【マルイカ】柏崎達人にお会いした日【後編】(2017/05/14)

【マルイカ】柏崎達人にお会いした日【前篇】の続きです。

 

※以下、達人メモになりますが個人的な視点です。
ご了承ください。

 

達人のスッテ

kashiwazakisan6

達人はダイワのミラーや美咲のネオン、ブル等、まんべんなく配色しながら流しごとに様子を見て2、3個ずつバリバリ交換。

 

その交換がまた速いんだ^^;

 

「柏崎さんと言えばオリジナルスッテのイメージがあるんですけど、今日は使わないんですか?」

 

「最近はメーカーから小さいの出てるし、乗るから、作ってないね」

 

と言いつつも、無加工ではないスッテもあり、

 

sultute一番目を引いたのが美咲の「ネオン」。

 

「ネオン」の頭についているウィリーを剥がし、その頭部分にエアブラシを吹いたオリジナルカラー「ブルーヘッド」がマルイカの流しで炸裂していました。

 

「これはムギマル問わずけっこう乗るよ」

  

DSCN0081b

後日真似してみたスッテです。

 

と言っても達人がもっていた美咲「ネオン」はもはや廃版。写真はチビイカ5の「ケイムラ裸」にマッキ―でグラデーションをつけたものです。

 

 

DSCN0089b角度をつけると頭の色が全身に回りこみます。これ、チビトトの色変化にも似ていますね!

 

※カンナは0.5mmの7本立てに巻き直しています。

 

このブルーとピンクが、

 

2017530b5月30日はマルイカを直撃^^

 

 

DSCN0094bほか達人の真似をして「ネオン」や「ブル」のヘッドを剥がし、マッキ―で塗ったものも、ムギイカですけど良く乗りました。

 

 

DSCN0096b

NJ45ネオンツートンも一番手前のやつはけっこう乗りますねー。達人は使っていませんでしたけど^^;

 

 

DSCN0082b

達人は一番左の「イエローボディ・グリーンヘッド」をはじめのうち3つも入れていました。(達人のスッテは素体がチビイカ5ではありません)

 

「これにしか乗らないときもあるんだよね」

 

確かにわたしも2年前、浅場の濁り潮でこの話を耳にし、ダイワの37sグリーン泡ハダカに緑のウィリーを巻きつけた「イエローボディ・グリーンヘッド」にかなりの恩恵を受けた記憶があります。

 

この日は潮が合わなかったせいか乗っていませんでしたけど、
潮が合えば爆乗りカラー間違いなし^^

 

kashiwazakisan7

ダイワミラーが良いときは良いみたいですね!

 

達人がミラーで好調な流しではわたしも真似して、

 

mira-

ミラーでヒット^^

 

 

keimura2

「お、プラヅノだね」と達人。

 

 

maruika1

「またプラヅノ? こりゃ3つくらい入れるしかないか笑」

 

「でも不思議とプラヅノばっかりにすると乗りが悪くなるんだよなー」 

 

おっとそれ経験済みー^^; (リンクはyoutubeです)

 

達人は、自分のアタリスッテはもちろん周囲のアタリスッテも参考にしつつ、頻繁にスッテを入れ替えていました。

 

特に、群れの移動が速く、同じ群れを追うようなときは、同じスッテに乗ることが多いので、周囲のアタリスッテを参考にしない手はありませんよね^^

 

chibiebi

わたしがチビエビの黄色ばかりに乗ったときは、達人も即取り入れてヒットさせていましたし、

 

 

chibitoto

でもチビトトは真似してくれませんでした^^;

 

「それで釣ってる人はじめて見た」

 

「えー?!
このスッテだけで10連荘以上できたときありますよ笑」

 

どうやらチビトトは、カンナ幅より太いお腹が
非合理的との見解です^^;

 

 ムギイカの追い乗りは着底前の雰囲気を見る

gp2

着底前の触りは貴重な情報源。
多点掛けを狙えるかどうかの判断材料になります。 

 

たとえば海底から15㍍の棚でけっこうな触りがあったなら、そのイカにやる気があれば棚を下げてスッテを追ってくるので、着乗りの棚はおおむね10~15㍍と予測できます。 

 

このとき幹間1.2㍍で8本の仕掛けなら、全長約10㍍。
着乗りしたなら上のほうのスッテに乗ったと予測できます。

ならば下のほうのスッテに数を付けるべく、追い乗りを狙うべきですよね!

 

でも仕掛けの落下中にまったく触りがなかったり、触ってきたとしても、その棚がほぼ海底付近の場合、イカがつくのは下のほうだと予測できるので、追い乗りを狙うだけ無駄かもしれません。

 

だから達人は着底前の雰囲気を感じとって、「お、数付くかもよ」「コリコリ巻いたら付くかも」って雰囲気を教えてくれるんですけど、

 

前述した通りこの日の達人のオモリは80号。
60号のわたしとは着底に5秒近い差がありました。

 

5秒も差があるとその間にイカは移動し、とくにスルメ系は移動が速いので、少なからず着底前の雰囲気は変わってきます。

 

なのでその流しで達人が7杯掛けできたとしても、わたしは自分で着底前に感じた雰囲気通り、2杯しかつきませんでした^^;

 

つまり着底前の雰囲気は自分で感じとらないと正確な判断はできません。
ぜひ体得したいテクニックですね!

 

速潮は体向きを考慮

kashiwazakisan1この日は潮がそれなりに速く、ラインが外に出たり斜めに入ることが多かったのですが、そんな一流しでの会話です。 

 

「潮が外向くとアタリ消えるんだよなー」 

 

 「イカの芯から外れちゃうんですかねぇ」

 

「逆弦はもう2回目巻いてるよ」

 

「でもラインが内側に入り込んでも直結だとアタリ消えぎみじゃないですか? 以前速潮のとき直ブラで良い思いをしたことがありますけど、柏崎さんは直ブラ使わないんですか?」

 

「いや、直ブラはさぁ、なんていうの。プライドっていうかさー笑」 

 

 直結は速潮に弱いよねという話です。だから直結を使用する場合はせめてラインが斜めになりにくいよう「穂先を潮向きに合わせる」ということを達人も実践していました^^

 

 

マルイカの多点掛けについて

tatenkotsu「マルイカの多点掛けにコツってありますか?」

 

「アワセないで待つ」

 

「へ?」

 

「着底で穂先がブワブワするようなときは狙えるよね。最初のアタリで合わせないで、我慢して数秒待って、

 

tatennkotsu2

スゥ―っとゆっくり引いてみると、ズンズン乗って7杯掛かったことがあるよ」 

 

「そんな流し今年ありましたか?笑」

 

「今年はないねぇ笑

あとブワブワするようなときは、1杯掛けてから途中でゆーっくり巻くと、追い乗りしてくることがあるよ。でもそんなときはバンザイで掛かることが多いから、ゆっくり巻かないとバレちゃうけどね」

 

つまり直結は…

 

「即掛け」が基本ながらも…

 

「即掛け命」ではなく…

 

活性次第でタイミングを見計らって掛けるテクニックもあるってことですね…。

 

その後の釣行では、活性が低い流しでも、即掛けで掛からないようなときは、合わせのタイミングをズラして掛けられるようなシチュエーションもあったので…

 

いや奥が深いですっ!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

柏崎さん色々教えてくださって
本当にありがとうございました!!

 

またご一緒よろしくお願いいたします(๑>ᴗ<๑)

 

【マルイカ】柏崎達人にお会いした日【前篇】(2017/05/14)

行データ
釣行日 2017/5/14(日)
船宿 長三朗丸 / マルイカ船
竿

自作竿(2017年度版藤沢ブランク – 並継部分4.5㍉)

リール

shimano スティーレ100XGPE0.8号200m)

daiwa スパルタンRT TW 100XHPE0.8号200m)

オモリ タングステン50号 スカリー60号
ハリス  直結:ホンテロン + R18の直結び (感度良好硬調ハリス)
仕掛け図 仕掛け図  幹間1.2㍍ 直結8本
研ぎ器 カンナくん大成功です
竿休め チョイ置きキーパー
ツノマット ツノマット300
投入器 Daiwa イカヅノ投入器 6本 ピンク
水温 18.2℃
亀城根沖: 薄濁り 50~60m
パターン

中潮2日目  (満潮6:00 干潮 12:57) 

月輝面 90.7% 月齢 17.6
北 弱い
波高 0-0.5M
天候 曇り
船の釣果 ムギマル:1-66杯

自己釣果(右舷ミヨシ2番目)

ムギマル:   47杯(2番手)

DSCN6164b 

「あれが達人だよ」

 

2015年5月―――マルイカ初挑戦の日。

沖上がり直前に見た柏崎さんはまさに神でした。

 

DSCN6685bたった1流しでその日わたしが釣ったをひっくり返してしまうような超絶テクニックゼロテンション。

 

柏崎さんのゼロテンションは、2015年につり情報で紹介され、のちにメーカーを動かすほどの流行を作り、関東に広まりますが、

 

DSCN5985cこの日わたしはマルイカ初挑戦で
何が起きているのか理解できないまま

 

どうやって釣っているのだろう…(꒪⌓꒪)

 

凄い…(꒪⌓꒪)

 

いつか自分もあんなふうに釣れるようになるだろうか…(꒪⌓꒪)

 

…(꒪⌓꒪)ムリクネ?

 

DSCN6460b日を追うごとに憧れと尊敬の念は強くなり、

 

自分なりに穂先を作りはじめ、

 

hosaki4ようやく「水深」と「ゼロテンション」の負荷の関係に気づき、

 

 

DSCN0079b潮流の負荷をキャンセルすべく
水深10㍍毎に穂先のバランスを試すようになった2017年。

 

あれから2年です。 

 

少しは近づけたでしょうか…(꒪⌓꒪)

 

 

長三朗丸!!

DSCN0011bこの日は常宿「五エム丸」の「マルイカ船」が休船だったので急遽お世話になったのはお隣、あぶずり港の「長三朗丸」さん^^

 

五エム丸の常連6名で
こぞって行くことになりました。

 

 

mousouzoku

なんと。 

 

達人は「たいぞう丸」だけでなく「長三朗丸」にも乗るのですね。

 

 

mousouzoku3

えっ?!

 

達人の隣で釣りができる?!!

 

超絶テクニックが間近で見れる?!!

 

もしかしてお話できる?!!

 

こんなチャンス2度とないかも!!(*≧∀≦*)

 

前日だと言うのに心臓がバクバク鳴りはじめました。

 

眠れないよぉー(*≧∀≦*)

 

monmon3

眠れないよぉ…(꒪⌓꒪)

 

 

挑戦!!

kashiwazakisan1達人のテクニックをこんなにも間近で見れるなんて夢のようです。

 

youtubeに上がっている動画ではわからないニュアンスが
間近でみることで鮮明に感じ取ることができます。

 

右巻きリールを右で構え、左手親指でハンドルを操作してゼロテンションを保つという超高等テクニック。(リールはメーカーによって親指操作の邪魔になるスタードラグを切取り加工して使用しているとのことです)

 

竿の操作でゼロテンションをキープするわたしに比べ、達人のリール操作によるゼロテンションのキープは、フォルムが一定で無駄がなく、特にウネリがあるときのキープ力に差がハッキリと出ます。

 

 

kashiwazakisan2正確無比な音速タタキ…。

 

その所作にあっさり目を奪われ、

 

感動するとともに、

 

一挙手一動の洗練度
自分とはまるで違うと痛感し、

 

急に自信がなくなりました…

 

kashiwazakisan5どうすればあんなに速くタタけるのだろう…?

 

どうすればその所作を自ら開発し
身に着けることができるのだろう…?

 

そればかりはセンスが必要なこと。

  

 

gp1

自分ではそこそこ上手くなったつもりでも、

 

努力だけでは近づけない壁があります。

 

そんなセンスが自分には足りないと感じたとき、

 

大きなショックを受けたのでした…

 

 

zrohai気づいたら0-9杯の差がついていました。

 

 

 

ばっかもーん( ꒪ д꒪ ⊂彡☆))Д´)パチーン

 

差があること
なんて!!ヽ(`Д´;)ノ

 

最初からわかっていたことでしょう!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

自分のレベルを知りたいんでしょっ!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

 

喰らいつけ!!

kashiwazakisan3達人は中層に浮いたイカに対応すべくスッテ14本からスタートし、 思ったほど反応が高くないと見るやスッテ8本に減らしたり、14本に戻したり。

 

水深50㍍であるのにオモリはスカリー80号なのだからスッテ8本だと鬼速です。

  

確かにマルイカは良い流しで何連荘できるかが勝負と考えると落下速度が速いにこしたことはありません。

 

でもオモリ80号にマイクロ級が乗ったなら
さすがに「乗り感」が怪しくなる重さです。

 

そう思って80号を使用する理由を聞いてみると、

 

 

kashiwazakisan4「水深が深いからかったるいじゃん」

 

えっ…( ̄▽ ̄;) ソレダケ? 

 

「オモリ80号で乗ったかどうかわかりますか?」

 

「ちょっとでも差があれば掛けた瞬間わかるよ」

 

 

gp2もとい、スッテ8本にスカリー80号の組み合わせは鬼速です。

 

こちらがTG50号からスカリー60号に変更したところで、
達人の着底はこちらより5秒近く速いです。

 

なのでこちらが1回目のイカを掛けたときにはすでに、達人は2回目を投入。2回目に乗るような流しではどうしても差が出ます。

 

 

maruika1意外だったのはマルイカの流しでは健闘できたこと。

 

ムギでもマルでも、触ってくるのに掛けられない「チョッカイ系」の触りがしばしばあるけれど、そんな「チョッカイ系」のアタリは達人でも苦戦することがあるようです。

 

もしやオモリ80号だから掛け遅れているのかもしれず、
それは達人も自覚していました。

 

人間臭い神様です。

 

そう思うとちょっぴり安堵するのでした笑

 

DSCN0019bそして最後にムギイカの7点掛け炸裂で一気に引き離されて、
66対47杯で終了。

 

まあ、9-0からのスタートと考えると
健闘したかなと思います笑

 

色々と教わっちゃいましたけど…。

 

わたしがブログ書いてること知ってるのかしら…笑

 

柏崎さん本当にありがとうございました!!

 

気さくな方でめちゃくちゃいい人でしたー(๑>ᴗ<๑)

 

>>達人にお会いした日【後編】達人に教わったことメモに続く

 

 

ムギイカ追い乗りカックン釣法!! (2017/05/12)

釣行データ
釣行日 2017/5/12(金)
船宿 五エム丸 / マルイカ船
竿

自作竿(2017年度版藤沢ブランク – 並継部分4.5㍉)

リール

shimano スティーレ100XGPE0.8号200m)

daiwa スパルタンRT TW 100XHPE0.8号200m)

オモリ タングステン50号
ハリス  直結:ホンテロン + R18の直結び (感度良好硬調ハリス)
仕掛け図 仕掛け図  幹間1~1.2㍍ 直結8本
研ぎ器 カンナくん大成功です
竿休め チョイ置きキーパー
ツノマット スーパーツノマット400 ツノマット300
投入器 Daiwa イカヅノ投入器 6本 ピンク
水温 18.3℃
亀城根沖: 薄濁り 40~60m
パターン

大潮4日目  (干潮 11:42) 

月輝面 98.5% 月齢 15.6
北⇨南 弱い
波高 0-0.5M
天候 晴れ
船の釣果 ムギイカ主体:0-40杯

自己釣果(右舷ミヨシ)

ムギイカ主体:   40杯

DSCN6164bそりゃあマルイカのお刺身は最高さぁ(*≧∀≦*)

 

 

DSCN9933b

でもムギイカの丸干しも最高でしょー (๑>ᴗ<๑)

 

なんたってムギイカは小さいから
丸ごと食べられるしー(≧∇≦)

 

DSCN0008b

新鮮なキモの旨さは釣り人の特権ですよねー(*≧∀≦*)

 

丸焼きはもちろん…(꒪⌓꒪) 

 

チーズバターのホイル焼き
醤油とか…(꒪⌓꒪) 

 

 

イカリング…(꒪⌓꒪)

 

お酒のおともに

イカがで(*≧∀≦*)

 

 

 

ショウ…(꒪⌓꒪)

 

 

…。

 

DSCN0003bムギだらけ上等っ(σ≧▽≦)σ

 

 

ムギイカ追い乗りカックン釣法!!

mugiika-sumi以前ブログで「ムギイカは墨を吐かせたら勝ち」と書いたことがあります。

 

でもどうやってムギイカに
墨を吐かせれば良いのでしょうか?

 

「カクカク巻くといいらしい」

 

これはムギイカを追い乗りさせるための有効な手段として朝、船長から聞いたひとつの情報です。

 

リールをカクカク巻く…(꒪⌓꒪)?

 

もしや手釣りのように、仕掛けの動きに緩急をつけながらリーリングすれば良いという意味でしょうか…?

 

仕掛けの動きに緩急をつける…。

  

もしかして…

 

イカが墨を吐きやすいタイミングは、緩急のうち、

 

mugiika-sumi

 

「緩」?

 

イカは必ずと言っていいほど
バケツに落としたときに墨を吐きますね…。

 

緊張が解けたその一瞬に墨を吐く…。

 

その一瞬を…。

 

リーリングでどう表現するか( ✧Д✧)ピキン!!

 

この考察がどこまで当っているかはわかりませんけど、

 

レッツチャレンジ(*≧∀≦*)

 

中深場マルイカ~スッテ地獄と直ブラ攻略!?~(2017/04/24)

釣行データ
釣行日 2017/4/24(月)
船宿 五エム丸 / マルイカ船
竿

自作竿(2017年度版藤沢ブランク – 並継部分4.5㍉)

リール

shimano スティーレ100XGPE0.8号200m)

daiwa スパルタンRT TW 100XHPE0.8号200m)

オモリ タングステン50号
ハリス  直ブラ:ホンテロン (超絶・硬調ハリス)
直結:ホンテロン + R18の直結び (感度良好硬調ハリス)
仕掛け図 仕掛け図  幹間1~1.2㍍ 直結ブラ仕掛け
(直結3 + 回転ビーズ式直ブラ4 = 7本)
研ぎ器 カンナくん大成功です
竿休め チョイ置きキーパー
ツノマット スーパーツノマット400 ツノマット300
投入器 Daiwa イカヅノ投入器 6本 ピンク
水温 15.6℃
城ケ島沖: 薄濁り 60~70m
パターン

中潮2日目  (満潮 09:46 干潮15:52) 

月輝面 8.0% 月齢 27
南 弱い
波高 0-0.5M
天候 晴れ
船の釣果 マルイカ:1-47杯(次頭41杯。30杯以上の方も)

自己釣果(右舷ミヨシ)

マルイカ:   47杯(ムギ混じり)

DSCN6164bここ最近はなぜか月曜日と金曜日が好調というジンクスに誘われてやってきたのは 4月24日月曜日(*≧∀≦*)

 

 

DSCN9926bみな好調にスタートを切る中、

 

わたしには「お触り」すらなく

 

いきなり迷走からスタートしたものだから

 

ほんとスッテの選択は
何より重要
だと思い知った一日でした^^;

 

 

スッテ地獄

DSCN9844b

遡ること4月14日金曜日。

 

 

DSCN9885bこの日はチビトトのブルーケイムラミラー玉露ブルーイエローが個人的には好調な一日でした。

 

ほか、ヤマシタの新作「ピカピカ8㌢」が大人気で入手困難であるため、

 

 

DSCN9834b

その代用品として、デュエルの「ミラクル11㌢」を8㌢に詰めた自作版を試してみたところ、

 

まずまずの手応え。

 

 

kurione1

ムギ狙いだったんですけど上のほうに小型のマルイカが良く乗りました。

 

 

 

スッテプラヅノこの傾向は4月23日(日)も顕著で、

 

 

choltuketsu33

なぜか小型のマルイカが上のほうにつけた8㌢のプラヅノに乗り良く、

 

  

midleMaruikaそして直ブラにつけた5㌢のミラクルには中型のマルイカが良く乗りました。

 

ムギ狙いで試したはずのプラヅノが
マルイカに効く…(꒪⌓꒪)

 

 

DSCN9880bここでプラヅノに妙な手応えを感じてしまったものだから

 

 

DSCN9903b

4月24日月曜日もプラヅノ主体でスタートしたところ

 

全く触らなくて迷走しました^^;

 

スッテをとっかえひっかえ後半戦に入ってようやく落ち着いたのはチビトトのブルーイエロー。

 

と、ここで実験です。

 

アタリスッテは棚なのか色なのか 

choltuketsuよく、スッテは棚なのか色なのかが議題にのぼることがありますが、果たして真には棚なのでしょうか色なのでしょうか?

 

もし、色はあまり関係ないというのであれば、

 

たとえば上のほうで好調だったブルーイエローを下のほうにつけても乗らないことになります。

 

そこで試しにブルーイエローを交互に4つ連続で取りつけて、下のほうでも乗るかどうかテストしてみたところ、

 

 

chokuburaそれまでは触りの形跡すらなかった下のほうでも
ちょくちょく乗るようになりました♪

 

ただ、乗りが良かったのはやっぱり上のほうなので、結局は棚も色も重要ってことに落ち着きそうです^^;

 

同系色を並べると潮変わりで失敗することもあるので悩みますけど、

同じ群れを追いかけるような流しでは同系色のアタリスッテを並べるのも攻略の一手となるのかもしれませんね^^

 

 

直ブラのアワセタイミングは水深によって変わる?!

DSCN9919b

この日に限ってなぜか即アワセでは乗らないので、タイミングを遅らせたら乗るようになりました。

 

そんなときはだいたい直ブラに乗りました。

 

そして反射的にアワセて乗るようなときは、
だいたい直結でした。

 

思えばこの日の水深は60㍍前後。

 

一時期よりだいぶ浅くなりました。

 

そこから考察するに…

 

どうやら直ブラのアワセタイミングは水深によって変わるようなんです。

 

※以下ひとつの考察に過ぎませんがわかりやすく説明するため断定的に書きます。

 

おそらく直ブラは、直結と違い、上下左右に動くので、最初に触ったときのアタリではまだ乗っていません。触腕でスッテを引きつけて、乗るまでに、タイムラグがあります。わたしの竿だとチョン、という触りがあった後、モタレるようなアタリに変化したところが本アタリです。

 

だから直ブラだと、前アタリで合わせても乗らないことが多い…と言いたいところですけど、それはあくまでラインの伝達が速い浅場での話。

 

深場は、ラインの伝達が遅いため、最初に触ったときのアタリで即アワセしておけば、ちょうど乗ったときのタイミングと合うようなイメージです。

 

しかし浅場は、ラインの伝達が速いため、最初に触ったときのアタリではまだ乗っていないことが多いので、そこで即アワセしてしまうと、掛からないことがあります。この場合アワセのタイミングを遅らせる必要があります。

 

まとめますと、

  • 直ブラは深場で即アワセが利きやすい
  • 直結は浅場で即アワセが利きやすい
  • 直ブラは海の条件が悪いときもアワセが利きやすい
  • 直結は海の条件が良いときほど即アワセが利く

 

とまあ極端ですけど、このような考察が当てはまるかもしれません。 

 

そんな所感から、そろそろ直結オンリーに
しようかなと思い始めた60㍍前後の流しでした^^

 

 

…でもですね。

 

上記の感覚は使用している竿や勘どころにもよるので、人それぞれかと思います。

 

 

補足:人それぞれ

ゼロテン竿わたしの竿は水深や潮流によって最適なアタリが得られるよう毎週削っては模索しているような「自分の勘どころに合わせた」ゼロテン竿です。

 

ハッキリと言って名人級の方々の能力には遠く及ばないので竿をそのまま真似してもわたしには釣れないと思っています。

 

だから竿が柔らかければいいというものでもなく大事なのはバランスで、実際深場では穂先はやや固めに、それでいてスローテーパーに調整していました。

 

なので人によって、たとえば硬めの竿であれば、直結が有利であろう浅場でも、直ブラのタイミングが丁度良いと感じる方もいるはずです。

 

また一口に直ブラと言っても、動きやすい回転ビーズ式と、感度の良いチチワ式があり、スッテの動きはそれぞれ違いますから、一概に上記の通りではないかもしれません。

 

理屈的に、より浅場に向く直ブラは感度の良いチチワ式ですが、それも人の感覚によるかもしれません。

 

どんな名手でも、竿や仕掛けが変わったら、途端に迷走する可能性がありますので、あくまで上記内容は参考までに、自分の勘どころに合った竿と仕掛けを模索するのが、釣るための早道かもしれませんね^^

 

追記:

水深60㍍前後の「直ブラ」のアタリと「直結のアタリ」をそれぞれ確認していただける動画を作ってみました^^

 

改めて動画を確認してみると…

 

下のほうはアタリが小さいですねー^^;

 

下のほうにしか乗らないなら
スッテの数は少ないほうがアタリは明確…

 

スッテを1本減らすだけでもだいぶアタリの明確さに違いが出ると、今更ですが思ったのでした^^;

 

【DIY】サニービシの緩みを簡単修正!

DSCN9866b

Lサイズのサニービシと言えば、真鯛やワラサはもちろんカツオやマグロまで幅広く使用できる万能ビシですよねーっ(*≧∀≦*)

 

 

DSCN1166b

もちろんわたしもその愛用者で、

 

 

dscn8548b

毎年良い思いをさせてもらってますけど^^;

 

 

DSCN9887b

ときにマグロやサメの抵抗で想定外の負荷が掛かり、
ビシに不具合が生じることがあります。

 

なかでも起こりがちなのが、

 

DSCN9868c

「上窓のパーツが緩んでしまう」という現象

 

一旦、こうなってしまうと使用中に上窓が全開になったりして、「コマセ出過ぎたー」なんてガッカリしちゃうんだなー^^;

 

でも実はコレ。

 

新品を買い直す必要はありません。

 

簡単に修正できるんですo(-`д´- 。;)

 

 

DSCN9868b

 

  1. 「ネジ」を締め、
  2. 「リング」を下方向に圧着し、
  3. 「トップドラフトキャップ」を硬く締めなおす

 

プライヤーでぎゅーっと締める方向に廻してください^^

 

なんとこれだけで好みの硬さに修正可能です(σ≧▽≦)σ

 

さらに、

 

 

アクリサンデー 

DSCN9861b

アクリサンデーで固着すれば半永久的に緩みを解消できます^^

 

 

DSCN9865b

ネジを緩めてアクリサンデーを流しこむだけ^^

 

なおサニービシを構成するポリカーボネート樹脂は接着剤が効かない樹脂で有名で、アクリルサンデーが現在もっとも有効です。

 

以下、アクリサンデーの使用方法です。

 

DSCN9868d

アクリサンデーには注射器が付属していますので、

  

 

akurisande1

溶剤をちゅーっと吸います。 

 

 

akurisande2

揮発性の高い溶剤ですからフタはすぐ締めます。 

 

 

akurisande6アクリサンデーはビシを溶かして接着するので
垂れると困る部分はタオル等でマスキング
してから作業します。

 

※誤って回転パーツに溶剤が垂れると固着して使用不能になります。 

 

akurisande7アクリサンデーを流し込みます。

 

※一度流しこんだ溶剤は決して吸い込まないよう注意します。吸い込んでしまうと溶けた樹脂が逆流し注射器内で固着、注射器が使用不能になります。

 

約2分で硬化します。

 

 

akurisande8

注射器の溶剤はビンに戻します。 

 

溶剤はすぐに揮発するので注射器の水洗い等は不要です^^

 

 

おまけ

DSCN9862b

Lサイズのサニービシに限り、最新ロットでは、上記の修正が施された商品が店頭に並んでいます。

 

 

DSCN9864b

また軸にはワッシャが追加されました。

 

マグロの走りで軸が上方に飛びだして歪んだりしないよう、
対大物対策のパーツ強化でございます^^

 

 

えっ(^o^;) 

 

最新ロットの見分け方…?(^o^;) 

 

 

DSCN9867b

ここにアクリサンデーの層がありますね…。

 

 

いやー

 

DSCN9580b

8月のお祭りが待ち遠しいですねー σ(≧ε≦o)

 

 

深場マルイカ乗り感考察!硬調ハリスはポリエステル?

DSCN9402bポリエステルというハリスの種類をご存知でしょうか^^

 

アジング等で知られる感度抜群の硬調ハリスです。

 

「伸びることで最大強度を稼ぐナイロン」とは真逆の性質で、最大強度はナイロンやフロロカーボンに比べやや劣るものの、ほとんど伸びない性質をもった超硬調ハリスです。強度限界に達すると予兆なくバチン!と音をたてて切れるような硬い性質を持っています。

 

 

DSCN9696bフロロカーボンも初期伸度こそ伸びない硬めのハリスではありますが、いくらハードタイプでも瞬発的に負荷をかけるとビヨーンと伸びます。

 

ポリエステルと比べると「フロロカーボンってこんなに柔らかかったっけ?」と思ってしまうほどポリエステルは硬いです。

 

それほどに硬いハリスを、
マルイカ釣りで使用する意味はどれほどあるのでしょうか?

 

実のところ、

 

awaseゼロテンションでは、アワセを入れたとき、オモリが持ち上って瞬間的に負荷がかかるため、ハリスの伸びが乗り感に少なからず影響すると感じています。

 

ム…。

 

乗ったような気がする…(꒪⌓꒪)

 

そんな深場でのあやふやな「丸っこい感覚」を、「四角い感覚」に変えてくれるのがポリエステル最大の利点。

 

…と言ったら言い過ぎでしょうか^^;

 

※追記: 浅場ではそもそもアタリが分かりやすいこと、そして浅場ではオモリが軽いためアワセによるハリスの伸びもさほど気にならない…といった観点から、ポリエステルの話は深場限定と思ってもらったほうが良いかもしれません。

 

もちろん良いことばかりではありません。

 

「硬さ」はトラブルも誘発します。

 

私見ではありますが、フロロカーボンと比較したときの
ポリエステルの利点と欠点は以下の通りです。

 

利点

  1. 乗り感がリニア。またはダイレクト
  2. ヨレにくい (ヨレにくいので 直ブラのような連続した長ハリスで絡みにくく、捌きやすい)

 

欠点

  1. 硬質なだけに潰れやすい  (たとえばカンナに引っ掛けるチチワ部分を絞めすぎるとハリスが潰れます。かといってチチワ部分をある程度は締めないと、ハリスが硬質なだけにスッポ抜けするかもしれません)
  2. アワセが強いと小型の足が切れやすいです。
  3. 劣化が早いです。フロロカーボンのように何度も仕掛けを使い回すことはできません。次第に白濁していきます。2回使用したら交換推奨。

 

そんな理由から最近は、

 

まーマニアックですね^^;

 

もしポリエステルに興味を持たれたなら、

やはり多角度的に高性能なのはフロロカーボンであることをご理解いただきつつ、お試し頂ければと思います。

 

 

ホンテロンとR18を直結びにしたハイブリッド仕掛けの作り方 

DSCN9765c

チチワの部分だけフロロカーボンにしてハリスの潰れを防ぎ、それ以外はポリエステルにして感度を稼ぐ。というのがハイブリッド仕掛けの目的です。

 

直結びにするだけです。

 

DSCN9765b2種のラインを先端が向き合うように10㌢ほど重ねます。

 

 

DSCN9765d

重ねた部分を八の字結びにします。

 

 

DSCN9765e

八の字結びを締めた状態です。 

 

 

DSCN9765f結びの両端にできたハリスの余分を3㍉残してカットします。

 

 

DSCN9765gハリスの余分3㍉をライターで焼き、コブを作ります。

 

これで結節は完了^^

 

DSCN9765c

 

 

あとはフロロカーボンの部分で
スナイプビーズ式のチチワを作るだけです♪

 

 

深場マルイカゼロテンションおさらい編!!(2017/03/31)

釣行データ
釣行日 2017/3/31(金)
船宿 五エム丸 / マルイカ船
竿

自作竿(2017年度版藤沢ブランク – 並継部分4.5㍉)

リール ダイワ(Daiwa) エアド 100H (PE0.8号200m)
オモリ タングステン50号
ハリス  直ブラ:ホンテロン (超絶・硬調ハリス)
直結:ホンテロン + R18の直結び (感度良好硬調ハリス)
仕掛け図 仕掛け図  幹間1㍍ 直結ブラ仕掛け3 × 4 = 7本
研ぎ器 カンナくん大成功です
竿休め チョイ置きキーパー
ツノマット スーパーツノマット400 ツノマット300
投入器 Daiwa イカヅノ投入器 6本 ピンク
水温 15.6℃
カメギ根: 薄濁り 60~85m
パターン 中潮2日目  (満潮 06:42 干潮13:09) 
月輝面 12.5% 月齢3.0
北 ほどほど
波高 0-0.5M
天候 曇りのち雨
船の釣果 マルイカ:6-60杯(60杯が2名。次頭30杯。ムギイカ3割)

自己釣果(左舷2番目

&後半は釣り座実験で

右舷ミヨシ)

マルイカ:   60杯(ムギイカ3割)

DSCN6164b
確かに乗せたはずなのに…(꒪⌓꒪)

 

乗った感触はあるのに仕掛けを上げてみると小さな足しかついていない…。そんなときは小型のマルイカであることが多いでしょうか(^o^;)

 

アワセが強くて掛けた瞬間に足がげちゃうんですね…。

 

なので小さな足だけ上がってきたら、
次投ではアワセの強さを調整すべきなのはもちろん、

 

それ以前に、

アワセで「確かな乗り感」を得ても、次の瞬間に手応えが残っていなかったら、ほぼ居ないことが多いので、巻き上げをやめて仕掛けを落とし直す。 

 

こういった判断を的確に行えるかどうかで、小型主体の流しではずいぶんと釣果にも差が出るなと、隣の名人梶さんを見て思った次第です。

 

  

ゼロテンションのコツ おさらい

DSCN9629d

ところで前回の動画を見返してみてハッとしました。

 

写真は自作のゼロテン竿です。
九の字に曲がっているように見えます。

 

でも実は、

 

hosaki1横から見ると緩やかなカーブを描いています。決して九の字ではありません。まだまだ曲がる余力を残しています。

 

いや、むしろ曲がる余力を
90%以上残しています。

 

 

hosaki3穂先に余力があるからマルイカのアタリが見えます。
穂先に余力がなければマルイカのアタリは見えません。

 

もちろん、穂先に余力を作ると言っても、

 

 

DSCN9742cアタリを得るにはある程度ラインにテンションを掛けて仕掛けを張る必要があります。なぜなら仕掛けを張らないとアタリが穂先に伝搬しないからです。

 

 

marukaMC1ですがテンションを掛けすぎると、(小型のマルイカにはこれ以上穂先を揺らすだけの力はないので)繊細なアタリが見えなくなります。

 

 

marukaMC2だから(小型のマルイカでも竿を揺らせるよう)弱い力でテンションを掛けます。

 

穂先にテンションを掛けながらも、そのテンションをコントロールできるギリギリまで抜く。

 

そうすると穂先に繊細なアタリが出るようになります。

 

ゼロテンションは繊細なアタリを視覚化するための技術です。(もしくは直結仕掛けの抱き時間を長くするための技術でもあります)

 

最初の関門はゼロテンションの体制を維持できるかどうかです。

 

船の揺れを吸収しながらゼロテンションの体制をキープしつつ、その上で繊細なアタリを見るだけの集中力を保てるかどうかです。

 

構えは水平に保つとか、斜め45度が良いとか、できるだけ横から見るとアタリがわかりやすいとか、穂先をできるだけ近づけるように構えると見やすいとか、小手先のテクニックには感覚の差もあるので人それぞれです。

 

後からいくらでもついてきます。

 

全神経を研ぎ澄ましてアタリを見る
ことに集中できるかどうか。

 

そこではないでしょうか^^

 

速潮対策の一例

hosaki4潮が早くて仕掛けが船下に入り込んでしまい、意図せず穂先に負荷が掛かりすぎてしまう。だからアタリが見えない…。

 

速潮はやりにくい…。

 

そんなふうに思ったことはないでしょうか^^;

 

でもそれはとんでもない誤解です。

 

確かに速潮はやりにくいです。

 

でも、

 

速潮で船下に仕掛けが入り込むということは、船長が魚群探知機またはソナーで捉えた船下の反応を一番乗りできる最大のチャンスでもあります。

 

この日15連荘以上できた流しは、そんな逆境をチャンスだと思えるかどうかだったと思います。

 

コツを暴露しますと、

 

着乗りだけ見ます。

 

速潮のときは、仕掛けが着底した時点で、仕掛けが斜めに入り込み、どんどん穂先に負荷が掛かってゆき、ものの数秒でアタリが見えなくなります。

  

だからもし、隣人との間隔がそれなりに空いているなら、体ごと潮に合わせて向けてゆき、できるだけ穂先に負荷を掛けないよう工夫します。

 

しかしそれには限界があるので、穂先に負荷が掛かった時点で「アタリは見えない」と諦め、とっとと巻き落として、

 

着乗りだけ見る感覚で集中します。

 

どういうわけか速潮の流しはイカの活性が高いことが多いです。 

 

ですから速潮のときは、「叩かなくても触ってくるか」をまず見極め、触ってくるようなら、巻き落としからの、着乗りで勝負する。

 

なんて、

 

たまたまかもしれませんけど…^^;

 

 

DSCN9727c大きく数を稼げたのはむしろ速潮のときでした^^

 

あ。

 

もちろん、アタリが見えないのにそのまま仕掛けを放置したら、イカをスレさせるだけなので、避けるべきですよね?

 

叩きがうまくできなくても、ゼロテンションがうまくできなくても、誰にでもできる最大の武器は、

 

巻き落とし

 

ではないでしょうか^^

 

イカは上を向いて泳いでいます!

 

深場マルイカゼロテン考察その2~小さなアタリを見極めよっ!~(2017/03/17)

釣行データ
釣行日 2017/3/17(金)
船宿 五エム丸 / マルイカ船
竿

自作竿(2017年度版藤沢ブランク – 並継部分4.5㍉)

リール ダイワ(Daiwa) エアド 100H (PE0.8号200m)
オモリ スカリー 50号
ハリス  直ブラ:ホンテロン (超絶・硬調ハリス)
直結:R18 (感度良好硬調ハリス)
仕掛け図 仕掛け図  幹間1㍍ 直結ブラ仕掛け3 × 4 = 7本
研ぎ器 カンナくん大成功です
投入器 Daiwa イカヅノ投入器 6本 ピンク
水温 14.3℃
カメギ根~水戸浜沖: 薄濁り 緩い80~90m
パターン 中潮3日目  (満潮 07:18 干潮13:42) 
月輝面 81.2% 月齢18.5
北 ほどほど
波高 0-0.5M
天候 晴れ
船の釣果 マルイカ:3-41杯(ムギイカ4割、ヤリイカ混じり)
自己釣果(左舷2番目) マルイカ:   41杯(ムギイカ4割、ヤリイカ混じり)

DSCN6164b
なんか取材やってるー(*≧∀≦*)

 

3月17日金曜日。

 

たまたまシマノのインストラクター飯田純男さんが「たいぞう丸」で取材を行っているところを発見♪

 

こういう現場を見ると、マルイカ釣りもようやく本格シーズンに突入するのかなーなんてウキウキした気持ちになりますね^^

 

 

DSCN9630b

…さて(σ≧▽≦)σ

 

今年これまでの深場釣行で試したゼロテン穂先は計6本。

 

欲しいのは浅場用ではなく深場用の穂先です。

 

2015年4月15日のつり情報で紹介された「浅場のクリオネ級」に特化したような急テーパーの穂先ではなく、

 

あくまで今は深場なので、

 

水深100㍍でもノイズなくありのままに
アタリが見えるような穂先
が欲しくて、

 

DSCN9621d削っては試しを繰り返してきました。

 

 どうやら急テーパーにしすぎると、

 

  • モタレるようなアタリが見えにくい。
  • 60号のオモリに耐えられず、竿を立てると折れることがある。
  • 船下に入りこむような重たい潮に対応しにくい。

 

そんな経験から、深場では「そこそこスローテーパー」かつ「細すぎないほうが良いのかな」という考えになってゆき、

 

また重さは敵ということでガイド数を減らし、ガイドの接着剤(エポキシ)の回数も減らし、

 

 

DSCN9621b気づいたら全長45㌢の変な曲がり方をする安っぽい多段スローテーパーになっていました^^;

 

 

DSCN9621c

黒い部分は見やすいPEラインと考えます。

 

もともと柏崎達人の穂先は、「PEラインの震えをどうやって目で捉えるか」というテーマを穂先で表現した形ではないかと推測します。それがこの黒い部分ですね。

 

ピンク色の部分は、たとえば極鋭ゲームMCのような「市販のゼロテン竿」に近い調子としました。大型が多いときや潮が速いときはここに出る動きも同時に見ます。

 

さらに宙でもアタリが取れる「硬めの市販竿」のような調子を、
継元から15㌢の辺りで表現してみました^^

 

 

DSCN9629c

もちろんまだまだ改良の余地はありますけれど、 

 

なんとこの竿で…

 

わたしのような凡人が…(°д°) 

 

 

DSCN9629b

3月17日(金)もヽ(`Д´;)ノ 

 

 

DSCN9628b

3月19日(日)も竿頭ゲット!ヽ(`Д´;)ノ 

 

まじか…(°д°) 

 

で、ですね。

 

小、中、大マルイカ、ムギイカ、ヤリイカ等、

 

大胆なアタリから繊細なアタリまで、

 

DSCN9629d今回は「水深80~90㍍におけるマルイカのアタリ」を4Kの高解像度カメラで収めることにも成功しました^^

 

高解像度撮影はとんでもない容量を喰うので、むしろ釣りより撮影のほうが大変だったりしますけど^^;

 

 


アタリはハッキリと映っております(*≧∀≦*)

 

こうして「PEライン(黒い穂先)は実はこんなに震えている」「アタリの種類はこんなにある」という事実を知れば、少なくとも、竿に関係なく、

 

マルイカのアタリを「勘で捉える」ことが
できるようになるかもしれませんね^^

 

竿か仕掛けか深場マルイカ!!(*≧∀≦*)(2017/03/05)

釣行データ
釣行日 2017/3/5(日)
船宿 五エム丸 / マルイカ
竿

ダイワ(Daiwa) 極鋭マルイカレッドチューンAGS MC
自作竿(2017年度版藤沢ブランク – 並継部分4.5㍉)

リール ダイワ(Daiwa) エアド 100H (PE0.8号200m)
オモリ スカリー 60号
ハリス  ホンテロン (超絶・硬調ハリス)
仕掛け図 仕掛け図  幹間1㍍ 直結ブラ仕掛け3 × 4 = 7本
研ぎ器 カンナくん大成功です
投入器 Daiwa イカヅノ投入器 6本 ピンク
水温 15.3℃
カメギ根沖: 薄濁り 緩い80~100m
パターン 小潮2日目  (満潮 09:04 干潮16:02) 
月輝面 98.6% 月齢15.1
北 弱い→南 –
波高 0.5-1M
天候 晴れ
船の釣果 マルイカ:0-16杯
自己釣果(右舷ミヨシ) マルイカ:   16杯 (ヤリイカ、ムギイカ混じり)

DSCN6164b
大きなマルイカと

 

 

DSCN9593c

小さなマルイカ。

 

これ、どちらも同じようなアタリが出るかと言えば
違うと思うんですね。

 

DSCN9130b

たとえばカワハギの場合、

 

大型ほど動きが鈍いのに対して小型ほど俊敏であることが知られています。なので狙うサイズによって攻略法も変わってきたりしますよね。

 

犬や猫等、動物にかんしても小型ほど俊敏なイメージです。

 

このような【素早さパラメータ】を決定するのはたいてい心臓の大きさによる血流のポンピング速度が関係しているように思います。

 

 

maeuika-chiならばマルイカにも大型と小型による素早さの違いがあってもおかしくはないですよね(*≧∀≦*)

 

 

DSCN9597e
どうも大型に比べ小型のマルイカは、軽快なフットワークでスッテという魚の力量を見定めるかのように、ヒットアンドアウェイを繰り返してちょこまかと触ってくるように思います。

 

そして自分のほうがスッテより強いと判断したとき抱きついてくる…。

 

なので震えるようなアタリが断続的にあるにもかかわらず掛けられないようなときは、スッテのサイズに見あわないようなクリオネ級のマルイカが触ってきているのかもしれません。

 

こういった細かいアタリの違和感は、
仕掛けが不安定な直ブラでは 得にくい印象です。

 

そんな小型に対して、

 

DSCN9597f

大型のマルイカはスッテという魚を恐れることなくいきなり抱きついてくる印象があります。

 

アタリとしては穂先がわずかに沈む「モタレ」や「穂先の浮き」として小さくもハッキリ出ることがわたしは多いです。 

 

そうなんです。

 

理屈的には浅場のほうがアタリは大きく出やすいはずなのに、

 

マルイカの場合は深場のほうが
アタリが大きく出やすい印象があります。

 

これはきっと「深場だからアタリが大きく出やすい」のではなく、深場には「大型のマルイカが多いからアタリが大きく出やすい」のでしょうね。

 

しかし。

 

深場にも小型のマルイカはいます。

 

そんなときはどう対応すべきでしょうか?

 

独り言メモ:日並みによるマルイカの大きさで攻略法を変える

DSCN9512b

==========================
大型マルイカが多い日… 渋くても乗せやすい直ブラ

【直ブラ主体】×【モタレが大きく出やすい極鋭MC良好】

直ブラは仕掛けを下げても掛けることができるので、空アワセで乗らなかったら竿を上げたところでアタリを見ることも可能。アタリがあればスッと仕掛けを落として、掛けてから巻き上げる。

アタリの種類「モタレ」「浮き」

 

小型マルイカが多い日… 即掛けできる直結

【直結主体】×【震えなのかモタレなのか浮いたのかよくわからない違和感に小さなアワセで即掛けできる達人の竿のような、(できれば急テーパーで)バットが超硬い竿】

アタリの種類「震え」「第六感」

==========================

 

とくにチビマルイカは、触りがあっても、伝達が遅い深場では掛けるのが難しいので、柔らかめの竿よりは硬めの竿、つまりは掛けやすい竿を使用し、

それでいてゼロテンションで、アタリは穂先付近のラインの震えも見つつ、直結の違和感を取るのが良いのかなと感じています。いまのところ^^;

 

以下釣行メモです。

 

2月26日(日)水深80-100m(船中0-27杯 釣果11杯)

DSCN9501c2月26日。

 

この日から達人の竿を模倣した自作竿を試しはじめました^^

 

 

DSCN9476b自作竿と言っても鎌倉にある藤沢釣り具センターで購入したブランクを組みたてただけの「達人の模倣竿」です。

 

その気になれば誰にでも作れます^^

 

ブランクや穂先等、込み込みで2万円以下で購入できます。

 

 

DSCN9563c急テーパーが特徴の穂先は超極細の0.3㍉。

 

ミニクロガイドを使用していることもあり、その軽さは極鋭マルイカAGS も真っ青の超軽量。

 

「軽さ」の恩恵で、叩きから止めたときの動作が瞬時に安定するのはもちろん、急テーパーの恩恵により超低負荷でゼロテンションを一定に保つのも比較的容易です。

 

 

DSCN9501c

九の字に曲がっているように見えてもほとんど負荷は掛かっていません。

 

意識して穂先の負荷に余裕を持たせ、波やノイズ以外の何か…【沈みこむようなモタレ】【穂先の浮き】【穂先の震え】… そういったアタリと判別できるのかどうか、もはや第六感と言っても過言ではない極小レベルの違和感を感じ取るための竿ですね^^;

 

 まさに直結でチビマルイカを狙うような浅場に最適な竿ですが、

 

 

DSCN9593c

 この日深場で、

 

 

DSCN9513b

2番手の12杯を大きく引き離して27杯取ったのは釣り友の戸田くんでした。

 

わたしを含め「達人の模倣竿」を使用していたのは3人です。そのうち小型マルイカのアタリを直結でコツコツ取り続けたのは戸田くんのみ。

 

わたしはと言えば、「直ブラ主体」の仕掛けで、
墨をたくさんつけられて11杯しか取れず^^;

 

腕が悪いだけかもしれませんけど直ブラは、直結に比べて小型のアタリが見えにくいように思います^^;

 

まさに小型には【直結】で【硬い竿】が功を奏した戸田くんの例でした。

 

 

3月4日(土)水深80-100m(船中2-12杯 釣果8杯)

DSCN9573b

そこで翌週の3月4日(土)は小型に対応すべく直結オンリーとしました。

 

ところがどういうわけかこの日は直結でアタリが出ません。

 

直結でアタリが出ないときは「渋い」
という脳内データが警告を鳴らします。

 

このとき、隣で朝からコンスタントにアタリを取っていた竿頭のTさんは、6本の「直結ブラ」仕掛けのうち、なんと一番下につけたたった一つの「直ブラ」で マルイカを掛けていたのでした。

 

そこで遅ればせながらわたしも「直ブラ」を混ぜてみると…。

  

 

DSCN9582b

あらまぁ、わりとハッキリしたモタレが出るじゃありませんか(^o^;)

 

ムギイカのアタリは「ビンビンッ!!」て感じですね(笑)

 

後半につれ直結にも乗るようでしたけど
朝のうちは直ブラ有効でした。 

 

実はこの日達人もあまり良い釣果は出せなかったようです。

 

そこで、

 

3月5日(日)水深80-100m(船中0-16杯 釣果16杯)

DSCN9597d

翌日の3月5日は一旦、達人の模倣竿はやめ、良型のモタレがわかりやすい極鋭マルイカAGS MCを使用しての「直結ブラ仕掛け」としました。

 

小型主体なら直ブラは不利だけど、大型主体なら渋い日にも対応できる直ブラが有利かもしれない…。

 

この読みが功を奏し^^;

 

DSCN9597c

久々に大型主体で竿頭ゲット(σ≧▽≦)σ

 

わたしより腕の良い直結の名手戸田くんも、さすがにアタリがなければ多くを取ることはできなかったようです^^;

 

潮の抵抗があるときのゼロテンションのコツ:メモ

DSCN9597g潮が速くて仕掛けが斜めになるときは、できるだけ仕掛けがまっすぐになるよう巻き落としを頻繁に行うと良さそうです。

 

なぜならゼロテンションでアタリを見るべく穂先の負荷を適度に抜くためには、潮の抵抗をできるだけリセットする必要があるからです。(基本、ラインが斜めになったままではアタリと潮流の判別がつきません)

 

  • 着底乗りのアタリを見る
  • 空アワセ
  • 叩き
  • ゼロテンションでアタリを見る

 

ここで潮が速くて負荷が掛かるようなら、

  • 空アワセ
  • 巻き落とし
  • 着底乗りのアタリを見る

 

または直ブラなら、

  • 空アワセ後ゆっくりめに仕掛けを落としていく
  • 叩く
  • ゼロテンションでアタリを見る…

 

などなど(^^; 

 

深場マルイカゼロテン考察~速潮・時化・凪!!~(2017/02/12)

釣行データ
釣行日 2017/2/12(日)
船宿 五エム丸 / マルイカ
竿 ダイワ(Daiwa) 極鋭ゲーム MC-150AGS
ダイワ(Daiwa) 極鋭マルイカレッドチューンAGS MC
リール ダイワ(Daiwa) エアド 100H (PE0.8号200m)
オモリ スカリー 60号(予備で50号)
ハリス R18 (感度良好硬調ハリス)
仕掛け図 仕掛け図  直結ブラ仕掛け6本
研ぎ器 カンナくん大成功です
水温 15.6℃
カメギ根~城ケ島西沖: 薄濁り 緩い80~100m
パターン 大潮3日目  (満潮 06:07 干潮11:35) 
月輝面 98.6% 月齢15.1
北 弱い
波高 0-0.5M
天候 晴れ
船の釣果 マルイカ:0-20杯
自己釣果(右舷ミヨシ3番) マルイカ:   16杯 (ムギ2杯)

DSCN6164b
よぉ~やくはじまりました2017年のマルイカ釣りっq(≧ε≦*)三(*≧ 3≦)p

 

本年はマルイカ好調の噂も手伝って
ゼロテン竿の売れ行きも好調のようですね!(*≧∀≦*)

 

DSCN9377b各人に好みのゼロテン竿を構える姿もだいぶ目立ってきました♪

 

そしてわたしが持っているゼロテン竿の、 

 

DSCN9277b

1本目は極鋭ゲーム MC-150AGS

 

2015年9月発売のゼロテンション専用ロッドです^^

 

さっそく深場での「速潮・時化・凪 」を
体感してきましたのでレビューしてみます♪

 

80~100㍍深場レビュー
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バットが柔らかく「大合わせ」が必要なので、深場では難色を示す方が多いかもしれません。

ですが縦横の揺れに対する穂先の目感度は深場でも良好で、ゼロテンションは構えやすいと感じております。
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DSCN9278b

もう一本はダイワ(Daiwa) 極鋭マルイカレッドチューンAGS MC

 

【極鋭ゲームAGS 150MC】の後継モデルで、
2016年12月発売のゼロテンション専用ロッドです^^

 

80~100㍍深場レビュー
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穂先が長いため
海が悪いとノイズを拾いやすい傾向にあるようです。なので状況によってはある程度穂先にテンションを掛けて、ノイズキャンセルする等工夫が必要かもしれません。

ただバットが硬くなったことにより、操作のキレ良く楽しさがあります。持ち重り感もありません。腕次第では色んな状況に対応できる玄人好みの竿かもしれませんね♪
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いずれにせよ柏崎流のゼロテン竿とはベクトルの違う味付けですので、今年はメーカーの竿も楽しみつつ自作竿も試して腕を磨こうと思っております^^

 

以下、状況メモになります。 

 

2月5日(日)深場 × 速潮(船中9-20杯 釣果15杯)

kaltutobi2

2月5日は一日中「速潮」でした。

 

なにせ60号のオモリが真後ろに飛んでいくという速潮レベル

 

着底してもオモリが潮に流されるので、ゼロテン竿だと竿が許容するオモリ負荷をあっさり越えてしまいます

  

 

kaltutobi1

そこで無理やりにでも負荷を抜こうとすると、今度は斜めになったラインが潮流を受けて穂先がバタバタと揺れ、アタリの判別が難しくなります。

 

なのである程度は穂先に負荷を掛けて
ノイズをキャンセルする必要がありました。

 

これに気づいた方はみな極鋭のA等、オールラウンド系の竿を持っている方はさっさと取り替えておりました^^;

 

 

choltuketsuこうなると直結特有の細かいアタリは見えるかどうかキワドイですね^^;

 

結局、直結に掛かったのはほんの2杯で、

 

chokuburaそれ以外は下のほうに付けた2つの「直ブラ」がすべてでした。

 

直ブラは良くも悪くも、イカが逃げようとしたときに足に引っ掛かることが多いので、アタリが大きく出やすいですよね^^

 

そのぶん芯には掛かりにくいので、ゆっくり目に巻き上げないとバレてしまいますけど、海の状況が悪いときの直ブラは有効だと感じました♪

 

chokubura2ちなみに直ブラは仕掛けを下げたときにもアタリが出ます。

 

たとえば空アワセ後、オモリを着底させようと思って仕掛けを下げたとき、フワッと浮くことが数回ありました。

 

もしかすると渋いときほど、テクニカルに誘えるポテンシャルを持っているのが「直ブラ」なのかもしれませんね…。

 

 

独り言メモ:「直結」と「直ブラ」
========================
直結の利点はイカがスッテを引き寄せたときのアタリを「捻れ」「震え」として捉えることができ、小さくもアタリが出やすい。

 

ところが直結は、直結だけに不動で不自然。イカがスッテを引き寄せるときの違和感で見破られやすく、スッテに乗っている時間が直ブラより短い。

 

つまり直結は、アタリの伝達が遅い深場では「乗りが短い」という点が浅場より不利に働く。

 

対して直ブラは、直結のように一触即発とはいかないけれど、動きが自然で「乗りが長い」ため、深場・速潮でも対応しやすく、タイミングで合わせるような釣りもできる。

 

高活性のときほど「即掛け」「速巻き」「手返し」の利く直結有利。しかし海の条件が悪かったり渋かったりするときは直ブラ有利かも…。

========================  

 

2月11日(土)深場 × 時化(船中0-9杯 釣果9杯)

shike

2月11日は「時化」で早上がりの日でした。

 

片弦9人のミヨシに座ったものだから仕掛けの上下動は2メートル。

 

どうにか身を乗り出して拾えたゼロテンションのアタリは、巻き上げ中の船の上下動でいなくなったり取り込めなかったりで、

 

shike2結局拾えたアタリはすべて直ブラでしたー^^;

 

言わずもがな時化は
底立ちを取るのが至難です(T⌓T)

 

 

2月12日(日)深場 × 凪(船中0-20杯 釣果16杯)

DSCN9377b待ちに待ったベタ凪!ヽ(`Д´;)ノ 

 

ようやくまともにゼロテン竿が使えるぞ(σ≧▽≦)σ

 

と意気込んで片弦9人のミヨシ3番目にスタンバイ♪

 

zeroten

深場にありがちな潮の抵抗をキャンセルすべく、浅場よりはやや竿に負荷をかけた状態で、下斜め45度にゼロテンションを構えました。

 

イカの存在を感じるべく
着底直前は集中力MAX!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

ここでイカの存在を感じるときは着底直後、もしくは着底後の誘いで概ね触ってきますよね^^

 

触らなければ竿を叩いてアピールし、
ゼロテンションでピタリと止めてアタリを待ち…。

 

数回叩いても乗らないようなら10㍍ほど巻き落としてリセット。

 

この日はなぜか巻き落とし直後の着底乗りはあまりなく、叩いた後のビタ止めで乗ることが多かったです。

 

直ブラの場合は宙でフワフワ誘ってからの着底乗りもありました^^

 

zeroten3

凪最高ー (ノ´∀`*)

 

ただですねー^^;

 

せっかくベタ凪だと言うのに
直ブラを主体にしちゃったものだから、

 

ashiまーよくバレました^^;

 

おおむね巻き上げ中にグイグイ引く個体は足に掛かっているので、そんなときはゆっくり目に巻くのですが…

 

 

ashi5水深が深いせいか途中で足が切れちゃうんだなー^^;

 

こんな日は芯を捉えやすい直結が良さそうです。 

 

もっとも、

 

ashi2

直ブラでもアワセが遅れなければ、

 

 

ashi3芯に掛かるので、 

 

結局は集中力ですかね^^;

 

どうも直結が不調のときは、直ブラに分があると感じます。

 

 

おまけ:スッテ考察

DSCN9391b
竿より何よりスッテ選びって一番重要ですよね!

 

 

DSCN9392bだってマルイカがスッテに触らなければ、どんなに良い竿を使っても釣れることはありませんから ^^

 

スッテ > 誘い > 竿 こんな順番でしょうか…。

 

DSCN9393bだからヤマシタの新作スッテ「チビトト」なんて
くそくらえって思ってました♪

 

 

DSCN9394bこんな超カワイイスッテ(*≧∀≦*)

 

 

DSCN9395b

ターゲットはマルイカではなく
「人」なんじゃね…(꒪⌓꒪)

 

 

DSCN9397b

ファットな抱き心地で「抱き時間を伸ばす」というのが謳い文句ですが…

 

むしろお腹が大きいので掛かりにくそうですし、ただのスッテコレクションになるんだろうなと思っていました。

 

 

todaところが釣り友の戸田くんです。

 

渋くなってきたのをきっかけにチビトトを初投入。しかもそれまで好調だったピンクではなく、対局のブルーを選びました。

 

 

DSCN9394bいやはや…

 

これで一人勝ちするとは恐れ入ります。

 

ashi2

写真はチビトトのケイムラです^^

 

乗らないのは腕のせいでも竿のせいでもなくスッテかもしれません。

 

潮色が変わるチャンスを
お見逃しなくです!(๑•̀ㅂ•́)و✧