釣行データ
釣行日 | 2015/2/8・14(土) |
船宿 | 毘沙門・新店丸 / ハモノ船 |
竿(泳がせ) | ダイワ(Daiwa) GOUIN BULL HH-220 |
竿2(泳がせ) | ダイワ(Daiwa) VIPER TAILM-227 |
リール(泳がせ) | ダイワ(Daiwa) マグマックス500 |
竿(ヤリイカ) | ダイワ(Daiwa) メタリア・ヤリイカ MH-175 |
リール(ヤリイカ) | ダイワ(Daiwa)レオブリッツ300J (パワー不足です) |
仕掛け(泳がせ) | 上糸:ナイロン14号 1.5m ハリス:見えないハリス12号 1.5m クロスベアリング 4×3 BBサルカン 2号 BBサルカン スナップ付 3号(道糸との結節) おもり150号 |
仕掛け(ヤリイカ) | YAMASHITA 11-6 オモリ 120号 |
水温 | 14℃ |
潮 | 洲の崎 ゆるい 棚200m前後 |
天候 | 晴れ |
船の釣果2/8 | ヤリイカ:4-20 ブリ:船中1 |
船の釣果2/14 | ヤリイカ:0-9 メダイ:船中2 |
自己釣果 |
ナイショ |
本日は松輪の少し先にある毘沙門(びしゃもん)の「新店丸(しんみせまる)」にやってきました。
乗ったのはハモノ船!ヽ(`Д´;)ノ
ヤリイカを釣りながら、ブリや真鯛などの「ハモノ」も同時に狙っていくという8名限定の「泳がせ船」です^^
もちろんヤリイカを釣らなければなにも始まらないので
朝イチから真剣勝負
エサが確保できたら好きなタイミングで泳がせタイムに突入しつつ(≧▽≦)
たとえ本命が釣れなくてもお土産があるのは嬉しい限りですね~
…
というわけで今回は「ヤリイカ」の基本的なことをおさらいしながら、
「ハモノ仕掛け」についてもメモしていきたいと思います^^
ヤリイカの仕掛け
雑誌を読む限り「ヤリイカ仕掛け」の特徴は、
- プラヅノは11センチが標準。
- 色はケイムラ・薄いブルー・ピンクをまんべんなく配置すると、釣り場や潮色などに左右されず安定して釣れる。
- プラヅノの配色は「上を濃く」「下は薄く」が基本。
- スッテを混ぜると渋いとき効果的。
- 扱いに慣れるまではツノ数少なめの5~6本から。
- ヤリイカは巻き上げ時のバラしが少ないブランコ仕掛けがおすすめ。
つまり最初からノウハウが詰まった市販のブランコ仕掛けが
万年イカ初心者のわたしにはありがたい仕掛けというわけです^^;
釣り方やノウハウは雑誌と以下のリンクを参考にしました。
- 仕掛け着底後、静かに底を切って穂先を止めて注視する。
- 当たりがなければ目線の高さまで空シャクリ。常にイカを掛けるようなイメージでシャクる。
- 当たりがなければストン!とたたくように穂先を下げる。
- 2と3を底付近で数回繰り返す。
- イカが乗らないときは30メートルほど巻き上げてから落とし直す。(巻き落としと言い、イカに見破られた仕掛けを忘れてもらうために行う)
実釣では、渋いなか多くを釣るベテランさんの動きが参考になりました。真似してもなかなか釣れませんでしたが…
この水深だとまず「乗り」がわかるかどうかですよね。わたしは「船の揺れ」と「イカの乗り」を勘違いすることが多かったです
そこで、
なんとなく重いかも?!…と感じたら、ゆっくり手で巻き上ると、イカが乗っていれば逃げようとしてクンクンと重みが伝わりますので、乗っていればそのまま10メートルほどゆっくり手で巻いて、「追い乗り」を狙ってから電動で巻き上げます。
それにしても…
船が揺れると手感度はあてになりませんな(ノ ̄△ ̄;)ボソッ
目感度重視のいい竿が欲しくなりますな(ノ ̄△ ̄;)ボソッ
これは腕のせいじゃありませんな~(ノ ̄△ ̄;)ボソッ
…(ノ ̄△ ̄;)
とにかくエサゲット!ヽ(`Д´;)ノ
イカ鯛、イカブリの仕掛け
船宿によって「天秤仕掛け」と「胴付き仕掛け」があります。新店丸さんは後者、市販品が参考になるかと思います。
ハリスの長さは1ヒロが基本。
すて糸は、ハリスが絡むことがあるのでわたしは5~10センチと短くしています。(スナップ付きの三叉サルカンでオモリをスナップに直接つなぐベテランの方もおられます)
また糸ヨレを防ぐため、三股サルカンはボールベアリングタイプを使用。
針は、カンヌキ青物を使用しました。
カンヌキ青物は針先が少しネムっているので
魚に飲まれた針を口元まで引き出すことができます。
食わせ重視の「泳がせ釣り」にも向いていそうですね。
またこのカンヌキ青物、
その重さは同号数の「カットヒラマサ」と同じですが、
一回り大きいぶん比重が軽いので、
そのぶんイカへの負担を軽減できそうです^^
今回は魚を掛けるための「孫針」には13号~14号を、
イカを安定させるための「親針」には10号を使用しました。
10㌔オーバーのブリを狙うなら「孫針」は15号ですかねぇ
ハリスには「見えないハリス」の12号を使用。丁寧にやり取りすればブリも問題なく釣れる号数かと思います。12~16号と人によってまちまちです。
また人によってクッションゴムを使用する方もおられますが、わたしは上糸にクッション性の高いナイロンの14号を使用することでこれを代用しました。
結びの一例
↑ハリス12号でこんなふうに針を結んでみます。
まず孫針を強度のある「南方延縄結び」で結びます。
親針は、孫針のチモトから29センチ測ったところから結びます。
その内訳は、
たとえば親針を「外掛け結び」で結ぶ場合、ハリス12号で8回巻きつけるとハリスを12センチ消費します。
そして「孫針のチモト」から「親針のチモト」までを17センチとしたい場合は、17 + 12 = 29 センチとってから親針を結びはじめると丁度良いです。
できました^^
なお17センチという長さは小さ目のイカを想定したものです。大きなイカを想定するなら25センチくらいの長さも用意しておくと安心ですね^^
泳がせ:イカの付け方
「親針」を頭のほうに刺してイカの泳ぎを安定させます。
背骨に刺すと死んじゃうみたいですからご注意ください
孫針は 漏斗(ぴゅーと水を吐くところで「吹管」と呼ぶ人が多い)に刺します。
漏斗の「横」から刺して、「出口」から抜いたり、
漏斗の左右を貫いたり。
漏斗に刺して、筒に抜く方もおられます。(※追記:魚がヒットしたとき筒から頭が抜けてしまうことがあるので、漏斗から刺して筒に抜くのが正解のようです!)
イカの動きを妨げないよう
ハリスには少しゆとりがあると良いそうです。
…さて…
実釣
さあさあお立合い!ヽ(`Д´;)ノ
ドキドキの時間がやってまいりましたっ!!ヽ(`Д´;)ノ
このときのために(釣るのが)苦手なイカを釣ったのです…( ̄□ ̄;)!!
さあブリっと
食べちゃってよ~っ!ヽ(`Д´;)ノ
ブリっと!!ヽ(`Д´;)ノ
真鯛でもいいよ~っヽ(`Д´;)ノ
サメでもいいっヽ(`Д´;)ノ
お魚さんお願~いヽ(`Д´;)ノ
引きを楽しませて…(T-T)
…( TДT)
2月7日はベテランの方にヒット一回。
無事、立派なブリが取り込まれました。
そのやり取りで目を引いたのはマッドバイパーアオモノです。
柔らかくも力強いその曲がりは、
魚を起こせるバットパワーも十分にありながら、
船の揺れをしっかり吸収する「しなやかさ」があります。
対してわたしの竿は張りのある7:3調子。
冬の荒海、ミヨシの揺れを吸収するにはちょっと硬いですね…。
こうなったら…
船の揺れに強い竿
買うしかないっ!ヽ(`Д´;)ノ
某釣具店でオモリ150号をぶら下げて穂先の入りを確認。マッドバイパーアオモノM235と比較してより穂先の入りが良いバイパーテイルM227を購入しました。
かーちゃんにはナイショです
こうして…
翌週の2月14日に再挑戦したのであります!!ヽ(`Д´;)ノ
が…(^o^;)
荒海でまたイカが釣れないんだなぁ…
赤帽スッテの活躍により
ようやく挑戦権を得たのが11時過ぎ。
残り時間を考えるともうこの子に賭けるしかありません。
今度こそ…
ブリっと!ヽ(`Д´;)ノ
釣れちゃってよ~!ヽ(`Д´;)ノ
ところで、棚は10メートルが基本とのことですが、
水深は常に変化しています。このときは「掛け下がり」でしたので海底から10メートル棚を切っても、数分でオモリが底を付きました。
もちろん最初にして最後の貴重なイカ1匹を
サメにくれてやるわけにはいきません。
底を回避するようマメに棚を取り直しました。
また「棚を取り直すことがそのまま誘いになる」そうです。
が…
…今日はお魚いないのでしょうか( ̄0 ̄;)
2時間が経過しだいぶ衰弱してきたイカさんの動画です
海底からバケツへ何度も戻ってくるイカさん…。
その頑張っている姿を見ていると…
だんだん愛着がわいてきちゃいますね…
そして残すことろ30分を切り、なかば諦めかけたころです。
ーーーΣ(°Д°;)ハッ
とぉぉぉつぜんの前当たり
キタ━―━―━―ヾ(ΦωΦ*)ノ―━―━―!!
…入れ!
…入れっ!!
食うてたもれ~~~!ヽ(`Д´;)ノ
イカは身が柔らかいので「合わせ」れば
カマスやサバなんかより針掛かりは良いはずです。
竿は柔らかいので自動で食い込むはず…!!(`д´/;)/
辛抱たまら~ん!!ヽ(`Д´;)ノ
ここだあああっ!!!!(`д´/;)/
と引き込みに合わせて「鬼合わせ」をくれて
やり取り開始!
久々の引きに大興奮でありますっ!!ヽ(`Д´;)ノ
ぐいぐいと引き込むこの感触は…!
ぬうっ!!
アオモノっぽいぞ~~(`д´/;)/
と思ったらメダイちゃんでした
あははは~
最後にミヨシの方がメダイを追加して、この日は納竿となりました。
ブリが釣れなかったのは残念でしたが、
やっぱり「泳がせ釣り」は熱いですねっ!(ノ≧ڡ≦)
なおメダイはコラーゲンたっぷりで酒蒸しがとても美味しく、
ぷりぷりの皮を「澄まし汁」に入れても美味しいですね~^^