まさかの大鯛、イナワラフィーバー!(2013/12/07)

 釣行データ
釣行日 2013/12/7(土)
船宿 五エム丸 / 午後真鯛
竿 ダイワ(Daiwa) ヘルバイパー 270(II)
リール ダイワ(Daiwa) レオブリッツ 270MM
仕掛け1 ハリス3~4号8メートル1本針、 一刀真鯛8号
仕掛け2 ハリス5号1本針6メートル、真鯛王8号
仕掛け3 ハリス8号1本針6メートル、ワラサ王8号
ビシとテンビン 夢の天秤    サニービシL80号
水温 16.5℃
葉山沖:うす濁り、ゆるい  棚40-70m
パターン 中潮3日目  (満潮 8:25 干潮 13:45)
月輝面 +23.0% 月齢4.1
北東、弱い
波高 0-0.5M
天候 晴れ
船の釣果 真鯛:0-3  イナダ:0-6  ワラサ:0-4  石鯛、花鯛
自己釣果(左舷ミヨシ) 真鯛:1  イナダ:3  花鯛:1

 

 

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ぽかぽか陽気の釣り日和。

 

 

 

 

 

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人数もそこそこ集まり活気づいた真鯛船、
いつもの葉山沖、56メートル立ちから期待をこめてスタートです^^

 

 

 

 

 

 

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本日は、しょっぱなから左舷側にヒット連発!

同列にすわった私も期待しますが、ここはスルーされ
そのまま右舷側にヒットが移行します。

 

あら…?

こういった時合いは逃すと痛いですね…。

 

 

 

 

真鯛は運なのか、腕なのか

 

「棚いくつ?」

「プラス2メートル」

釣った方と釣れない方の会話が聞こえてきます。

 

みな指示通りのプラス2メートル、
私もプラス2メートルです。

 

では、釣れる方と釣れない方の違いは、なんでしょう

 

「真鯛は運だよね~」と言う方もおられますが、
「運だと思ってたら腕上がんないよ」と、真治船長は言います。

 

棚が同じなら、違うのはコマセワーク。人によって、コマセワークは実に様々です。あえてベタ底でコマセを振って、餌取りを寄せつつ、付け餌が落下しないうちに棚を切る方もおられます。

 

 

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私の場合、餌取りを嫌って、付け餌が落下しないうちにまず4メートル上げ、そこで何秒か待ちます。ビシからポロポロ出るコマセで鯛を寄せながら、潮になじむ付け餌と、コマセの同調を待つイメージです。

 

本日はいきなりの好活性、思ったより底潮が流れているのかもしれません。待ち時間を短めの5秒とし、2メートルおきに2回、コマセを振りあげると…?

 

 

 

 

 

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魚信到来!
竿を立てると同時に、弱めておいたドラグが鋭く引き出されます。

 

ごっつい手ごたえ~^^

 

何度となくドラグが滑り、なかなか上がってきませんが、ハリスは3号ですから、ドラグを締めるわけにはいきません。スプールを指で押さえながら、やや強引に竿を立て、引き込まれたら指の圧力を弱めてコントロールするというのが、自分流。

 

「慎重にやったほうがいいよ」とベテランの方。

 

「夕方までやってていいよ」
とは中乗り(兼船長)の中澤さん

 

いつの間にかたくさんの方に見守られ、茶化されながら
浮上したのは…?

 

 

 

 

「おお、でかいよでかいよ!」

 

 

 

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なんと、大鯛~^^

 

5㌔オーバーなんて初めてです。
嬉し~^^

そうとわかっていたら、
ビビって釣れなかったかもしれませんね(笑)

 

 

ハリスは3号、針は「一刀真鯛8号」です。

 

 

 

 

 

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次いでイナダのポイントへ。

 

 

 

 

 

 

 

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ここで試したかったのはイカタンです^^;

もしかするとワラサが掛かるかな~なんて期待したのですが…。

 

 

 

ぼよん、ぼよん、

と竿が跳ねるだけで、針がかりせず
やはりイナダに「イカタン」はデカすぎるのでしょうか 

 

 

 

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オキアミの抱き合わせに変更すると、すぐに当たり到来^^

 

 

 

 

 

 

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5号ハリス、6メートルの仕掛けで、出遅れながらも計3本を追加。

ちょうど潮どまりの時間帯だったこともあり、
活性はいまいちでしたが、

 

 

 

 

 

 

 

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次いで移動した70メートル立ちでは、潮流れだし当たり活発!

 

まるでマグロのようにドラグが出るのでビックリ!?
あわてて竿を立てると、ぶちっと瞬殺!

ハリス切れかと思いきや、なんと針が折れていました

 

正体はワラサです。

 

完全にフィーバータイムに突入し、右で左でワラサのヒット。ここで冷静に、ハリスの号数を上げればよかったのですが、作り置きがなく、4号ハリスで奮闘しながらも、あと一歩のところでハリス切れ連発~

 

 

 

 

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こうなったら時間のロスを覚悟して仕掛けの作成です。
ハリスは8号、針はワラサ王にて挑戦しますが…

 

 

 

 

 

 

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時合いを逃してワラサ時間終了~^^;

悔しい~!
イカタン(5mm x 5cm)の食いは良かったですけどね

 

コンスタントに4本釣られた方に聞いてみると、
ハリスは5号だったそうです。

 

 

 

 

 

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最後に55メートル立ちへ移動し…。

 

 

 

 

 

 

 

 

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ロスタイムに花鯛を追加して、終了となりました。

 

花鯛や小鯛は「笹漬け」にすると美味しいので、
これはこれで嬉しいですね~^^

 

 

 

 

 

 

 

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今回は記念になりました!
真治船長とハイタッチでほくほく気分です~^^

 

 

 

 

リールのメンテナンス、やっていますか?

 

リールなんて、
水で洗っておけば大丈夫でしょ~^^

 

と、釣りをはじめたときには
おもいっきり安易に考えていた私…。

 

 

 

 

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しかし6年目のある日、
異変は起きたのです。

 

諸事情あり、3年間使用することのなかった愛用の電動リール、
いざ釣行前にドラグのチェックをしようと引き伸ばしてみると…?

 

ガーン…。

出ない…。

動きませぬ…。

 

しかもギコギコ変な音がする…

 

 

 

なにしろ私、それまでリールの「オーバーホール」なんて出したことありませんでしたから、おそらく私の電動リールはダイワのページにあるような酷い状態だったんじゃないかと思います。

 

仕方なしに、「オーバーホールだけでドラグなおりませんか」と販売店に問い合わせてみたところ、なんと「部品交換なし」でちゃんとドラグが動く状態にしてくださいました。

 

しかし…。

 

たった数回の使用で、
再び引っかかるようになってしまいました

 

どうやら一度でもサビるとどうしようもないみたいですね。
こんなことなら一緒にドラグも「交換」してもらえばよかったなと、
後悔したものです…。

 

 

 

 

 

 

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そんなわけで今回は、カツオ終了とともに半年以上眠ることになるトローリングリールをメンテナンスに出します。

 

初めての方のために、
メンテナンスの流れを紹介しておきますね^^

 

 

 

 

メンテナンス、またはオーバーホールの流れ

 

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シマノでもダイワでも、
メーカーとは直接やり取りしない仕組みになっています。

販売店にもっていきます。

 

今回のリールは通販で購入しましたが、大丈夫^^

 

キャスティングでも上州屋でも、お使いのリールが販売店で扱っている商品なら、メンテナンスの受け付けはしてくれます。

 

不安なようでしたら、
あらかじめ販売店に電話で問い合わせてみるのが良いですね^^

 

キャスティング 店舗紹介 

上州屋 店舗紹介 

 

 

 

 

値段のコースを決める

 

シマノのメンテ料金はこちら
ダイワのメンテ料金はこちらです。

 

 

たとえば「シマノ」の「両軸リール」。

 

ドラグも見てくれる基本のBコース(3500円)が個人的には安心ですが、しかし上限は1万円と、なかなか考えさせられるお値段です

 

本当に1万円いってしまうようならかなりの痛手ですね

 

私の場合、おろしたてのリールなので、おそらく部品の交換は無いと思いますが、念のため、「5000円を超えるようなら連絡してほしい」とくぎを刺しておきます(笑)

 

しかしドラグは消耗品。

 

3年を過ぎたら、素直にドラグの部品交換と、
交換工賃を聞くかもしれません^^

 

 

 

 

オーバーホール後

 

連絡を受けて販売店にリールを取りに行ったら、自分が気になっていた部分が本当に直っているか、その場でじっくりチェックしましょう。

 

家に帰ってアレ?
なんて、シャレになりません^^

 

 

…おや?

ところで2013年12月5日現在、
ダイワの電動リールのオーバーホールがキャンペーンで2000円!?

これは安いですね、基本料金が半額です。

 

うーん、かなり魅力的ですが、
電動リールはシーズン中なので出そうか迷いますね…。
だから安いのかな…

 

 

 

 

青物デビューなら「イナダ」最高、脂ノリノリでしょ~!

 

12月に入り、だいぶ寒くなってきましたね^^
お出かけの際はぜひ、暖かい格好をしていってくださいね。

 

 

 

ところで、

 

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これは先日釣れたイナダなのですが、
まさかイナダにこれほど脂が乗っているとは、思いもよらず

 

 

 

 

 

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1か月前に釣れたワラサと「同等」の脂質ですね^^

 

 

 

 

 

…ちょっと昔の話になりますが…。

 

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10年前の葉山は多くの「イナダ船」でにぎわっていました。

 

美味しいイナダを求めて、右も左もイナダ船、
私の相模湾デビューはイナダですから、よく覚えているんです。

 

であるのに、
最近はイナダ専門船の数がだいぶ減ってしまいました。

 

… なぜでしょう?

 

イナダを美味しいと思う釣り人が
少なくなってしまったのでしょうか。

 

それとも、釣り人がレベルアップして「イナダの釣り味」では
満足できなくなってしまったのでしょうか?

 

もちろん、あれから10年ですから、レベルアップした当時の釣り人が「イナダ」ではなく「ワラサ」のパワーを求めるというのなら、わかります。

私にも覚えがあります^^;

 

しかし、新しく釣りをはじめた人はどうでしょう?

 

いきなりワラサ狙い?

チャレンジャーですね…。

 

釣り人が減っている?

それは悲しいですね…。

 

 

 

 

 

 

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はじめて青物を釣ったときの喜びは計り知れないものがあります。
イナダであれ、無理をすれば4号ハリスをちぎるパワーの持ち主です。

 

それでいてイナダは、はじめてでもたくさん釣れる可能性を持ったパワーファイターですから、充実度満点! 青物デビューするには格好の相手だと思うのは、私だけでしょうか?

 

ましてや、マダイやアマダイ、イシダイ等の外道として「イナダのお土産を確保」してくれる船なんて、最高すぎますね><!

 

…あ、

 

 

 

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小さくてもちょ~ジューシーな
カブト焼きは見逃したら大損です~^^

 

 

 

 

 

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ブリしゃぶならぬ「イナしゃぶ」も
温まって最高ですねぇ(*´д`*)ホクホク

 

ものすご~く脂がのっていますから、美味しく釣れちゃう
12月のイナダは、青物デビューには最高なんです^^

 

 

 

 

 

 

 

 

イナダばくばく真鯛で一発?!相模の潮を考える(2013/11/30)

 釣行データ
釣行日 2013/11/30(土)
船宿 五エム丸 / 午後真鯛
竿 ダイワ(Daiwa) ヘルバイパー 270(II)
リール ダイワ(Daiwa) レオブリッツ 270MM
仕掛け1 ハリス3~4号8メートル2本針、がまかつ一刀真鯛8号
仕掛け2 ハリス5号1本針
ビシとテンビン 夢の天秤    サニービシ80号
水温 17.6℃
葉山沖:うす濁り、ゆるい~早い  棚25-56m
パターン 中潮2日目  (干潮 8:36 満潮 14:26)
月輝面 11.0% 月齢26.6
北東、弱い
波高 0-0.5M
天候 晴れ
船の釣果 真鯛:0-1  イナダ:0-6
自己釣果(左舷ミヨシ) 真鯛:1 イナダ:5

 

東京湾で慣らした私は、てっきり潮の流れが「釣り座の優劣」を決めるとばかり思っていたのですが、相模では「潮の流れは関係ない」のだそうですね。

いや、関係なくはないでしょうけど、考えても仕方ないと、
真治船長は言います。

 

実際、船に乗ると、前で当たったり後ろで当たったりします。

 

潮の流れによっては「左右にかたよる」こともあるみたいですが、
胴の間でも釣れるのは公平感があっていいですね^^

 

さて、本日の潮は後ろです。
左舷ミヨシに座った私の運命やいかに!?

 

 

 

 

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56メートル立ちでの一投目、まず右ミヨシ2番目の竿がしなります。竿でタメ、いなしては巻きを繰り返し、早々に1.8㌔を上げたのは中乗りさん。上手いですね~^^

 

すぐに私の竿もしなります。良型真鯛の手ごたえを感じながら、慎重にやり取りしますが、これはビシを置いた瞬間に痛恨のフックアウト

 

 

 

 

 

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いずれも棚はハリス分プラス2メートル。
釣れる方はみなコマセの量は一つかみです。

 

直後、右ミヨシのT様が本日最大の2.8㌔を上げ、
午後一の活性はまずまずかと思いきや、その後は沈黙…。

 

ここで真治船長からのご提案。

「かめぎ根でイナダが釣れているみたいだから狙ってみよう!」

 

これは嬉しい、サービスタイムに突入です~^^

 

 

 

 

 

 

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もの凄い船団、五エム丸のカワハギ船もあったので、どうやらカワハギのポイントと入り混じっているようです。

 

指示棚は、ハリス分プラス3~5メートルと高めです。

 

イナダであれば短いハリスのほうが有利かと思いますが、真鯛攻略のカギとなる「長ハリス」でのコマセワークを少しでもつかみたいので、あえて8メートルで勝負です。

 

 

 

 

それにしても、

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これは釣りになるのか…?

と疑うほど潮がぶっ飛んでいました

 

振ったコマセがすぐに掃けてしまいそうです。ビシが着底したらすぐ巻き上げて、プラス5メートル付近でコマセを撒き、以降3メートルおきに大急ぎでコマセを振ってプラス4の棚にセット。

 

 

 

 

 

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潮が速いのでオマツリも仕方ないですね。
ラインブレイクやクッション切れもありました。

いまいち調子に乗れず、
しかし棚にセットすると同時にヒットの連続で、

 

 

 

 

 

 

 

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入れ食いを楽しむことができました~^^

 

1時間弱で計5本を釣ったところで、サービス終了(笑)
再び「真鯛狙い」の56メートル立ちへ…。

 

 

 

 

 

 

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夕まずめと頃合いは良さそうですが、
なかなか「当たり」が訪れません。

 

餌取りもなく、活性もないとなれば、コマセワークの内容やタイミング、テンポを変えて「食わせる」しかありません。

サメを釣っている方が多数おられましたが、
…それはおそらく、棚が低いのだと思います。

 

棚は2メートルと定めました。

 

食いが渋いのでハリスは3号です。

 

はたして着底後、すぐに4メートル上げ、ハリスを潮になじませながら少しだけコマセを出すイメージで、10秒待ち、そこから2メートルごとにコマセを振ってプラス2の棚にセット。

 

待つこと20秒、スポーンと竿が入ってやり取り開始!

 

ドラグを緩めて鋭い突っ込みをいなします。細ハリスなので無理はできませんが、ハリスの信頼度が高いので強気にウィンチ!

 

 

 

 

 

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やった~^^

しばらくぶりの2㌔台、これは嬉しいです。

 

もしかすると、
ハリスの柔らかさが食い渋りに効いたのかもしれませんね^^

 

 

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ロッドからリールが外れない事件

 

外れない…。

どうしよう本当に外れない…

 

 

 

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リールをメンテナンスに出そうと思い、何気なくリールシートを押さえて力を込めた瞬間、事件発生

うんともすんとも言いません

 

 

 

 

 

 

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仕方がないので、先にロッドクランプを外しました。

 

 

 

 

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釣行後には毎回ぬるま湯で洗っていたのですが、
たったの3か月半でけっこう錆びるものですね。

 

 

こんなときには「浸透潤滑剤」ですヽ(`Д´)ノ

 

 

 

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ワコーズのラスぺネが良いと言いますが、家にはありませんでしたので、「クレ5-56」を直接、錆びている部分に吹きかけました。

 

少し時間をおいて、
取れなければまた吹いてを繰り返し…。

 

ネジのほうはなんとか外れましたが、
リールシートのほうは相変わらず微動だにしません。

 

無理やりやっても傷つくだけですから、
少し時間を置いたほうが良さそうですね。

 

結局、この日は「クレ5-56」をさらに数回吹いて、諦めました。

 

 

 

 

 

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翌日のチャレンジもむなしく…。

リールシートの傷ついた部分が塩分で錆びて、
固着してしまったようです…。

 

 

…お?

 

 

 

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我が家にはラバーハンマーがあったことを思い出しました。

「安全性抜群」と書かれています。
これなら何も傷つけずに力を加えられそうです^^

 

「クレ5-56」はだいぶ浸透しているはずですから、
手では取れなくても、

 

 

 

 

 

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クッションを下敷きに、リールシートを軽く、コン…!

 

 

 

 

 

 

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外れました!!

逆側のリールシートも固着していたので、同じ要領で外します。

 

 

 

 

 

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メッキがはがれた部分で固着していたようです。

ゼリーみたいなのは「塩」ですね…。

 

よかった~!
今回は本当に焦りましたョ~

 

 

 

考察2013:オキアミの加工(まとめ)

 

オキアミの加工を試しはじめてはや1か月半…。

 

釣行を重ね…

 

DSCN4632b食いの渋いカツオ…

DSCN5038b目の良い真鯛…

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ワラサ…

マメジ…

 

 

 

 

 

 

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キメジと…

 

 

 

 

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それなりの実感を得られましたので、
2013年度版としてオキアミの加工法をまとめました^^

 

 

個人的なオキアミの「加工目的」はただ1つ。

 

「適度に身を硬くして針もちを良くする」

 

これだけなのですが、しかし針持ちを良くするために加工すれば当然
味が変わってしまうので、

 

「美味しさUPで魚が餌を吐き出さない」

つまり「食い込み、針掛かりが良い」

 

ということが、釣行時にもっとも気にしていた加工のテーマでした。

 

 

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オキアミの加工とは直接、関係ないかもしれませんが、
とくにキハダ、真鯛の食い込みが良かったのでアリかなと思っています。

 

 

 

 

 

 

レシピ

 

 

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オキアミは傷みやすいので、
加工はいつも前夜に行っています。

 

※以下、分量は「刺魔王1個」に対する記載です。

 

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50ccの「みりん」に「カツオダシ」と「塩」を
それぞれ大さじ2/3ずつ入れ、火にかけます。

 

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火にかける理由は2つ、「みりんのアルコールを飛ばす」こと、
「カツオだしをみりんに溶かす」ことです。

 

 

 

 

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箸でかき混ぜます。カツオダシが完全には混ざりませんが、

 

 

 

 

 

 

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1時間ほど「みりん液」を冷ましたら、
タッパに移した「刺魔王」にとろ~り。

 

 

 

 

 

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次いで、
原材料が「果糖ブドウ糖液糖」のシロップを130g(11g x 12個)と、

 

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※シロップの原材料は必ずしも 「果糖ブドウ糖液糖」ではない点に注意です。

 

 

 

 

 

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シロップと同量の「ハチミツ」を入れます。
特にかきまぜる必要はありません。

 

 

 

 

 

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夏季であれば、ギリギリまで冷蔵庫で保存。
冬季であれば、そのままクーラーBOXに入れ、車の中へ…。

 

 

 

 

 

 

 

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車に揺られて? 朝にはちゃんと混ざってます^^

 

 

 

 

 

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味は、けっこう「カツオダシ」です。

「カツオダシ」は魚が好むアミノ酸を多く含んでいますから、
これがポイントかもしれませんね^^

 

 

 

なお、

 

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真鯛は本当に目が良いと思うので、オキアミの選別はとくに「ヒゲ」がちゃんと2本あり、「目」がしわしわしていない固体を選ぶようにしています。

 

 

 

 

 

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そのため、真鯛用の付け餌は船宿で購入し、選別した固体のみ
その場で加工液に漬けています。大きさはL、または2Lくらいを選別。
30分ほどで出来上がりです^^

 

※追記:真鯛狙いでは柔らかめがいいかもしれません。加工液に入れる塩の分量で調整できますが、硬くなりすぎるようなら現地で海水を混ぜて調整できます。

 

 

 

 

 

究極の「食い渋り対策!?」2013年カツオファイナル!(2013/11/23)

 釣行データ
釣行日 2013/11/23(土)
船宿 五エム丸
竿 ダイワ(Daiwa) GOUIN BULL HH-220
リール シマノ(SHIMANO) ティアグラ30A
仕掛け ハリス18号4.5メートル、インターフック15号
ビシとテンビン チドリ式天秤305式 KD型   青物バスター80号
水温 18 度
澄み  ゆるい  棚30-50m
パターン 中潮4日目  (満潮 8:58 満潮 14:16)
月輝面 -74.6% 月齢19.6
北東、弱い
波高 0-0.5M
天候 晴れ
船の釣果 カツオ:0-1
自己釣果(左舷胴の間) カツオ:1  シイラ:1

 

昨日の釣果はヒラソウダにカツオマメジキハダのヒットもありと、本年度をまとめあげたような総決算!

 

いよいよカツオ2013ファイナルバトル、
クルージングスタートですっヾ(`Д´)ノ

 

 

 

 

 

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最近の命題は「食い渋り対策」です。

先週まではハリス12号が標準でしたが、Y達人の仕掛けは本日も進化、
ハリス「10号」って、そりゃ細すぎやしませんか^^

 

 

 

 

 

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そもそもハリスを細くするには理由があります。
「太ハリスは食わないから」ですが、高志船長いわく、

 

「カツオにスピードがある8月の爆釣期は
カツオがエサを良く見ずに食うんじゃないかな」

 

だから太ハリスでも食うのですね…?

 

「だけど船を流して釣るような今時期は
カツオのスピードがゆっくりだからね」

 

ゆっくり泳ぐ、つまりカツオはオキアミを良く見て
食っているということですね…? なるほど…。

では、どうしてカツオのスピードはゆっくりなのでしょうか。

 

「カツオのお腹がいっぱいで動けないんじゃないかな」

 

…。

 

お腹が苦しくてヨロヨロしているカツオを想像するとなんだか笑えますがw しかしお腹がいっぱいのカツオはオキアミを食ってくれるのでしょうか

 

「どうかな~。シブいよね

 

…。

 

というわけで、せめてもの細ハリス。

 

さらにY達人に至っては、
「イワシに食うカツオ対策」まで用意していたのだから驚きです。

 

 

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「えっ? この竿は…」

「…真鯛竿w」

 

カッタクリ等で使用されるハゲ皮の「バケ」を仕掛けに電動シャクリでルアー効果を狙うのだそうで、私から見ればかなり「新鮮」かつ「リスキー」なプロ仕様…。

 

「竿、折れませんかね」

「…わかんない

 

 

電動リールはシマノのフォースマスター2000MKです。
これも真鯛用だそうで、

 

「キハダ、巻けますかね」

「手で手繰るよ^^」

 

このあたりがやはり達人ですね!

 

 

 

 

 

クルージングはしばらく続き、
1投目は9時過ぎとなりました。

 

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ソナーを見て「シイラかな」と達人は言います。
魚の棚を見て判断しているようですが、

 

 

 

 

 

 

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はたして流すたびルアーの方が連続でヒットさせているのを確認するや否や、さっそく「電動シャクリ」に変更でY達人、シイラゲット!

 

 

「ごまプリン、シイラいる?」

「いります~」

 

 

オキアミにはノーヒット
来年はエビングでも用意しようかな…

 

 

 

 

 

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一日を通してイワシの群れは多かったのですが、いかんせん棚が深く、こういったときのカツオはまず浮いてきてくれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

12時を過ぎた流しでは、

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うおっ、でっけぇのがイワシの群れにダイブ!

 

マグロか!?
と思ったら、なんとサメ

 

何度もイワシをかっくらいながら飛沫をあげています。
このようなナブラを「サメ付き」というそうですね。ルアーには状況が良いようですが、サメはいないほうがいいです~

しっ、しっ!

 

 

 

 

 

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さて、私の「食い渋り対策」はオキアミ1匹による「丸掛け」です。

 

「丸掛け」の利点は「吸い込みの良さ」が本来ですが、カツオが「良く見ている」なら「怪しくない1匹掛け」はどうだろう、ということで、ハリスは前回から通しているキハダキラーナイロン18号にかけました^^

 

そして最大の「食い渋り対策」は、

 

「あ、棚、落としてみて、50メートル」

 

キター! 船長の「声色」です。これを最大のチャンスと思ってコマセを詰替えた人が何人いるでしょう。

 

 

 

 

 

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小ぶりながら貴重な一本をゲット~^^

おそらく、コマセワークとかは関係ないかと。
コマセを出した人に当たったかと思います。

 

 

 

その後、シイラもお土産にと、
仕掛けをゆっくり巻き上げてみたところ…?

 

 

 

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美味しそうなサイズをゲット~^^

 

 

 

 

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シイラはみな捨てちゃいますが、本当に美味しいですよ^^
塩コショウして小麦粉をまぶし、バターで焼いて醤油をたらすだけです。

 

 

 

 

 

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その後もナブラはあったのですが、誰にも当たらず…

 

「ダメだ~。今日はあきらめよう!」

 

と船長が言ったのは、午後3時ですから、
本当にお疲れ様でございます^^;

 

 

 

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夏から続いたカツオの釣行も本日で終了です!

 

カツオ・キハダファンの皆様、ご声援ありがとうございました!

また来年、お会いしましょ~^^

 

 

 

プチ・キハダ解体記 ~保存と食味の記録~

 

キメジ?
…キハダ?

 

10㌔のレギュラーサイズとはいえ…

 

 

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…台所にのせれば立派なマグロ~^^

 

食べるのには1週間かかりそうですね。

釣れちゃった暁には、しっかり「保存」して
長く楽しみたいですね~^^

 

今回は、「水氷」に浸かったクーラーBOXのなかで一晩「放置」し、
翌日に解体を行いました。

 

 

 

 

 

解体

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はたして…

 

 

 

 

 

 


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15センチの「出刃包丁」で…

 

 

 

 

 

 

 

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無事解体しきれるのでしょうか…

 

 

 

 

 

 

 

 

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ここまでは問題ないですね^^

 

 

 

 

 

 

 

…というか、

 

 

 

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「ペンギン」に見えますね…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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問題はここです
なんとしても「カブト焼き」は食べたいです。

 

手が滑ると危ないですから、「布巾」を当てて作業します。

格闘すること10分…

 

 

 

 

 

 

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なんとか半分に割ることができました^^

 

ただ、頭を断ち切るのは相当な労力です
これ以上の大きさなら冷凍包丁を試してみたいところ

 

 

続きまして、ガスコンロに入れるため、
もう少しだけ分解することにします。

 

エラに沿って包丁を入れると、簡単に「カマ」がとれます。

 

 

 

 

 

 

 

 

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ヒレは料理バサミでチョキ チョキ…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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身のない不要な部分をカットします。

体高を落とすために、
「延髄の部分」を包丁でくり抜きました。

 

また、「アゴ周辺のゼラチン質」は大変に美味しいので、
「舌」と「アゴ」の間に包丁を入れ、アゴを残してカットします。

 

 

 

 

 

 

 

 

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でけた~^^

 

 

 

 

 

 

 

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焼けば「脂の泉」であります…。

 

 

 

 

 

 

 

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ハラモも…。

 

 

 

 

 

 

 

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ご飯3杯コース…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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運よく胃袋も空っぽ!

 

 

 

 

 

 

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分厚い胃袋は
コリコリで本当に美味しいですね^^

 

 

 

 

 

 

 

 

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ぎゃ~

失敗じゃ~(ノ><)ノ

 

でも酸化しないようパッパと捌いちゃいます^^

 

 

 

 

 

 

 

 

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中落ちは血合いを避けながら
スプーンで掻きだしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

保存

 

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今回は、

「赤身(背身)」「中トロ(腹身)」と切り分け、
さらに「上」「下」「大トロ」と、
計10個のブロックを作りました。

 

血合いは「腐敗」につながりやすいですから、
可能な限り取り除いたほうが良さそうです。

 

 

 

 

 

 

 

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キッチンペーパーで身を包み、できるだけ空気を抜きながら、
ジップロック等で密封しました。

 

4~5日で食べれそうなブロックのみ冷蔵庫
それ以外はレマコムの冷凍ストッカーで急速冷凍です。

 

はたしてお刺身の具合は、5日間でどのように
変化していくのでしょうか^^

 

 

 

 

 

 

捌いた日(2日目)

 

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この日はお寿司で食べました。
部位は「中トロ」です。

 

歯ごたえを感じながらも、
程よく「しっとり」として…

 

なんて美味しいんでしょう…

 

 

 

 

 

 

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驚いたのは中落ちです。
想像を超える脂の多さにびっくり…

 

 

「寝かせる」ことで、
本当にこれ以上美味しくなるのでしょうか??

 

 



 

 

 

3日目

 

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部位は「大トロ」です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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正直、ここまでとは…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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こちらは「中トロ」の「下」です。

 

明らかに「色つや」が増し、
味も一段と「濃く」なりました。

 

 

 



 

 

 

 

4日目

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この日にはじめて、

 

 

 

 

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悪くなっている部分がありました。
赤みは水分が出やすいのかもしれません。

血の部分から腐敗していますね…。

 

やっぱりキッチンペーパーは
毎日取り替えないとダメなんでしょうかねぇ

 

もっとも、
悪くなっているのはほんの一部です。

 

切り捨ててしまえば、

 

 

 

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「赤身」の「上」

 

深い色…。

 

濃い味わい…。

 

赤身でありながら、
その食感は溶ける「霜降り」のようです…。

 

(人´∀`).☆.。.:*・°

 

 

 

 

 

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「漬け丼」も試しました。
トロッとした食感がまたいいですね…。

 

 

 

 

 

 

 

5日目

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「中トロ」の「上」。

 

 

4日目と5日目はほぼ同等の「食味」でしたので、
10㌔サイズの熟成は4日くらいかと思います。(冷蔵庫0~5℃)

 

これでもかと、毎日、
贅を尽くしておりますが

 

それでも「飽きない」のがマグロの魅惑…。

 

また釣りたいですね~

 

 

 

 

 

 

…あ、

 

 

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これは「カツオ」です^^

 

今時期のハラミはトロですねぇ。

 

だもんで、
他の釣りものをさしおいても、カツオ船が終わるまでは
なかなかやめられないんですよね~^^;

 

 

 

 

真鯛の仕掛け選び

 

東京湾・相模湾の真鯛であれば、
細すぎず、太過ぎない3号ハリスが最初はおすすめです。

良型がでるような日並みなら4号でカバーしましょう。

 

 

 

ところで、真鯛の口のなかに
指を突っ込んだことありますか?

 

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噛まれます。

かな~り痛いです

 

甲殻類を割って食べるくらいですから当然ですね^^;

真鯛に針を飲み込まれると、ハリスが歯に「こすれて」切れることがあります。ですからハリスは、「こすれに強い」ものを選ぶのにこしたことはありません。

 

ただ、どんなに「こすれに強い」ハリスでも、やっぱり「細」ハリスですから、1度釣って傷ついたハリスは都度、チェックし、船の上でも結びなおせるようにしておきたいですね^^

 

 

 

 

 

 

 

 

ジョイナー船ハリス (リンクはメーカーページ)

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現在は「ジョイナー船ハリス」をメインで使用しています。

 

これは一押しですね~^^それほど高価ではないのに質感がいいです。硬すぎず、それでいて結びやすく、個人的にはやはり「見えない」ハリスという効能がとても気に入っています(笑)

 

 

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先日のワラサ4.5㌔も「ジョイナー」の4号です^^

 

 

 

 

しかし、
なかには「船」ハリスそのものを「弱い」と敬遠する方もおられますね。

そんな方にはシーガーがおすすめです。

 

 

 

 

シーガー

ハリスの原料からして自社で開発している唯一の会社だそうですね。こだわりがあるメーカーは大好きです^^

商品の「品質表示」がしっかりしており、何を重視したハリスなのかが非常にわかりやすいので、一度メーカーのページを覗いてみると良いでしょう。

 

 

基本となる「シーガー船ハリス」はもとより、
真鯛で究極のハリスを試すなら…

 

 

 

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シーガー・リアルFXもしくは
シーガー・FXR船」。

 

フロロカーボンの強さはそのままに「やわらかさ」があります。ちょっと高価ですが、食い渋り対策の一つとして、覚えておいて損はないハリスかと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 針

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個人的な一押しは「がまかつ」の「一刀真鯛7~8号」です。
とても軽く、吸い込みも抜群ですから、

 

 

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7号であれば
こんなお子様まで掛かることも

 

細軸なので、食い渋り対策として最高ですが、大物には針を伸ばされてしまうかもしれません。そんなときは太軸の「真鯛王8号」に切り替えるか、迷いますね..。

 

 

 

なお、「ケン付真鯛」という針。

 

「ケン付」なので餌がズレないのが特徴ですが、個人的に注目したいのはそこではなく、同じ号数であれば針の強度は「真鯛王」より上という点です。

 

つまり同じ強度でもワンサイズ小さな針を使用できますから、大鯛の食い渋り用として、「吸い込み重視」の「7号」という選択も面白そうですね。

私はまだ使ったことがありませんが、
いずれ試そうかと思います^^

 

 

 

 

 

クッションゴム

 

クッションゴムは伸びてこそ効果を発揮するアイテムです。細いほうがいいです。あまり安いものはおすすめしません。2.5ミリという太さでありながら、おろしたての新品をワラサに切られたことがあります。

 

 

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商品によってかなり強さに差があることに注意です。

細くても強く、「伸び」のあるクッションを選ぶなら、やはり高価な「ロングライフクッション1.5ミリ1メートル」がおすすめですが、

 

 

 

 

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厳選ゴムヨリトリ真鯛」もおすすめです^^

 

ロングライフクッションに迫る強さを持ちながら、その価格はほぼ半値!
真鯛に最適なのは1.5ミリかと思いますが、私はビビリなので「同1.75ミリ」を使用しています

 

 

 

 

ジョイナー船ハリス3・4号

シーガー船ハリス3・4号

シーガー・リアルFX3・4号

シーガー・FXR船3・4号

 

一刀真鯛7・8号

真鯛王8号

ケン付真鯛7・8号

 

ロングライフクッション1.5ミリ1メートル

厳選ゴムヨリトリ真鯛 1.5~1.75ミリ1メートル

 

 

カツオ、ラストチャンス!!(2013/11/16)

 釣行データ
釣行日 2013/11/16(土)
船宿 五エム丸
竿 ダイワ(Daiwa) GOUIN BULL HH-220
リール シマノ(SHIMANO) ティアグラ30A
仕掛け1 ハリス18号4メートル、インターフック15号
仕掛け2 ハリス18号4.5メートル、インターフック14号
ビシとテンビン チドリ式天秤305式 KD型   青物バスター80号
プラスミキサー10号(今回は未使用)
水温 19 度
澄み  遅くはない  棚20-50m
パターン 大潮1日目  (干潮 9:21 満潮 15:09)
月輝面 +97.7% 月齢12.6
北東、ほどほど
波高 0.5-1M
天候 晴れ
船の釣果 カツオ:3-8 (1.5~5.8㌔)右舷大トモ
マメジ:2
ヒラソウダ:謎
自己釣果(右舷ミヨシ) カツオ:4  ヒラソウダ:1

 

「きのうは船、止まらなかったからね…」
と朝から不吉すぎる高志船長の発言…

 

やめて~、11月こそ

「裏」爆釣デーじゃないですかっヾ(`Д´)ノ

 

 

 

 

 

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最近釣れるカツオは

「イワシでお腹パンパン」

だそうですね。

 

「お腹が重くて浮いてこないんじゃないかな

とは高志船長。

 

なるほど…。

 

 

こうなったらカツオに浮いて」もらうしか
ありませんヾ(`Д´)ノ

 

 

 

 

 

 

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「船長、これは?」

「エサ」

 

 

 

 

 

 

 

 

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「これはカツオ!?」

「いや、エサ。…イワシ」

 

 

 

 

 

 

 

 


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「うおお~っ!船長、このなかにカツオいますかね!?」

「いないいない、エサエサ」

 

 

 

なかばクルージングを覚悟してソナーを楽しんでいると、

 

 

 

…!??

 

 

 

 

 

 

 

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思いのほか早く船が急停止!!

 

すごい!

おびただしい数のイワシの群れです!

 

 

 

 

 

 

 

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ソナーを確認するとカツオがうようよしています。

これは期待大!
ドキドキしながらの1投目はしかし、

 

…当たらず…

 

 

 

 

ここで船長からの新しい指令です。
イワシを「確保」するよう「ドデカい網」を渡されました。

 

 

イワシ確保作戦!?

 

 

ふむふむ、網を「垂直」に入れればいいのですね。
船長の「操船」にあわせてタイミングよくイワシをすくいます。

 

 

 

 

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うほ~^^

なんだか漁師になった気分です(笑)

だんだんコツがわかってきましたぞ^^

 

もう少し確保とのことで、
再チャレンジしたところ…。

 

 

 

 

 

 

 

 

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ぎえええええ!

 

張り切りすぎてイワシ団子炸裂!!

 

「くす玉」のように網が破れてしまい、
せっかくすくったイワシがすべて海のなかへ…。

 

「仕方ない、こればかりは経験だね^^;」

と船長

 

もも、申し訳ありません…
入れすぎちゃダメなんですね…

 

 

 

 

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ここで獲ったイワシくん、試しに「泳がせてみよう」と船長からの提案を受けまして、コマセを詰め変えたうえでイワシを「鼻がけ」にして、棚まで直行~^^

 

すると…?

 

 

 

 

 

 

 

 

おおっ、竿がはねた!

 

 

 

 

「え?食った?」

まず船長がびっくりします。

 

「…えっ?」

その様子に私が驚き

 

 

完全に実験だったようですが

 

 

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やった~!
1ヶ月ぶりにカツオが食べれますっヾ(*>▽<*)ノ

 

面白い釣り方ですね^^
しばらくアレコレ楽しみました。

1回はバラしてしまい…。

 

 

 

 

そうこうしている間に、

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右大トモの方が爆釣モード!?

 

餌を尋ねれば「オキアミ」ということで、

 

 

…え?

イワシじゃないんですか~

 

 

 

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少々、タイミングを逃しましたが
遅ればせながらも「オキアミ」でヒット!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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これは美味しそう~^^

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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本日は、数あるイワシの群れを転々としました。棚も、30メートル、20メートルと次第に上がって行き、カツオの活性も徐々にアップ^^

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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潮も、決して遅くはなく、みなさんのハリスは4~4.5メートルと長めです。コマセワークも、下から煽るとすぐカッ飛んでいくのか、ハリス半分くらい下から竿を振って、棚でセットすると、「当たり」がでました。

※追記:ナイロンハリスだからかもしれません。
一例としてください。

 

それに気づくのが少し遅かったかな…。

 

 

 

 

 

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そして細ハリス。

爆釣していた大トモの方は、
言うまでもありませんね、12号です^^

 

 

 

 

 

しかしですね。

本日、本当に爆釣していたのは…?

 

 

 

 

 

 
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まさかの船長!

 

超、本気モードで上げる上げる~^^

 

そこらじゅうにカツオを撒き散らしながら、
「操船」に「1本釣り」にと大忙しで、

 

 

 

 

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76LのクーラーBOXが、

 

 

 

 

 

 

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なんと満タン!!

 

 

 

 

 

 

 

 

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私のほうは、

「クーラーに入らないからあげるよ^^」

と本日仲良くしてくださったKおじ様から「マメジ」をありがたく
頂きまして、本日は終了です^^

 

 

 

 

 

 

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帰り道もそこらじゅうナブラだらけでしたよ^^

 

 

 

 

 

 

 

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船長、まだやるんすか~(*≧ 3≦)

 

いやはや、
こんな日もあるんですね!