【マルイカ】直結仕掛けおさらい編


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↑浅場マルイカの直結仕掛け。

 

一見簡単そうな仕掛けに見えますけど、
じつは各人に感度を上げる工夫が見られたりしますよね!

 

DSCN0354Bとくに小型が出現するよな流しでは「感度を上げる工夫」にも意味があると思います。

 

感度を上げるには、仕掛けの「伝達効率」に
着目するのも良いかもしれません。

 

そこで今回は、仕掛けの「伝達効率」を上げるべく
スナイプビーズとスイベルの扱いについて考察してみたいと思います^^

 

まずはおさらいからです♪

 

「ビーズ式移動チチワ」の作り方おさらい

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マルイカ用「直結仕掛け」の定番ビーズといえば、スナイプビーズ。(でも美〇は潰れちゃったからもう定番ではないのかな…)

 

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ハリス4号にスナイプビーズを通し、

 

DSCN0436b同じ穴に折り返してハリスを通し、 

 

DSCN0437B別のハリスをあてがい、(スナイプビーズ3mmはハリス4号に対して穴が大きいため、別のハリスをあてがいコブが抜けないよう太くします) 

 

DSCN0438b別のハリスと本線を一緒に八の字結びにする。

 

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八の字結びを締め、ハリスの余分をカットすれば
移動式チチワの出来上がり。 

 

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移動式チチワはカンナ(イカ針)の真ん中に通します。(針が12本あったらそのうちの6本にチチワを掛けます。そうすることでチチワがカンナからスッポ抜けるのを防ぎます)

 

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ビーズは何でも良いですね!

 

ハリス4号の直径は0.33㍉、
ビーズの穴に折り返したら0.66㍉です。

 

なので穴径0.8㍉のビーズなんて丁度良いかも^^ 

 

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穴径0.8㍉のビーズであれば、

 

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8の字結びが1重でも抜けません^^

 

さて本題です。

 

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このようなマルイカ用の「ビーズ式移動チチワ」はそもそも「スッテの交換をしやすくするため」に考案された素晴らしいアイデアです。

 

ですが、スッテの交換がしやすくなるぶん
「遊び部分」が多くなるのも確か…^^;

 

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遊びが全くない元祖「移動結び」に比べると、

 

 

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「ビーズ式移動結び」はどうしても遊びが出ちゃいます。

 

これが細かいアタリをスポイルしているのでは?
という意見を持っている方も少なくないのではないでしょうか。

 

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しかし、元祖「移動結び」はやっぱりスッテが交換しにくいので^^;

 

 

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そこで先にハリスにビーズを通してから、

 

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元祖「移動結び」にします。

 

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すると、スッテ交換もまずまず良好で、
より遊びの少ない「感度良好」なチチワができます。

  

  スッテ交換のしやすさ 仕掛け感度
ビーズ式移動チチワ
元祖移動結び
元祖移動結びビーズ版

 

 

 

まーどれをとっても一長一短。
悩ましいですねー^^;

 

スイベルの必要性 

DSCN0495b糸撚りを防いで手前マツリを減らすべく「小型スイベル」を付けるか、それとも回転系のアタリを少しでも明確に得るため「小型スイベル」は不要とするか。

 

賛否両論ありますね!

 

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個人的にはできればスイベルは付けたくないです。でもPEラインの保護を考慮し、1番上にはつけても良いと思うんですね。あと手前マツリ軽減のため真ん中にも一つ。

 

個人的な意見です^^