まさかの大鯛でめで鯛ゲット!??(2013/12/29)

 釣行データ
釣行日 2013/12/29(日)
船宿 五エム丸 / 午後真鯛
竿 ダイワ(Daiwa) ヘルバイパー 270(II)
リール ダイワ(Daiwa) レオブリッツ 270MM
仕掛け1 ハリス3号8メートル1本針、 一刀真鯛8号 フロートパイプ真鯛
仕掛け2 ハリス4号9メートル1本針、 真鯛王8号  ケン付真鯛7号
ビシとテンビン ヤマリアK型天秤50cm   サニービシL80号
水温 17.2℃
葉山沖:うす濁り~澄み、ゆるい  棚56-95m
パターン 中潮1日目  (満潮 13:39 干潮 21:02)
月輝面 -15.4% 月齢26.1
北、弱い
波高 0-0.5M
天候 晴れ
船の釣果 真鯛:0-1枚  (船中4枚、大型バラシ2回)
自己釣果(右舳先) 真鯛様:1  ホウボウ様:1

 

 新年の「めで鯛」を釣るのじゃ~ヾ(`Д´)ノ

 

と五エム丸にお邪魔したところ、

 

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やはり同じ思いの方は多かったようで

 

 

 

 

 

 

 

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本日も、特等席~^^;

 

 

 

 

 

 

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ところで、今年も終わろうとしているのに水温は17℃とまだまだ暖かいですね。昨年と比べると2℃も高いです。

 

であるのに、ど~も最近、真鯛様のご機嫌はナナメです。
今回は食い渋り対策として「フロートパイプ」なるものを用意しました。

 

 

 

 

 

 

 

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食い渋りに効果絶大!」とありますね。

パイプの浮力によって付け餌の動きをナチュラルに演出するそうです。

 

実は前々回、竿頭の方がこのパイプを使用されていたので
真似することにしました^^

 

 

 

 

 

 

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写真でパイプ長1.5cmです。

 

しかしよくよく考えると、使用針は「一刀真鯛」と非常に軽い針ですから
1.5cmはちょっと長すぎたかもしれません

 

次回使うなら…1cm? …5mm?

 

 

 

 

 

さて1投目。

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海底からハリス分プラス2mの棚を攻めました。(私の仕掛けは8mですので、海底から10mの棚にビシを合わせたことになります)

 

潮はとろとろ流れており、
隣のFおじ様が幸先よく真鯛をゲットヾ(`Д´)ノ

 

 

 

 

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しかし私のほうはしばらく写真のような餌取りが続きます。

 

こんなときは棚を上げるのがセオリーですね。

 

でもですね。

 

活性の低そうな真鯛に対してこれ以上棚を上げる気にはどうしてもなれず、かと言って棚を下げる気にもなれず、迷いまくりながらもしばらく餌取りの様子を見ていると

 

 

 

 

 

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フグかい~

 

うむむ、やはり棚は上げるべきなのかと迷います。

 

 

 

 

 

 

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しかしここで隣のFおじ様にまたもやヒット?!

 

実はFおじ様、船仕事の経験者で船頭経験もあるという
3週間連続ボウズなしの大大大ベテラン。

 

皆が釣れないときに釣る方は本当に凄いですね^^

 

その仕掛けを聞いてみると、
ハリスは7メートルとやや短めです。

 

そして棚は….

 

 

 

 

 

 

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(*0д0*)

 

 

「ハリス分!??????」

 

正直、相模湾での真鯛攻略に「ハリス分の棚」なんてあり得るのかと耳を疑いましたが、嘘であろうはずもありません。

 

「誘ったら食ったよ~」

 

とのことでしたので…。

 

仕掛けを変えることに。

 

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今日の潮は澄んでいましたから、
もしかすると「フロートパイプ」はバレバレだったのかもしれません。

 

かと言っていつも通りの3号8mでは
なんとなく食う気がしません…

 

ならば「見えない4号ハリス」はどうでしょう?

 

太ハリスは表面積が多いため「より潮の影響を受けやすい」といいますね。潮がトロトロならむしろ太ハリスのほうが「自然な動きが演出できる」かもしれません。

 

ハリス長は9mとしました。

 

 

 

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狙う棚は、竿の上げ下げによって上下2mを誘えるように、海底よりハリス分プラス1m、つまり海底より10mの棚を狙うことにします。

 

サニービシの上窓は1/3、下は7mmと締め気味にし、

 

 

 

 

 

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コマセワークは、海底から4m巻き上げて、コマセがポロポロ出るイメージで10秒待ち、そこから大きく竿をシャクリあげてコマセを撒き、更に2m巻いてはコマセを撒くことを2度繰り返し、海底から10mの棚にビシをセットして当たりを待ちます。

 

ベタ底に這う真鯛の頭上に付け餌が漂うイメージです。

 

手持ちで30秒待ちました。

 

当たりがないので、今度は竿先を1m下げ、付け餌が海底に触れるイメージで15秒ほど待ちます。

 

そこでも当たりがないので、今度は真鯛の目の前をス~ッと餌が通過するようなイメージで、竿先を柔らかくききあげました。

 

すると、ちょうどハリス分プラス1m、
海底から10mの棚で、モゾモゾッとした魚信到来!

 

最初は「小ぶりのイナダ」かと思った当たりも竿を立てて大きく合わせると急に暴れだし「鈍くて強いワラサ」のような引きに変貌、しかし次第に鋭さを増していくのでこれは真鯛?

…ワラサ??

 

引き込んだら竿を下げつつドラグを出し
大きく竿を立ててポンピングしながら巻き取ります。

 

しかし手に伝わる感覚が鈍いです。これは針を飲まれているかもしれません。ハリスを緩めると変なところに引っかかって一気に切られる可能性があるため、ハリスのテンションを保つことに最大限集中しました。

 

そして…

 

 

 

 

 

 

 

 

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まさかまさかでございます~^^

 

 

 

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歯茎の内側に針掛かりしていましたね…
切れるのを覚悟ですがハリスのテンションは保って正解? 不正解??

 

 

 

 

 

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その後も底を狙ってみたものの、
ホウボウ様にご登場いただいて終了となりました^^;

 

外道をかいくぐりながら真鯛をゲットするのは
なかなか難しいものがありますね

 

 

 

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かくして「めで鯛」をゲットできたのはとても幸運でした^^

 

 

 

さて…。

今年が終わろうとしています。

 

ブログを書きはじめてからはや半年、当初よりおつきあいくださり今もこうして読んでくださる皆様、そして応援してくださる皆様に、

とても感謝しております^^

 

来年も、皆様の釣りが超超超幸運でありますように^^

 

 

タチウオの自作仕掛けにチャレンジ(作成篇)

 

※素材の準備にかんしては「準備編」をご覧ください。

 

 

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↑今回はバランスが良いと感じる市販仕掛けをコピーしつつ、
オリジナル要素を足してみようかと思います。

 

 

 

 

 

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私の場合、下針1.6m、枝ス0.5m、幹糸1.6mと、
パーツごとにシートを分けておき、現地でパーツを結節します。

 

こうしておくと、たとえば枝スだけタチウオに噛み切られたとき、
枝スのみの交換を素早く行えます。

 

※なお仕掛けの長さが1.5mではなく1.6mなのは、仕掛け巻きの都合上ちょうど良かったからで、特別な意味はありません^^;

 

 

 

 

結ぶ

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あらかじめハリスにチューブを通しておき「深海結び」で結びます。

 

チューブ長は3センチ(もしくはそれ以下)が良いそうです。
それ以上長いと食いが悪くなるそうですね^^

 

 

 

 

 

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チューブをすぽっ。

 

 

 

 

 

 

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幹糸とサルカンの結節も「深海結び」、

 

 

 

 

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ステン親子も「深海結び」です。

 

 

 

 

 

 

 

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ファイバーを結びたい場合は、

 

 

 

 

 

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ファイバーを7~8センチ(お好み)にカットします。ファイバーはあまり多く取りすぎるとブ厚くなって巻きにくくなるので注意です。

 

5ミリ程の長さに切ったセロハンテープを
ファイバーに巻いて「仮止め」します。

 

 

 

 

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針とファイバーはセキ糸で結ぶのが本来だと思いますが、私は面倒なのでハリスで4回ほど巻いて外掛け結びにします。

 

 

 

 

 

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結んだら、はみ出たファイバーをカットします。
セロハンテープは取らなくても大丈夫です。

 

 

 

 

 

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外掛け結びにしたハリスがすっぽり覆うようにチューブをかぶせます。

 

 

 

 

 

 

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魅力的じゃの~^^

 

 

 

補足:

いつだったか、「食い渋りには1本針2mの仕掛けが良い」と聞いて、指示棚150mを攻めたところ、まったく釣れず、船長にこう指摘されました。

 

「棚が深いから2mじゃ餌が動かなくて釣れないよ!」

 

そこで、さっそく「3m2本針」の仕掛けに変えると、あら不思議。
すぐに釣れるじゃありませんか。

 

棚が浅いときには2mの仕掛けでけっこう釣れたこともありますが、色々やってみた上で、3mという長さはあらゆる水深で万能と感じています。

 

また相当に渋い日に、仕掛け長を5mくらいにして釣っている方も見たことがあります。仕掛けを長くしすぎるとシャクっても餌が踊りにくいため、シャクリ釣りには向かないと思っていましたが、アイデア次第で釣れることもあるのですね^^

 

仕掛けが作れるようになると、
釣りの可能性がぐっと広がりますよね^^

 

 

 

タチウオの自作仕掛けにチャレンジ(準備篇)

 

もっと効率よくたくさん釣りたいっヾ(`Д´)ノ

そう思ってはじめたタチウオの自作仕掛け。

 

 

 

 

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仕掛けのバランスは「市販仕掛け」のコピーで十分かと思います。そのうえで針やチューブ、ファイバー等オリジナル要素にこだわって、釣果アップを目指すのも楽しいですね^^

 

 

 

 

 

 

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数あるタチウオ針のなかでも特におすすめなのが、
ヤマリアのワームフック(WF 2/0)す。

 

 

理由は2つありまして、

 

 

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・餌ずれ防止の「ケン」が3本ついていること。
・またはその「ケン」の位置が、「チューブ」や「自作ファイバー」の邪魔にならない位置についていることが、おすすめの理由です。

 

 

 

ただ、食い込みの良さを重視するならがまかつのタチウオ針もいいですね。

 

 

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「ヤマリア」と「がまかつ」の針を並べてみるとよくわかります。

一番上の「ケン」で揃えて比較すると、「付け餌が針に固定される部分の長さ」はどちらも同じ、つまり「ヒラヒラと漂う餌の長さ」はどちらも同じで、餌のアピール力はほぼ同等です。しかし針掛かりの良さは、より下に針先がある「がまかつ」に分があるといえるでしょう。

 

それだけに残念です…。がまかつは「ケン」の位置がチモトに近い場所にあるので、自作ファイバーを付けられる場所がありません

 

 

また、ファイバータチウオは、
ファイバーを自作している時間がないときに使っています^^

 

 

 

 

 

 

ハリス

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タチウオのハリスは8号または10号が標準です。

 

8号…。太いですね…。

 

ハリス8号といえばその引っ張り強度はおよそ13㌔。
ワラサを強引に上げられる強度です。

 

つまり本来であれば、タチウオの引きに対してハリス8号はオーバースペック。それでもタチウオに太ハリスを使用する理由は、タチウオの歯がハリスに触れても「切れにくい太さ」だからです。もしくは太ハリスによる「糸がらみの軽減」と考えるのが妥当でしょう。

 

やむを得ず太いわけです。
ならばハリスは「見えない」ほうがいいですね…(☆ω☆)

 

私は見えないハリスのジョイナー船ハリスをメインで使用していますが、もし「タチウオにジョイナーは高価だ」という方は、擦れに強いDUEL船ハリスもいいかもしれません^^

 

 

 

 

 

サルカン

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タチウオは基本、2本針です。

 

実は、もっとも自然にフロートして糸絡みが少ないのは「編み込み」による2本針です。しかしタチウオの場合、オマツリに対応したり、仕掛けの取り替えをよりスムーズなものとするために、「三叉サルカン」を使用します。

 

ご存じのとおり
ステン親子NTパワーオヤコが一般的ですね。

 

大きさは、より自重の軽い「6×7」をおすすめしますが、
小さくて扱いづらいようなら「5×6」でも大丈夫かと思います。

 

 

 

 

なお、

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天秤との結節に使用するサルカンは通常、
「ハリス強度より強い」ものを選ぶのが一般的です。

 

しかしハリスの項目でも述べたように、
タチウオの場合は強度10㌔もあれば十分です。

 

私は「糸がらみ軽減」に期待して、
Wクレンサルカンを使用しています。

 

 

 

 

 

チューブ

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市販仕掛けに使用されているチューブと同等のものを選ぶなら、
夜光うきゴム。大きさは「中」です。

 

上針にはピンク、
下針にはグリーンというのがセオリーのようです。

 

また、タチウオのルアーは「紫」が基本色だそうですから、「ムラムラパイプの紫」もありかもしれません。より自然な発光はケイムラ(蛍紫)といいますね。

 

 

 

 

 

 

 

ファイバー

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試しにファイバー素材を使ってみたら、
水中で泳ぐファイバーの「動き」に私が魅了されてしまいました

 

いやあ、
この魅力はご自身の目で確認されるべきでしょう^^

 

とりあえず試したいなら、
シールで張り付けるだけのテンモールが簡単でおすすめの予定でしたが…

 

 

 

 

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あんら~

冬場のせいかテンモールは静電気でクルクルになってしまうようです

 

 

 

 

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水に濡らせば大丈夫なので差し支えはないはずですが…。

 

 

 

 

 

というわけでオーロラスレッズ

 

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「素材の切り貼り」や「外掛け結び」を苦としないなら、より自然なきらめきと素材感を得られるオーロラスレッズがおすすめです^^

 

 

 

 

 

 

仕掛け巻き

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スプールシート」が一番ヨレなくて最高です。
ただ、何枚も買うとなるとお財布にも負担がかかるので

 

 

 

 

 

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意外と便利なのがイカヅノ仕掛け巻きです。

 

くりぬいた穴に「大きな針」を掛けられるので、
ジップロック大での収納にも困りません。

上針用、下針用とわけておけば混乱もないかと思います。

 

 

 

さて、準備が整ったところで、
次回は仕掛けの「作成篇」です~^^

 

 

 

タチウオ仕掛けの手前マツリ対策「深海結び」を覚えよう

 

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手前マツリすると、たいてい三叉サルカン(ステン親子)の前後でハリスが「知恵の輪」のように絡まってしまいます。

 

「知恵の輪」をほどくのは大変ですね

ならば「知恵の輪」をほどくのはやめましょう^^

 

 

実は、ハリスを「サルカンの根本」で切って、結びなおしたほうが素早くオマツリを解決できます。切ったハリスを針の方向にスーッと抜けば、オマツリは解決。ハリスもヨレにくいですね^^

 

あとは、切った仕掛けを「深海結び」で結びなおしましょう。

 

深海結びは、慣れるとハサミを必要としません。余分のハリス長をコントロールできる結び方なので、それ以上ハリスが短くなることもありません。

 

最も簡単な結び方のひとつですから、
覚えて損はない結び方ですよ^^

 

 

 

タチウオの天秤仕掛け

 

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タチウオもメーター級となると、中型電動リールが悲鳴をあげるほど強烈な引きを味わえますね。そしてオマツリが発生すると、タチウオの大きさに関係なくその鋭い歯によって、道糸が切れてしまうことがあります。

 

ですから天秤などの仕掛けは、
「安価」で「強靭」なものを2セット持っておくと安心ですね^^

 

 

 

 

 

天秤

 

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ヤマリアのK型天秤(写真下)は強さも値段も申し分ありません。
ワンコインで買えるお値段です。

 

 

 

 

 

 

ところで、
天秤のアームは何のためにあるかご存知ですか?

shikake

天秤のアームは仕掛けの落下中、または操作中に発生しやすい仕掛けと道糸の「糸がらみ」を防ぐためにあります。つまり仕掛けが長いほど天秤のアーム長も必要になります。

 

タチウオの仕掛けはそれほど長くありませんから、
アーム長は40センチと短めの天秤が基本です。

 

ただ、よくやってしまいがちな手前マツリを少しでも回避するため、
天秤はやや長めの50センチをおすすめします^^

 

 

 

手前マツリの原因と回避方法

手前マツリの原因は「潮流れの速さ」が関係しています。

 

潮流れがあるときは、仕掛けが潮になじみやすいため、海中でただよう仕掛けと道糸に適度な距離ができます。そのため多少、仕掛けを乱暴に操作しても手前マツリしにくいものですが、潮流れがないときは、仕掛けが潮になじみにくいため、海中でただよわない仕掛けと道糸が絡みやすく、仕掛けの操作が荒いと簡単に手前マツリしてしまいます。

 

慣れないうちは仕掛けが着底したら5秒待ち、指示棚までシャクって再び仕掛けを落とすときも何秒か待つようにしましょう。

 

 

 

 

オモリ

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沼津(駿河湾)では80号、東京湾では100号を使用することが多いです。ただし水深が100メートル以上と深場のときは、オモリ120号を使用することもあります。

 

オモリはたいてい船宿でも売っていると思いますが、
今時期の使用号数を事前に確認することをおすすめします。

 

 

 

 

 

 

水中ライトとケミホタル

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夜沼津では標準の水中ライト。
光モノの好きなタチウオを寄せるための集魚灯です。

 

効果のほどはわかりませんが
日中の東京湾で使用される方もおられます。

 

昔と違い、今では小型が主流ですね^^

 

個人的には通電式のルミカがおすすめです。水中に入れると勝手に光るタイプです。電池の交換はできませんが、交換式のように接触不良等の心配はいらないため、比較的トラブルの少ない集魚灯かと思います。

 

なお水中ライトの使用は手前マツリを誘発することがあります。比較的「結節が安定」しいやすい水中灯リングサルカンと合わせて使用することをおすすめします。

 

通常は天秤とハリスの間に取り付けます。

 

 

 

 

そしてナチュラル派には

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ケミホタルという選択もあります。

 

50センチと75センチを使い分けて明るさを変えることもできます。

 

もちろん水中ライトのように点滅はしませんし、1回きりの使い捨てですが、そのぶん安価で、色の変更もしやすく、仕掛けをロストしてもお財布には優しいです。

 

私は2本針仕掛けの幹糸上部(ハリス)に取り付けます。
手前マツリが多いならこちらを使用するのも一手でしょう^^

 

 

 

 

 

市販仕掛け

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つり幸がおすすめする「ヤマリアのタチウオ仕掛」。
はじめのうちはこの仕掛けでけっこう釣らせてもらいました^^

 

「つり幸」に行けばサービスで1組もらえますね。
船上での追加購入も可能です。

 

 

 

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バランスが良いので自作するときにも参考になりますよ~^^

 

 

 

タチウオ活性高く(2013/12/23)

 釣行データ
釣行日 2013/12/23(月)
船宿 川崎つり幸 / タチウオ
竿 ダイワ(Daiwa) A-ブリッツ タチウオ M-195
リール ダイワ(Daiwa) レオブリッツ 270MM
仕掛け ハリス8号3メートル2本針
ヤマリア(YAMARIA) タチウオ針 WF 2/0
オーロラスレッズ(ケイムラ)、ムラムラパイプケミホタル(黄色)
テンビン ヤマリアK型天秤50cm
水温 14℃
観音崎:濁り、速い~ゆるい  棚65-75m
パターン 中潮4日目  (満潮 9:06 干潮 14:51)
月輝面 -73.2% 月齢20.1
北東、弱い
波高 0-0.5M
天候 晴れ
船の釣果 タチウオ別船  ?-16本(竿頭: 右舷ミヨシ)
タチウオ本船   5-19本
自己釣果(左舷大トモ) タチウオ別船      14本

 

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大盛況の3連休最終日、つり幸での「タチウオ船」は
混み合うと2隻出してくれるのでありがたいですね^^

 

本日は「別船」のほうに乗りまして、
爆釣を夢みつつ冬のタチウオに3度目の挑戦ですヾ(`Д´)ノ

 

 

 

 

 

 

今回試したかったのは、

 

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この仕掛け。

 

前回の釣行にて食いの良かった「ファイバータチウオ」の実力を再確認すべく、今回は自作のファイバー仕掛けを用意しました。

 

オーロラスレッズのファイバー素材」と「ムラムラパイプというネーミングの不可思議なチューブ素材」を組み合わせ、

 

 

 

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タチウオを誘惑しますΨ(☆w☆)Ψ

 

写真のように地上だとその怪しさも伝わりにくいですが、仕掛けの落下中に海中でユラユラと漂う「ケイムラファイバー」はなかなかに怪しいのです。

 

ルアーでも基本色は「紫」と言いますね。
ということで、「ケイムラ」や「紫」はタチウオに有効かもしれませんよぉ^^

 

 

 

 

さて本日の第一投目、

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はたして潮流れよく、竿に適度な重さを感じます。「高活性を予感」してテンポよくシャクりはじめるとほどなくして当たり到来!

 

釣り方は前回のはじめと同じです。

(竿先を目線の高さでピタッと止めつつも1秒と待たず、素早く棚を探るためにリールは2巻きとし、竿先を海面に下げた状態で1秒ほど、「タチウオが餌に目標を定める時間だけ」を待つイメージで、テンポよくシャクリ上げます。)

 

 

 

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しょっぱなからメーター級のお出ましで大興奮~ヾ(`Д´)ノ

 

本日乗船した「別船」にはルアーの方が多く、
しょっぱなから右舷トモの方がルアーにてヒットを連発していました。

 

こんな高活性の日は、餌釣りでも「テンポよく誘う」と当たりが多いと感じますが、しかし多くの「餌釣り師」がゆったりと誘うなか、テンポよく誘っているのは私一人だけ??

 

 

なぜでしょう

 

 

 

…確かに、

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タチウオはよく「棚が重要」と言われますね。

 

たとえば「海底から6メートルで当たったなら6メートル付近を重点的に攻めよ」ということですが、このように「当たり棚周辺」のみを探るなら確かにテンポは必要ありません。

 

しかしルアーの方がジギングでヒットを連発しているようなときは、テンポよくタチウオを誘って本来の棚より浮かせて釣ることができます。

 

テンポよく誘うことの利点、それはなんと言っても

当たり爽快っヾ(`Д´)ノ

 

 

 

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前当たりなくガツンと竿が入るので
「バラしが少ない」のが利点かと思われます^^

 

そしてテンポよく誘うときは、「指示棚の上限」を「越える棚」でのヒットも多いですから、お忘れなくですよ~^^

 

もちろん、ゆったり誘って「食い気のあるタチウオの棚」を探り当てた方も同様にヒット連発してましたから、自分に合う釣り方で攻めるのが一番かと思います~^^;

 

 

…ええ。
ゆったり派の方がほとんどですね…

 

 

 

 

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特にベテランの方ほどユラユラ誘うような?

 

呪い師のように同じ棚でユラユラと数回誘っては、
ゆ~ったりと竿先を頭上までききあげます。

 

ききあげているときに「繊細な当たり」をより得られるようですね。「繊細な当たり」があってもそのままゆっくりききあげると、ククっと針掛かりするようでした。

 

 

 

 

ほどなくして、

 

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潮が緩くなったのか、当たりが少なくなると、
「ユラユラ釣法」の方にヒットが集中しはじめます。

 

テンポよく誘っても当たりがでませんね

 

ユラユラ釣法の方を観察していると本当に「当たり棚」の上下2、3メートルしか狙っていないように思います。

 

しかしいくら当たりの多い「ユラユラ釣法」でも、
私にとっては「イライラ釣法」

 

しゃくりたいっ!
と思う気持ちが強く…

 

 

 

 

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ここで、前回ヒットを連発していた
柔らかくもテンポがある「おじさん釣法」を真似することに^^

 

(海面まで下げた竿先を、目線よりやや下くらいまでスッと「柔らかめ」に誘いあげ、ここで1秒ほど待って、リールを一巻きしながら竿先を下げます。

すぐにちょん、とテンポをつけるように海面で1回、竿先を動かしてから、ふたたび目線よりやや下くらいまでスッと、「柔らかめ」に誘いあげます)

 

柔らかい」のがポイントでした^^

 

 

テンポの良いシャクリ方だとガツッと「餌を取られた」感触のみ伝わってきます。活性が低くなってきた証拠ですね。なかなか針掛かりしません。

 

つまり、「餌を取られた」感触を察知し対処するため、
柔らかく誘うしかありません。

 

そして柔らかく誘うと、タチウオの当たりも「より繊細なもの」となり、次第に「神経を集中」せざるを得なくなりました。

 

 

 

 

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それでも私のように比較的テンポが早い場合は、当たりを感じると同時にピタッと動きを止めるか、または竿先を下げ、タチウオが餌に食い込む一寸の間を予測して「どりゃあっ!」と竿を振り上げると、「ガツン!」と針がかりするケースが多かったです

 

 

 

 

 

 

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昼過ぎ、「何本釣った?」と幸田船長に聞かれました…。

 

恥ずかしながら10本ですと答えると、

「ええーっ!? もっと当ててたでしょう!??」

と叱咤激励され…

 

 

ごもっともでございます
タチウオを針がかりさせられたのは3本に1本という体たらく…。

 

ハリス切れもありました。

その場合は「合わせ」が足りないのだと教わりました。「タチウオに飲み込まれた針を引き出して口に掛けないとハリスが切れる」という理屈だそうです。

 

 

 

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午後になると、本格的に当たりが繊細になり、ゆーったりと誘う方にはヒット連発も私はノーヒットに。

 

私も真似してゆったり誘いますが、な~ぜか当たらず、
当たらない理由がわからないまま1時間が経過…

 

その理由を教えてくれたのはなんと「他船のアナウンス」でした。

 

 

 

「4、5、6メートル狙って~」

 

「ちょっと変わったよ、5、6、7メートル」

 

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なんと~

 

午前より海底から6メートルより上、10メートル前後で当たりが多かったため、私が狙っていた棚は5メートルより上。そのため棚ボケしていたようです。

 

以降、3メートルあたりからじっくり狙い、
少しは数を伸ばすことができました^^;

 

 

ほっとしていると、

 

 

 

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ガツン!!

 

 

強烈な重さ到来!!

 

 

棚は3メートル。

反射的に合わせをくれて電動MAXも、全くリールが巻けません。あれ? まさか地球釣っちゃった…???

 

しかし、竿をあおるとなにやら暴れる感触が…。
どうもお魚のようです。

 

ドラグMAX(8㌔)でも竿を立てると道糸が出るため、仕方なくスプールを手で押さえながらウィンチで巻きとります。

 

あら~、なんだかサメのような手応え…

 

竿を軋ませて上がってきたのは….

 

 

 

 

 

 

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おまえか~

 

推定5㌔オーバーの赤エイです。
トゲが怖いのでハリスを切って丁重にお帰りいただきましたよ…。

 

 

 

 

本日は、

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メーターオーバー混じりで計14本、
うまい人なら30本は釣れる日並みでした^^

 

 

 

 

釣れない日の真鯛小話(2013/12/21)

 釣行データ
釣行日 2013/12/21(土)
船宿 五エム丸 / 午後真鯛
竿 ダイワ(Daiwa) ヘルバイパー 270(II)
リール ダイワ(Daiwa) レオブリッツ 270MM
仕掛け ハリス3~4号8メートル1本針、 一刀真鯛8号
ビシとテンビン 夢の天秤    サニービシL80号
水温 17.9℃
葉山沖:うす濁り、ゆるい  棚56-70m
パターン 中潮2日目  (満潮 7:53 干潮 13:15)
月輝面 -87.9% 月齢18.1
北東、弱い
波高 0-0.5M
天候 晴れ
船の釣果 真鯛:1枚  イナダ:0-1  ワラサ:0-2  花鯛4枚
自己釣果(左舳先) イナダ:1

 

 

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天候に恵まれた三連休の初日。

「これはマグロ船か?」と疑うほど
真鯛船には多くの釣り人が集まりました^^

 

 

 

 

そこで、

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右ミヨシに席をとった私は初の「特等席」へ(笑)

 

舳先(へさき)です。

 

慣れるまでは仕掛けの投入に手間どうものですが、個室のようでまさに特等席、慣れてしまえば意外と快適です^^

混み合ったなら、船長に許可を得て、
舳先にのぼってしまうのも一手かもしれませんね^^

 

今回は小話特集?です。

 

 

 

 

相模湾の潮と風向き

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船は「風に向け」「潮に流す」のだそうです。

 

たとえば北東の風なら、船の先端(ミヨシ)は北東を向きます。
そして潮が西から東に流れているならば、船は東に流します。

 

船長曰く、活性が上がり「釣れだす」と、船を「止めぎみ」に操船するそうですから、どちらの方向にどれだけ潮が流れているかは、正確にはこのときにわかりますね。

 

もっとも、仕掛けができるだけまっすぐ落ちるよう船長が操船してくれているわけですから、あまり気にすることない豆知識ですが、

その日の潮が東向きなのか、それとも西向きなのか、データをとっていくと面白いことがわかるかも?ということで、私は毎回見るようにしています^^

 

 

 

 

 

コマセのイメージ

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仕掛けの落下中、漏れたコマセの動きを観察していると、
海底に落ちていくオキアミの動きがなんとなく想像できますね。

 

もちろん、上潮と底潮の流れは違うこともありますから一概には言えませんが、私は釣れない日ほど、コマセワークのイメージとして落下するオキアミの動きを参考にしています。

 

あくまで個人的な意見ですが、潮が速いならコマセワークもテンポよく行い、潮がゆったりならコマセワークもゆったりでしょうか?

 

この日は潮回りよくトロトロと流れ、
コマセの効きもいい感じでした。

 

 

 

 

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たまにこんな根魚が掛かります

 

棚のイメージは、海底からハリスぶんプラス2メートルと「底狙いではない」ものの、舳先は船が揺れるぶん、棚を上げないといけないのかもしれません。

 

しかし海底からハリスぶんプラス3メートルを狙ってみると、
こんどは餌摂りすらなく

 

なかなか本命が顔を見せませんね…。

結果的には船中1枚ですから、
こんな日もあるのだと諦めざるを得ません。

 

こんな日こそ、2本針を試すべきだったでしょうか

 

 

 

 

移動時の仕掛け処理

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船が移動するときは、ハリスが風に飛ばされて手前マツリすることがあります。舳先であれば、写真のように少し水を流しておくと、ハリスがへばりついて風に飛ばされず、良いそうですね。

 

 

 

 

 

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通常は、針先のほうをロッドキーパーのゴムで固定しつつ、

 

 

 

 

 

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ハリスのたるんだ部分をバケツのなかに入れておけば、
風でこんがらがることもないのでおすすめです^^

 

 

 

 

 

 

オキアミの「抱き合わせ」

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最近よくお会いする常連のT様、
今回は舳先でご一緒させていただきました^^

 

T様は活性の良い時合いでワラサを計2本、
しっかり獲られていましたが…。

 

 

 

 

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私はイナダで、T様はワラサ?

 

何が違うのかなと「付け餌」をのぞいてみると、
なんとT様、オキアミの抱き合わせ??

 

イナワラはあくまで外道、狙いは真鯛です。ということは、T様はオキアミの抱き合わせで真鯛を狙っていたことになります

 

T様曰く「毎回抱き合わせだよ?」とのことで、これは、私にとってちょっとした事件。真鯛はなんでもナチュラルが良いと思っていましたが…。

 

なるほどワラサが食うわけです^^;

 

 

 

 

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ちなみにオキアミは、海中でくるくる回らないようまっすぐ付けるのがセオリーですが、写真のように「ちょっと丸まった状態」も良いようです。

大鯛はこれに食いました。

海に漂うコマセは丸まっていることのほうが多いので、
少し丸まっているほうが自然、という理屈ですね。

 

まあ、食うときは何だって食うものですが(笑)

 

 

 

 

 

イカタン

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最近持っていくことの多いスルメイカ。
東京湾でも相模湾でもワラサには有効ですね。

T様いわくイカなら「スミイカ」が良いそうです。なんでもスミイカは光るのだそうで、よりアピール力に長けているそうですね。

 

でも、

「ワラサにスミイカって、もったいないですね?」
「…だね(笑)」

 

というわけで、釣れない日ほど観察です!
常連さんにお近づきになって、色々と教わっちゃいましょう~^^

 

 

 

 

さて、

 

 

 

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活性のある時合いにゲットした貴重なイナダくん。

 

 

 

 

 

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イナダは最高のお土産ですねぇ…。

釣りとしては不完全燃焼となってしまいましたが、
食味は大満足でしたよ~^^

 

 

 

 

タチウオ撃沈に見た達人の腕(2013/12/14)

 釣行データ
釣行日 2013/12/14(土)
船宿 川崎つり幸 / タチウオ
竿 ダイワ(Daiwa)リーディングスリルゲーム64M
リール ダイワ(Daiwa) レオブリッツ 270MM
仕掛け  ヤマリア(YAMARIA) タチウオ仕掛
テンビン 夢の天秤
水温 14℃
観音崎:濁り、ゆるい  棚65-75m
パターン 中潮1日目  (満潮 7:43 干潮 13:39)
月輝面 +90.0% 月齢11.1
南西、強い
波高 0.5-1.5M
天候 晴れ
船の釣果 タチウオ 0-9(竿頭: 左舷大トモ)
自己釣果(右舷胴の間) タチウオ 1

 

 

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ここ最近、絶好調の観音崎タチウオ。
本日は、川崎のつり幸さんで久々のタチウオ釣りです^^

 

連日好調をキープしていたので
けっこう期待していたのですが…

 

 

 

 

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タチウオはやっぱり幽霊魚…。
シケ続きのあとは博打ですね~

 

集結した船の数とはうらはらに、
タチウオのヒットは皆無に等しく…。

 

 

 

もちろん私も、

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撃沈ですっ!(T-T;)

 

 

単純に当たりがなく、
何をやっても、まず「当たり」がなく…。

 

 

 

 

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かろうじて1本獲ることができましたが、どう「掛けるか」に至らないわけですから、これはもう「テクニック」や「仕掛け」うんぬんではなく…。

 

タチウオは寝ていた

 

そう、思っていました。 

 

 

S達人の釣果を聞くまでは…。

 

 

 

 

 

 

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(*0д0*)9本?!

 

この激シブシブシブシブで、9本?!

 

 

「ツ抜けできませんでした」
とS達人はにこやかに言います。

 

いや、ツ抜けとか、
そういうレベルの日じゃなかったような…

 

※ ツ抜け=釣果10匹に到達すること。

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実はS達人、先週末には、
混み合う土日船で44本のタチウオを獲られています。

 

そして本日は、「2番手の2本」を大きく引き伸ばしての9本、
これはもうただものではありません。

 

 



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タチウオの釣り方は、
つくづく「竿による」と思います。

 

柔らかい竿では、急ピッチでの「攻めの誘い」は難しいですし、
逆に硬い竿では、「粘るような誘い」ができません。

 

タチウオをしばらくやっていると、
竿の硬さは人によって好みのわかれるところです。

 

私は「柔らかい竿」にそれなりの自信をもっていましたが、
その自信は本日、打ち砕かれました

 

達人は硬い派?柔らかい派?
もう気になって仕方なく、

 


見ました。(p_q)

 

聞きました。(pロq)

 

 

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S達人の竿は、ダイワのメタリア・タチウオM-195。
ダイワが誇るメタルトップ採用の、7:3調子の攻めの竿です。

 

そして誘いは、ショートピッチ。

短くシャクり、シャクったぶんだけテンポよくリールを半回転ずつ巻き取るという、ルアーに似た釣法です。

 

やってみると意外と難しく、安定した誘いを演出するには熟練が必要ですね竿にも適度な硬さが必要で、柔らかい竿で真似してもおそらく期待通りの効果は得られないでしょう。

(私が下手くそなだけかもしれませんが

 

 

 

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もちろんこの釣法、船宿が教えてくれる
「タチウオの基本」ではありません。

 

基本はあくまで、海面まで下げた竿をスッと目線までシャクリ上げ、その場で仕掛けを安定させて数秒待ち、当たりを待ちます。当たりがなければリールを巻き取りながら竿を下げ、またシャクるというパターンを繰り返します。

 

本来なら、こういった基本をベースに応用していくのがセオリーですから、ルアーに似たショートピッチでの誘いは、おおむね「餌釣りのタブー」をくつがえすような釣法と言えるでしょう。

 

ただしこの釣法、
水深が深い場合には効果がないそうです。

水深が深いと、ショートピッチでは「竿の動きが仕掛けに伝わらない」のだそうで、本日のような70メートル立ちでは有効ですが、100メートルを超えるような深場では、やはり大きく誘う必要があるそうです。

 

 

 

 

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メタリアかぁ…。

なるほどネットでは売り切れまくってますね
キャスティングにも問い合せましたが、2013年12月現在入荷未定だそうです。品薄が続いているようですね…。

 

とにもかくにも、S達人のワザを拝むには
川崎のつり幸さんですよ^^

 

 

 

イナダの「タタキ(炙り)」と「味噌煮」

 

「味噌煮」と言えば「サバ」の専売特許かと思っていましたが、
脂ノリノリのイナダでやってもすごく美味しいですね!

船長に教えていただいたので、さっそく作ってみました^^

 

 

 

 

イナダの味噌煮

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イナダをぶつ切りにします。
飾り包丁はここで入れちゃいます。

 

 

 

 

 

 

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次いで、熱湯をかけます。
ウロコや血合いを「殺菌」してニオイを消すのだそうですね。

 

 

 

 

 

我が家の合わせだしは、

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・5cmくらいのネギ数本
・生姜の細切り
・水   200ml
・みりん 大さじ4
・みそ  大さじ4
・砂糖  大さじ4
・酒   120ml

 

↑先にこれだけを鍋に入れ、沸騰させます。

 

 

沸騰したら、

 

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イナダを入れ、落としぶたをして、弱火で20分…。

 

 

 

 

 

 

 

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さらに、「みそ」大さじ3を入れ、15分…。

 

みそを「分けて」入れるのは、風味を出すためとか、
煮詰まっちゃうからとか言いますね^^

 

…2段仕込み?

 

 

 

 

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盛り付けたら、「生姜」や「ネギ」、
または「大葉」を添えて、出来上がり。

 

 

脂乗ってますねぇ~。
みそがこんなに合うとは知りませんでした^^

 

 

 

 

 

イナダのタタキ

 

カツオのタタキと同じ要領ですが、
イナダは皮を炙るだけ。

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フライパンにイナダのサクを乗せ、

 

 

 

 

 

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バーナーで吹きます。

バーナーがない場合は、
串にさしてコンロの直火で炙ってもいいですね。

 

炙りすぎると、包丁を入れたとき
皮がとれちゃうのだそうで、ご注意です。

 

 

 

 

 


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皮がとっても香ばく、美味しいですね~。
お刺身に飽きたらぜひ「炙り」もやってみてくださいね^^

 

 

 

 

大鯛の味やいかに!「鯛しゃぶ」と「笹寿司」

 

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5.5㌔の真鯛。

成長するには8年以上かかるといいますね。

 

長生きしましたね…。

ちょっと感慨深いです…。

 

 

 

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今までは根魚の王として、
海底に君臨してきたことでしょう。

 

 

しかし今は、食材。

 

 

市場では、2.5㌔を超えると値が落ちるそうですから、
5.5㌔の市場価値は低いのかもしれません。

 

ならばむしろ、せっかく釣れた王様に失礼のないよう
美味しくいただこうじゃありませんか^^

 

 

 

 

 

 

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なるほど、少し磯の香りが強い感じです。臭みはどちらかというとウロコにありますね。季節がらか、脂は乗っていないこともありません。

 

真鯛の1㌔~2.5㌔を羊の肉にたとえるなら、子羊のラム肉、
5.5㌔の真鯛はマトンといったところでしょうか?

 

ならば、臭みが消える料理法なら美味しく頂けますね^^

 

 

 

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兜焼きも食べましたが、少々ぼそっとした印象でしたので、

 

 

 

 

 

 

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ダシにするのがよさそうです。

 

昆布と、少々の酒で煮込み、(大鯛の場合は「生姜」も少々)

 

 

 

 

 

 

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鯛しゃぶにしました^^(写真は2.65㌔の真鯛)

 

タレは、定番なら「ポン酢」や「ゆずポン」、
「ごましゃぶ」もバッチリ合いますね!

 

 

お好みの野菜と、

 

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「もみじおろし」や「アサツキ」と合わせて、
冬ならではのホクホク感を堪能できます^^

 

 

 

 

 

そして、押し寿司。

 

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はアマゾンで

 

 

 

 

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桧押し寿司器 大は梅沢木材工芸社のヒノキを購入^^

 

 

 

 

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寿司桶は30cm、米3合で丁度良い感じの大きさを選びました。

 

(酢飯は、寿司酢90ml、みりん30ml、塩大さじ1/2)

 

 

 

 

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鯛は、塩をまぶして10分、

 

 

 

 

 

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「甘酢(寿司酢)」に15分くらい漬けるといい感じです^^

 

 

 

 

 

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型に、笹を三枚、敷き詰めます。

 

 

 

 

 

 

 

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酢で締めた真鯛のサクを敷き、

 

 

 

 

 

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酢飯を詰めすぎない程度に入れ、

 

 

 

 

 

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蓋をして押します。

 

このまま冷蔵庫で食べるときまで寝かせます。(食べるときは1時間ほど室温に戻してから食べます)

 

 

 

なお、

 

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同じ大きさのタッパが二つあれば、

 

 

 

 

 

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もう一つのタッパで押しぬくことができるので
お気軽に試したい場合はおすすめです。

 

 

 

 

 

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大鯛でも美味しくいただくことができました^^