↑浅場マルイカの直結仕掛け。
一見簡単そうな仕掛けに見えますけど、
じつは各人に感度を上げる工夫が見られたりしますよね!
とくに小型が出現するよな流しでは「感度を上げる工夫」にも意味があると思います。
感度を上げるには、仕掛けの「伝達効率」に
着目するのも良いかもしれません。
そこで今回は、仕掛けの「伝達効率」を上げるべく
スナイプビーズとスイベルの扱いについて考察してみたいと思います^^
まずはおさらいからです♪
「ビーズ式移動チチワ」の作り方おさらい
マルイカ用「直結仕掛け」の定番ビーズといえば、スナイプビーズ。(でも美〇は潰れちゃったからもう定番ではないのかな…)
ハリス4号にスナイプビーズを通し、
別のハリスをあてがい、(スナイプビーズ3mmはハリス4号に対して穴が大きいため、別のハリスをあてがいコブが抜けないよう太くします)
八の字結びを締め、ハリスの余分をカットすれば
移動式チチワの出来上がり。
移動式チチワはカンナ(イカ針)の真ん中に通します。(針が12本あったらそのうちの6本にチチワを掛けます。そうすることでチチワがカンナからスッポ抜けるのを防ぎます)
ビーズは何でも良いですね!
ハリス4号の直径は0.33㍉、
ビーズの穴に折り返したら0.66㍉です。
なので穴径0.8㍉のビーズなんて丁度良いかも^^
穴径0.8㍉のビーズであれば、
8の字結びが1重でも抜けません^^
さて本題です。
このようなマルイカ用の「ビーズ式移動チチワ」はそもそも「スッテの交換をしやすくするため」に考案された素晴らしいアイデアです。
ですが、スッテの交換がしやすくなるぶん
「遊び部分」が多くなるのも確か…^^;
遊びが全くない元祖「移動結び」に比べると、
「ビーズ式移動結び」はどうしても遊びが出ちゃいます。
これが細かいアタリをスポイルしているのでは?
という意見を持っている方も少なくないのではないでしょうか。
しかし、元祖「移動結び」はやっぱりスッテが交換しにくいので^^;
そこで先にハリスにビーズを通してから、
元祖「移動結び」にします。
すると、スッテ交換もまずまず良好で、
より遊びの少ない「感度良好」なチチワができます。
スッテ交換のしやすさ | 仕掛け感度 | |
ビーズ式移動チチワ | ◎ | △ |
元祖移動結び | △ | ◎ |
元祖移動結びビーズ版 | 〇 | 〇 |
まーどれをとっても一長一短。
悩ましいですねー^^;
スイベルの必要性
糸撚りを防いで手前マツリを減らすべく「小型スイベル」を付けるか、それとも回転系のアタリを少しでも明確に得るため「小型スイベル」は不要とするか。
賛否両論ありますね!
個人的にはできればスイベルは付けたくないです。でもPEラインの保護を考慮し、1番上にはつけても良いと思うんですね。あと手前マツリ軽減のため真ん中にも一つ。
個人的な意見です^^