【相模湾アマダイ】城ケ島沖デカアマ考察1【外道】(2018/01/27)の続きです。
デカアマの特エサを探る
さてオキアミが万能エサであるのは良いけれど、城ケ島のように外道が多いと「アマダイだけ釣れるエサはないものか」なんて考えちゃいます。
延縄漁では、青イソメを房掛けにしてアマダイを釣るそうです。でも遊漁船(五エム丸)ではなぜか青イソメの実績がありません。
これは延縄漁が、定位置に長時間エサを放置するのに対し、遊漁船は船を潮に流すので、常に移動するから、海底でうごめく青イソメを演出するのが難しい…つまり不自然だからでしょうか?
いずれにせよ、【エサを動かさない】延縄漁では青イソメが特エサ。【エサを動かす】遊漁船では青イソメが特エサとはならない。
同じ「釣り」でもやり方によって
特エサは変わるようです。
ところで遊漁船の中でも「動かす派」と「動かさない派」がいます。
前者は積極的に仕掛けを動かして棚を探り、
アタリを取りにいく手持ちタイプ。
後者は棚メインの攻略で、
エサの動きは船の揺れにまかせる置き竿タイプ。
タイプが違えば
特エサも変わるかもしれませんね。
わたしは前者で、動かしてアタリを取りにいくタイプです。
以下、いくつかのワームと生エサが「動かすタイプ」の釣りで「特エサ」となるのか試してみましたので、その考察になります。
メバルベイト(オキアミと併用)
メバルベイト(ケイムラ)45㍉。
紫外線のケイムラ反射による「エサのアピール」目的で使用しました。外道を含めアマダイもよくヒットしたので悪くはなさそうです。
ただ城ケ島のアマダイポイントは水深100㍍前後と深いので紫外線は届きにくいと思われます。そのため曇天、濁り潮では効果を望めないかもしれません。
今のところ「晴天の薄濁り」では好感触、でも「晴天の澄潮」では見切られる可能性もあると思っています。
夜光玉ほど万能ではなさそうです。
余談ですが水中カメラ
曇天の日に水中カメラを入れてみました。
水深100㍍の明るさは、水の透明度にもよるそうですが概ね水面の明るさの1%だそうです。曇天はさらに40%の明るさしかないそうですから、晴天の水面の明るさを基準とするなら曇天は0.4%。
加えて潮が濁ったら0.1%を切るかもしれません。
こんなとき、魚は【視覚】より【嗅覚】に頼っているかもしれません。これを調査するには、脂がにじみだす「サンマ」なんてどうでしょう!
サンマの切り身
一部海域では使用禁止となるほど強烈な特エサ。たとえばタチウオは「サバ」より「サンマ」のほうが喰いは良いです。
しかし(^o^;)
エサの位置を替えても
外道を含めオキアミばかりに喰うんですよね…。
サンマは置き竿の方には実績があります。
ということは、サンマはあまり動かしすぎたらダメなのでしょうか?
もしくは用意したサンマが「焼き用」だから
鮮度を見切られたのでしょうか
サンマはいずれリベンジです…(T-T*)
ホタルイカ
こちらも過去アマダイで実績のあるホタルイカ。エンペラにチョン掛けにすると足だけ取られやすいので、ツボ抜きにして、眉間のあたりにチョン掛けにします。
これは刺身用なので
鮮度抜群でしょう!ヽ(`Д´;)ノ
そして実際、「キモ」にかなりの
集魚効果がありました。
そしてキモだけすすられましたw
1日やって撃沈です(T-T*)
はい…。
外道の多い城ケ島で【嗅覚】を刺激するのは無理を感じました…。
そんなわけで結局、動かす釣りなら「潮に乗せやすい」軽いエサ=オキアミが一番という結論に…
デカを狙うならオキアミは目、
髭の立派な大粒を選びたいですね!
オキアミほか
「奇跡のエビ」も大粒で良いみたいですよ。
さて今季最後のアマダイ動画はキダイさえ喰わない城ケ島の低活性をどう攻めるのか悩みながらも50㌢2本ゲット(σ≧▽≦)σ
キダイの低活性には意外な秘密が…(꒪⌓꒪)