もはや相模湾ブランドと評価するに値するおいしさです。
魚体が大きくなるにつれ 味に「マグロ感」が増し、身には網目状の脂の繊維が見えるようになり 味にもマグロらしい特徴が出てきます。
20kgと30kgは違うし、30kgと50kgも違いますよね…
大きくなるにつれ どんどんマグロ感が出てきます…。
脂はまあまあ。
ごま油かけて丼にしました。
うまかった。
相模湾ブランドばんざーい(ノ≧∀≦)ノ
寒い時期に釣れる10kgくらいのキメジ(キハダマグロの幼魚)も脂乗ってて美味しい個体がいますね~( ´∀`)
キメジは水っぽいのでキッチンペーパーでしっかり脱水しつつ、数日寝かせてアミノ酸を増やせばより甘いお刺身に変身♪
キメジなので「ザ・マグロ」と言えるような味の濃さはありませんが、脂の乗りは一番あるのかもしれません。
カツオはあまり大きくなりすぎると臭みが出てしまい、石ガツオなんて言われて嫌われる傾向にあります。
一番美味しいのは頭の小さい4~5kgの個体と言われているので、7kgのカツオは臭いんだろうなと思っていました。
臭みはなく、カツオの味もしっかりしていて脂もノリノリ。
頭が小さくてお腹がぷりっとしている個体は、ただ太っているだけで老魚ではないのかもしれませんね^^
捌いてみないとわからないもんだ。
では、
今回(2022年10月7日)釣れてしまった92kgのキハダマグロはどうでしょう。
頭小さめで、引きも弱く、おデブ。
重さの割りに年齢は若いのかもしれません。
wikiペディアによれば、
日本近海産は熱帯産よりも小型で、大きくても全長1.5 m、体重70 kgほどである。
とあるので、92kgと言ったら日本近海産のキハダマグロとしては最大級の魚体です。
老魚だったら嫌だな~^^;
と思いながらも、その味は興味深々…。
内臓を全部持って帰った方もいました。
翌週、口々に「これは別格だよ」「絶品」「赤身なのに赤身じゃない」など絶賛された個体でした。
しかし自分の分は早々に冷凍してしまったので^^;
お正月に解凍。
一口食べてみてちょっと驚きました…
マグロの味が非常に濃くて「本当にキハダ?」と思うほど濃厚。クロマグロに感じるような「マグロ」のお味がするのです….
56kgも62kgも、こんなに濃厚ではありませんでした。
見た目そんなに脂が乗っている感じでもないんですけど、不思議と口の中でほどけてなくなります。
とにかく濃い。
白飯3杯コースでした….(´-ω-`)
-60℃の冷凍庫で保存していたので鮮度は抜群です。しかし食感は崩れちゃいますね。こんなにうまいなら生でも食べておくんだった。
というわけで熱いぞ相模湾!!
また釣りましょ~.:*゚:*:(ノ≧ڡ≦)。゚:*