「道具の準備」カテゴリーアーカイブ

竿とリールは最初に買っちゃダメ?

沖釣りにおいて最も重要な道具は、
やっぱり魚を釣るための道具、竿とリールです。

竿とリールがないと釣りができませんからね^^

 

だからこそ、一番最初に用意すべきだと思いがちですが、
むしろ、一番最初に買わないほうがいいのが竿とリールです。

 

竿やリールは高価です。内容もピンキリで、
何が重要なのか最初はわかりません。

 

安価な品物もありますが、安いといっても高価な道具ですから、
できれば慎重に選びたいですよね^^

 

竿とリールのように、釣りに重要であればあるほど船宿で貸してくれる傾向にありますから、まずは貸し竿を利用して、船で扱う竿やリールの特性を肌で感じてみてください。

その上で、好みの竿やリールを選ぶと良いと思います。

 

好みは、実際に道具に触れてみないとわかりませんからね^^

 

 

船宿で借りられる道具

 

竿とリール、これがないと魚は釣れませんね^^
持参しない場合は船宿で借りましょう。

 

竿とリール

竿リール

「竿とリール」はセットで貸してくれる船宿が多いです。単品ごとに料金がかかる場合もあるので事前に問い合せましょう。

 

リールには「手巻きリール」と「電動リール」の2種類があります。

 

手巻きリールは手で巻くので「水深が深いと」疲れます。
電動リールは楽ですが「有料」である店がほとんどです。

 

選択の目安としては、水深が50メートル以内の釣りものなら手巻き、
それ以外は電動がおすすめです。

 

迷ったら船宿の方と相談するのが良いですね。

 

 

 

※なお貸し竿は折ると有料ですのでご注意ください。

沖で扱う竿は、意図的でなければ簡単には折れないので変な心配は無用ですが、私は初心者の方が竿を折るところを何度か見ています。

 

いずれも↓このパターンですから参考になさってください^^

仕掛けを電動リールで回収するとき、仕掛けの金具がすでに竿先にあるのに、電動リールで無理やり巻き上げようとすると、金具が竿のガイドに引っかかって竿先に圧力がかり、ボキリと折れます。

 

おそらくみなさん気づかずに折ってます。

「ああ~っ!巻きすぎ!」

と気づいたときには折れてるんですよね(汗)

 

回避方法

1・魚がかかったら、電動リールで(船宿さんに教わったとおりに)巻き上げてください。
2・電動リールは残り数メートルになると自動で止まります。
3・止まったら、慌てず、手で巻いて、仕掛けをたぐってください。

 

3のときに電動で巻こうとすると、巻きすぎて竿が折れる原因となります。

これさえ気をつければ大丈夫です^^

 

 

 

テンビンとビシ

コマセビシX

コマセ釣りには必須のアイテム。
ビシにコマセを詰めて使用します。

 

オモリの号数や特徴が地域・船宿によって違うので、
最初は借りるのが無難です。

 

 

 

 ロッドキーパー

ロッドキーパー

竿(ロッド)を保持(キープ)するために船べりに
設置するのがロッドキーパーです。

 

goemu5

 

コマセ釣りをするなら竿休めに必須ですので、
あるかないかは事前に問い合わせましょう。

船宿によっては置いてないこともあります。

 

 

 救命胴衣(ライフジャケット)

 

海に転落したときに自分の命(ライフ)を救ってくれる
胴衣(ジャケット)です。

2008年から着用が義務づけられたことから、
必ず船宿で貸してくれるようになりました。

私も船宿で借りています。

 

 

あると便利な道具

 

ラインカッター

はさみA2DSCN2393b

道糸(PEライン)やハリスを切るための専用カッターです。

 

「爪切り型」のものから「多用途カッター」まで種類がたくさんありますが、ハサミは消耗品ですので、わたしはだいたい500円以内のPEラインシザース系のものを購入し、切れなくなったら交換するようにしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プライヤー

プライヤーDSCN2483b

魚が針を飲み込んでしまったときや、ハリスを結ぶときなど、ペンチの代わりに使用します。メーカーのプライヤーはそれなりのお値段ですけど、高いものほどサビにくいように思います。

 

 

※プライヤーにはルアー用のものもあります。一般的に針外しとして使用するプライヤーは、先っぽがストレートのものを選びます。

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ナイフ、出刃包丁

ナイフDSCN3769b

その場で魚を捌いて生エサにしたり、魚を活け締めにしたり、イカを船上干しにするとき使用します。刺すならナイフ、切るなら出刃がいいですね^^

 

安物はサビやすいですが、
ダイワ製品はけっこう長持ちしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サングラス

太陽の反射がきついと海面がきらめいて、穂先を見るのが疲れます。

 

私は似合わないので使用しませんが^^;
多くの方が使用されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

手袋

手袋

「防寒」はもちろんのこと、「アジの攻撃」から手を守ったり、重たい仕掛けを手で持ったとき、ハリスで指を切らないようにしたりします。

 

私の場合、季節を問わず「グリップの効く業務用の手袋」を使うことが多いです。指サックの代用にもなるので多用途ですし、安いので買い替えも楽だからです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

指サック

指サック

ちょっと大きめの魚を船内に取り込むときなど、指にゴムをはめてハリスの食い込みを防ぎます。

 

※「ゴムタイプ」の指サックは意外と硬いので、サイズが小さいと指が締めつけられて血流が悪くなります。気持ち大きめを選びましょう。布のほうが快適ですが、餌のニオイが染みたりするのでゴム製品と甲乙つけがたいです。

 

 

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タックルバッグ (道具入れ)

DSCN3542b

タックルというのは釣り具一式のことです。
道具入れとして使用します。

 

写真は本来、磯などで撒き餌を入れるためのバッカンですが、防水バックとしても利用できます。

 

  

↓こちらは船用として一般的なタックルバックです。
20L~35Lくらいのサイズがあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

防水バック(タックルバッグの代用として)

バッグ

目的は道具を入れることですから、
タックルバックでなくても代用できます。

 

お試しで船に乗るくらいなら、海水浴でも使えるような多用途の防水バックが便利ですね^^

 

 

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買い物カゴ小 (道具入れ)

かごかごB

濡れてもいいものを適当に詰め込めるので、あると便利です。釣行後もカゴのままじゃぶじゃぶ洗えるのが気に入って使用しています^^

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タックルケース

小物の整理に使用します。
おもに仕掛けを自作するようになると必要になってきますが、

 

DSCN2477b

私は中型のタッパで済ませています。

 

また釣りものに特化したアイテムを収納するケースもあります。たとえばルアーや、イカの仕掛けに特化したタックルケースというのがあり、それぞれが収納しやすい形になっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はじめに必要な道具

 

竿とリールは船宿で借りられることがほとんどですから、
まずは
「身の回りの備品」から用意しましょう^^

ここでは沖釣りで一般的に必要と思われる道具を紹介します。

 

 

 

クーラーBOX

クーラーBOXクーラーBOX2

ご存じの通り、魚を持ち帰るために必要です^^

「冷やしたい飲み物」等が余分に入るくらいの
少し大きめサイズ良いかと思います。

 

  • 小物メインなら           12~24 リッター
  • 中アジ、真鯛、イナダ狙いなら    30~40 リッター
  • ワラサ以上なら           35~   リッター
  • カツオ釣るなら           55~   リッター
  • 10㌔オーバーのキメジやブリ釣るなら 70~  リッター

 

※あくまで目安ですのでご了承ください^^

 

釣りメーカーのクーラーBOX レジャー用クーラーBOX
性能 保冷力が高い。重い。 保冷力が弱い。軽い。
値段 高い 安い。

お値段は「保冷力」で決まるようです。

 

私が使用しているクーラーBOXはレジャー品ですから保冷力がやや弱いです。そのため夏場になるとペットボトルを凍らせて持参し、保冷力を上げています。

 

また熱を持ちにくい「白」が圧倒的に人気で、夏場は「白」のみ品薄になったりしますから、時期を外して買うのがかしこいかもしれませんね^^

 

 

 

 

 

 

 

 

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ウェア、または カッパ

ウェアウェアB

海の状況によっては船上で潮をかぶることもありますので
気になる方は夏でも
カッパを持参したほうが良いかもしれません。

※カツオ船のようにお祭り色の強い釣りものは、
「裸に水着姿」で参戦する方もおられます。

 

※冬季には服を着込みますので気持ち大きめのサイズを選ぶと良さそうです。釣具屋のセールで¥3,000~¥10,000くらいで買えます)

 

 

 

 

タオル

タオル

手拭き用にあると良いです^^

濡れないようお尻に敷いたり、首にかけて日焼けを防いだりと、
数枚持っていると何かと重宝します。

 

手の臭いを気にされる方は
「消臭ウェットティッシュ」は必須でしょうか??

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

長靴

長靴

冬の厚着に備えてややゆとり持つことをおすすめします。
酔いやすい人はとくに、靴にゆとりを持つと酔いにくいですよ^^

真夏以外は必須かと思います。

 

※長靴の中にウェアを入れると水が入ることがあるため、
ウェアを長靴の外にかぶせて履くようにします。

※スパイク系の長靴を禁止している船がほとんどですからご注意ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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サンダル

夏場になると漁業関係者の方はみな「ギョサン」という滑らないサンダルを履いています。最近はデザイン性が高くなり一般にも浸透しているみたいですね^^

普通のサンダルを履いている方もおられますが、
滑ることがあるためおすすめはしません。

 

私はクロックスを使用しています。特に滑ったことはないものの、滑って危ないという方もおられるので、利用される場合はご自身の判断でお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

帽子

ぼうし

冬は防寒具として、
夏は熱中症対策としてあるといいですね。

雨の日に釣行する場合は、ツバ付きの帽子をカッパのフードに
洗濯バサミ等で止めて、雨をしのいだりします。

 

 

夏は麦わら帽子率高いです^^

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日焼け止め

日焼け止め

私は5月以降、SPF50++++!!(笑)

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

ビニール袋

ビニール

ごみは船で処理してくれますが、自分が出したゴミはまとめておきましょう。また使用済みの道具を持ち帰るときにもあると便利です。

氷が苦手な「イカ」や
ぬるぬるの「メダイ」を持ち帰るときにも重宝します。

 

 

 

 

 

ハサミ

はさみB

仕掛けを切ったり、魚を美味しく食べるためのハサミです。

魚の生臭さは血の鮮度によりますから、小魚はそのまま氷水の入ったクーラーBOXに、小魚以外はハサミで魚のエラを切って水汲みバケツで放血しましょう。