深場マルイカゼロテン考察その2~小さなアタリを見極めよっ!~(2017/03/17)


釣行データ
釣行日 2017/3/17(金)
船宿 五エム丸 / マルイカ船
竿

自作竿(2017年度版藤沢ブランク – 並継部分4.5㍉)

リール ダイワ(Daiwa) エアド 100H (PE0.8号200m)
オモリ スカリー 50号
ハリス  直ブラ:ホンテロン (超絶・硬調ハリス)
直結:R18 (感度良好硬調ハリス)
仕掛け図 仕掛け図  幹間1㍍ 直結ブラ仕掛け3 × 4 = 7本
研ぎ器 カンナくん大成功です
投入器 Daiwa イカヅノ投入器 6本 ピンク
水温 14.3℃
カメギ根~水戸浜沖: 薄濁り 緩い80~90m
パターン 中潮3日目  (満潮 07:18 干潮13:42) 
月輝面 81.2% 月齢18.5
北 ほどほど
波高 0-0.5M
天候 晴れ
船の釣果 マルイカ:3-41杯(ムギイカ4割、ヤリイカ混じり)
自己釣果(左舷2番目) マルイカ:   41杯(ムギイカ4割、ヤリイカ混じり)

DSCN6164b
なんか取材やってるー(*≧∀≦*)

 

3月17日金曜日。

 

たまたまシマノのインストラクター飯田純男さんが「たいぞう丸」で取材を行っているところを発見♪

 

こういう現場を見ると、マルイカ釣りもようやく本格シーズンに突入するのかなーなんてウキウキした気持ちになりますね^^

 

 

DSCN9630b

…さて(σ≧▽≦)σ

 

今年これまでの深場釣行で試したゼロテン穂先は計6本。

 

欲しいのは浅場用ではなく深場用の穂先です。

 

2015年4月15日のつり情報で紹介された「浅場のクリオネ級」に特化したような急テーパーの穂先ではなく、

 

あくまで今は深場なので、

 

水深100㍍でもノイズなくありのままに
アタリが見えるような穂先
が欲しくて、

 

DSCN9621d削っては試しを繰り返してきました。

 

 どうやら急テーパーにしすぎると、

 

  • モタレるようなアタリが見えにくい。
  • 60号のオモリに耐えられず、竿を立てると折れることがある。
  • 船下に入りこむような重たい潮に対応しにくい。

 

そんな経験から、深場では「そこそこスローテーパー」かつ「細すぎないほうが良いのかな」という考えになってゆき、

 

また重さは敵ということでガイド数を減らし、ガイドの接着剤(エポキシ)の回数も減らし、

 

 

DSCN9621b気づいたら全長45㌢の変な曲がり方をする安っぽい多段スローテーパーになっていました^^;

 

 

DSCN9621c

黒い部分は見やすいPEラインと考えます。

 

もともと柏崎達人の穂先は、「PEラインの震えをどうやって目で捉えるか」というテーマを穂先で表現した形ではないかと推測します。それがこの黒い部分ですね。

 

ピンク色の部分は、たとえば極鋭ゲームMCのような「市販のゼロテン竿」に近い調子としました。大型が多いときや潮が速いときはここに出る動きも同時に見ます。

 

さらに宙でもアタリが取れる「硬めの市販竿」のような調子を、
継元から15㌢の辺りで表現してみました^^

 

 

DSCN9629c

もちろんまだまだ改良の余地はありますけれど、 

 

なんとこの竿で…

 

わたしのような凡人が…(°д°) 

 

 

DSCN9629b

3月17日(金)もヽ(`Д´;)ノ 

 

 

DSCN9628b

3月19日(日)も竿頭ゲット!ヽ(`Д´;)ノ 

 

まじか…(°д°) 

 

で、ですね。

 

小、中、大マルイカ、ムギイカ、ヤリイカ等、

 

大胆なアタリから繊細なアタリまで、

 

DSCN9629d今回は「水深80~90㍍におけるマルイカのアタリ」を4Kの高解像度カメラで収めることにも成功しました^^

 

高解像度撮影はとんでもない容量を喰うので、むしろ釣りより撮影のほうが大変だったりしますけど^^;

 

 


アタリはハッキリと映っております(*≧∀≦*)

 

こうして「PEライン(黒い穂先)は実はこんなに震えている」「アタリの種類はこんなにある」という事実を知れば、少なくとも、竿に関係なく、

 

マルイカのアタリを「勘で捉える」ことが
できるようになるかもしれませんね^^