網代つちそう丸でイカブリ!!(2015/12/12)

釣行データ
釣行日 2015/12/12(土)
船宿 網代・つちそう丸 / イカブリ船
竿(泳がせ) ダイワ(Daiwa) VIPER TAILM-227
リール(泳がせ) ダイワ(Daiwa) マグマックス500 
竿(ヤリイカ)  ダイワ(Daiwa) 極鋭ヤリイカ AGS 167 TUNE(使用せず)
リール(ヤリイカ)  フォースマスター800(使用せず)
仕掛け(泳がせ) ハリス:24号 4.5m(船宿推奨は26号)
中オモリ6号 (船宿指定は7~8号)
BBサルカン 4号
BBサルカン スナップ付 4号
親針:15号  孫針:14号(基本はヒラマサ系、すっぽ抜けしにくく結びやすい針です^^)
K型天秤70cm
オモリ120号
水温 21℃
初島 速い 棚40~90m
天候 晴れ
船の釣果 1-11本(ワラサ4-5㌔)
自己釣果(右舷胴の間)
    5本

 

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本日は東京から伊豆・網代(あじろ)へ大人の遠足ですー^^

 

 

 

DSCN0129b

やってきたのは「つちそう丸」さん。「半夜イカブリ船」に予約しました。

 

ちょっと早く着きすぎたので
船の目の前の駐車スペースで待機です^^;

 

 

 

DSCN0131b

さて、ここのところ釣れている魚のサイズは4~5㌔のワラサです。それでいてハリス24号以上って、一体どんな釣りのスタイルなのか興味深々。

 

人が集まってきたところで情報収集することに^^

 

まずは差し当たりない質問で 

「イカは最初に釣って餌にするんですか?」

と常連さんに尋ねると、

 

「今日はイカ釣らないかもしれないよ」 

 

…(°д°) エッ イマ ナント?

 

イカブリなのにイカを釣らない…(°д°)

 

「ほほほほ本当ですか?!」

まさか

「死んだイカ餌ももってきたほうがいいんですか?!」

 

「なにも持ってきてないんですけど大丈夫でしょうか…(°д°) 」

 

と、ハリスの太さなんてどうでも良くなるほど深刻な話題に(笑)

 

てっきり「イカ餌」は自分で釣るものだとばかり思っていましたが、イカを釣らずにいきなりブリを狙いにいくこともあるようです。

 

そして前日のブログに船長のコメントがあった通り、本日はいきなりブリ狙いでした。

 

「餌」はみなスーパーでヤリイカの「生」や「冷凍」を購入する等
思い思いのイカ餌を持参しているようで、

 

持ってきてないのわたしだけー?(σ≧▽≦;)σ カエッテイイデスカー
←船長のブログをよく読みましょう

 

 

DSCN6680bどうやら「ヒイカ」の冷凍でも喰うことがあるそうですけどベストは「ヤリイカ」。ほかマルイカの冷凍も(常連さんの反応が)悪くない感じでしたので次回は持参しようかと思います^^;

 

 

 

DSCN0133b

集合の時間になると、船長から名前を呼ばれます。

 

釣り座は船長が決めるのでたぶん公平です(笑)

 

ここで「活きイカ」を5杯購入。

 

一旦、沖に出てしまうと「活きイカ」は手に入らないので、皆さん迷わず購入されていました。この日は最大で5杯購入できましたけど、日によって「活きイカ」は手に入らないこともあるようです?

 

 

 

DSCN0135b

船べりにはキーパー(ラーク)が設置されていました。嬉しいサービスですね。

 

ただしラーク専用のアダプターは見当たらなかったので、
竿が「細軸」の場合は忘れずに持参する必要がありそうです。

 

というかみなさんキハダを釣るような太い竿ばっかりで、アダプターは必要なさそうでした(笑)

 

本当にこれブリ船(。-_-。)? 

 

 

DSCN0136b

わたくしの釣り座は右舷の4番です。

 

おっ、これが噂の

 

 

 

DSCN0137b

自分専用の「イケス」ですねーっ(*≧∀≦*)

 

先ほど購入したヤリイカが泳いでおりました^^ 

 

 

 

DSCN0139c写真は、自作仕掛けになります。ちょっとオリジナル入ってますので基本はつちそう丸さんのページを参考にされてください^^

 

※中オモリを使ってイカの動きを安定
させるという独特の「天秤仕掛け」です。

 

 

 

DSCN0140b

出っヽ(゚д゚ヽ) 

船っ(ノ゚д゚)ノ 

 

 

 

DSCN0141b

次第に暗くなっていきます。

 

大人の夜遊びです。

 

 

どどどどどどどどど 

ドキドキしますねーっ!(*≧∀≦*)キャー 

 

 

DSCN0150b

指差し確認はじめっ!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

ドラグはギチギチに締める!!!ヽ(`Д´;)ノ  

 

 

イエッサー!!(*≧ 3≦)p

 

 

以上!!ヽ(`Д´;)ノ  

 

船長からも再三アナウンスがありますけれど、オマツリすると捕獲率が下がります。そしてガンガンに巻いてもオマツリしますので、ドラグ「フル」は本当に重要だとやってみてわかりました。

 

てゆーかハリス24号ってキハダマグロが釣れる太さですから、 強引に巻いてバレたなら運が悪かったとしか言いようがありません! ← のちのち運が悪かった人になります

 

 

DSCN0158b

「はいどうぞ!棚は下から10メートル!!」

 

と船長のアナウンスで一斉に仕掛けを投入し!

 

 

DSCN0168b
のっけから周囲で当たりまくりーの!ヽ(`Д´;)ノ

 

 

 

DSCN0159b

あっしの竿は…

 

曲がりませんねー(°д°) ?

 

 

DSCN0146b

無事に帰ってきちゃいました ( ˘•ω•˘ )

 

 

めげないぞROUND2!!(`д´/;)/  

 

 

FIGHTっ!! ヽ(`Д´;)ノ

 

 

DSCN0163b

おおっ?!∑( ̄□ ̄;)

 

唐突に訪れる前アタリ!!

 

ドキドキとうるさい
心臓をよそに平静を装って!!(`д´/;)/

 

慌てず十分に食い込みを待ち…

 

くいくい…!!

 

 

ぐんぐん…!!!

 

 

 

ドンッ!!!!!

 

 

 

キタ━(゚∀゚)━!

 

 

ここでアワセっしょ!!

 ( ✧Д✧)ドッセイ

 

 

DSCN0169b

…(°д°)??

 

 

 

DSCN0169cグレてもいいですか…(°д°)

 

てゆーかですね! 

 

 

 

DSCN0142c敗因は「親針」の付け方でした。

 

今まで「親針」は「水管」にさえ刺しておけば
問題ないと思っていましたが、

 

「水管」に刺しただけだと
頭だけ持っていかれることがあるようです!

 

 

DSCN0167d

正解は「水管」に刺して「筒」に抜きますねっ!

 

 

DSCN0167c

なお「水管」というのは口みたいに見えるところで
水をピューピュー吐く部位です^^

 

 

DSCN0175b

こうしてだいぶ出遅れましたけど^^;

 

 

 

DSCN0178b5杯の「活きイカ」を使って「2本」のワラサをゲット!!

2回はオマツリによる水面バラシでした^^;

 

なるほど太ハリスは超ドM巻きのため、そしてオマツリ対策のためなんですねっ!! (๑•̀ㅂ•́)و✧

 

 

 

さて、ここで大問題です

 

もう餌(イカ)がありません(笑)

 

これにて試合終了かと途方にくれていたら、

 

 

DSCN0177b

隣のおじさまからお裾分けを頂きました!!(*≧∀≦*)アリガタヤー

 

まあでも、冷凍餌なのであまり期待はしていなかったのですが…

 

 

 

DSCN0184b

なんと!!

 

棚を取り直そうと仕掛けを落とし直した次の瞬間、フォール中にヒット!!?

 

 

DSCN0191b

これは餌をくれたおじさまに進呈です^^

 

…∑( ̄□ ̄;) ハッ

 

ここでいくつかのピースがパチパチとハマりました。

 

 

DSCN0183b

 

 「今日は潮が速いですからね、(糸がフケますから)マメ棚を取り直してくださいね」という船長のアナウンス。

 

そこで(糸がフケるので)30秒と経たずに棚を取り直してみると、早くも数メートル誤差が出ていたという事実。

 

ということは、マメに棚を取り直していない方は棚がズレている可能性があるという事実。

 

こんなときこそ、一人勝ちできる
チャンスかもしれないと思う妄想…(°д°)。

 

そしてフォール中にヒットしたという事実から、「冷凍餌」は動かしたほうが良いのかもしれないというイメージが湧き、

 

ならば手持ちより「置き竿」のほうが(この日はウネリがあったため適度に揺れていいのかもしれない…!!

 

というわけで、

 

 

DSCN0188b残り1時間を切ってはいましたが船長に声をかけて「冷凍餌」を購入し、(買えるんですね!)

 

 

 

DSCN0192b

こんなにもハリスが弛んだ状態で大丈夫だろうか
とヤリイカの大きさに心配しながらも 

 

 

 

DSCN0183b

名付けて「置き竿にして超頻繁に棚を取り直す釣法」

 

 

 

DSCN0199b

どういうわけかっヽ(`Д´;)ノ 

 

 

 

DSCN0197b

みんなが釣れていたときには不調だった自分の竿がっヽ(`Д´;)ノ 

 

 

 

DSCN0190b曲がりまくりーのヽ(`Д´;)ノ 

 

 

 

DSCN0198bズキュンズキュンでしょー(*≧∀≦*)

 

「また当たったの?」なんてラスト30分は一人勝ちでした^^; 

 

ちなみに棚は船長の指示棚通りです。人と違うことと言えば、わたしはクッションゴムをつけていなかったので、そのぶん50㌢ ほど棚を下げたことくらいでしょうか。

 

船長曰く、「棚は上げても食うけど下げても喰わないからね!」とのことでしたので、本日のアタリ棚は常に10メートルだったと思います。(フォール中のヒットだけは5メートルくらいでした)

 

アタリ:9回
ゲット:5本
オマツリによる水面バラシ:3回
巻き上げ中のフックアウト:1回(合わせが早かったかも)

 

まとめますと、

 

マメな

棚の取りなおしは超重要!! 

 

以上であります!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

  

DSCN0201b

この日はワラサしか釣れませんでしたが
太ハリスで強引に釣り上げるつちそう丸さんのスタイル超面白いです!

 

家が近かったらこりゃハマってますねー^^; 

 

⇒網代つちそう丸で半夜イカブリその2「冷凍イカ」と「仕掛け考察」(2018/11/24)

 

タチウオ上達の秘訣!? ~沖手神競子の備忘録~ (°д°) エッ?

 釣行データ
釣行日 2015/12/5(土)
船宿 川崎つり幸 / タチウオ
竿 ダイワ(Daiwa) 極鋭ヤリイカ AGS 167 TUNE
リール フォースマスター800
仕掛け

ハリス8号3メートル2本針(DビーズマーキングLL
針 D−MAX 2/0
ムラムラパイプ(ケイムラ、グリーン)

テンビン ヤマリアK型天秤50cm
水温 17℃
剣崎沖 棚:140-160m  観音崎沖 棚:45-55m
パターン 小潮3日目  (干潮 5:04 満潮 12:04)
月輝面 33.4% 月齢23.4
北東、弱い
波高 0.5-1.5m
天候 晴れ
船の釣果(1隻目) タチウオ:20-43 本
自己釣果(左舷ミヨシ3番) タチウオ:    38 本

hannpane-chouka

どうすればもっと

上達できるでしょう!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

ということをテーマに

今回は「剣崎沖」と「観音崎」のタチウオについて
レポートしたいと思います^^

 

 

本日の剣崎沖

DSCN0095b前回紹介した名人の釣り方は、

 

  1. 水面から頭上まで竿先をゆっくりめに(もしくはスゥっと)聞き上げ、
  2. 聞き上げたぶんだけリールを巻き取りながら竿先を下げる

 

という単純なものでした。

(船長に教えていただいた追加情報によると、どうやら名人は2番の後に、竿先を数回揺らして誘いを入れてから1番に戻るようです。)

 

そしてアタリがあったら、

 

  1. 穂先をピタリと止め
  2. 数秒食い込みを待ち、
  3. 間合いを見計らってビシを下げないようにリーリングしながら穂先を下げて、
  4. 合わせを入れる

 

1~2番がタチウオとの駆け引きのとき! ヽ(`Д´;)ノ 

押してダメなら引くし、引いてダメなら押す…タチウオの活性に合わせてアタリをコントロールし、食い込ませる!

 

というのはタチウとの駆け引きではよく聞く話ですが、具体的なイメージがないとどう対処して良いかわからないものです。

 

この駆け引きについて、詳しくは後述するとして、

 

 

hannpane-choukaとりあえず先週も

 

 

 

DSCN0108b今週も「名人の釣り方」でそれなりに釣れまして、改めて「名人の釣り方」は状況を選ばない素晴らしい釣り方であることを再確認いたしました^^

 

がしかしであります!ヽ(`Д´;)ノ 

 

 

DSCN0094b本日は波高く海の状況は最悪っ!ヽ(`Д´;)ノ 

 

船が揺れるので状態のキープが難しく、あれ?と思ったらアタリを弾いている、もしくは掛かりが浅くて巻き上げ中にバレてしまう状況です。

 

一体どうしたら「船の揺れ」を計算に入れて
コンスタントに掛けられるでしょうか。

 

色々試した結果、わたしなりに有効だと思った方法は「餌を取られない程度にハリスを弛ませる」ことでした。

 

  1. たとえば水面から頭上まで2メートル聞きあげたら
  2. 1.5メートルリールを巻き取りながら竿先を下げる

 

 これで0.5メートルぶんハリスを弛ませることができます。ハリスを弛ませたぶんだけ「船の揺れに影響がない時間 = タチウオに違和感を与えずに食わせる間」を作り出すことができるというわけです。

 

海中のイメージは、

 

tachi-kennzaki01

2メートル聞きあげているときは「ハリスが張った」イメージです。

 

 

tachi-kennzaki02

そして1.5メートルリールを巻き取りながら竿先を下げたときは
「ハリスが弛んだ」イメージです。

 

 

 

tachi-kennzaki03

こうして船の揺れを吸収してタチウオに食わせる間を(活性に合わせて)0~3秒ほど作り、

 

 

 

tachi-kennzaki04

1番に戻って再び2メートル聞き上げているときにアタリの感触を得ます。

 

シャクる速度は、

テンポよくリズミカルに誘ってタチウオの活性を上げても良し、ゆっくりめに誘って「渋タチ」にアピールしても良し、

 

もしくはテンポ良く誘ってタチウオの活性を上げつつ、アタリ棚周辺だけゆっくりめに誘ってもいいですね!

 

そしてアタリがあったらピタリと竿の動きを止めて、0~3秒ほど様子を見る( = 駆け引きする)のが基本になると思いますが、究極的な駆け引きは「タチウオに付け餌を小魚だと思わせる」ことだと思っています。

 

 

諸説あるタチウオのアタリの話

DSCN0063bヒットした瞬間、手元に届くアタリがタチウオにとっては小魚の抵抗だとします。

 

その小魚は、アタリ直後に力を失ってもいい( = 竿先を少し下げても良い)けれど、そうするとタチウオが針の違和感に気づく「間」を与えることにもなり、針を見切られて逃げられることもしばしばあります。

 

ですからタチウオが餌を咥えた後、(ハリスのテンションを保つ程度に)小魚の抵抗を演出するぶんには、むしろタチウオを興奮させる良い刺激剤になると思うんですね!

 

たいていの場合、小魚のくせに力強く抵抗したら、タチウオはビックリして餌を放してしまいます。

 

もちろん中には強めに引っ張っても「小魚のくせに生意気なっ( ̄□ ̄;)!!」と言わんばかりに下品なアタリを噛ましてくるタチウオもいますけれど、

大半のタチウオは小魚の凄まじいパワーに恐れおののいて
餌を放してしまうことが多いです。

 

ですからアタリ後の駆け引きは、「ハリスのテンションをつかず離れずの一定に保ち、小魚の抵抗を演出すること」を基本とし、

さらにそのときの手応えで渋タチなのか活タチなのかを判断し、次の投入でゆっくり誘うべきか動的に誘うべきかを判断して攻略すれば良いと思っています。

 

 

フォール

tachi-kennzaki05

タチウオは逃した魚をしばらく見ているといいます。

 

そこで、アタリを弾いてしまったときは、

バラした棚より下に2~3メートル仕掛けを落としなおし、もう一度ゆっくりめに誘い直すと、良い確率で2本目の針にアタックしてきます。(2本針前提の話です)

 

で、こうして仕掛けを落とし直している最中に、
むしろ激しくアタリが出ることもあるんですね。

 

 

tachi-kennzaki06

スプールを親指で軽く押さえながら仕掛けを落とし込むと、先ほどバラした棚の前後で「ココッ!」という手応えが得られることがあります。

 

 

DSCN0099bフォール中のアタリは、良い確立で針がかりするケースが多いので、気づかないともったいないです。

 

  1. 落下中にアタリを感じたら即、仕掛けの落下を止め、
  2. 0~3数秒待つ(激しいアタリなら0秒、そうでないなら3秒等タチウオの活性を読む)
  3. 食ったかなと思ったら大急ぎでリーリングし、
  4. 当たっていたなら鬼アワセ!!

 

ただ、「落とし込みが有効」だからと言って、イカのようにいきなり上から落とし込みで狙っても、喰わないようでした。

 

 

tachi-kennzaki05あくまで下から誘って、一度はタチウオに餌をターゲティングさせ、タチウオの顔を上に向かせた後、その棚に落とし込むのは有効だと感じました。(タチウオが上を向くのは基本、得物を狙っているときのみだそうです)

 

 

 

観音崎

DSCN0104b

 

楽しいっ!ヽ(`Д´;)ノ 

 

水深が浅くてアタリがわかりやすいって、
こんなにも楽しいものでしたっけ!ヽ(`Д´;)ノ 

 

観音崎での釣りは最後の1時間のみでしたが、ここで型の良いタチウオを10本以上追加することができ最高のお土産ができました^^

 

ただ、この日の観音崎はちょっとテクニカルでした。

 

  1. アタリ棚が狭い
  2. 潮がゆるい

 

簡単に言うとちょっとアタリが遠かったので、

 

一旦「名人の釣り方」をやめて、
自分の中での「基本」に戻りました。

 

わたしが一番大事にしている「基本」です。

 

その基本とは…!!

 

 

「おじさん釣法改」

DSCN0107b

数年前から当ブログを読んでくださっている方にしか
わからないであろう「おじさん釣法」(笑)

 

「おじさん釣法」はわたしの中では基本中の基本で
今でも毎回少しずつ進化を遂げているお気に入りの釣り方です。

 

 

 

DSCN0100b

観音崎の場合はだいたい底からが基本ですので、

 

  1. 着底したら5秒待って糸フケを取る(潮流れがないときは手前マツリしやすいので3~5秒待ってハリスを潮になじませます)
  2. 3~5メートル巻き取り、そこからシャクリはじめる
  3. 水面から目線まで約1メートルほど(アタリに神経を集中させながら)スウっと聞きあげ
  4. 即、1巻き(約50cm)リーリングしながら穂先を下げる
  5. 0~2秒待つ(雰囲気があるなら0秒、渋いなら2秒等)
  6. これを指示棚の上限まで繰り返す

 

名人の釣り方に比べ、シャクリ幅が狭い釣り方なので、「水深が浅いとき」や「アタリ棚の幅が狭い」ときに有効です。また「糸フケの利」を狙った釣り方なので、潮の流がゆるいときにも有効です。

 

(ちなみに水深が深いときは、竿の動きが仕掛けに伝搬しにくいので、大きく誘える名人の釣り方が有利だと思います)

 

とくに4番がポイントで、

 

 

tachi-kennzaki08聞き上げて張ったハリスを、

 

 

 

tachi-kennzaki09

フワッと脱力させることに意味があります。

 

これ、潮流れがゆるくても、
擬似的に潮流れがあるように見せられると思うんですね!

 

この釣法は「吹き流し仕掛けの利」を積極的に取り入れた釣り方とも言え、タチウオの活性を上げるのに向いている釣り方だと思っています。

 

ということは、逆に潮流れがあるときは、そんなに効果がない釣法かもしれません。みんなが釣れていないときこそ、試す価値がある釣り方かもしれませんね^^

 

というわけで、「名人の釣り方」とこのフワッと脱力させる「おじさん釣法改」を組み合わせると、無限の可能性をもってタチウオを攻略できるんじゃないかと思った一日でした!

 

 

ハリスを弛ませるテクニックの話

DSCN0072b ハリスを弛ませて 仕掛けを潮に吹き流すことは、自然の力を見方につけるという観点では素晴らしいテクニックだと思います。

 

ただし仕掛けを吹き流すと、アタリそのものがわからなくなり、知らぬ間に餌を取られやすくなりますので、むしろ積極的に餌を動かして、

「ああっ、餌が逃げていく!」

「逃すかヽ(`Д´;)ノ 」

とタチウオに思わせることもまた重要であり、この「静」と「動」のバランスこそ、その日その時間によって違うタチウオの活性をコントロールする技なんだと思います。

 

 

以下、余談になりますー。

 

 

フォースマスター800

DSCN0102b

もっとタチウオ釣りたいっ!ヽ(`Д´;)ノ 

 

そんな思いで購入したシマノの電動リール「フォースマスター800」。

 

今までずっと「ダイワ党」だったのに
わざわざシマノの「FM800」を購入した理由。

 

それは、比較的軽いモデルなのにとんでもないパワーがあるからです。とくに水深が深いときは、パワーの有無が仕掛けの回収速度 = 釣果に大きく影響しますもんね!

 

で、FM800の感想ですが…。

 

すげぇです。

 

…一気にシマノ党になりそうです(笑) 

 

とは言え、ジョグレバーの位置が中途半端だったり、メンテナンスオイルの注入口がない等、ダイワのほうが好きな点も多々あります。

 

シマノの電動ケーブルは重く、軽いケーブルは別途購入する必要があるという設定はいただけませんけれど。

 

でも、FM800のパワーは本物でした。実測でオモリ100号、160メートルの水深を1分15秒くらいで上げることができます。

 

ただしパワーはあってもスプールが細軸なので、トルクに過剰な期待をすると裏切られるかもしれません。

 

はい。タチウオ釣りにこれ以上のトルクは必要ないので超満足!^^

 

545gという重さに満足できるなら、ライトゲーム用リールとしてかなり満足度の高いリールだと思いました^^

 

 

名人さん

hannpane-choukaなんと本日は「名人さん」が乗っていたにもかかわらず
その方が名人さんであると気づいたのは釣行後。

 

せっかく名人さんが近くにいたのに
一切観察できなかったなんてなんたる不覚

 

次回お会いしたらガン見決定です( ˘•ω•˘ )