お試しアマダイその2 !!~ディギング釣法と誘いの考察~(2016/11/26)

 釣行データ
釣行日 2016/11/26(土)
船宿 五エム丸 / アマダイ船
竿 イワ(Daiwa) A-ブリッツ タチウオ M-195
リール フォースマスター800
仕掛け

ハリス3号1.8メートル2本針(枝針30cm)
※下針から80cmのところにDビーズマーキングのMまたはLを使用し枝針を接続。サルカンを使用しないのは、潮流を意識して誘い下げるフロート効果を狙いたいため)

9号

発光玉ソフト・ピンク・2号(枝針のみに使用)

テンビン ディグアーム80号
ヤマリアK型遊動40cmオモリ80号
水温 18.8℃
亀城根 ~ 城ケ島沖 :  澄み   棚70-100m
パターン

中潮1日目  (干潮 8:10 満潮 14:22)

月輝面

10.1%  月齢26.4

北東、弱い
波高 0.5-1M
天候 晴れときどき曇り
釣果11/23(水) 船の釣果 アマダイ:2-8尾(21-36cm)
自己釣果 アマダイ    8尾(最大35cm)
釣果11/26(土) 船の釣果 アマダイ:2-6尾(23- 50cm)
自己釣果 アマダイ    6尾(最大36cm)

 

DSCN0742b11/23水曜日。

 

よぉ~やくサニー商事の新商品「ディグアーム」を
試せる日がやって参りましたあっ^^

 

 

dscn8588bディグアームの使用方法はご覧のとおり商品のタグ裏に記載があります。

 

これは教科書以上に想像力を
膨らませることができる貴重な資料!ヽ(`Д´;)ノ 

 

普通のオモリでも通用する
アマダイ釣りのメソッドが凝縮されていますね^^

 

 

digarm

もちろんディグアームの使いどころは、砂質が柔らかいところです。

 

たとえば相模湾の江の島沖は、砂質が柔らかいため、「砂煙をたてる」という「ディグアームの効果」に期待できます。

 

ただ相模湾の亀城根沖や、城ケ島沖のように、砂質が硬いような場所では、そもそも砂煙をたてにくいので、ディグアームの効果は薄いかもしれません。

 

そんなわけで、効率良く釣果を上げるなら、
オモリを使い分けるのが良さそうですね!

 

 

dscn8593b11/23水曜日は35センチのアマダイを筆頭に8尾ゲット♪

 

通常のオモリの方と差がついたのは、砂質の柔らかい「江の島沖」です。
もちろんディグアームを使用しました^^ 

 

 

dscn8596b

11/26土曜日は、青イソメで、デカアマ釣れないかな~♪
なんて最初の1時間を無駄にしましたけど(笑)

 

 

 

dscn8607bなんだかんだで36㌢のアマダイを筆頭に6尾ゲット♪(チビアマを除く)

 

この日は砂質の硬い「亀城根沖」と「城ケ島沖」でしたので、普通のオモリを使用しての釣果です^^

 

そんなわけで今回も、アマダイ釣りをもっと楽しむべく、いくつかのメソッドについて考察して参りましょ~σ(≧ε≦o)

 

あ、ごちゃごちゃ文章を読みたくない方は
ページ下の動画を参考にどうぞ♪

 

 

アマダイ釣りを考える

dscn8603b基本的にアマダイ釣りは、

 

オモリが着底して底立ちを取ったら、

仕掛けの長さ分聞きあげ、

誘い下げる。

 

これの繰り返しです。

 

たったこれだけのことなのに、
なぜ誘い方によって釣果に差がつくのでしょう。

 

マメな棚のとりなおし?

 

これはかなり重要ですよね^^

 

海底はたいてい斜頸しているので、棚ボケしないよう
定期的に底立ちを取り直すことはとても重要だと思います。

 

また底立ちを取り直すということは、仕掛けを上下に動かすことにもなるので、特別なテクニックがなくとも有効な誘いになると思います。

 

ここまでは、どんなサイトにも載っている
アマダイ釣りの常識かもしれません。

 

でも、さらに踏み込んでアマダイを楽しむなら、

 

・作為的に「仕掛けの弛み」を作る

外道(またはアマダイ)のアタリで潮流を読む

 

この2点を意識しても良いと思います^^

 

 

仕掛けの弛みはアマダイ攻略?!

dscn8603b

わたしの誘いは基本的に「攻め」です。

 

どちらかというと仕掛けをよく動かし、聞きあげや誘い下げを繰り返しながら、積極的にアタリを取りに行くスタイルです。

 

 

nomare

であるにもかかわらず、23日にアマダイが釣れたときは半数以上、針を飲まれていました。

 

針を飲まれているということは、アマダイが針を喰った瞬間、アタリに気づかなかったということです。

 

そしてアタリに気づかなかったということは、仕掛けが弛んでいるときに喰ったということです。 

 

ですからアマダイは仕掛けが弛んでいるときに好んで喰う傾向があると思うのです。

 

まあ、よくよく考えれば、「仕掛けを弛ませる」ということは、「仕掛けを潮に乗せやすくする」ということでもあるので、

 

これは「吹き流し仕掛け」で渋いときの
常套テクニックでもありますよね!

 

この「仕掛けを弛ませる」ということについて、
もう少し詳しく説明しますと、

 

 

amadai8

たとえば海底から仕掛けの長さ以上、
聞きあげたとします。

 

このとき、潮があまり流れていなければ、
仕掛けはある程度垂れさがった状態になると思います。

 

図のような感じであれば、
アマダイは視界にあるオキアミを喰っても良さそうです。

 

でも、潮がないから図のようになるわけで、
潮がないなら喰わないかもしれません。

 

そんなとき、

 

amadai8

たとえば海底からハリス分以上聞きあげたところから、

 

 

amadai9誘い下げることで、仕掛けの流動によりハリスを弛ませ、少しでも針が潮に乗りやすい状態を作ることができます。

 

こんなとき、アマダイの喰い気は起きやすいのかもしれません。

 

 

amadai5

また潮流が速いときは、

たとえば海底から仕掛けの長さ分聞きあげた位置だと、棚がズレていることになるので、

 

 

amadai6徐々に誘い下げて、(海底から30㌢のあたりをホバリングして巣穴を守っていると思われる)アマダイの目の前に、オキアミを持っていってあげる必要があります。

 

とここまで説明すると、

 

「無茶言うなよ」という声が聞こえてきそうです。

 

「そもそも、誘い方以前に、
どうすれば潮流の速さなんてわかるんだ? 」

 

「潮流の速さがわからなければ、上記の内容なんて意図して実践できないじゃないか」

 

と。 

 

おっしゃる通り、

 

潮流を読む必要があります^^

 

 

外道(またはアマダイ)のアタリから潮流を読む

gedouまず海底からの聞きあげにより、
外道(またはアマダイ)のアタリを得ます。

 

聞きあげているときに外道(またはアマダイ)のアタリがあったら、そのとき海底から何㌢のところでアタリがあったのかを、記憶しておきます。

 

そして仕掛けを回収し、先針と枝針のどちらの針に喰ったのかを見て、仕掛けの長さから起算し、仕掛けの弛み具合を判断します。

 

ひいては潮流を読みます。

 

 

amadai7たとえば仕掛けの長さ分聞きあげて、外道(またはアマダイ)が先針に喰ったなら、先針は海底より少し上を漂っていたと想像でき、仕掛けは少しだけ弛んでいたと想像できます。

 

なので潮はユルいけど少しは流れてるのだと想像できます。

 

こんな感じで外道(またはアマダイ)の喰い棚により、潮流が読めれば、狙って釣れるようになりそうですよね♪

 

しかし、文章は難解で
実践できそうにもないよ

 

というわけで今回は、上記の内容を実釣でもやってみましたので、よろしければ動画のほうも参考にして下さいねっ^^

 

収録は相模湾の「亀城根」から「城ケ島沖」のアマダイ考察であります♪

 

11月のカツオ爆釣2016年ファイナル!!(2016/11/12)

釣行データ
釣行日 2016/11/12 (土)
船宿 長三朗丸/カツオ・キハダ船
竿 自作(先径2.2mm元径14mmのグラスソリッド)
リール シマノ(SHIMANO) ティアグラ30A
ビシと天秤 青物バスター100号+ プラスミキサー50号
305式 NH型天秤
天秤とショックリーダーの結節具

トローリングスナップ5号 (ショックリーダー:ナイロン 60号/200lb5m、結節はPRノット
 PE10号500m

仕掛け

ハリス18号4.5メートル  18号
ハリス16号3メートル  13号

水温

21.2度

澄み ゆるい 
メインの棚:15メートル前後 ほか30-40メートルなど

パターン 中潮2日目  (干潮 8:58  満潮15:06)
月輝面 91.1% 月齢12.4

北東 弱い

波高 0.5-1M
天候 晴れ
船の釣果

12-23本

自己釣果(右舷ミヨシ) カツオ:10本
マメジ:1本
チャッパ:2本
ヒラソーダ:15本

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11月12日土曜日。

 

いや~すっかり寒くなりましたね~(^o^;)  

 

わたしの常宿五エム丸はすでに
「カツオ・キハダ船」は終了しておりますので^^;

 

 

pd2-1477902961-1-366b今回は年40回以上マグロ船に乗り込むという「柳さん」にお誘い頂きまして、

 

長三朗丸のカツオ・キハダ船に乗り込んできましたっ!!ヽ(`Д´;) 

 

柳さんは、相模湾のコマセが解禁する8月前からキャスティングでマグロを狙いはじめ、イワシに付きはじめたらフカセ、終盤はコマセでマグロを獲りまくっているスペシャルハンターです^^

 

 

dscn8540b

そんなわけで本当は柳さんの隣で
本格的にマグロが狙えたら最高だったのですが^^;

 

 

dscn8536b

この日は近場で巨大な「サメ付イワシナブラ」をいくつも発見し、

 

 

dscn8548b

水深15メートルで
カツオ入れ食い!!ヽ(`Д´;) 

 

もっとも表層のナブラには15㌔前後のマグロも確認できたそうですから、

 

今回わたしにはヒットしませんでしたけど、

 

続行したくなりますねぇ…o(-`д´。;)

 

マグロ…o(-`д´– 。;)

 

 

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さて、柳さんのフカセテクニックは来年本格的に盗むとして^^;

 

 

 

dscn1188b

今回はウェアラブルカメラで、

 

 

pd2-1478936761-1-773b 釣行の様子を

 

 


初編集してみましたので
よろしければ見てくださいねっ(*≧∀≦*)

 

文章では伝えきれないカツオ釣りの雰囲気を
楽しんでいただければと思います^^

 

 

dscn8565bところでカツオの塩タタキ最高ですね~.:*:*:(ノ≧ڡ)。゚:*

 

 

dscn8553b皮に塩をまぶして、バーナーで炙り、レモン汁またはポン酢で頂きます。

 

醤油に飽きたらぜひ、お勧めの逸品です^^

 

 

dscn8545bさて続行か否か!!ヽ(`Д´;) 

 

と悩ましい感じなので本年はこのへんで
ご挨拶に変えさせていただきます^^;

 

本年も「カツオ・キハダ釣行記」に長らくお付き合い頂きまして、誠にありがとうございました!!

 

また来年お会いしましょー(*≧∀≦*)

 

キハダ用サメ避けリングKEEPOUTの実力やいかに?!(2016/10/31)

釣行データ
釣行日 2016/10/31 (月)
船宿 五エム丸/カツオ・キハダ船
竿 自作(先径2.2mm元径14mmのグラスソリッド)
リール シマノ(SHIMANO) ティアグラ30A
ビシと天秤 ワンタッチ缶L100号 (+留め栓
青物バスター100号+ プラスミキサー50号
305式 NH型天秤
天秤とショックリーダーの結節具

トローリングスナップ5号 (ショックリーダー:ナイロン 60号/200lb5m、結節はPRノット
 PE10号500m

仕掛け

ハリス24号6メートル  18号 
水温

23度

澄み ゆるい 
メインの棚キハダ :60~80メートル
メインの棚カツオ :40メートル

パターン 大潮3日目  (満潮 5:15  干潮11:01)
月輝面 0.3% 月齢0.4

北東 弱い

波高 0.5-1M
天候 晴れのち曇り
船の釣果

カツオ:0-2本
マメジ:0-8本
キハダマグロ: 0-2本 11~13㌔(船中3本)

自己釣果(左舷ミヨシ) カツオ:2本
マメジ:2本
ヒラソウダ:1本
キハダマグロ: 1本13㌔

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10月31日月曜日。

 

どんどん寒くなってきて
マグカツの雰囲気も薄れてきましたねー^^;

 

ここのところ好調だった城ケ島西沖も、水温23度を切るようになり、
もはやキハダの反応は残っていない様子…(´-ω-`)

 

どうやら反応は西へと移動しているようです。

 

例年からすれば西へと
移動するのはファイナルの前兆…!ヽ(`Д´;)ノ 

 

 

dscn1076b

それでもこの日は、相模湾のど真ん中で
これでもかと言うほどたくさんの反応が見られ、

 

 

dscn1074b「流しっぱなしのコマセキハダ」を堪能することができましたので、

 

 

 

dscn1077b実行すべきは「コマセポロポロ計画」でありますo(-`д´- 。)

 

今回は、

 

この2つを比較テストしてみました。

 

そしてこの日は、

 

  • 凪ぎで船があまり揺れない
  • 潮が緩い

 

こんな条件でしたので、「止め栓で塞いだワンタッチ缶」だとなかなかコマセが出ない印象です。

 

そこで「ワンタッチ缶100号」をメインに使用したところ、

 

 

dscn1079b棚80㍍で

 

手ごたえは15㌔前後の
マー坊クラス!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

 

 

dscn1081%ef%bd%82でもセカンドランの途中で切れちゃった…^^;

 

サメにやられたのか。

 

それとも針を飲まれたのか…。

 

いずれにせよ「手持ちでアタリを取れば針は飲まれない」
というのは過信ですかねー^^;

 

 

むー ( ˘•ω•˘ )

 

 

集中集中~ヽ(`Д´;)ノ 

 

 

 

dscn1079bからの2発目!ヽ(`Д´;)ノ 

 

ファーストランは40メートル走って水深120メートルへ…!

 

走りが止まったところでフッキングすると、
またもやその手ごたえはマー坊クラス。

 

いや…。

 

キメジクラスかも…

 

いずれにせよ、サメが少ない夏場であれば
ファーストラン終了とともにゴリゴリ巻いてこれる重さです。

 

しかし船長から

「サメがうじゃうじゃいるよ」と聞いて、

 

 

dscn1038b今回はKEEPOUTのサメ避けリングを試すことにしました。

 

※本数は6本。長さは4メートル。オモリは80号を2つ。テープの幅は7.5㌢と広いので半分に折ってホチキスで留めました。PPバンドが硬くて扱いづらいのに対してKEEPOUTは柔らかく作りやすい印象。作り方の詳細は前回を参照ください^^

 

とはいえ、水深120メートルでリングを入れても
サメにやられてしまいそうです。

 

なぜならリングを入れるためには、

 

  1. 魚の頭を上に向けておく必要があるので、リングが到達するよりも前に巻きはじめる必要がある。
  2. それでいて巻き始めが水深120メートルだとあっと言う間にサメゾーンに到達してしまいそう。

 

そんな理由から、

竿をぐいぐい煽って魚を挑発し、
水深200メートルまで無理やり走ってもらいました^^;

 

そのセカンドラン終了直後にリングを入れて、

 

さらにリングが到達するであろう1分くらいは魚を遊ばせておいてから、

 

ゴリ巻き開始!ヽ(`Д´;)ノ 

 

 

ひいひい~

 

 

ふう~(;꒪ö꒪) 

 

 

魚が大きくなくても

 

水深200㍍からのダッシュは

 

きびし~

 

ふんぬ~(;꒪ö꒪) 

 

と本人は必至ながら

 

「情けないなぁ。

そんなに(魚)大きくないでしょ(꒪⌓꒪)」

 

と船長に言われちゃうような巻き上げスピードでしたけど^^;

 

 

dscn1083b無事13㌔ゲットo(-`д´- 。)

 

背中にちょっぴり甘噛みの跡がついてましたけど、
一応成功ですかね^^; 

 

もっとも

 

リングを入れてもサメに食われたという情報は
たくさん耳にするので^^;

 

PPバンドKEEPOUTも万能ではないのかもしれません。

 

それでも今回のように多くのサメを回避できることもあるので
試す価値はありそうですよね!

 

あとは前回の投稿にコメントをくださったベテラン柳沢さんのように、毒を持ったまだら模様の海蛇を模して白黒の紐を使うのも面白そうです^^

 

ほか「なんて毒っぽくて良いんじゃない?」という船長の意見もあるので、来年のリングはオリジナルカラーで賑わうのかも?!

 

 

dscn1122b後半は小田原沖にてカツオ狙いです。

 

ストップ&ゴーからの船を止めての流しっぱなし

 

 

dscn1127b

カツオ!(`д´/;)/

 

 

dscn1128b

ヒラソウダ!ヽ(`Д´;)ノ

 

 

dscn1132b

本メジ!(`д´/;)/

 

いずれもカツオ下のキハダを狙うべく指示棚40㍍のところ、
勝手に60㍍前後を探った結果でした^^;

 

というわけでメジカツも、
本気で狙えばどれだけ釣れたことやらの高活性…!!

 

 

1477902197-2-6803bさて、キハダ釣行も残りわずかとなりました!

 

叶うのであれば、

 

 

dscn1152b

入荷してはあっと言う間に売り切れてしまう人気商品
魚のバイトシーン撮ってきたいと思います!!(*≧∀≦*)

 

まあ、

 

水深50㍍しか対応しないので
キハダは撮影できませんけど^^;

 

自身のコマセワークが想像通りなのかを確かめたいと思います(笑)