真鯛とワラサのお刺身

 

秋も深まりお刺身もトロっトロ!

 

真鯛の場合、「メス」より「オス」のほうが美味しいと
言われています。

 

 

 

DSCN4799b

頭のこぶが張り出して男っぽければ「オス」、
逆に滑らかで綺麗な体色であれば「メス」だそうですね。

 

30センチ未満の小鯛は判別が難しいそうですが、
これは立派に「オス」?

いや、体色が綺麗なのでメスかな…。

 

 

 

 

DSCN4800b

これは「オス」?(うむむ…?)

 

 

 

 

 

 

 

DSCN4798b

これは「オス 」でしょう^^;
体色もやや黒っぽいですし

 

さらに「真鯛」の場合、
「メダイ」と違って1~2㌔くらいが美味しいと言われていますから、
今回はこの子↑を「お刺身」と「湯引き」にしようかと思います。

 

 

 

 

 

 

DSCN4811b

 

湯引きは超簡単。真鯛の「サク」に、

 

 

 

 

 

 

DSCN4817b

キッチンペーパーをかぶせ、上からたっぷり熱湯をかけるだけ^^

皮が丸まったら、流水にさらして熱をとります。

 

 

 

 

 

 

 

DSCN4818b

よく水気をふき取りましょう。

 

 

 

 

 

 

 

DSCN4827b

盛り付けて完成~^^

真鯛はもちもちの触感と、あま~い脂がたまりませんね!

 

「湯引き」は「モミジおろし」と「ポン酢」でさっぱりいただき、
お刺身はなんと言っても

 

 

 

 

 

DSCN4910b

あまくち醤油~!

真鯛やワラサのように身が甘い刺身にはぴったりですね!

 

 

 

 

 

 

DSCN4820b

2日目が最高でございました^^

 

 

 

 

 

 

DSCN4838b

ワラサも脂ノリノリでしたよ~。

背身の部分はそれほどでもありませんが、

 

 

 

 

 

DSCN4835b

腹身は舌の上でとけるかのようです^^

 

秋は釣りたい魚が多くて困りますね~

 

 

 

久々の真鯛船(2013/10/19)

 釣行データ
釣行日 2013/10/19(土)
船宿 五エム丸 / 午後真鯛
竿 ダイワ(Daiwa) ヘルバイパー 270(II)
リール ダイワ(Daiwa) レオブリッツ 270MM
仕掛け1 ハリス3号8メートル2本針、がまかつ一刀真鯛7号
仕掛け2 ハリス4号8メートル1~2本針、がまかつ一刀真鯛8号
ビシとテンビン 夢の天秤    サニービシ80号
水温 23.5 度
葉山沖:うす濁り、普通  棚40-60m
パターン 大潮2日目  (干潮 10:37 満潮 16:28)
月輝面 100% 月齢14.1
北東、ほどほど(風速7~5)
波高 1-1.5M
天候 曇りときどき雨
船の釣果 真鯛:0-3 ワラサ:0-2  
自己釣果(右舷ミヨシ2番目) 真鯛:3 ワラサ:2 ヒラソーダ:1

 

船宿に到着早々、

 

「マグロあきらめるんだ~。そっか~」

 

と若女将に言われ

 

 

 

 

 

 

 

え?? 

 

 

誤解です!
マグロやカツオをやめるなんてとんでもない!

 

悪天候のため週末はちょっと様子見でして
今回は真鯛船に乗ってきましたよ~。

 

 

 

 

DSCN4726b

実はわたし、正月以外の「真鯛船」に乗るのは実に9年ぶりです

はたして昔の腕が「現代の真鯛」に通用するのかどうか、
ちょいとばかり腕試しです^^;

 

 

 

 

 

 

DSCN4730b

五エム丸は下からの指示棚です。

 

底まで落としたら、軽く糸ふけをとって4メートル巻き、大きくしゃくりあげて、あとは2メートルごとに巻いてはしゃくりを繰り返し、下から10メートルの棚にセット。私の仕掛けは8メートルですから、通称「プラス2」と呼ぶ棚にセットです。

 

もちろん電動リールのカウンターなんて見ません。
マーカーで正確に合わせます。

 

 

 

 

DSCN4732b

潮はいい感じに濁っていました。

真鯛は「澄み潮」では渋いですからね、
ちょっぴり期待が高まります…

 

 

 

 

 

 

 

2投目、

DSCN4734b

さっそくコマセワーク中の「上針」にヒット~^^

 

私の仕掛けは2本針。「上針」は下から3メートルのところにつけています。まれに今回のようなヒットもありますが、本来の「上針」の役目は「餌取りの様子をうかがう」こと。

昔は底狙いだったので「上針」が重宝しましたが、
プラス2~3に食うようであれば「上針」は必要なさそうです。

 

小ぶりですがファーストヒットは嬉しいですね^^

 

 

 

 

 

 

 

DSCN4735b

そうそう、オキアミの頭だけ「スパッ」と取られるときは
だいたい小鯛の仕業です。

そんなときは、付け餌の尻尾を
大胆にカットするとヒット率があがりますよ^^

 

 

 

 

 

 

 

 

DSCN4739b

まさか本当に「姫」を拾うとは思いませんでしたが…
う~ん、無事海底に戻れただろうか…。

 

 

 

 

 

 

 

DSCN4742b

良型のヒラソウダも食ってきましたね。

 

 

 

 

 

 

 

DSCN4743

 

 

 

 

 

 

仕掛けの回収中にシイラにつかまることも
シイラの引きは楽しいのでついつい遊んでしまいます^^;

 

バター焼き美味しいかなぁ

 

 

 

 

 

 

 

 

ロッドキーパーに掛けた瞬間、竿が突っ込みます。

 

 

引きが鋭い!!
大鯛キター!!!!

 

三段引きだっ!!!

 

 

も~

大鯛に違いないと思って竿を立ててから5秒後…。

 

主導権を握る間もなく走られてしまい、
ゴリっと嫌な感触を残してハリス切れ、
根に引っかかったような気がします…。

 

 

 

真治船長には

 

マグロ?マグロ?

 

 

とからかわれ

「マグロじゃないでしょ~(笑)」

 

 

 

どうも大鯛の予感がするので、ここで意を決してハリス4号に変更です。
潮に濁りが入っているので多少、太くしても釣れるハズ…。

 

と思ったら、胴の間で2.5㌔の真鯛がヒット^^;
獲られたぁ~。

 

 

 

 

 

私のほうは、

DSCN4749b

「プラス3」にて今度は鈍くて大きな引き込み到来! 電動ウィンチで慎重にやりとりすること15分、釣れたのは4.5㌔のワラサでした^^

 

いや~、細ハリスは心臓に悪いですね

 

 

 

 

 

DSCN4772b

300円ぽっきりのフィッシングスケールも大活躍です^^)

 

 

 

 

 

 

 

DSCN4738b

そうそう、今回は徹底してコマセ5、6割としました。
真鯛は特に、コマセの入れすぎは釣れないんですよ^^

 

 

 

 

 

 

 

 

DSCN4751b

こちらも「プラス3」で、ジャスト4㌔。
ワラサはいろんな場所でヒットしてましたね。

 

 

 

 

 

 

 

DSCN4752b

↑危なかった…

この針は、「軽く」て「掛かりが良い」ので食い渋りには最高なんですが、獲物が大きいと簡単に曲げられてしまいます。

ワラサや大鯛狙いならやはり太軸の真鯛王がいいですね^^;

 

 

 

 

 

 

DSCN4755b

とはいえ、小鯛が釣れるときにはやっぱり細軸の針が基本になりますから、難しいもんです。コマセワーク中の下針に食いました。

 

 

 

 

 

 

 

DSCN4759b

そしてようやく、
良型の真鯛が「プラス2」付近でヒット^^

 

 

 

納竿のアナウンス直後にもワラサがヒットしましたが、
取り込みで走られてハリス切れです
(船長ごめんなさい~)

 

 

DSCN4763b

潮の良さに助けられ、
まずまずの腕試しとなりました^^

 

 

※船上で「みりん」漬けにした加工オキアミを使用し、良型真鯛を釣られいる方がおりました。照りも出てよいのだとか。久里浜で流行っているのだそうです。さっと漬けるぶんには良いのでしょうかね!

 

 

 

 

考察2013:K達人

 

2013年10月10日、私の隣で爆釣していたK達人

朝一の仕掛けはハリス16号3~4.5メートル、マグロに切り替えてからはハリス22号6メートルと、状況に応じて仕掛けを変えてはいたものの、

 

 

 

DSCN4195

餌のつけ方も私と全く同じで、

 

針もインターフックの15号をメインに、ところによりジャイアンとキハダ16号を使用と、特筆すべきことは何もなく…。

 

 

 

 

 

 

DSCN4627c

ならばなぜ、こうも釣果が違うのでしょうか

 

 

あまりにヒットを連発していたので、私との違いがコマセワークであると気づくまでにずいぶん時間がかかってしまいました

 

 

 

K達人のコマセワーク

 

棚50メートル、ハリス3(6)メートルとした場合

 

  1. 55(60)メートルまで仕掛けを落とす。
  2. 仕掛けが落ちたら間髪を入れず、だいたい3回に分けて棚50(52)メートルまで流れるようにコマセを撒く。
  3. リールを巻きすぎた場合は、だいたい50(52)メートルになるよう道糸を出して調整する。

 

K達人はとても感覚的な方です。毎回微妙に棚が違います。まずセオリー通りではありません。

しかし、ひとたびコマセワークを終えればヒット連発、
何かあるはずなんです。

 

せっかくなので、
私なりにK達人のコマセワークを分析してみましたよっヾ(`Д´)ノ

 

 

 

分析

 

1・より下からコマセを撒くことで糸ふけが取れやすい。
>棚ボケ防止効果

 

2・ビシの中身が減るほどコマセがよく出るというビシの特性により、棚下のほうではコマセ薄く、狙った棚では最大のコマセ量を撒き、より魚の食い気をあおるようなコマセのグラデーションを作っていたのではないか。

 

3・付け餌を「縦に広く」動かすことによるアクションバイト効果。

 

 

も~完全な妄想ですが

 

「棚でコマセを撒く」という既成概念をくつがえすK達人のコマセワークは、考えれば考えるほど「独自の棚」を作っていたように思えてなりません。

 

 

もし、私に失敗があるとするならば…。

それは「コマセの詰めすぎ」です。

 

 

 

DSCN4582b

ここ最近、水深が深くなってから、どうもコマセを詰めすぎていたように感じます。仕掛けを回収したときにコマセが残っていないからといって、コマセワーク中にしっかりコマセが撒けているかといえば、話が別です。コマセは、仕掛けの回収中にほとんど出てしまいますからね。(←自分に言ってます)

 

実のところ、昨年私が爆釣したときのコマセ量は、
半分も入れてないかどうかでした。

 

ふむ、なんか見えてきたような気がします…。
次回、試しますよ、K達人のコマセワーク…。
そしてコマセは詰めすぎない…と。

 

 

いや~、最近「課題」が多くて困るなぁ(笑)

 

 

 

 

お刺身対決! 【カツオVSヒラソウダ】

 

「ヒラソウダ」のほうが「カツオ」より脂がのっていて美味しい!??

 

なんと、「カツオ好き」にとっては聞き捨てならないこの情報!
はたして本当に「ヒラソウダ」のほうが美味しいのでしょうか?

 

というわけで今回は「お刺身対決」です><!

 

 

 

 

レギュレーションは熟成後

 

DSCN4662b

初日に食べてしまっては「脂の多いヒラソウダ」に軍配が上がるのは目に見えてますからね、

 

 

 

 

 

 

DSCN4718b

今回はやや低めの温度に設定して55時間、冷蔵庫で熟成しました。

 

 

 

 

 

 

 

55時間後…

 

DSCN4663b

まずはヒラソーダを

 

 

 

 

 

DSCN4664b

パカッ。

 

ニオイなく熟成成功です~^^
一度でも失敗したことがあるとドキドキします

 

 

 

 

 

 

DSCN4667b

まずは「脂」チェックです。

 

 

 

 

 

 

DSCN4668b

皮つきのまま軽く炙ってみます。

 

 

 

 

 

 

DSCN4670b   

うおおお、ジューシ~!

 

とても2㌔弱の魚とは思えませんね

 

 

 

 

 

 

DSCN4677b

次いで刺身盛り~^^

 

 

 

 

 

 


DSCN4679b

こ…

これは…。

 

喉を潤すようなこの脂質、
カツオであれば4㌔クラスに匹敵するんじゃないでしょうか…。

 

 

…こんな日に限ってビールが…ないorz

 

 

 

 

DSCN4681b

さて、気を取り直してお次はカツオくん。

 

 

 

 

 

 

DSCN4682b

パカッ。

 

うむっ、きれいに熟成できました^^

 

 

 

 

 

 


DSCN4684b

こちらもまずは皮つきのまま

 

 

 

 

 

 

DSCN4685b

炙ってみます。

 

 

 

 

 

 

DSCN4686b

あら…

 

やっぱり脂質ではヒラソウダに勝てませんね

 

しかし、最大で1メートルにもなるカツオに対してヒラソウダの最大は60センチですから、1.8㌔同士であれば大人と子供、脂のノリが違っても仕方ないのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

DSCN4692b

充分おいしそうではありますが…。

 

 

…。

 

…はっ!??

 

いやいや食べるまではわかりませんよっ! ヽ(`Д´)ノ

 

 

 

 

ジャッジΨ(☆w☆)Ψ

 

DSCN4678b

まずはヒラソーダから。

うむっ、見た目を裏切らないジューシーなお味です^^

2日間熟成させたにもかかわらず、歯ごたえがしっかりしていますね。
それでいて、良質な脂が口のなかでとろけます…。

 

うめぇ…( ̄∀ ̄)

 

 

 

…。

 

…おや?

 

ただ味は薄いですね…。

よく言えばとても上品ですが、
「ヒラソーダの味とは?」と聞かれたら、
どう答えていいのかわかりません。

 

意外とさらっとしています。

 

 

 

DSCN4694b

次いでカツオです。

 

おお…!!?

 

脂は少ないものの、熟成したおかげか? むしろ口どけ良く、
ヒラソウダより濃厚です。

 

美味い!!

 

これだよ~^^
やっぱりカツオは味がしっかりしていますね!

 

 

 

 

結論

 

どちらもうめがった~

これは好みでしょうか^^;

 

家族の判定は意外にもみなカツオでしたが、ただ、これが初日なら脂質の多いヒラソウダに軍配が上がったと思います。

 

 

ちなみに

DSCN4649b

ヒラソウダの血合いステーキも美味しかったですよ~。
ごま油とガーリックたっぷりで◎^^

 

 

 甲乙つけがたし!(≧∇≦)

 

いやいや、
今回は贅沢な対決をしてしまいました^^;

 

 

 

 

熟成と温度計

 

カツオの熟成にハマった1か月前。

 

今にして思えば、

「冷蔵庫に入れておけば勝手に熟成するでしょう

そう思っていた私の考えは非常~に甘かったです…。

 

 

そうなんです。

ご察しの通り…。

 

 

 

 

 

 

事件はおきました。

DSCN3884

 

さかのぼること9月9日、
9月7日に釣れた貴重なカツオちゃんが…

 

 

 

まさかの…

 

 

 

 

 

 

DSCN3884b

 

 

(゚◇゚)

 

 

 

 

 

(゚◇゚)

 

 

まさか「腐る」とは…。

 

…たったの2日で??

 

信じられず、もう一度ニオイをかんでみます。

 

 

 

…うっ。

 

もう一度かんでみます。

 

 

 

 

ε=ε=ε= 。・゚(゚ノT-T)ノ

 

 

食べることなくゴミ袋に入れたあの時の
罪悪感は今でも忘れません …。

 

 

冷蔵庫の温度設定は決して高くはなかったはずですが、
開け閉めの多い夏季では庫内の温度も一定ではなかったようです。

 

 

 

この一件以来、我が家の冷蔵庫によく頭をつっこむ娘には、

「おさかなが腐るから冷蔵庫の開けすぎはダメよ?」

と言って聞かせたことがあるのですが、

 

 

 

「えー、

カツオはもう飽きたから

いらないよ?」

 

と言い返され…

 

 

 

……..

 

 

 

DSCN4275b

こうなったら自己管理するしかありませんヽ(`Д´)ノ

 

 

 

 

 

この温度計

DSCN4371

直径約6センチと小型で、「吸盤式」なので場所をとらず、
また素材の伸縮によって温度を測定する「アナログ式」ですから、
電池もいらず経済的^^

 

 

 

 

さて、「熟成」に最適な温度は「0℃~5℃」と言われていますが、

DSCN4718b

あえて温度をやや低めに設定することで
「熟成期間」を伸ばすことも可能です。

 

「温度計」があるとやっぱり便利ですね^^

 

 

 

 

 

トコトコトコ…。

 

バタン!

 

「お父さんコレなに~?」 

 

「だーっ、冷蔵庫開けるな~

 

 

 

ヒラソウダのお刺身を当日により美味しく!

 

この時期に釣れるヒラソウダは型も良くて脂ノリノリ!

 

できれば当日に食べたいものですが、当日はどうしても脂が固く、じゅわっと広がる肉汁を堪能するには一工夫欲しいところ^^

 

そこで…

 

土佐づくり等でも活躍するガスバーナー
お皿の上からひと吹きしちゃいましょう!

 

 

 

DSCN4656b

表面で固まった脂がとろけ、
まるで肉汁をふりかけたようにジューシーになります。

 

 

皮つきのまま炙れば香ばしく、
料理の手間もはぶけて一石二鳥ですね^^

 

 

 

考察2013:潮の濁りを読む

 

相模湾は「北風に強く」、「南風に弱い」とよく言われますね。

 

でもこれ、単純に「北風」のほうが「波が立ちにくい」から「船が揺れにくい」というような、単純な解釈で終わらせたらもったいないです。

 

風向きからは、「潮の濁り」も読むことができます。

 

 

 

 

 

風向きと潮の濁り

 

DSCN4527b

 

※相模湾、東京湾の場合、その地形等の理由により

 

北風だと「波が立ちにくい」ので

潮が「澄みやすく、

 

南風だと「波が立ちやすい」ので

潮が「濁りやすいそうです。

 

 

船長曰く、さらに一日の中でも潮の濁りは変化するようですよ^^

とくに朝のうちは「澄み」やすく、夕方になるにつれ「濁り」やすいそうですから、朝の潮が「濁って」いたらその日は一日「濁っている」可能性が高いです。

 

 

この情報と、

 

 

カツオは「澄み潮」が好き。

マグロは「澄み潮」だと渋く、サメ率UP。

 

 

という情報を足すと、

 

「北風」=「澄み潮」=「カツオ・キメジ向き」

「南風」=「濁り潮」=「マグロ向き」

 

と言えそうです。

 

(釣り場によっては「潮の濁り」も多少、違うかと思います。大雑把な情報として捉えていただければ幸いです)

 

なお、風が「潮の濁り」に影響するまでの時間を考慮するなら、前日から当日の夜中の風を見るとよさそうですね。

 

 

潮の濁りに対する解釈は人それぞれですが、

 

澄み潮でマグロを狙うならハリス長めがよさそうだ」とか、

濁り潮なら紫外線スプレーが有効?」などなど、

 

仕掛けの選択には役立つかもしれません^^

 

 

 

 

(ソウダ)カツオの澄まし汁

 

 

「立派な型」であれば「カブト焼き」になるカツオ系の「おかしら」も、「小さい型」だと焼くにはちょっと微妙ですよね^^;

 

DSCN4633c

そんなときは「ダシ」にしちゃいましょう。

 

 

 

 

 

DSCN4640b

「腹身のアラ」や「脂ののった皮」と、

 

 

 

 

DSCN4638b

半分に割った「おかしら」

 

この「おかしら」がものすごく良い「ダシ」になります^^

 

ただ、カツオ系は一歩間違えると「」のせいで猛烈に「酸っぱく」なりますから、「エラ」や「血」は、きれいに取りのぞかないと食べて仰天!

 

「酸っぱ!!Σ(°Д°υ)」

 

「梅干し汁」でも飲んだかのようです。(笑)

 

 

「カブト」は「塩と酒」をふって軽く焼くと風味が増しますが、
面倒なときは水でじゃぶじゃぶ洗うだけでOK~^^

 

「脳みそ」が落ちないように洗ってくださいね^^

 

 

 

DSCN4641b

煮立ったお鍋(水1.5~2L)に、

「具材」

「しょうが片」

「塩」大さじ1/2(塩をふってカブトを焼いた場合は必要ありません)

を入れ、

 

 

 

DSCN4642b

強火で5分、
アクが出てきたら「弱火」にしてアクを取り除きます。

 

 

 

 

 

DSCN4646b

「醤油」

「酒」

みりん

をひと回しずつ入れ、10~20分ほど「弱火」でコトコト…。

 

「みりん」を入れると酸味がマイルドになりますよ^^
味が薄い場合は「塩」で調整すると良いです。

 

 

 

 

 

 

DSCN4653b

 

「濃厚な脂」には「ネギ」と「みつば」がよく合いますね。

幸せの味ですよ^^

 

 

 

 

 

カツオ復活!はマグロ低調?(2013/10/10)

 釣行データ
釣行日 2013/10/10(木)
船宿 五エム丸
竿 ダイワ(Daiwa) GOUIN BULL HH-220
リール シマノ(SHIMANO) ティアグラ30A
仕掛け1 ハリス18号4メートル、インターフック14号
仕掛け2 ハリス20号6メートル、インターフック15号
ビシとテンビン チドリ式天秤108式 MH型   青物バスター80号
プラスミキサー10号
水温 25 度
葉山沖:澄み、ゆるい  棚40-60m
パターン 中潮4日目  (満潮 08:54 干潮 14:07)
月輝面 +29.7% 月齢5.1
北東、弱い
波高 0-0.5M
天候 晴れ
船の釣果 キメジ:0-1  カツオ:0-4   ヒラソーダ:?-5(頭:右舷ミヨシ)
自己釣果(右舷ミヨシ2番目) カツオ:1   ヒラソーダ:3

そろそろ「マグロ」釣らないとこのブログも閑古鳥だっ
今日こそはリベンジとばかりに意気込んで出かけると

 

「今日はカツオを釣らせてあげるよ^^」

 

とは高志船長のお言葉…。

 

へ?

 

カツオが釣れる…?

 

 

 

 

 

そ…

 

katsu

 

それってカツオ確定ってことですか

船長!!

 

ううっ…。

 

長かった…。
もうカツオの味忘れちゃったよ…TT

 

 

脱・ボウズ!!

とうとう長い長いボウズの旅もこれにて終了です><!

 

 

 

 

 

 

DSCN3431c

 

 

あい、
また今度でいいです~

 

 

 

 

 

澄み潮

 

DSCN4603b

ここのところ、マグロがヒットしても「頭しか」上がってこないという状況が続いておりますが、これはもう「澄み潮」のせいと言っても良いかと思われます。

 

 

潮が澄んでいる。

>サメに丸見え。

>ヒットしても待ち伏せされてガブリ。

 

 

というパターンではないかと…^^;
それだけでなく、

 

 

潮が澄んでいる。

>ビシや仕掛けが丸見えでマグロがコマセに近づかない。

>食わないのでハリスを細く長くする。

>棚が下がるばかりでなかなか当たらない。

>なかなか当たらないので置き竿>「瞬殺」が多い。

>超ムズかしい

 

 

もちろん、そんな悪条件のなか釣られる達人もおりますが、
しかしマグロにとっての悪条件こそ「カツオ」にとっては好条件

 

 

 

 

本日は「澄み潮」です。

 

DSCN4569b

朝から小規模ながらもナブラの数多く、

 

 

 

 

DSCN4602b

鳥も「超必死」(笑)

イワシを食べるの久しぶりなんでしょうか^^;

 

 

 

 

DSCN4589

魚はいたるところで表層を跳ねまくっており、

 

 

 

 

DSCN4557b

「カツオ」と「ソウダカツオ」が表層を
「びゅんびゅん」およぐ姿を何度も確認しました^^

 

いやあ、凄いスピードで泳いでいるんですね!

まるで瞬間移動、
シャッターを連射しましたが全然写っておりません… 

 

 

 

 

DSCN4584b

そんな表層の魚を狙い、「散水」して
バタバタ上げている船も多く見られました。

 

 

 

 

DSCN4623b

対して、コマセの対象となる魚はやや深場です。

 

40~60メートルで上がった魚は、

 

 

 

DSCN4576b

ソウダガツオ。

 

 

 

 

 

DSCN4580b

…ソ…ソウダガツオ。

 

 

 

 

 

DSCN4585b

 

 

 

 

 

 

 

…ソ…。

 

 

…なして?

 

 

それがおかしいんです、K達人がとなりでビシバシ「4㌔オーバーのカツオ」を上げているというのに、私のところはソウダ祭り…

 

ただの運なのでしょうか…。

 

まあでも、 このヒラソウダ。
大きいので1.8㌔もありました^^

 

同サイズならカツオより味は上と言いますから、
もちろんお持ち帰りですよ~^^

 

 

 

そして…

 

 

 

 

DSCN4608b

 

よおおおおおおおおやく

釣れたよぉ~(TДT)

 

 

念願のカツオちゃん…。

 

水深60メートルでの単発ヒット、
型は小さかったですがも~全然、嬉しいです~^^

 

 

 

DSCN4622b

 

納竿間近になって「キメジ」のヒットがちらほらありました。

 

 

 

 

 

 

DSCN4627b

隣で絶えず「当たり」を出していたK達人の釣果は
本気で半端なかったですが、

(K達人は16号ハリススタート、「澄み潮」なら細ハリスおすすめです)

 

 

 

 

DSCN4632b

今回はこれにて終了です^^

 

バラシは計3回、
状況はまずまずだったと思います。

 

 

しかしまたまた勉強になってしまいました!

K達人から学んだことは多く、
いずれやります「K達人考察」ヾ(`Д´)ノ

 

 

 

 

そして、

DSCN4549b

今回のヒットで一安心の加工オキアミ、
もうちょっと私に腕があればちゃんと紹介できるのですが…

(今回はオキアミの解凍汁「1」に対し、はちみつとシロップを「4」、塩多め、カツオダシ少々)

 

 

 

 

 

DSCN4571b

シロップ多めにすると透明感が出ていい感じです^^

 

 

 

 

 

コマセは前回の教訓通り、

DSCN4556b

こだわりました^^

 

半分に割ったコマセを「ジップロック 大」に入れ、海水に直接触れないよう流水解凍し、「半解凍」したらクーラーBOXで保管です。

 

 

 

 

 

DSCN4593b

これでコマセも鮮度バッチリ^^

 

 

 

あとは…

「腕」だけでしょうか…

 

 

 

 

 

 

初のマグロ船で達人を見た日  (p_q)(2013/10/09)

 釣行データ
釣行日 2013/10/6(日)
船宿 五エム丸
竿 ダイワ(Daiwa) GOUIN BULL HH-220
リール シマノ(SHIMANO) ティアグラ30A
仕掛け ハリス20~26号1本針6メートル、ジャイアンとキハダ16号
ビシとテンビン チドリ式天秤108式 MH型   青物バスター80号
水温 25 度
葉山沖:澄み、ゆるい  棚60-80m
パターン 大潮4日目  (干潮11:44)
月輝面 +1.4% 月齢1.1
北東、ほどほど
波高 0.5-1M
天候 曇り/晴れ
船の釣果 キハダ:26㌔(右舷トモ2番)、28㌔(左舷トモ3番)  
自己釣果(左舷ミヨシ2番目) 0

 

ええっ?! 五エム丸がカツオ船終了!?

 

DSCN4458b

そ・ん・な…orz。

 

あまりのショックで、開店一番、

 

「カツオやめちゃったんですか(T-T;)」

とどうしようもないことを聞く私

 

 

真治船長いわく、カツオがイワシに夢中でコマセを食わなくなってしまったのだそうです。状況次第ではまたやるかもしれないということなので、復活を願わずにはいられません。

 

こればかりは自然が相手ですから仕方ありませんね…(ノTдT)

 

 

 

 

 

DSCN4465b

ということで、
今回はマグロ船です~^^

 

 

カツオが釣れるかもしれませんしね^^

 

DSCN4474b

と思っていたら、朝からでっかいカツオとヒラソーダを数名の方がゲット。

 

私は釣れませんでしたが…。

 

 

好調かと思いきや…?

 

DSCN4478b

クルージングしながらの流しで、
船中2回ほど「当たり」があったものの惜しくもハリス切れで…。
(※追記:私ではありません)

 

 

 

 

DSCN4496b

 状況が一変したのは午前11時過ぎです。

 

 

「あれ、当たんない?

誰に当たってもおかしくないんだけどな」

 

と船長が言い出します。

 

「すごいよ、マグロに囲まれちゃってるよ」

 

えええどんなどんな?

 

 

DSCN4493b

 

しかし、誰にもヒットせず、
そんな状況を見かねて船長が再度のアナウンス。

 

「他船で、ハリス4~5号で試したんだって。
そしたらマグロ、バンバン当たったってよ?」

 

ハリス4~5号って、
またまた船長、真鯛でもあるまいし(笑)

 

食い渋りにはハリスを細くせよ、ということですが、このアナウンスで、「本日仲良くさせていただいたミヨシのおじ様」は16号に変更し、私も26号から20号に落としました。

 

 

直後

DSCN4509b

右舷トモ2番目の方にヒット!

 

 

 

 

DSCN4517b

周囲の方のサポートもあり、サメに甘噛みされたものの
無事26㌔をゲット!

やっぱマグロはいいですねぇ^^

おめでとうございます!

 

 

しかしハリス24号と聞いて、
26号に戻す私

 

 

さて、このやり取りの際、

「マグロに囲まれてる

という状態を確認するために、わたくし船室にお邪魔して
ソナーを確認(笑)

 

DSCN4499b

すげげ~!

マグロが常に、船の周囲をぐるぐる回ってるじゃないですか!

 

ん??

船の周りをぐるぐる

 

ということは、どの席でヒットしても本当におかしくないんですね。
ワラサやカツオ等、青物のように釣り座はそこまで関係ない…?

 

 

このあとも、ときおりソナーを確認していましたが、
多い時でこの3倍、少なくとも10匹以上の大きなマグロが

 

 

DSCN4502b

常にウヨウヨしています^^;

 

その割りに食いが渋いですね…。

 

 

 

DSCN4527b

今日の潮は澄んでいましたから、
カツオだったら状況は悪くないはずですが…。

 

真鯛のように警戒心の高いマグロには
澄み潮はよくないのでしょうか。

だから細ハリス?

たしかに、
潮が濁っているときは太ハリスでも食うような…。

 

 

船長はほかにもこんなアナウンスをしていました。

 

「あれ?棚、下がっちゃったな。10メートル下げて~」

「あ、一人だけ棚10メートル下の人がいるよ~。コマセげちゃうとマグロが嫌がって一緒に下がっちゃうから、棚下がったら食わなくなるだけだからね。じゃあ、いいや85メートル。これ以上は落とさないでね」

 

なるほどメモメモ、
食い渋ったときのマグロはけっこう
チームワークが大事だぞと…。

 

 

 

そして

DSCN4473b

左舷トモ3番目の「I様の竿」が大きく揺れて「瞬殺」されたとき、
「本日仲良くしてくださったミヨシのおじ様」がこんなことを。

 

「Iさん今日も当たってるよ。すごいな~。あの人、
高志船長の船で4回連続でマグロ釣ってるんだよ」

 

「…」

 

よよ4回連続ゲット!?

 

(;゚ロ゚ノ)ノ

 

 

「ヒット」じゃなく「ゲット」です。

 

とんでもない発言、それを聞いてしまっては

観察するしかないじゃないですか…

 

(p_q)ジー

 

 

 

自分の竿そっちのけで見ていると、
すぐに気づいたのがハリスの長さ

 

「仕掛けをたぐっているときの動作」と「コマセをしゃくり上げる動作」を何回もガン見しましたが、間違いないです、最低でもハリス8メートル以上、いや9メートルはあるように思えます。(目測なのであしからずご了承ください)

 

つまり真鯛だと思えばいいわけですね^^

 

 

 

で、

DSCN4519b

I様の竿に再びヒット!

また!?

置き竿が大きく跳ねて「瞬殺」かと思いきや
道糸が滑り出し第一関門クリア!

凄ごごごご!!
数少ない当たりを2度も!?

 

このとき、「私の仕掛け」が6メートル、
「となりのおじ様の仕掛け」は7メートルでしたから、
これはどうもハリスの長さ以外に、

 

I様特有の秘密があるに違いない!

 

 

 

 

 

このとき私は


DSCN4519c

見逃しませんでした…。

 

 

 

 

I様のコマセが

DSCN4519d

午後2時だというのにまだ新品同様なのを…。

 

もはや真鯛釣りのような長ハリスでのマグロ釣り、
マグロの警戒心が「真鯛並み」に高いのは言うまでもありませんが、
これはマセの鮮度についても同様に違いありません><!

 

 

「長ハリス」x「コマセの鮮度」

 

あとは獲るのみ…!!

 

DSCN4518b

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかしこの日はどう考えても相手が悪く、
サメの数が多いこと多いこと! 1個体もかなりの大きさです

 

はたしてI様、サメゾーンを突破するために残り100メートルまではウィンチでやり取りし、マグロの体力を奪った後の電動MAXで道糸を手繰り、勝負に出ます。

 

船長も操船でカバー、ちょっとずつ船を流して
サメの数を減らそうという作戦で…。

 

 

 

 

 

とうとう

DSCN4521b

 

 

 

 



DSCN4522b

 

 

 

 

 

DSCN4523b

 

 

 

 

 

DSCN4525b

 

いやぁ、お見事!

誰もがサメにやられると思っていたでしょうけど、
完全体での28㌔、素晴らしい!

 

「強運」も必要そうですね^^;
ハリスは24号だそうです。

 

 

今回私はノーヒットでしたが、
いろいろ勉強になった1日でした^^