2017久里浜沖タチウオ考察(2017/12/27)

 釣行データ
釣行日 2017/12/27(水)
船宿 川崎つり幸 / タチウオ
竿 ダイワ(Daiwa) 極鋭ゲームHH-172AGS
リール フォースマスター800(PE2号)
オモリ スカリー100
仕掛け

ハリス8号3メートル2本針 
エダス40cm(DビーズマーキングLL
針 D−MAX 2/0
ムラムラパイプ(ケイムラ、グリーン)

テンビン ハイブリッド天秤 弓2.0-1.0-400
水温 14℃
場所 久里浜沖 棚:120-140m
パターン 長潮  (満潮 11:46)
月輝面 94% 月齢12.8
西、ほどほど
波高 0.5-1.5m
天候 晴れ
船の釣果 タチウオ:2-18 本
自己釣果(左舷トモ2番) タチウオ: 18 本

tachi1久々のタチウオ釣行です(*≧∀≦*)

 

狙うは久里浜沖の水深140㍍前後。深場とあってオマツリしやすいのが難点ですけど「喰い」は素直でテクニック不要の初級タチウオ?

 

テクニック不要ならオモリは手返し重視の120号としたいところ、当日は混み合っていたので隣人とのバランスを見て100号としました♪

 

久里浜沖なら水深が深くてもしっかりシャクれる硬い竿が良好、今回は極鋭ゲームHH-172AGSを試用し、リールはパワー、スピード、使い勝手ともにタチウオにベストマッチのFM800であります!

 

久里浜沖タチウオ

当日のタチウオは喰い良く素直に釣れました。ただし気配を感じない時間帯もあり、タチウオの総数は昨年より少ない印象です…。

 

DSCN8813b群れの芯を当てた船は釣れるけど、芯から外れた船はポツポツといった感じでしょうか^^;

(写真は船長が回り替えて別の群れを当て直してくれたところ)

 

でもタチウオの「喰い」自体は良かったので、

 

いかにオマツリなく釣れるかが勝敗の分かれ目…オマツリすれば「時合い」を逃すのでとにかくオマツリしないよう左右を気にしてサミング※しながら仕掛けを落とす…。

 

※サミング…リールのスプールに指を当てながら適宜落下速度にブレーキを掛けて仕掛けを落とすこと。(スプールに軽く指を当てておくと糸フケなく最速で落下します)

 

tachi3そしてオマツリしたら、どちらで仕掛けを上げるのか声を掛け合い声が届かないときもあるので皆で強力し声を伝達する(知らんプリンしない♪)

 

やっぱり深場のタチウオは
オマツリしないのが一番釣れると思います^^;  

 

水深が深いとテクニック不要?

水深が深いとまず伝達が鈍くなります。
そしてあらゆる感度が落ちます。

そのため水深が深いと、

  1. 動作が伝わりにくい。
  2. 繊細なアタリが分かりにくくなる。その反面「シャクリ」でアタリを弾きにくく、ある程度仕掛けを引っ張ってもタチウオがエサを離しにくいという利点がある。

 

DSCN8818bならば深場での誘いは大胆でOK!!ヽ(`Д´;)ノ(…なことが多い)

 

たとえば観音崎沖で知られる「小幅のシャクリでリール1/4回転」という繊細なテクニックは、シャクリ続けることで喰い込ませる高等テクニックです。逃げ暴れるベイトの演出をし続けることで、違和感なく食い込ませる達人の技…。

 

それが深場では「1~1.5㍍のシャクリでリール1回転」という比較的簡単なテクニックで代用できます。(もちろんダメなときもありますが、)ヒットしてもシャクリ続ければ良いパターンがあることも確かです。

 

また、 

  • 水面から目線まで1~1.5㍍シャクり、
  • すぐにリール1回転(50cm)巻きながら竿を水面まで下げる。(仕掛けをフロートさせます)
  • 1~3秒待つ。

 

この繰り返しで棚を探れる体力があれば、スソってことはないと思います♪(タチウオのテクニックはほんと人それぞれですけどね…^^;)

 

というわけで、


久里浜沖タチウオの誘いを考察してみましょー♪

 

まさか…(꒪⌓꒪)

 

「ただ巻き」が
こんなまさか…(꒪⌓꒪)

針とハリスの結接強力テスト!!【坂本結び】VS【内掛結び】VS【南方延縄結び】!!

結接強力が知りたい!!

20170909_154756bハリスの結接強力は直線強力の60~70%と言われています。

 

でも自分の結びは本当にそのポテンシャルを発揮できているのでしょうか…(꒪⌓꒪)

 

気になる…(꒪⌓꒪) 

メカニカルフォースゲージ

DSCN8707bというわけでハリスの結接強力を測定してみることにしました。

 

500N≒51kgまで測定できる大人のオモチャです♪

 

「故障の原因となるので破壊には使わないでくださいと書かれた「説明書」は、

 

 

…?!

 

見なかったことにしました。

 

説明書をそっと閉じて、

 

代わりに領収書を見つめました。

 

…。

 

 

有りえねぇ…(꒪⌓꒪)

 

test何のためにあるんじゃこの機器はえー(*´꒳`*)

 

というわけでメカニカルフォースゲージを破壊に使用!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

※よくよく調べたら
破壊に使うならデジタルフォースゲージって書いてありました…。

 

…(´-ω-`)フッ

 

まあでも、

 

DSCN8726b破壊測定後に、5kgのダンベルを計量したところ、おおむね機器に狂いがないことを確認することができたので一安心!!

 

びっくりさせんじゃねー(๑>ᴗ<๑)コンチクショー

 

うん。

 

よく調べて買いましょうww(⇐お前がね) 

実験に使用したハリス

DSCN8711b「どうせやるならプレミアム万鮪やってよ」という声が聞こえてきそうですけど今回はダイワのDフロン20号にしました^^;

  

なにせDフロン。

 

同号数の「プレミアム万鮪」や「FXR船」より柔らかいです。柔らかいので結接強力は意外と出るのではないでしょうか。

 

その標準強力は公表されていないので未知ですが、

【プレミアム万鮪20号 :標準強力31.75kg】
【デュエル船ハリス20号:標準強力30kg】
【Dフロン20号    :標準強力27~28kg

市場価格から察するにこのあたりが妥当かと思います。

 

となるとDフロンの結接強力は目安、
標準強力 x 0.7 =  18.9~19.6kg。

「柔らかいハリス」を買っているので
20kg以上は出てほしいところです。

  

その考えは当たっているのか、
測定により確認してみたいと思います^^ 

⇨結果をすぐに確認する 

 

実験に使用した針

DSCN8708b相模湾のコマセキハダで使ってきた針です。

 

「環付」と「平打」をテストします。軸径の違いにより結接強力に差が生まれないようどちらも線形1.77㍉としました。

 

はたして環付針と平打針の結接強力には、
どのくらい差があるのでしょうかo(-`д´- 。) 

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環付:坂本結び

DSCN8691c

坂本結びの一番の特徴はB…マクラの作り方。

このマクラが本線を締めつけ摩擦を生むことで、結節中、一番弱いA部分に負荷が掛かりすぎないよう工夫されたマジで凄い結びだと思います。

 

ただし結びの難易度はやや高め。

 

「C部分は締めないほうが良い」「いや、ある程度締めたほうが良い」という議論については、個人的には、適度に締める分には、C部分も本線に対して摩擦を生むので良いと思っています。

 

C部分で切れることはそうそうないんじゃないかな…。

 

DSCN8691cなお今回の測定ではC部分を「緩め」と「やや締め」どちらも試しました。そしてどちらも同じような強度が出たことを報告いたします^^

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環付:内掛結び(つり吉オリジナル)

DSCN8699b平打針であれば、結接強度は外掛結びの上をいくと言われる内掛結び。その環付バージョンとして「つり吉オリジナル」を試してみました。

 

マクラ入りの結びにしては難易度が低く、かつ強力なので、
坂本結びが苦手という方には超おススメです!

 

「坂本結び」とどちらが強いか対決です♪

⇨結果をすぐに確認する 

 

平打:南方延縄結び

DSCN8713b「平打針」「外掛け系」の結びの中では最強と言えそうな南方延縄結び。

 

今回は巻き数3×3で結んでみたのですが、
その強度は「環付針」に比べ勝るのか劣るのか!

⇨結果をすぐに確認する

 

サルカンの漁師結び

DSCN8704b強化チューブを使用したサルカンの漁師結び。

 

実釣では一度も切れたことのない信頼度100%の最強結び…だったのですが、実験では凄いことが起きてしまいました…^^; 

⇨結果をすぐに確認する

 

結果はこちら!ヽ(`Д´;)ノ

 

実験に使った「坂本結び」の紹介…01:12
実験に使った「内掛結び」の紹介…03:45
実験に使った「南方延縄結び」の紹介…05:45
実験に使った「サルカン漁師結び」の紹介…07:32
実験開始……09:33

高評価あればケイムラチューブや補強チューブ、ハリスのメーカー違いも測定してみたいと思いますので、高評価よろしくお願いします!!