自分流。

 

「慎重にやったほうがいいよ」とベテランの方。

 

「夕方までやってていいよ」
とは中乗り(兼船長)の中澤さん

 

いつの間にかたくさんの方に見守られ、茶化されながら
浮上したのは…?

 

 

 

 

「おお、でかいよでかいよ!」

 

 

 

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なんと、大鯛~^^

 

5㌔オーバーなんて初めてです。
嬉し~^^

そうとわかっていたら、
ビビって釣れなかったかもしれませんね(笑)

 

 

ハリスは3号、針は「一刀真鯛8号」です。

 

 

 

 

 

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次いでイナダのポイントへ。

 

 

 

 

 

 

 

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ここで試したかったのはイカタンです^^;

もしかするとワラサが掛かるかな~なんて期待したのですが…。

 

 

 

ぼよん、ぼよん、

と竿が跳ねるだけで、針がかりせず
やはりイナダに「イカタン」はデカすぎるのでしょうか 

 

 

 

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オキアミの抱き合わせに変更すると、すぐに当たり到来^^

 

 

 

 

 

 

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5号ハリス、6メートルの仕掛けで、出遅れながらも計3本を追加。

ちょうど潮どまりの時間帯だったこともあり、
活性はいまいちでしたが、

 

 

 

 

 

 

 

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次いで移動した70メートル立ちでは、潮流れだし当たり活発!

 

まるでマグロのようにドラグが出るのでビックリ!?
あわてて竿を立てると、ぶちっと瞬殺!

ハリス切れかと思いきや、なんと針が折れていました

 

正体はワラサです。

 

完全にフィーバータイムに突入し、右で左でワラサのヒット。ここで冷静に、ハリスの号数を上げればよかったのですが、作り置きがなく、4号ハリスで奮闘しながらも、あと一歩のところでハリス切れ連発~

 

 

 

 

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こうなったら時間のロスを覚悟して仕掛けの作成です。
ハリスは8号、針はワラサ王にて挑戦しますが…

 

 

 

 

 

 

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時合いを逃してワラサ時間終了~^^;

悔しい~!
イカタン(5mm x 5cm)の食いは良かったですけどね

 

コンスタントに4本釣られた方に聞いてみると、
ハリスは5号だったそうです。

 

 

 

 

 

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最後に55メートル立ちへ移動し…。

 

 

 

 

 

 

 

 

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ロスタイムに花鯛を追加して、終了となりました。

 

花鯛や小鯛は「笹漬け」にすると美味しいので、
これはこれで嬉しいですね~^^

 

 

 

 

 

 

 

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今回は記念になりました!
真治船長とハイタッチでほくほく気分です~^^

 

 

 

 

リールのメンテナンス、やっていますか?

 

リールなんて、
水で洗っておけば大丈夫でしょ~^^

 

と、釣りをはじめたときには
おもいっきり安易に考えていた私…。

 

 

 

 

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しかし6年目のある日、
異変は起きたのです。

 

諸事情あり、3年間使用することのなかった愛用の電動リール、
いざ釣行前にドラグのチェックをしようと引き伸ばしてみると…?

 

ガーン…。

出ない…。

動きませぬ…。

 

しかもギコギコ変な音がする…

 

 

 

なにしろ私、それまでリールの「オーバーホール」なんて出したことありませんでしたから、おそらく私の電動リールはダイワのページにあるような酷い状態だったんじゃないかと思います。

 

仕方なしに、「オーバーホールだけでドラグなおりませんか」と販売店に問い合わせてみたところ、なんと「部品交換なし」でちゃんとドラグが動く状態にしてくださいました。

 

しかし…。

 

たった数回の使用で、
再び引っかかるようになってしまいました

 

どうやら一度でもサビるとどうしようもないみたいですね。
こんなことなら一緒にドラグも「交換」してもらえばよかったなと、
後悔したものです…。

 

 

 

 

 

 

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そんなわけで今回は、カツオ終了とともに半年以上眠ることになるトローリングリールをメンテナンスに出します。

 

初めての方のために、
メンテナンスの流れを紹介しておきますね^^

 

 

 

 

メンテナンス、またはオーバーホールの流れ

 

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シマノでもダイワでも、
メーカーとは直接やり取りしない仕組みになっています。

販売店にもっていきます。

 

今回のリールは通販で購入しましたが、大丈夫^^

 

キャスティングでも上州屋でも、お使いのリールが販売店で扱っている商品なら、メンテナンスの受け付けはしてくれます。

 

不安なようでしたら、
あらかじめ販売店に電話で問い合わせてみるのが良いですね^^

 

キャスティング 店舗紹介 

上州屋 店舗紹介 

 

 

 

 

値段のコースを決める

 

シマノのメンテ料金はこちら
ダイワのメンテ料金はこちらです。

 

 

たとえば「シマノ」の「両軸リール」。

 

ドラグも見てくれる基本のBコース(3500円)が個人的には安心ですが、しかし上限は1万円と、なかなか考えさせられるお値段です

 

本当に1万円いってしまうようならかなりの痛手ですね

 

私の場合、おろしたてのリールなので、おそらく部品の交換は無いと思いますが、念のため、「5000円を超えるようなら連絡してほしい」とくぎを刺しておきます(笑)

 

しかしドラグは消耗品。

 

3年を過ぎたら、素直にドラグの部品交換と、
交換工賃を聞くかもしれません^^

 

 

 

 

オーバーホール後

 

連絡を受けて販売店にリールを取りに行ったら、自分が気になっていた部分が本当に直っているか、その場でじっくりチェックしましょう。

 

家に帰ってアレ?
なんて、シャレになりません^^

 

 

…おや?

ところで2013年12月5日現在、
ダイワの電動リールのオーバーホールがキャンペーンで2000円!?

これは安いですね、基本料金が半額です。

 

うーん、かなり魅力的ですが、
電動リールはシーズン中なので出そうか迷いますね…。
だから安いのかな…

 

 

 

 

青物デビューなら「イナダ」最高、脂ノリノリでしょ~!

 

12月に入り、だいぶ寒くなってきましたね^^
お出かけの際はぜひ、暖かい格好をしていってくださいね。

 

 

 

ところで、

 

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これは先日釣れたイナダなのですが、
まさかイナダにこれほど脂が乗っているとは、思いもよらず

 

 

 

 

 

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1か月前に釣れたワラサと「同等」の脂質ですね^^

 

 

 

 

 

…ちょっと昔の話になりますが…。

 

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10年前の葉山は多くの「イナダ船」でにぎわっていました。

 

美味しいイナダを求めて、右も左もイナダ船、
私の相模湾デビューはイナダですから、よく覚えているんです。

 

であるのに、
最近はイナダ専門船の数がだいぶ減ってしまいました。

 

… なぜでしょう?

 

イナダを美味しいと思う釣り人が
少なくなってしまったのでしょうか。

 

それとも、釣り人がレベルアップして「イナダの釣り味」では
満足できなくなってしまったのでしょうか?

 

もちろん、あれから10年ですから、レベルアップした当時の釣り人が「イナダ」ではなく「ワラサ」のパワーを求めるというのなら、わかります。

私にも覚えがあります^^;

 

しかし、新しく釣りをはじめた人はどうでしょう?

 

いきなりワラサ狙い?

チャレンジャーですね…。

 

釣り人が減っている?

それは悲しいですね…。

 

 

 

 

 

 

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はじめて青物を釣ったときの喜びは計り知れないものがあります。
イナダであれ、無理をすれば4号ハリスをちぎるパワーの持ち主です。

 

それでいてイナダは、はじめてでもたくさん釣れる可能性を持ったパワーファイターですから、充実度満点! 青物デビューするには格好の相手だと思うのは、私だけでしょうか?

 

ましてや、マダイやアマダイ、イシダイ等の外道として「イナダのお土産を確保」してくれる船なんて、最高すぎますね><!

 

…あ、

 

 

 

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小さくてもちょ~ジューシーな
カブト焼きは見逃したら大損です~^^

 

 

 

 

 

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ブリしゃぶならぬ「イナしゃぶ」も
温まって最高ですねぇ(*´д`*)ホクホク

 

ものすご~く脂がのっていますから、美味しく釣れちゃう
12月のイナダは、青物デビューには最高なんです^^

 

 

 

 

 

 

 

 

イナダばくばく真鯛で一発?!相模の潮を考える(2013/11/30)

 釣行データ
釣行日 2013/11/30(土)
船宿 五エム丸 / 午後真鯛
竿 ダイワ(Daiwa) ヘルバイパー 270(II)
リール ダイワ(Daiwa) レオブリッツ 270MM
仕掛け1 ハリス3~4号8メートル2本針、がまかつ一刀真鯛8号
仕掛け2 ハリス5号1本針
ビシとテンビン 夢の天秤    サニービシ80号
水温 17.6℃
葉山沖:うす濁り、ゆるい~早い  棚25-56m
パターン 中潮2日目  (干潮 8:36 満潮 14:26)
月輝面 11.0% 月齢26.6
北東、弱い
波高 0-0.5M
天候 晴れ
船の釣果 真鯛:0-1  イナダ:0-6
自己釣果(左舷ミヨシ) 真鯛:1 イナダ:5

 

東京湾で慣らした私は、てっきり潮の流れが「釣り座の優劣」を決めるとばかり思っていたのですが、相模では「潮の流れは関係ない」のだそうですね。

いや、関係なくはないでしょうけど、考えても仕方ないと、
真治船長は言います。

 

実際、船に乗ると、前で当たったり後ろで当たったりします。

 

潮の流れによっては「左右にかたよる」こともあるみたいですが、
胴の間でも釣れるのは公平感があっていいですね^^

 

さて、本日の潮は後ろです。
左舷ミヨシに座った私の運命やいかに!?

 

 

 

 

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56メートル立ちでの一投目、まず右ミヨシ2番目の竿がしなります。竿でタメ、いなしては巻きを繰り返し、早々に1.8㌔を上げたのは中乗りさん。上手いですね~^^

 

すぐに私の竿もしなります。良型真鯛の手ごたえを感じながら、慎重にやり取りしますが、これはビシを置いた瞬間に痛恨のフックアウト

 

 

 

 

 

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いずれも棚はハリス分プラス2メートル。
釣れる方はみなコマセの量は一つかみです。

 

直後、右ミヨシのT様が本日最大の2.8㌔を上げ、
午後一の活性はまずまずかと思いきや、その後は沈黙…。

 

ここで真治船長からのご提案。

「かめぎ根でイナダが釣れているみたいだから狙ってみよう!」

 

これは嬉しい、サービスタイムに突入です~^^

 

 

 

 

 

 

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もの凄い船団、五エム丸のカワハギ船もあったので、どうやらカワハギのポイントと入り混じっているようです。

 

指示棚は、ハリス分プラス3~5メートルと高めです。

 

イナダであれば短いハリスのほうが有利かと思いますが、真鯛攻略のカギとなる「長ハリス」でのコマセワークを少しでもつかみたいので、あえて8メートルで勝負です。

 

 

 

 

それにしても、

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これは釣りになるのか…?

と疑うほど潮がぶっ飛んでいました

 

振ったコマセがすぐに掃けてしまいそうです。ビシが着底したらすぐ巻き上げて、プラス5メートル付近でコマセを撒き、以降3メートルおきに大急ぎでコマセを振ってプラス4の棚にセット。

 

 

 

 

 

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潮が速いのでオマツリも仕方ないですね。
ラインブレイクやクッション切れもありました。

いまいち調子に乗れず、
しかし棚にセットすると同時にヒットの連続で、

 

 

 

 

 

 

 

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入れ食いを楽しむことができました~^^

 

1時間弱で計5本を釣ったところで、サービス終了(笑)
再び「真鯛狙い」の56メートル立ちへ…。

 

 

 

 

 

 

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夕まずめと頃合いは良さそうですが、
なかなか「当たり」が訪れません。

 

餌取りもなく、活性もないとなれば、コマセワークの内容やタイミング、テンポを変えて「食わせる」しかありません。

サメを釣っている方が多数おられましたが、
…それはおそらく、棚が低いのだと思います。

 

棚は2メートルと定めました。

 

食いが渋いのでハリスは3号です。

 

はたして着底後、すぐに4メートル上げ、ハリスを潮になじませながら少しだけコマセを出すイメージで、10秒待ち、そこから2メートルごとにコマセを振ってプラス2の棚にセット。

 

待つこと20秒、スポーンと竿が入ってやり取り開始!

 

ドラグを緩めて鋭い突っ込みをいなします。細ハリスなので無理はできませんが、ハリスの信頼度が高いので強気にウィンチ!

 

 

 

 

 

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やった~^^

しばらくぶりの2㌔台、これは嬉しいです。

 

もしかすると、
ハリスの柔らかさが食い渋りに効いたのかもしれませんね^^

 

 

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