浅場マルイカ開幕2017!!(2017/06/11)

行データ
釣行日 2017/6/11(日)
船宿 五エム丸 / マルイカ船
竿

自作竿(2017年度版藤沢ブランク – 並継部分4.5㍉)

リール

shimano スティーレ100XGPE0.8号200m)

daiwa スパルタンRT TW 100XHPE0.8号200m)

オモリ スカリー40号(根掛かりでたくさん紛失したので有り物のオモリをいろいろ使用しました^^;)
ハリス  ホンテロン
仕掛け図 仕掛け図  幹間1.2㍍ 直結5~6本
研ぎ器 カンナくん大成功です
竿休め チョイ置きキーパー
ツノマット ツノマット300
投入器 Daiwa イカヅノ投入器 6本 ピンク
イカヅノ投入器 増設2本 x2
水温 19.6℃
葉山沖~佐島沖: 薄濁り 15~40m
パターン

大潮4日目  (干潮 12:03) 

月輝面 97.6% 月齢 16.3
北 弱い ⇨ 南 弱い
波高 0-0.5M
天候 曇りときどき晴れ
船の釣果 マルイカ:8-46杯 (35,33,32…ほとんどの方が10杯以上)

自己釣果(右舷ミヨシ)

マルイカ:46杯(うちムギ1杯)

DSCN6164b 6月に入って水深50㍍じゃね…(T⌓T)

 

今年はもう無理よね浅場…(T-T)

 

でも中深場も面白いからいいよね (σ≧▽≦)σ

 

って諦めかけていた
矢先のー!!ヽ(`Д´;)ノ

 

DSCN0136b佐島沖15㍍とーヽ(`Д´;)ノ

 

 

DSCN0148b五エム丸のホーム
葉山沖20㍍前後でーヽ(`Д´;)ノ

  

 

 

DSCN0152bよぉやくマイクロ級が湧いて出ましたっ(*≧∀≦*)キャー

 

 

DSCN0163b

イカのサイズは小さめですけどヽ(`Д´;)ノ

 

浅いぶんだけ
触りが明確で!!ヽ(`Д´;)ノ

 

なんで掛からねぇんだこんちくしょー!!ヽ(`Д´;)ノ

 

乗ったー(*≧∀≦*)

 

足切れた―(T⌓T)

 

多点掛けじゃー(*≧∀≦*)

 

このイライラドキドキハラハラがまた
たまらないヽ(`Д´;)ノ

 

DSCN0149b2017年浅場マルイカよぉやく開幕でありますっ( ✧Д✧)ピキン!!

 

 

1497161868-4-5329c

この日は潮が澄んでいたせいかハモノが多く、ハモノに追われてマルイカの足も速く、なかなか連チャンできませんでしたけど^^;

 

今後マルイカの隠れ家とも言える「濁り潮」が
キワに入ってくるようであれば爆釣の予感がプンプンします^^

 

長く続きますようにー^^; 

 

アワセのタイミング 

tatennkotsu2前回、達人に教わった内容のひとつに「穂先がブワブワするような高活性のときはマルイカの多点掛けが狙える」という話がありました。

 

この日はたまたま活性の高そうな触りがあり、これを実践。2点掛けを連発することができました^^

 

かと思えばパンチ系の触りに苦戦することもしばしば

 

一体、どんな触りをどう攻略すれば良いのでしょう。
以下、個人的な浅場攻略メモになります。

 

※以下断定的に書いていますが考察にすぎません。また穂先の感度は竿によると思いますので、参考までにお願いします^^

 

パンチ系の触り

hosaki01「あれっ?!」 

 

「えっ?!」

 

ふるふるふるふる細かく触ってくるのに全然掛からない?!」

 

⇨これはイカが小さいときにありがちな、
スッテの力量を警戒しての「イカパンチ」と思われます。

 

パンチ系の触りはイカの動きが速すぎてそう簡単には掛かりません。運良く触腕に掛かればラッキーです。そう言った意味では7本立てカンナは有利。

 

なので「こりゃ掛からないな」というパンチ系の触りがあったなら、あえてアワセず、断続的に小タタキで誘って弱った魚を演出し、じっと本乗りを待つのも一手。

 

ふるふるふる ⇨ ピッ! と小さくも鋭いアタリが出た瞬間に即掛け!!

 

もちろん触らなくなったと思ったらとっとと「巻き落とし」を行い、より活性の高そうなイカにアピールし直すのはもはや常套手段ですよね^^ 

 

※大きなタタキは浅場では力のある魚を演出すると思われます。なので大きな叩きは大きなイカに対しては有効かもしれませんが、浅場の小さなイカに対しては逆効果かもしれません。

 

浅場ではタタキも細かく小さめが良いかも…?

 

6月17日追記
DSCN0178b
このサイズだけは…(^o^;) 

 

 

DSCN0183b

このサイズだけは…(^o^;) 

 

即掛け以外で掛かる気がしません^^; 

 

多点掛けが狙える触り

hosaki02穂先が上下左右にブワブワ揺れてるこれ
リーチっヽ(`Д´;)ノ

 

⇨ 多点掛けのチャンス!!

 

着底後すぐにブワブワしはじめることもあれば、
叩いた後にブワブワしはじめることもあります。

 

こんなときは慌てて即掛けしても掛からないことが多いです。そこでブワブワ揺れる穂先が収束し本アタリに変化する瞬間を待つのも一手。

 

本アタリに変化する瞬間は0.5秒後かもしれないし、
3秒後かもしれません。

 

⇨ ピッ! ピピッ!! と小さくも鋭いアタリに変化した瞬間こそ乗った合図!!

ここで即掛け。

 

もしくはタイミングを見計らってスーッと引くように合わせると、多点掛け率アップ…というのは達人談ですが、そこまで活性が良い流しはこの日はなかったかなー^^;

 

 

根掛かり

DSCN0144b

いやはや今回は6回も根掛かりして参りました^^; 

 

 捨て糸(1.5~2号)をつけていたので切れ目はすべて1重コブ。
スッテは無事でしたけどオモリも6個なくすと痛いです笑

 

予備オモリも必要ですねぇ。

 

DSCN0158bオモリ40号の比較です。

 

①タングステン…3300円。落下速度、アワセの感度、すべてにおいて最高ながら浅場では富豪のみ使用可…。

②スカリー…  290円。達人も使用しているスカリー。ちょっと高いけどスタンダードな高速オモリ。形状が丸っこいのでアワセにも違和感がなく使いやすいオモリです^^

③胴突オモリ… 150円。落下速度はイマイチながらリーズナブル。そこまで落下速度に差が出ない浅場では予備としていいかも。

④Vスカリー… 880円。オモリが立っても負荷がかかりにくいVスカリー。即掛けには有利もゼロテンコントロールで好みが分かれそう。

⑤六角オモリ…  120円。㌔880円の予備に最適なオモリ^^

⑥スピードシンカー…260円。どこがスピードなのか教えてくらはい…。

 

 

達人のスッテはすごいかも

DSCN0145bこの日、釣果の7割はFNネオン(中身が淡いブルーのケイムラボディ)でした。

 

 

DSCN0111b先週の50㍍ラインでも大活躍だったこのスッテ。

 

達人のスッテを真似して、
FNネオンのガス糸を剥がしてピンク色のマッキーを塗り、
目玉をフィッシングボンドで付け直したものです。

 

※フィッシングボンドはエポキシの一種でおもにトップガイドの接着に使用される強力な接着剤です。2液性ですが2液の配合は目測で問題なく、扱いやすいです。アロンアルファのように白濁することなく固まっても透明で綺麗に仕上がります)

 

まあ、下から3番目によくヒットしたことから
棚なのだとは思いますけど^^;

 

DSCN0164b

5月30日には絶好調だったマッキー仕様のチビイカ5(左下の2つ)は、今回は不発。

 

チビエビを差し置いてFNブルやFNネオン、
または8㌢のプラヅノに良く乗りました。

 

小さなマルイカなのにねぇ。

 

スッテは毎回違うからほんと不思議(๑>ᴗ<๑)

 

【マルイカ】柏崎達人にお会いした日【後編】(2017/05/14)

【マルイカ】柏崎達人にお会いした日【前篇】の続きです。

 

※以下、達人メモになりますが個人的な視点です。
ご了承ください。

 

達人のスッテ

kashiwazakisan6

達人はダイワのミラーや美咲のネオン、ブル等、まんべんなく配色しながら流しごとに様子を見て2、3個ずつバリバリ交換。

 

その交換がまた速いんだ^^;

 

「柏崎さんと言えばオリジナルスッテのイメージがあるんですけど、今日は使わないんですか?」

 

「最近はメーカーから小さいの出てるし、乗るから、作ってないね」

 

と言いつつも、無加工ではないスッテもあり、

 

sultute一番目を引いたのが美咲の「ネオン」。

 

「ネオン」の頭についているウィリーを剥がし、その頭部分にエアブラシを吹いたオリジナルカラー「ブルーヘッド」がマルイカの流しで炸裂していました。

 

「これはムギマル問わずけっこう乗るよ」

  

DSCN0081b

後日真似してみたスッテです。

 

と言っても達人がもっていた美咲「ネオン」はもはや廃版。写真はチビイカ5の「ケイムラ裸」にマッキ―でグラデーションをつけたものです。

 

 

DSCN0089b角度をつけると頭の色が全身に回りこみます。これ、チビトトの色変化にも似ていますね!

 

※カンナは0.5mmの7本立てに巻き直しています。

 

このブルーとピンクが、

 

2017530b5月30日はマルイカを直撃^^

 

 

DSCN0094bほか達人の真似をして「ネオン」や「ブル」のヘッドを剥がし、マッキ―で塗ったものも、ムギイカですけど良く乗りました。

 

 

DSCN0096b

NJ45ネオンツートンも一番手前のやつはけっこう乗りますねー。達人は使っていませんでしたけど^^;

 

 

DSCN0082b

達人は一番左の「イエローボディ・グリーンヘッド」をはじめのうち3つも入れていました。(達人のスッテは素体がチビイカ5ではありません)

 

「これにしか乗らないときもあるんだよね」

 

確かにわたしも2年前、浅場の濁り潮でこの話を耳にし、ダイワの37sグリーン泡ハダカに緑のウィリーを巻きつけた「イエローボディ・グリーンヘッド」にかなりの恩恵を受けた記憶があります。

 

この日は潮が合わなかったせいか乗っていませんでしたけど、
潮が合えば爆乗りカラー間違いなし^^

 

kashiwazakisan7

ダイワミラーが良いときは良いみたいですね!

 

達人がミラーで好調な流しではわたしも真似して、

 

mira-

ミラーでヒット^^

 

 

keimura2

「お、プラヅノだね」と達人。

 

 

maruika1

「またプラヅノ? こりゃ3つくらい入れるしかないか笑」

 

「でも不思議とプラヅノばっかりにすると乗りが悪くなるんだよなー」 

 

おっとそれ経験済みー^^; (リンクはyoutubeです)

 

達人は、自分のアタリスッテはもちろん周囲のアタリスッテも参考にしつつ、頻繁にスッテを入れ替えていました。

 

特に、群れの移動が速く、同じ群れを追うようなときは、同じスッテに乗ることが多いので、周囲のアタリスッテを参考にしない手はありませんよね^^

 

chibiebi

わたしがチビエビの黄色ばかりに乗ったときは、達人も即取り入れてヒットさせていましたし、

 

 

chibitoto

でもチビトトは真似してくれませんでした^^;

 

「それで釣ってる人はじめて見た」

 

「えー?!
このスッテだけで10連荘以上できたときありますよ笑」

 

どうやらチビトトは、カンナ幅より太いお腹が
非合理的との見解です^^;

 

 ムギイカの追い乗りは着底前の雰囲気を見る

gp2

着底前の触りは貴重な情報源。
多点掛けを狙えるかどうかの判断材料になります。 

 

たとえば海底から15㍍の棚でけっこうな触りがあったなら、そのイカにやる気があれば棚を下げてスッテを追ってくるので、着乗りの棚はおおむね10~15㍍と予測できます。 

 

このとき幹間1.2㍍で8本の仕掛けなら、全長約10㍍。
着乗りしたなら上のほうのスッテに乗ったと予測できます。

ならば下のほうのスッテに数を付けるべく、追い乗りを狙うべきですよね!

 

でも仕掛けの落下中にまったく触りがなかったり、触ってきたとしても、その棚がほぼ海底付近の場合、イカがつくのは下のほうだと予測できるので、追い乗りを狙うだけ無駄かもしれません。

 

だから達人は着底前の雰囲気を感じとって、「お、数付くかもよ」「コリコリ巻いたら付くかも」って雰囲気を教えてくれるんですけど、

 

前述した通りこの日の達人のオモリは80号。
60号のわたしとは着底に5秒近い差がありました。

 

5秒も差があるとその間にイカは移動し、とくにスルメ系は移動が速いので、少なからず着底前の雰囲気は変わってきます。

 

なのでその流しで達人が7杯掛けできたとしても、わたしは自分で着底前に感じた雰囲気通り、2杯しかつきませんでした^^;

 

つまり着底前の雰囲気は自分で感じとらないと正確な判断はできません。
ぜひ体得したいテクニックですね!

 

速潮は体向きを考慮

kashiwazakisan1この日は潮がそれなりに速く、ラインが外に出たり斜めに入ることが多かったのですが、そんな一流しでの会話です。 

 

「潮が外向くとアタリ消えるんだよなー」 

 

 「イカの芯から外れちゃうんですかねぇ」

 

「逆弦はもう2回目巻いてるよ」

 

「でもラインが内側に入り込んでも直結だとアタリ消えぎみじゃないですか? 以前速潮のとき直ブラで良い思いをしたことがありますけど、柏崎さんは直ブラ使わないんですか?」

 

「いや、直ブラはさぁ、なんていうの。プライドっていうかさー笑」 

 

 直結は速潮に弱いよねという話です。だから直結を使用する場合はせめてラインが斜めになりにくいよう「穂先を潮向きに合わせる」ということを達人も実践していました^^

 

 

マルイカの多点掛けについて

tatenkotsu「マルイカの多点掛けにコツってありますか?」

 

「アワセないで待つ」

 

「へ?」

 

「着底で穂先がブワブワするようなときは狙えるよね。最初のアタリで合わせないで、我慢して数秒待って、

 

tatennkotsu2

スゥ―っとゆっくり引いてみると、ズンズン乗って7杯掛かったことがあるよ」 

 

「そんな流し今年ありましたか?笑」

 

「今年はないねぇ笑

あとブワブワするようなときは、1杯掛けてから途中でゆーっくり巻くと、追い乗りしてくることがあるよ。でもそんなときはバンザイで掛かることが多いから、ゆっくり巻かないとバレちゃうけどね」

 

つまり直結は…

 

「即掛け」が基本ながらも…

 

「即掛け命」ではなく…

 

活性次第でタイミングを見計らって掛けるテクニックもあるってことですね…。

 

その後の釣行では、活性が低い流しでも、即掛けで掛からないようなときは、合わせのタイミングをズラして掛けられるようなシチュエーションもあったので…

 

いや奥が深いですっ!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

柏崎さん色々教えてくださって
本当にありがとうございました!!

 

またご一緒よろしくお願いいたします(๑>ᴗ<๑)

 

【マルイカ】柏崎達人にお会いした日【前篇】(2017/05/14)

行データ
釣行日 2017/5/14(日)
船宿 長三朗丸 / マルイカ船
竿

自作竿(2017年度版藤沢ブランク – 並継部分4.5㍉)

リール

shimano スティーレ100XGPE0.8号200m)

daiwa スパルタンRT TW 100XHPE0.8号200m)

オモリ タングステン50号 スカリー60号
ハリス  直結:ホンテロン + R18の直結び (感度良好硬調ハリス)
仕掛け図 仕掛け図  幹間1.2㍍ 直結8本
研ぎ器 カンナくん大成功です
竿休め チョイ置きキーパー
ツノマット ツノマット300
投入器 Daiwa イカヅノ投入器 6本 ピンク
水温 18.2℃
亀城根沖: 薄濁り 50~60m
パターン

中潮2日目  (満潮6:00 干潮 12:57) 

月輝面 90.7% 月齢 17.6
北 弱い
波高 0-0.5M
天候 曇り
船の釣果 ムギマル:1-66杯

自己釣果(右舷ミヨシ2番目)

ムギマル:   47杯(2番手)

DSCN6164b 

「あれが達人だよ」

 

2015年5月―――マルイカ初挑戦の日。

沖上がり直前に見た柏崎さんはまさに神でした。

 

DSCN6685bたった1流しでその日わたしが釣ったをひっくり返してしまうような超絶テクニックゼロテンション。

 

柏崎さんのゼロテンションは、2015年につり情報で紹介され、のちにメーカーを動かすほどの流行を作り、関東に広まりますが、

 

DSCN5985cこの日わたしはマルイカ初挑戦で
何が起きているのか理解できないまま

 

どうやって釣っているのだろう…(꒪⌓꒪)

 

凄い…(꒪⌓꒪)

 

いつか自分もあんなふうに釣れるようになるだろうか…(꒪⌓꒪)

 

…(꒪⌓꒪)ムリクネ?

 

DSCN6460b日を追うごとに憧れと尊敬の念は強くなり、

 

自分なりに穂先を作りはじめ、

 

hosaki4ようやく「水深」と「ゼロテンション」の負荷の関係に気づき、

 

 

DSCN0079b潮流の負荷をキャンセルすべく
水深10㍍毎に穂先のバランスを試すようになった2017年。

 

あれから2年です。 

 

少しは近づけたでしょうか…(꒪⌓꒪)

 

 

長三朗丸!!

DSCN0011bこの日は常宿「五エム丸」の「マルイカ船」が休船だったので急遽お世話になったのはお隣、あぶずり港の「長三朗丸」さん^^

 

五エム丸の常連6名で
こぞって行くことになりました。

 

 

mousouzoku

なんと。 

 

達人は「たいぞう丸」だけでなく「長三朗丸」にも乗るのですね。

 

 

mousouzoku3

えっ?!

 

達人の隣で釣りができる?!!

 

超絶テクニックが間近で見れる?!!

 

もしかしてお話できる?!!

 

こんなチャンス2度とないかも!!(*≧∀≦*)

 

前日だと言うのに心臓がバクバク鳴りはじめました。

 

眠れないよぉー(*≧∀≦*)

 

monmon3

眠れないよぉ…(꒪⌓꒪)

 

 

挑戦!!

kashiwazakisan1達人のテクニックをこんなにも間近で見れるなんて夢のようです。

 

youtubeに上がっている動画ではわからないニュアンスが
間近でみることで鮮明に感じ取ることができます。

 

右巻きリールを右で構え、左手親指でハンドルを操作してゼロテンションを保つという超高等テクニック。(リールはメーカーによって親指操作の邪魔になるスタードラグを切取り加工して使用しているとのことです)

 

竿の操作でゼロテンションをキープするわたしに比べ、達人のリール操作によるゼロテンションのキープは、フォルムが一定で無駄がなく、特にウネリがあるときのキープ力に差がハッキリと出ます。

 

 

kashiwazakisan2正確無比な音速タタキ…。

 

その所作にあっさり目を奪われ、

 

感動するとともに、

 

一挙手一動の洗練度
自分とはまるで違うと痛感し、

 

急に自信がなくなりました…

 

kashiwazakisan5どうすればあんなに速くタタけるのだろう…?

 

どうすればその所作を自ら開発し
身に着けることができるのだろう…?

 

そればかりはセンスが必要なこと。

  

 

gp1

自分ではそこそこ上手くなったつもりでも、

 

努力だけでは近づけない壁があります。

 

そんなセンスが自分には足りないと感じたとき、

 

大きなショックを受けたのでした…

 

 

zrohai気づいたら0-9杯の差がついていました。

 

 

 

ばっかもーん( ꒪ д꒪ ⊂彡☆))Д´)パチーン

 

差があること
なんて!!ヽ(`Д´;)ノ

 

最初からわかっていたことでしょう!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

自分のレベルを知りたいんでしょっ!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

 

喰らいつけ!!

kashiwazakisan3達人は中層に浮いたイカに対応すべくスッテ14本からスタートし、 思ったほど反応が高くないと見るやスッテ8本に減らしたり、14本に戻したり。

 

水深50㍍であるのにオモリはスカリー80号なのだからスッテ8本だと鬼速です。

  

確かにマルイカは良い流しで何連荘できるかが勝負と考えると落下速度が速いにこしたことはありません。

 

でもオモリ80号にマイクロ級が乗ったなら
さすがに「乗り感」が怪しくなる重さです。

 

そう思って80号を使用する理由を聞いてみると、

 

 

kashiwazakisan4「水深が深いからかったるいじゃん」

 

えっ…( ̄▽ ̄;) ソレダケ? 

 

「オモリ80号で乗ったかどうかわかりますか?」

 

「ちょっとでも差があれば掛けた瞬間わかるよ」

 

 

gp2もとい、スッテ8本にスカリー80号の組み合わせは鬼速です。

 

こちらがTG50号からスカリー60号に変更したところで、
達人の着底はこちらより5秒近く速いです。

 

なのでこちらが1回目のイカを掛けたときにはすでに、達人は2回目を投入。2回目に乗るような流しではどうしても差が出ます。

 

 

maruika1意外だったのはマルイカの流しでは健闘できたこと。

 

ムギでもマルでも、触ってくるのに掛けられない「チョッカイ系」の触りがしばしばあるけれど、そんな「チョッカイ系」のアタリは達人でも苦戦することがあるようです。

 

もしやオモリ80号だから掛け遅れているのかもしれず、
それは達人も自覚していました。

 

人間臭い神様です。

 

そう思うとちょっぴり安堵するのでした笑

 

DSCN0019bそして最後にムギイカの7点掛け炸裂で一気に引き離されて、
66対47杯で終了。

 

まあ、9-0からのスタートと考えると
健闘したかなと思います笑

 

色々と教わっちゃいましたけど…。

 

わたしがブログ書いてること知ってるのかしら…笑

 

柏崎さん本当にありがとうございました!!

 

気さくな方でめちゃくちゃいい人でしたー(๑>ᴗ<๑)

 

>>達人にお会いした日【後編】達人に教わったことメモに続く