ソナーと魚群探知機

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右がソナー、左が魚群探知機です。 

 

どちらも魚の様子を調べるためのものですが、

 

ソナーは、船の周囲にどのくらい魚の反応があるのかがわかります。だいたいの水深もわかります。

 

 

 

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魚群探知機は、船の直下にどのくらい反応があるかがわかります。水深はもちろん群れの濃さも一目瞭然です。マグロやサメなど大きな個体はその大きさもわかります。ゴミも映ります。

 

 
 
 
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一日の釣行にかかるトータル費用

 

一日の釣行にかかるトータル費用は
およそ「¥10,000~¥20,000」です。

 

細かく分けるとこんな感じになります。

  • 乗船代
  • 船で借りる道具代
  • 船で追加する仕掛け代
  • 食事代
  • 交通費

 

トータル費用はとくに5番の交通費で大きく変わります。
中には抑えられる費用もありますから、ひとつずつ見ていきましょう。

 ※下記の金額は一例です。

 

 

1・乗船代

 

船に乗るための代金です。

およそ、

一日船で ¥10,000
半日船で ¥ 6,000

 

1日船の中でも高い安いがあります。

コマセを使用する > 高め  例:真鯛、イナダ    ¥10,000
船がたくさん走る > 高め  例:カツオ       ¥11,000
コマセを使用しない> 安め  例:タチウオ        ¥9,000
餌を自分で釣る  > 安め  例:ヒラメ泳がせ釣り  ¥ 6,000

 

船酔いするかもしれない人は
最初は半日船に乗って様子を見るのがいいですね^^

 

 

2・船で借りる道具代

 

竿とリールがなければ船宿で借りましょう。

 

手巻きリールであれば無料、
電動リールになると貸し料金がかかる船宿が多いです。

 

電動リールの料金は¥1,000~¥2,000です。

(※船で借りられる具体的な道具は、別途、
船で借りられる道具のページで紹介しています)

 

ほか、カッパや長靴を貸してくれるという船宿もありますから、
購入するにはちょっと…という方は、
事前に船宿に問い合わせることをおすすめします。

 

 

3・船で追加する仕掛け代

 

ずっと同じ仕掛けを使っているとどうしてもハリスがヨレてきたり、
 オマツリなどで仕掛けがぐちゃぐちゃになったりします。

 

そういった場合に、船長に声をかけてその場で仕掛けを購入できます。
(※購入できない船もあるので事前に確認してください)

 

だいたい一個¥500で販売してくれます。

 

 

4・食事代

 

一度沖に出てしまうと何も買えません

特に夏場は飲み物を多めに持っていってください!

食べ物は、揺れる船の上で食べることを考えると
おにぎりやパンが食べやすくておすすめです。

 

 

5・交通費

 

交通費が最もトータル費用を左右します。

もし東京から伊豆方面まで足を伸ばしたなら、
交通費だけで¥10,000近くかかります。

極端な話、自転車で行ける場所があるなら無料ですよね?

 

ですから金銭的には近場であるほど楽です。

 

船宿は朝が早いので車を利用するのが一般的ですが、
「電車と徒歩」または「電車と送迎バス」を利用して
行ける船宿もあります。

※送迎バスに関しては別途、車がなくても大丈夫?で紹介しています。

 

 

まとめ

 

例:
交通費            ¥     1,000
乗船代            ¥  10,000
貸し電動リール        ¥     2,000
食事代            ¥     1,000
船で仕掛けを追加購入       ¥     1,000
合計             ¥   15,000

 

交通費さえ抑えられれば、一日船に乗っても
だいたい¥15,000で収まるでしょう。

ただしあまりギリギリだと不安ですから
¥20,000くらい見ておくと安心ですね^^

 

 

なお、上記の例はあくまで一回にかかる釣行費用のトータルです。

 

はじめて船に乗るのであれば、
はじめに必要な道具」も参考にしてみてください^^

 

 

はじめてでも釣れる方法

 

船長の言うことをよく聞くこと

 

はじめてでも釣れる方法はこれに尽きます。

船には、海のことをよく知る「船長」がいます。そして船長は初心者さんに釣り方を教えてくれます。

「海の状況」と「魚の状況」を毎日見ている船長が教えてくれるわけですから、それ以上の釣り方はなかなかないでしょう。

 

具体的な雰囲気を知りたい方はこちらをご覧下さい。↓

「洋征丸・高木船長のアジ釣りレクチャー動画から引用」

 

これは一例であって、海が変われば教える内容も変わります。

船長によっても教え方は違いますから、
あくまでお世話になる船長の指示に従ってください。

 

 

 

船長を信じる

 

釣れなかったら船長(または中乗りさん)に聞く。

これを徹底します。

もし言うようにやっても魚の活性が低くて釣れない場合は、船長が釣れているベテランさんから情報を仕入れてくれることもあります。

 

船長を信用しましょう。

これが釣れるための近道です。

(※探検丸システム搭載船に乗って自分でタナを探るという方法もありますが、けっこうな初期投資が必要です)

 

ちなみに管理人は釣りをはじめてから10年以上経ちますが、
今でも根ほり葉ほり船長に聞きます(´^з^)

 

 

 

 初心者宣言しよう

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特に土日は混み合っていることが多いですから、
初心者宣言しないと船長が見てくれないことがあります。

 

「初心者なんですけど、大丈夫ですか?」

と前日までに一本電話を入れましょう。

 

なおかつ当日の朝、疑問や不安、わからないことがあればどんどん聞くようにします。そうすれば、あなたの座席は間違いなく船長のすぐ隣です(笑)

 

また、できれば勇気を持ってほかの釣り人に声をかけるといいです。

 

「おはようございます。初めてなんですけど」

そう言うだけで、みなさん色々なことを教えてくれます。

特に初心者さんには優しいでしょう。

 

 

しかし挨拶は重要です。

 

礼儀のない人にものを教えてくれるのは、
お金をもらっている講師くらいのものです。

 

「おはようございます」

そう言って、私も色々と教わってきました^^

 

 

 

ご当地仕掛けを使う

 

船宿が推奨する仕掛けはよく釣れます。

なぜなら船宿は、
その船で、その海に合った仕掛けを用意してくれるからです。

 

同じアジでも、狙う大きさや釣り場所によっては食いかたがまったく違います。

 

いろんな仕掛けを買っていくのも楽しいものですが、
最初は船宿で購入した仕掛けがおすすめです。

 

 

補足:棚取りと餌付け

 

「棚取り」と「餌付け」は釣りにおいてとても重要です。わからないことを船長に聞いていれば必ず棚取りと餌付けの内容が出てきます。

棚取りと餌付けにかんして詳しくは釣り用語集も参考にしてみてください。

 

  1. タナ(棚)
  2. 餌の付け方:オキアミ
  3. 餌の付け方:ちょん掛けと縫い刺し

 

なお上記の餌のつけ方は一例にすぎません。船によっても扱いが違うかもしれませんから、ここでの紹介は参考までにお願いします。

 

 

 

まとめ

 

船長や中乗りさんの言うことをよく聞く
挨拶する
最初はご当地仕掛けを使う
棚取りと餌付けは重要

 

 

一日船と半日船

 

乗り合い船の基本は一日船ですが、
ほかにもいろんなサービスがあります。

 

 

一日船

 

早朝に出船し、およそ7時間、沖に出ます。
6時に出船するなら1時ごろ沖あがりです。

季節ごとに出船時間が変わりますから、
しばらく釣行しなかったときは時間を確認しましょう。

 

出船時間は漁協によって決まっていて、
関東の中でも東京近郊の船であるほど出船時間が遅い傾向にあります。

逆に地方の朝はめっぽう早く、都内からだと
夜中の2時頃には出発しないと間に合わなかったりします。

 

半日船

 

およそ4時間沖に出ます。
午前船と午後船があり、時間の定義はまちまちです。

だいたい12時くらいをさかいに
午前船と午後船が入れ替わる船が多いです。

 

一日船が時間を釣りものに表記しないのに対し、
半日船は「午前アジ」などのようにして区別します。

 

船酔いの心配がある人は
最初は半日船をおすすめします^^

 

リレー船

 

「午前はアジ、午後はイカ」といったように、
2種類の釣りものをリレーしてくれるサービスです。

おかずの種類が増えるのでとてもありがたいサービスなんですが、
このサービスをやってくれる船宿は地方に多く、
東京湾ではあまり見かけません。残念~。

 

 

半夜船

 

5~6時間沖に出ます。
だいたい17時ごろ出船し、23時~24時ごろ沖上がりです。

イカ、アナゴ、タチウオ、メバル等、夜行性の魚が対象です。

 

しかし船酔いする人にはおすすめできません^^;

夜は視点が定まらないので、
とくに外房で、晴天や月のない日は避けたほうが無難です。

 

 

遠征船

 

文字通り遠征してくれる船で、カンパチ、シマアジ、ヒラマサ、ブリ等、
大物狙ってナンボの釣りです!

関東からの遠征場所としては「銭洲」が有名ですね。往復で6~8時間近く移動するので、船室には個別のベッドが用意されています。

出船は夜中です。

 

銭洲の遠征船がまとまったページはこちら。

 

初心者にして銭洲というのはなかなか敷居が高いですが、
でも、いずれ行って、デカイ獲物を釣り上げたいですね!

 

 

乗り合い船と仕立て船

船に乗るための乗船プランには大きく分けて
「乗り合い船」と「仕立て船」があります。

 

「乗り合い船」

知らない人同士が同じ船に乗って釣りをします。
一般的にはこちらを利用します。

「仕立て船」

船を貸し切って釣りをします。
家族や仲間内だけで釣りを楽しみたい場合等に利用します。

 

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乗り合い船の特徴

船宿がホームページ等で事前に告知している乗船プランはほとんどが乗り合い船です。以下のような特徴があります。

 

  • 当日、指定された時間に「船宿」に集まる。
  • 自分を含め3人以上のお客さんが集まれば出船できる。※1
  • 先着順で釣り座を決める。※2

 

※1…1人でも客がいれば船を出してくれる船宿もあります。赤字覚悟の滅多にないサービスかと…。

※2…釣り座の決め方は様々です。船に並ぶクーラーBOXの順番であったり、乗船名簿に記載された名前順であったりします。中には予約時に釣り座を決める船宿もあります。

 

乗り合い船は気軽に乗れるのがいいところです。

当日の朝、寝坊しても文句は言われませんし、逆に突然行きたくなってもふらっと手軽に乗船できます。

ただし当日になってみないと何人集まるかわかりませんから、混雑はあります。満席で船に乗れなくても文句は言えません

この点、予約制の船宿は、電話予約したときに乗れるかどうかわかります。安心といえば安ですが予定を決めなきゃいけないんですね~。お手軽さが薄れます。

 

 

仕立て船の特徴

 

  • 船長との相談次第で好きなようにプランを組めます。
  • 「5人まで4万円、1人増えるごとに8千円増し…」
    といったような船ごとのルールはあります。
  • 釣りものや時間に応じてくれます。時期によっては「午前は真鯛・午後はイカ」といったようなリレーに応じてくれることも。

 

懸念点があるとすれば、事前に予定を組まなければならないので
当日の天気が読めないことです。

また、仕立て船は多人数で行きたい場合にはとても便利ですが、
全員が素人というわけにはいきません。船長と詳しい話をしないと何も決められませんから、誰かひとりは慣れている人「=幹事」が必要です。

 

 

初心者さんにアジをおすすめする理由

 

初心者さんに「アジ」をおすすめする理由、
それはズバリ 釣れやすく、釣りやすく、美味しいからです。

初心者さんでもそこそこ釣れるのが「アジ」という魚です。

 

 

(相模湾 城ヶ島沖)(五エム丸)  (メダイの外道として)
20130510aji

 

 

釣れやすい

 

日によって釣果に差はあるものの、それでもほかの魚と比べたらやっぱり「アジ」は安定して数が釣れます。

 

「初めて釣りに行ったのに釣れなかった!」

なんてことのないように、まずはアジを釣りに行って数が釣れる楽しさを味わっちゃいましょう。

 

最近は「ライトアジ」と称しして軽い仕掛けで釣らせてくれる船宿が多くなりました。ライトアジなら魚が小さくてもそこそこ引きが強いので楽しめますよ^^

 

注:「アジ」だと思って舐めてかかるとゼイゴでばしっと叩かれます。

 

 

釣りやすい

 

アジの仕掛けは約2メートルです。

ajishikake

 

沖で扱う仕掛けとしては短いです。

仕掛けが短いと、扱いやすく、釣りやすいです。

 

 

例えば真鯛の仕掛けは8メートルもあります。(人によっては6~10メートルを使いわけます)
長いですよね。
それだけ長いと、仕掛けの投入にはコツが必要ですし、
釣り方そのものも難しくなります。

 

「ようやく仕掛けの扱いに慣れてきたと思ったら沖上がりの時間になっちゃった!」

なんてことのないように、最初は短い仕掛けの釣りものから慣れるとよいです。

 

 

美味しい

 

外道として魚が釣れたとき、ごまサバは捨てちゃう人が多いのに対してアジを捨てる人はいません。それは美味しいことを意味します(笑)調理が面倒くさければ包丁でたたいてナメロウにしちゃいましょう。

 

ナメロウ茶漬け。これがまた美味しいです^^

 

なお、アジ以外で初心者さんにお勧めなのは「キス」です。やっぱり釣れやすく、釣りやすく、美味しいです。沖で釣れたキスは刺身が甘~くて美味しいです。もちろん王道の天ぷらも激ウマ。

 

 

やさしい船宿

 

アジ船を扱っている船宿さんは初心者さんが来ることに慣れています。ですから、そういった船宿さんにはまず「貸し道具」がありますし、
あなたが釣れるようにやさしく教えてくださいます。

 

初めてなんです!

と言って甘えちゃいましょう。

 

 

コマセワークの基本が学べる

 

管理人の釣り魚紹介で紹介した魚にはコマセで釣れる魚が多いです。

 

真鯛、イナダ、ワラサ、メダイ、カツオ、マグロ…

 

これらはすべてコマセで釣ります。(他の釣りかたもあります)しかしどの釣り方も一癖ありますから、まずは癖のないアジを釣ってコマセワークの基本を学ぶといいです^^

 

コマセ釣りにおいて、コマセワークというのは
釣れるか釣れないかほど重要なポイントです。
まずはアジで基本を学ぶのがおすすめです。

 

はじめに必要な道具

 

竿とリールは船宿で借りられることがほとんどですから、
まずは
「身の回りの備品」から用意しましょう^^

ここでは沖釣りで一般的に必要と思われる道具を紹介します。

 

 

 

クーラーBOX

クーラーBOXクーラーBOX2

ご存じの通り、魚を持ち帰るために必要です^^

「冷やしたい飲み物」等が余分に入るくらいの
少し大きめサイズ良いかと思います。

 

  • 小物メインなら           12~24 リッター
  • 中アジ、真鯛、イナダ狙いなら    30~40 リッター
  • ワラサ以上なら           35~   リッター
  • カツオ釣るなら           55~   リッター
  • 10㌔オーバーのキメジやブリ釣るなら 70~  リッター

 

※あくまで目安ですのでご了承ください^^

 

釣りメーカーのクーラーBOX レジャー用クーラーBOX
性能 保冷力が高い。重い。 保冷力が弱い。軽い。
値段 高い 安い。

お値段は「保冷力」で決まるようです。

 

私が使用しているクーラーBOXはレジャー品ですから保冷力がやや弱いです。そのため夏場になるとペットボトルを凍らせて持参し、保冷力を上げています。

 

また熱を持ちにくい「白」が圧倒的に人気で、夏場は「白」のみ品薄になったりしますから、時期を外して買うのがかしこいかもしれませんね^^

 

 

 

 

 

 

 

 

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ウェア、または カッパ

ウェアウェアB

海の状況によっては船上で潮をかぶることもありますので
気になる方は夏でも
カッパを持参したほうが良いかもしれません。

※カツオ船のようにお祭り色の強い釣りものは、
「裸に水着姿」で参戦する方もおられます。

 

※冬季には服を着込みますので気持ち大きめのサイズを選ぶと良さそうです。釣具屋のセールで¥3,000~¥10,000くらいで買えます)

 

 

 

 

タオル

タオル

手拭き用にあると良いです^^

濡れないようお尻に敷いたり、首にかけて日焼けを防いだりと、
数枚持っていると何かと重宝します。

 

手の臭いを気にされる方は
「消臭ウェットティッシュ」は必須でしょうか??

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

長靴

長靴

冬の厚着に備えてややゆとり持つことをおすすめします。
酔いやすい人はとくに、靴にゆとりを持つと酔いにくいですよ^^

真夏以外は必須かと思います。

 

※長靴の中にウェアを入れると水が入ることがあるため、
ウェアを長靴の外にかぶせて履くようにします。

※スパイク系の長靴を禁止している船がほとんどですからご注意ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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サンダル

夏場になると漁業関係者の方はみな「ギョサン」という滑らないサンダルを履いています。最近はデザイン性が高くなり一般にも浸透しているみたいですね^^

普通のサンダルを履いている方もおられますが、
滑ることがあるためおすすめはしません。

 

私はクロックスを使用しています。特に滑ったことはないものの、滑って危ないという方もおられるので、利用される場合はご自身の判断でお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

帽子

ぼうし

冬は防寒具として、
夏は熱中症対策としてあるといいですね。

雨の日に釣行する場合は、ツバ付きの帽子をカッパのフードに
洗濯バサミ等で止めて、雨をしのいだりします。

 

 

夏は麦わら帽子率高いです^^

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日焼け止め

日焼け止め

私は5月以降、SPF50++++!!(笑)

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

ビニール袋

ビニール

ごみは船で処理してくれますが、自分が出したゴミはまとめておきましょう。また使用済みの道具を持ち帰るときにもあると便利です。

氷が苦手な「イカ」や
ぬるぬるの「メダイ」を持ち帰るときにも重宝します。

 

 

 

 

 

ハサミ

はさみB

仕掛けを切ったり、魚を美味しく食べるためのハサミです。

魚の生臭さは血の鮮度によりますから、小魚はそのまま氷水の入ったクーラーBOXに、小魚以外はハサミで魚のエラを切って水汲みバケツで放血しましょう。

 

 

 

管理人の釣り魚紹介

 

ここでは管理人が得意な釣りものを例に、

釣りかたの簡単な説明と
どんなところが釣りの魅力なのかを紹介していきます。

 

写真の上には「釣った場所」と「船宿」を記載しましたので、
参考にしてみてください。

 

ショウサイフグ

(茨城県 鹿島沖)(第三幸栄丸)
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フグの釣り方は独特です。

針につけたアオヤギ(貝の身)をエサにして、
そのニオイに寄ってきたフグを、別の針で「引っ掛けて」釣ります。
罠を仕掛けて引っ掛けるんですから
騙してますよね。この釣り方…

カットウ釣りと言います。

 

フグは釣られると怒って?パンパンに膨れ…

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元に戻れなくなっちゃいます…

 

外道にはハナダイ、石カレイ、マコカレイ、イナダ、マゴチと多彩。

 

フグは船宿で無料で調理してくれます。
(第三幸栄丸、フグ捌きの映像)

 

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フグ鍋、白子の塩焼き、刺身、フライ、なんでも美味しいです。

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白子好きにはたまりませんね~^^

 

 

ワラサ

大物?の引きが味わいたければ…。
(東京湾 久里浜沖)(川崎つり幸)

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ワラサは4キロ近くなると強烈に引きます。
この青物パワーに魅了される方が大勢いらっしゃいます。

ルアー対象とされる場合もありますが、
湾内では主にイカの短冊をちょんがけにして「コマセ」で釣ります。

竿を腹に当て、腰で踏ん張って、
竿のしなりを最大限に活かして釣り上げます。

 

刺身はもちろん、しゃぶしゃぶ、ぶり大根と、調理法も多彩。

 

tabeWarasa

 

 

 

このワラサを釣ったときに、
釣り仲間の友人とカワハギを交換しました^^

カワハギ

(相模湾 カメギ根沖)(五エム丸)
kawahagi

カワハギ釣りにハマる人はとても多く、
特に「肝パン」(=肝がパンパン)になる初冬は大人気!

カワハギは別名「えさ取り名人」…。

友人曰く、取るか、取られるかの駆け引きが面白いのだそうです^^

私はまだカワハギをやったことがないのですが、
食べたらカワハギ人気の秘密が分かりました。

 

なんといっても「肝」が旨い…。

これはズルイです…。

肝醤油とあえて食べる刺身は「絶品」でした。

 

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真鯛

同じく真鯛もその引き味
魅了される方が多くいらっしゃいます。
(相模湾 カメギ根沖)(五エム丸)

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真鯛はその外道の多彩さに
惹かれる方も多いのではないでしょうか^^

 

湾内だと「コマセ釣り」
外房に行くと「一つテンヤ 釣り」「かもし釣り」が主流です。

 

写真の真鯛は1.2キロくらいのものですが、
春先になると6キロを超える大鯛が上がることもあります。

この時期は、産卵のためにメスが浅場まで「乗り込んでくる」ので
関東では「乗っ込みダイ」と言ったりします。

 

 

刺身、湯引き、ユッケ、しゃぶしゃぶ、カマ焼き、タイ飯、タイ茶漬け…キリがないです(笑

特に冬は、脂がのっていて美味しいです。

 

 

メダイ

(相模湾 カメギ根~城ヶ島~沖の瀬)(五エム丸)

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目がとてもキュートなメダイ…。

この写真のメダイは1~2㌔の小物ながら、
その引きの強さには驚かされます。

数が釣れればもう最高^^

 

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時期によっては3~5キロの大物?が上がることもあります。

大きくなると体色がより赤茶を帯びてきて、
メダイは大きいほど美味しいとされています。(実際おいしい)

イカの短冊をちょんがけにして「コマセ」で釣ります。

 

西京焼きが有名ですね。

身が蛋白なので、小物なら刺身よりユッケ、フライは王道です。
※私はカマ焼きが好物

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タチウオ

(東京湾 観音崎沖)(つり幸)
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タチウオはその
ゲーム性の高さに魅了されます。

鏡のように綺麗な見た目とは裏腹にとても凶暴な性格の持ち主で、
誘い上げたあとにガツン!と入る感覚がたまらず
一時期やみつきになりました。

 

そして夏場でもこれほど美味しい魚は珍しいです。

とてもそうは見えないのですが、
脂が乗っているので塩焼き、一夜干しがたまりません。

 

酢や昆布で締めると美味しい刺身になりますし、
バーナーで炙ってもオツです。

 

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金目鯛

(相模湾 真鶴沖)(国敏丸)

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高級魚の代表格です。

深海の魚なので重装備、
タックルを揃えるのには財力が必要です。

私はそこまでのお金がないので貸し竿でチャレンジしました

なんといっても
美味しいから釣りたいと思う魚です。

 

刺身、しゃぶしゃぶ、味噌漬け、
煮付けは料亭の味を超えるでしょうか…?

 

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カツオ、キメジ

(相模湾 ??沖)(五エム丸)

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なんと言ってもカツオほど
瞬発力のある魚はいないでしょう!

 

コマセ」で釣ります。

ソナーを頼りに怒涛のごとく船で魚を追いかけます。

慣れが必要な釣りですがこの釣りは熱いです。

夏にはじまり秋になると5キロくらいの大きさになります。

 

その引きは、たまらんです…。

 

 

キメジが回遊することもあります。(写真はキハダマグロの幼魚で6キロ)

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こんな魚が相模湾で釣れちゃうんですね~^^

 

刺身はもちろん、土佐作り、血合いステーキが美味しいです。

土佐作りにしておくと保存も効くのでオススメです。

 

tabeKatsuo

 

 

 

 

 

専門用語について

 

船に乗れば専門用語が飛びかうこともあります。

当ブログでは、説明の際、必要と思えば専門用語を使用し、その意味がわかるページにリンクを張りました。

 

例:「そっちオマツリしてる?」

 

もし、このオマツリという言葉の意味がわからなければ、オマツリという文字をクリックしてみてください。釣り用語集のページにジャンプします。

 

「オマツリ」のように重要な言葉はぜひ覚えたほうがよいですが、当日船に乗ってわからない言葉が出てきたら、船長や常連さんに聞けばよいだけですから、無理に覚えなくとも大丈夫です。

参考になれば幸いです^^

 

沖釣りはアトラクション!

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沖釣りとは?

「釣り船」に乗って、
沖で釣りをすることを沖釣り(船釣り)といいます。

大自然の中で気軽に釣りが楽しめて、しかも釣れる♪

釣り船に乗る最大の理由は
やっぱり釣れるからじゃないでしょうか^^

 

 

どうすれば沖釣りが楽しめるの?

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一般的には「乗り合い船」を利用します。

「船宿」で乗船代を支払って、
当日に集まった知らない人と一緒に船に乗り込みます。

 

なんだか敷居が高そうに思えますが、そんなとこないです

お互いに知らない人同士ですから「挨拶」が「合言葉」。
積極的に話しかけるときっとすぐに打ち解けます^^

 

不安な人は、最初は友人と行くといいですね^^

 

 

船宿って?

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釣り船を出してくれる宿のことです。

宿と言っても寝泊りできる宿ではなく、船に乗るための「場所」や「乗船サービス」を提供してくれるのが「船宿」です。

乗船するための情報はだいたい船宿のホームページに記載されています。
よくわからない場合は、船宿を探そうのページで詳しく紹介していますので、参考にしてみてください^^

 

 

 

船宿サービスって?

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船宿はサービス業なんですね。

氷を入れてもらったり、餌を用意してもらったり、釣り具一式を貸し出してくれたり、乗船手続きをしたり…。

それらは全て船宿サービスです。

 

一番重要なサービスはもちろん「船長の操船」ですね~♪♪

釣らせてくれる

ってのもサービスの一環です(≧y≦*)(だと思います)

 

 

 

沖釣りって釣れるの?

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釣れます♪

 

いやまあ、自然が相手ですから必ず釣れるとは断言できませんが船に乗るなら釣れてなんぼだと思うのは私だけでしょうか

しっかり狙いを定めて予習していけば、
沖釣りは釣れると思います。

 

あとは釣りたいと思うあなたの気持ち次第!

 

 

 

沖釣りが釣れる理由とは?

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船長が釣らせてくれます(笑)

…オイオイ

 

もちろん釣るのは自分ですよね^^

ただ、大前提として、船長が釣れる場所に連れ行ってくれますから、
一人で当てずっぽうに釣るのとはわけが違います。

 

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たとえ釣れなくても、糸をたらした船下には例外なく魚がいます。

あとはどうやって釣るかを思考錯誤するのが釣り人の仕事ですが、
それも、最初は船長が教えてくれますから、心配しなくても大丈夫^^

 

 

 

船長に教えてもらう

(↓五エム丸の高志船長の撮影させてもらいました^^)

五エム丸「高志船長」

最初は基本的な釣り方から教えてくれます。

わからないことは聞けば教えてくれますし、船に通って顔を覚えてもらうとさらに色んなことを教えてくれますよ^^

 

中には昔堅気な船長もいます。
私はそういった船長も好きですが、そればかりは好みでしょうか?

 

船によっていろんなタイプの船長がいますから、相性の良い船長にめぐり会えるといいですね^^

 

 

 

沖釣りはアトラクション!

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さて、当コーナー「沖釣りをはじめタイ!」では、おもに私が初心者だったころ不安や疑問に思っていたことをまとめました。

読み進めることで、まずは船にかんする不安要素を解消して頂けたら幸いです。

 

そして気軽な気持ちで

船に乗って沖にでるところから始めましょう!

 

 

え、どうして沖釣りがアトラクションかって?

それは乗ればわかります(笑)

同じ海、同じ船でも、毎回違うドラマがあなたを待ち受けています。
自然界の魚とぞんぶんに遊べる「遊漁船」
他では決して味わえない究極のアトラクションではないでしょうか^^