奇跡のキハダはスレ掛かり!!?サメ避けリング成功例後編(2016/10/25)

 

 

前編からの続きです。

 

2度目のヒット 

dscn1001b9時45分。

 

指示棚60メートルでの事。

 

アタリがないまま2分以上が
経過したところで
船長からのアナウンスです。

 

 

dscn1009%ef%bd%82

とアナウンス。

 

これを受け多くの方がスルスルと棚を下げました。

 

これはチャンスです。

 

2分以上が経過したにもかかわらずキハダの反応がその場に残っているのなら、キハダはまだコマセについている可能性があります。

 

それでいて皆のビシにはコマセがほぼ残っていないのなら…

 

わたしは迅速に仕掛けを回収するのみ。

 

 

dscn1008c

そこでコマセをポロポロ出すべく
青物バスターからサニービシに変更しました。

 

またコマセ容量を確保すべくプラスミキサーは未使用としました。

 

そして青物バスターのときと同じコマセワークで
アタリを待っていると…

 

 

 

dscn0997c

約1分後にヒット!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

 

 

 

dscn0994bソナーに映るサメは一匹だけだと船長に教えて頂きました。

 

でもどうせならリングの効果を試してみたいです。

 

そこでセカンドラン後、

水深200メートルでサメ避けリングを投入しました。

 

オモリを約1㌔分増したことにより
ストレスなくリングが落ちていきます。

 

そして水深200メートルでしばらくキハダを遊ばせてから、ポンピングを開始しました。

 

今度のキハダはあまり大きくはなさそうです。

 

 

いける…!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

 

そう確信して50メートルほどリフトしたところで、

 

 

…!! 

 

キハダが突然暴れはじめました。

 

すでに体力は残っていないようで、走りはしません。

 

しかしキハダが暴れた次の瞬間、

 

フッ、と手応えがなくなりました。

 

 

 

 

…..!!!!

 

 

針が外れた…!!?????

 

 

 

 

dscn0994b

後々考えると、このときちょうどリングが到達したのだと思われます。

 

リングに1㌔ほどオモリを増したことにより
けっこうな衝撃が魚を打ったに違いありません。

 

そして魚がビックリして暴れ、

 

針が外れた…。

 

 

も~~~~体では理解していても頭では納得できず、

反射的にリーリングしていました。

 

するとなぜか再びズシッという重みが蘇りました。

 

 

へ?(°д°) 

 

 

一度は針が外れたのに、

もう一度針掛かりすることなんてあるのでしょうか。

 

しかも今まで感じた重みの倍は重たい手応えです。

 

例えるなら20㌔のキハダが50㌔に化けたような…

 

 

ぬぐ…(;꒪ö꒪)

 

 

重…(;꒪ö꒪)

 

もも

 

もしかしてサメ…(;゚;Д;゚;)

 

こうなったら意地でも引き剥がしてやろうと
キーパーに竿を置いてゴリゴリ巻きました。

 

ところが、弱ったキハダ特有の首振り運動が
竿先をクンクン揺らすときがあります。

 

あ、キハダついてる(。-_-。)

 

かと思ったら異常に重くなったり。

 

サメんにゃろう…!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

もはや意味不明ながら…

 

重たい何かをひたすらに巻き続けるしかありませんでした。

 

 

ぬおおお…(;꒪ö꒪)

 

 

dscn1003b

「あ、リング決まってないな」と船長。

 

 

 

dscn1004b

「あーっ。 針が口に掛かってない!」

 

と船長。

 

 

もうドキドキするから
何でもいいからはやく上げて~(笑)

 

 

dscn1005b

いやほんと奇跡です。

 

 

 

dscn1005c

まさかのスレ掛かり(笑)

 

 

 

dscn1006b

「これマー坊サイズだったら皮切れてたね」

 

 

 

dscn1006c

それほどマグロサイズの皮は丈夫なのだと言う、お話でした

 

 

 

1477380994-1-9022bあはははは

 

スレ掛かりちょー重かった

 

 

今回のサメ避けリング

dscn0923c

使用したのは手締め用のPPバンドです。

 

 

dscn0986bPPバンドの巻き癖は、逆巻にして
テープで20分ほど止めておくと癖が取れます。

 

本数は12本としましたが、洋征丸のベテランK様より6本くらいでやっているとの情報を頂いたので、6本で良いのだと思います。(K様ありがとうございます!)

 

 

dscn0977b接合部はホチキスで止めただけ。

 

オモリは取り付けやすい小田原型 が良さそうです。

 

オモリはビニールテープでグルグル巻きにして、オモリ自体が露出しないようにしました。なぜなら「オモリとリングの隙間にPEラインが挟まって落下中に止まってしまった」という失敗事例があるからです。

 

今回は80号を3つ付けましたが、オモリが重すぎるとリングがマグロの首に入った瞬間、ビックリして大暴れするようなので、もうちょっと軽くても良いのかもしれません^^;

 

 

keepout次回はKEEPOUT試そーっと(*≧∀≦*)

 

サメ進入禁止( ̄乂 ̄)

 

奇跡のキハダはスレ掛かり!!?サメ避けリング成功例前編(2016/10/25)

釣行データ
釣行日 2016/10/25 (火)
船宿 五エム丸/カツオ・キハダ船
竿 自作(先径2.2mm元径14mmのグラスソリッド)
リール シマノ(SHIMANO) ティアグラ30A
ビシと天秤 青物バスター100号  プラスミキサー50号
305式 NH型天秤
天秤とショックリーダーの結節具

トローリングスナップ5号 (ショックリーダー:ナイロン 60号/200lb5m、結節はPRノット
 PE10号500m

キハダのヒット仕掛け

ハリス24号6メートル  18号 
水温

23.5度

澄み ゆるい メインの棚 :60~80メートル

パターン 長潮  (満潮 13:03)
月輝面 26.8% 月齢24.1

北東 弱い

波高 0.5-1M
天候 曇り
船の釣果

キハダマグロ: 1本23㌔

自己釣果(右舷大トモ) キハダマグロ: 1本23㌔

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10月25日火曜日。 

 

すっかり秋ですねー(´-ω-`)

 

だいぶ寒くなりましたけど本日もキハダ狙いです!(๑•̀ㅂ•́)و✧

 

 

dscn0971%ef%bd%82前回は「補強仕掛け」にもかかわらずハリスが捻切れたので

 

 

 

dscn0990b
今回はハリス24号で勝負することにしました。

 

 

 

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ここ数日は、キハダがコマセについて
ヒット連発なんて流しもあったようですが、本日は果たして…?!

 

 

dscn0999b本日の漁場は「城ヶ島西沖のパヤオ」からやや亀城根に寄ったあたりで、

 

 

 

dscn0997b魚を追いかけて船が止まること1投目。

 

指示棚は60メートルです。

 

船長の操船によって魚が船下に入ってくる方向はまちまちですけど、追いかけた魚を通り越して仕掛けを投入する場合、大トモから順にヒット権が与えられる場合が多いです。

 

ただし群れのスピードが速いとトモでは仕掛けの投入が間に合わず、ミヨシの方でしかヒットしないということも。

 

そんなわけでトモに座って「ストップ&ゴー」を狙うなら
仕掛けの投入はマッハを目指します。

 

 

dscn0996%ef%bd%82なおわたしのコマセワークは、

 

青物バスターの設定で棚+ハリス2/3落としてから
棚まで2回に分けてコマセを振ります。

 

潮にもよりますが概ね30秒くらいでコマセを出し切るイメージです。

 

そしてハリス6メートルなら約10~20秒後に
垂れ下がった針とコマセが同調するイメージです。

 

今年のキハダはすべてこのイメージで
コマセを振り終えてから約20~30秒後にヒットしています。

 

でも本当に大切なのは、コマセの振り方よりも
海中をイメージすることのような気がします。

 

 

dscn0997c来た!!(;꒪ö꒪)

 

最近のキハダはなぜか前アタリ後すぐに走らないことが多く、

 

「あれ?カツオか?」なんて竿を持ち上げると

その重量はズッシリσ(≧ε≦o)

 

これはキハダだと確信できたらドラグは弱めたまま、再び走ってもらうべく竿をリフトしてキハダに針掛かりしたことを知らせましょー(≧∇≦)

  

もちろん魚が走っているときはその重さはわからないので、
走りが止まったら判断するようにします。

 

1㌔強のドラグでファーストランは
水深150メートルへ!

 

 

dscn0994b本日はPPバンドでサメ避けリングを作成してきました。

 

さっそく船長にサメの泳層を聞いてみると、 

 

「なんか今日はサメいないんだよね 」 

 

 

へ?(◉Θ◉)

 

 

サメがいない?(◉Θ◉)

 

 

新作リングが使えないのはちょっと残念ですけれど

 

サメがいないなら

獲れる!(๑•̀ㅂ•́)و✧

 

そう確信してドラグを7㌔に絞めて強気でポンピングしはじめました。

 

けっこう良いサイズ!!(σ≧▽≦)σ

 

ところが100メートルまでリフトしたところで
痛恨のセカンドラン!ヽ(`Д´;)ノ 

 

7キロのドラグをいとも簡単に引き出します。

 

やば

 

一瞬、対応に遅れながらもドラグを3キロくらいに弱め、キハダは水深280メートルまで疾走しました。

 

でも仕掛けは強化チューブ仕様のハリス24号。

これくらい余裕で耐えられるだろうと思っていたのですが…(^o^;)

 

水深280メートルで遊ばせること1分。

 

そろそろリングを投入しようかなと思ったところで、

 

 

dscn0998bプツリ(^o^;)

 

完全に捻切れてる(^o^;)

 

 

あーあやっちゃった(^o^;)

 

 

あーあーあーあーあ(^o^;)

 

 

へたくそがー( ꒪ д꒪ ⊂彡☆))Д´)パーン

 

 

dscn1013bところで今回は瀬戸丸のベテランTさんにリングを入れてもらったり、ノウハウを教わったりと大変お世話になりました。

 

教えて頂いた内容の中であらためてハッとしたのはビシの重さです。

 

今回のケースは青物バスター100号にプラスミキサー50号を追加して計150号の重さです。

 

今更ですが150号はかなり重いです。

 

そんなビシの重さを、キハダの疾走中だけは無効化できる「遊動天秤」を最重要とされる方もいるくらいですから、

150号のオモリを背負った通常の天秤ともなればハリスにとんでもない負荷をかけているのは間違いないです。

 

そういった意味で「50号のプラスミキサー」はキハダに対して諸刃の剣と言えるのかもしれません…。

 

詰まるところ、キハダが首をふってクンクン竿先を揺らすだけの重いだけのときは強引にファイトしても問題ないけれど、

 

突発的な走りにだけは注意しないと今回のように大物を掛けたときハリスが捻切れると言うことを痛切に感じたのでした。

 

仕掛けを補強していても過信は禁物ですね…

 

 

またファーストラン後のフッキングで大物だと感じたら、セカンドランを見越してファーストラン後しばらくは遊ばせて、

様子を見つつセカンドランに持ち込み、

リングを入れるならセカンドランが止まった所で入れ、

 

さらにセカンドランでキハダが水深200メートル以上の冷たい潮に到達したのなら、その冷たい潮でしばらく遊ばせて一気にキハダを弱らせ、

 

リングが到達したときはキハダの頭が
上を向いている必要があることをお忘れなく!!

 

あとは勝負です!!

 

これで切れたら運がなかったと諦めましょう!!

 

後編に続く

 

状況対応でキハダ攻略!!? & サメ避けリング失敗談(2016/10/22)

釣行データ
釣行日 2016/10/22 (土)
船宿 五エム丸/カツオ・キハダ船
竿 自作(先径2.2mm元径14mmのグラスソリッド)
リール シマノ(SHIMANO) ティアグラ30A
ビシと天秤 青物バスター100号  プラスミキサー50号
305式 NH型天秤
天秤とショックリーダーの結節具

トローリングスナップ5号 (ショックリーダー:ナイロン 60号/200lb5m、結節はPRノット
 PE10号500m

キハダのヒット仕掛け

ハリス20号6メートル  18号 
水温

24.5度

澄み ゆるい メインの棚 :40~50メートル

パターン 小潮1日目  (満潮 9:34  干潮 14:46)
月輝面 57.4% 月齢21.1

北東 弱い

波高 0.5-1M
天候 曇り
船の釣果

カツオ:    0~3本 (1.5~3.8㌔)
キハダマグロ: –船中5ヒット

自己釣果(左舷ミヨシ) –(ヒット3回のみ)

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10月22日土曜日。

 

前日までの好調が嘘のように静まり返った城ヶ島西沖の、パヤオ周辺^^;

 

 

dscn0954bカツオやメジを狙う船がある中、
漁場の雰囲気はキハダマグロです。 

 

なんたって前日までは、真鯛船のように流しっぱなしで、コマセについたキハダをじっくりと狙えたのですから~ヽ(`Д´;)ノ 

 

 

dscn0951b

ところで、キハダはどこからやってくるのかと言えば、黒潮と一緒に相模湾に入荷するようです。

 

そして黒潮が入ってくれば、水温が上昇するので、漁場の水温を見ていればいつまでキハダを狙えるかが予測できます。

 

ただ、水温は上昇と下降を繰り返しているので、昨日の群れと本日の群れの特徴が同じであるとは限りません。

 

昨日までは「コマセキハダ」が主流でしたけど、本日のキハダはストップ&ゴーに近いのかも…。

 

コマセキハダなのか…。

 

それともストップ&ゴーなのか…。

 

ある程度相模湾のキハダ釣りをこなしてきている方であれば、上記2点がどちらであるかは、自船と他船の動きを見て予想できるかと思います。

 

 

キハダマグロの状況対応!! 

dscn0949bキハダが向こうからコマセに寄ってきてくれるようなときは、船を流しっぱなしにして狙うことができます。

 

そんなときは 

「反応が入ってきたよ~」

 

と船長のアナウンスがあったときにチャンスを逃さぬよう、

サニービシで、

コマセポロポロ計画で攻略するのも一手だと思います。

 

 

dscn0960%ef%bd%82対してこの日は、仕掛けを落とすとすぐに群れが散ってしまう感じで、

 

船も散開する傾向にありました。

 

こんなときは勝負は一瞬と考え、

 

仕掛けを落としてから
1分以内が勝負かもしれないので、

 

コマセをぶわっと撒きやすい青物バスターで、通り抜けのキハダを狙うときのように速攻を徹底しても良いかもしれません。

 

もちろんこの2極端な
釣り方だけだとは思いません。

 

その中間もあるはずですけど、

 

わたしの熟練度はまだ中間を狙えるようなレベルではないので

 

今回は上記の2択で攻めるようにしました。

 

 

午後からの好転!! 

dscn0967b雰囲気が若干、好転したのは午後からでした。

 

キハダ狙いの雰囲気はストップ&ゴーに近いものだと判断できる内容でした。

 

そしてとうとうカツオの顔を見た船を発見。

 

ならば、その上でキハダを狙うのであれば、
ストップ&ゴーでカツオ下のキハダを狙うのみです。

 

 

 

dscn0947c

喰ったぁ!!!! (*≧∀≦*)

 

 

 

dscn0962b

結論から言うと今回はいつもの仕掛けでキハダを3回当てました。

 

でも…

 

 

 

全部バレちゃった…(T-T)

 

 

 

サメ避けリング不戦敗 !!?

dscn0947b

最初のキハダは同船者がカツオを当てた流しでのことでした。

 

コマセを振ってから約20秒後に手持ちで前アタリを捉え

 

ファーストランは約200メートル。

 

「船長今日はサメ何メートルですか?」

 

「140メートルから上!」

 

ぎえー深い

 

こりゃあサメ避けのリングを入れないと上がる気がしないぞ

 

そこで、

 

dscn0940c水深180メートルあたりで22cmの自作リングを投入。

 

PPベルトは紐が柔らかくて扱いやすく、4メートルという長さでも一人で投入できたのでとりあえずは成功です。

 

ところが不運にもオマツリしてしまい^^;

 

まだ仕掛けを上げていなかった方の針が、
海中でヒラヒラと漂う紐に引っかかってしまったようです。

 

その方の針を回収するのと共に、
リングも引っ張られて上がってきました。

 

やばいです。

 

このときすでにキハダの水深は120メートル。

 

サメゾーンに突入しています。

 

ここからリングを再投入するには時間が必要です。

 

そこでキハダにもっと潜ってもらうべくドラグを緩めますが、

 

キハダはすでに力なく頭を振るばかりで、
体力を使い果たした感じが伝わってきます。

 

仕方がないので水深120メートルでリングを再投入しました。

 

しかし投入後すぐに、

 

ゴツゴツと明らかにおかしな手応えが響き、

 

水深100メートルあたりであっという間に
サメにガブられてしまいました…(T-T)

 

サメの数も半端ない気がします。

  

だからこそ今回はサメ避けリングに頼るつもりでいました。

 

なのでサメにガブられた時点で…

 

…戦意喪失してしまいました…。

 

 

わたし思います。

 

 

dscn0811b最初からサメ避けリングに頼らず、
それでも獲るんだという強い気持ちでいたのなら、

前回のようにサメがいても獲れたのかもしれません。

 

しかし

 

「リングがなくなった…」

 

「どうやって獲ろう…(;゚;Д;゚;)ダラダラ」

 

こんなふうに考えていては、2回当たろうが3回当たろうが獲れるはずもありませんよね…。

 

ほんと、

 

キハダを獲りたいならまず強い気持ちが必要でありますっ!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

サメなんて怖くねぇ!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

 

くらいの…!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

 

ハートが…!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

 

 
持てればいいんですけど…(T-T)

 

 

dscn0971%ef%bd%82

そんなわけで、2回目のヒットはファーストランで300メートル走られた後、強引にリフトした結果、残り80メートルでのハリス切れ。

 

ちもとにギザギザした傷が複数あったところを見ると、針を飲まれていた可能性はありますけれど、ハリスの先端がカールしていたので、ハリス切れの直接の原因は強度不足だと思っています。

 

もちろん予測でしかありませんけど^^;

 

 

dscn0976b

3回目は横に走られたので、リングを入れようか迷いました。

 

そして「よし、リングをいれよう!」と決心してリールを手放したとき、ラインが一瞬だけぶわっと弛み、

次の瞬間パン!と弾けるようにラインブレイク。

 

弛んだラインがヒレに引っ掛かって切れたのかもしれません。

 

でも…。

 

本当はハリス切れの原因なんてどうでもいいんです。

 

1回目をバラしたときすでに、
今日は何をやっても獲れる気はしませんでした。

 

最も必要なのは強い気持ちであります!(•̀ᴗ•́)و ̑̑

 

 

 

自作リング失敗の理由を考える

dscn0932bまず生地(PPベルト)がダメなのかも^^; 

 

PPベルトは吸水しません。

なので水中に入れても重くはならないだろうと考えました。

しかしPPベルトは繊維中もっとも軽く、水に浮く素材でもあるため、オモリを1㌔分増したにもかかわらず落ちるのが遅かったです。

 

もっとスーッと早く落ちる素材じゃないとアカン

 

PPベルトの柔らかくて絡みにくい点は
とても気に入っていたのですけど…^^;

 

 

dscn0941bやっぱPPバンドじゃないとダメかぁ

 

PPバンドの巻き癖は、引っ張ればとれるのかな

 

 

キハダ終盤戦!!そして進化するサメ避けリング2016!!(2016/10/18)

釣行データ
釣行日 2016/10/18 (火)
船宿 五エム丸/カツオ・キハダ船
竿 自作(先径2.2mm元径14mmのグラスソリッド)
リール シマノ(SHIMANO) ティアグラ30A
ビシと天秤 青物バスター100号  プラスミキサー50号
305式 NH型天秤
天秤とショックリーダーの結節具

トローリングスナップ5号 (ショックリーダー:ナイロン 60号/200lb4m、結節はPRノット
 PE10号500m

キハダ仕掛け

ハリス20号6メートル  18号
水温

24.5度

澄み ゆるい メインの棚 :カツオ30メートル  キハダ50メートル

パターン 中潮1日目  (満潮 6:21  干潮 12:08)
月輝面 94.2% 月齢17.1

北東 弱い 

波高 0.5-1M
天候 晴れ
船の釣果

カツオ:    0~3本 (1.5~3.8㌔)
キハダマグロ: 船中1本 20㌔

自己釣果(左舷ミヨシ) カツオ:    1本 ほかチャッパ1本
キハダマグロ: 1本 (20㌔)

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10月15日土曜日。

 

青サメにマグロの尻尾を食われちゃったときの動画です。ヘッポコな自分のやり取りを客観的に見れる機会はそうそうないのでこういった動画はとてもありがたいです。撮影してくださった木村さん、ありがとうございました!!(*≧∀≦*)

 

 

…これが悔しくて悔しくて( ´ ▽ ` ) ハハハハハ

 

 

1476777260-5-8600b10月18日火曜日
リベンジ成功!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

このときのキハダはファーストランで200メートル走りました。

 

ところが真下ではなく横に走られてしまい、投入したリングが斜めになった道糸をすべるばかりで、一向にリングが落ちてくれないというアクシデント。

 

そこで船長が道糸をまっすぐにしようと操船してくれますが、それ以上にキハダは横に走っていくのでリングは海面をプカプカ浮いたまま…。

 

こうなると、少なからずリングの重みで道糸がたるむので
いつ針が外れないかとドキドキです。

 

そこでポンピングでのやり取りを楽しむのはあきらめ、ゴリ巻きを徹底して道糸のテンションを張ることだけに集中しました。

 

その結果あっというまに200メートルを回収。

 

ものの数分で完全体がゲットできたのでした^^;

 

このときの幸運は、周囲に他船がいないことでした。もし船団の中だったらあっという間に他船とオマツリしていたでしょうし、サメの被害もあったに違いありません。

 

 

dscn0882b

20.5㌔と小ぶりなキハダですけど完全体は喜びが違いますね!!(*≧∀≦*)

 

 

 

dscn0885b

ところでこのときのキハダはコマセを振って20秒くらいでのヒットでした。

 

前アタリで合わせを入れたのとほぼ同時に走り始めたのですから、完全に船下通り抜けのストップ&ゴーのキハダです。

 

ところが…!!

 

 

dscn0913b東沖のほどなく近いポイントで
プチ船団がやっていたのはコマセキハダでした。

 

例年、秋も深まりベイトが少なくなってくると
キハダは好んでコマセを食うようになります。

 

キハダは船の周りをグルグルと周回し落ちてくるコマセをついばみます。

 

そして船を流しっぱなしにしてキハダを狙う「コマセキハダ」スタイルに切り替わります。

 

コマセキハダはストップ&ゴーと違い、好んでコマセを喰ってくるのでヒット率が明らかに良くなります。

 

また流しっぱなしなので物理的に
狙える時間が多くなりチャンスが増えます。

 

ですからコマセキハダになってはじめて秋のマグロ釣りが本格化すると、誰もがそう期待していたに違いありません。

 

しかし、今年は終盤になっても
なかなかコマセキハダにならないので、

 

今年はコマセキハダにならないまま終了すると誰もが諦めていたと思います!!

 

しかぁし同日!!
ヽ(`Д´;)ノ 

 

洋征丸さんはウヨウヨ漂うサメを難なく回避して
キハダを5本も獲っています。

 

「船長あっち行きましょ!!
ヽ(`Д´;)ノ 」

 

「ダメダメ、サメが凄いもん」

 

「凄くても行きましょ!!
ヽ(`Д´;)ノ」

 

 

行きましょーよ船長… !!(`д´/;)/

 

 

センチョー…!!

 

 

…!!

 

 

dscn0912b

もお~~目と鼻の先でコマセキハダが展開していると思うと
居てもたってもいられませんでしたが…^^;

 

「カツオ・キハダ船」の船長としてはさすがに、カツオの顔を見ないままマグロ場に行くわけにもいかなかったのでしょう^^;

 

 

しゃーねーヽ(`Д´;)ノ   

 

 

dscn0915b

おらおら~っヽ(`Д´;)ノ  

 

 

dscn0917bカツオだチャッパだ
おらおらおら~っヽ(`Д´;)ノ  

 

 

おらおらおら~…

 

 

 

 

 

「なんか洋征丸、サメ避けのリングに
梱包用の太いPPバンド使ってるらしいよ」 

 

「やっぱあのワシャワシャした紐だと絡まっちゃうみたいだね」

 

 

(◉Θ◉)

 

 

dscn0057b

なんとこれダメなんか…

 

いや、ダメじゃないのでしょうけれど、
より絡むリスクの少ない先進的なモデルが存在するらしいのです。

 

洋征丸さん凄いですね…!

 

 

20161018_183502b

早速ホームセンターに物色しに行きました。

 

PPバンド なるものが売っていました。 

 

ただPPバンドは幅15.5㍉しかなく、船長が言うような太いPPバンドなん売っていません。(どなたか太いPPバンドの情報をお持ちでしたら教えてくださいまし^^)

 

そこで、

 

 

dscn0923b

PPバンドの幅を太くすべくPカットテープ も一緒に購入してみました。

 

15.5mmのPPバンドを並列に3つ並べ、50mmのPカットテープに張り付ければ1本のバンドとして幅を太くできると考えたからです。

 

でももっと良いものがあるんじゃないかと
ホームセンターを物色していると…

 

 

1476782650426b

んん??!! 

 

 

ベルト…!! 

 

 

dscn0922b

というわけで、どうせならオリジナルのサメ避けリングを作ってやろうと購入したのが切り売りしていたPPベルトです^^

 

20メートルぶん購入し、

 

 

dscn0932b

じゃじゃーん(๑^ں^๑) 

 

まあうまくいくかはわからないので詳細は次号、
成功したらお伝えしますね^^

 

 

…Σ(‘◉⌓◉’)!!ハッ

 

 

…(;゚;Д;゚;)ダラダラダラ

 

まずはキハダ掛けないとはじまらないんだった

 

 

キハダ狙いはサメバトル!!(2016/10/15)

釣行データ
釣行日 2016/10/15 (土)
船宿 五エム丸/カツオ・キハダ船
竿 自作(先径2.2mm元径14mmのグラスソリッド)
リール シマノ(SHIMANO) ティアグラ30A
ビシと天秤 青物バスター100号  プラスミキサー50号
305式 NH型天秤
天秤とショックリーダーの結節具

トローリングスナップ5号 (ショックリーダー:ナイロン 60号/200lb4m、結節はPRノット
 PE10号500m

キハダ仕掛け

ハリス20号6メートル  18号
水温

26度

澄み メインの棚 :カツオ45~50メートル

パターン 大潮2日目  (干潮 10:18  満潮 16:14)
月輝面 98.3% 月齢14.1

北東 強い>弱い 

波高 1.5Mのち0.5-1M
天候 晴れ
船の釣果

カツオ:    2~5本 (1~4.5㌔)ほかチャッパ
キハダマグロ: 船中3本 9、13、20㌔

自己釣果(右舷ミヨシ) カツオ:    2本
キハダマグロ: 1本 (20㌔)

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10月15日。

この日、朝一はパヤオ(漁礁)に向かいましたがカツオはおらず、

 

 

dscn0758b

ツムブリやら沖サワラが釣れるのみなので
パヤオは早々に切り上げまして^^;

 

 

dscn0763b午前7時半には「城ケ島沖」から「洲の崎沖」にかけての
大きなナブラを追う船団に合流しました。

 

 

 

dscn0784b

潮は澄んでいるのにカツオの棚は45メートル前後と深めです。

 

海が荒れているとカツオは上潮を嫌うのでしょうか?

 

 

dscn0780b

それでもみなヒット連発でカツオゲット!!(๑>ᴗ<๑)

 

これだけカツオが好調に釣れるなら
キハダも脈アリじゃないの~(σ≧▽≦)σ

 

 

dscn0787bというわけでわたしは最初からカツオ下のマグロを狙うのみ。

 

5メートル下なのか…(。-_-。)

 

10メートル下なのか…(。-_-。)

 

はたまた20メートル下なのかと
1投ごとに探っていると…(。-_-。)

 

 

「ちょっとそこのアナタ」

 

 

 

kihadaken…(꒪⌓꒪)マジスカ…

 

 

 

dscn0778b

どうも水深が深いと「丸掛け」は崩れやすいので
1日を通して「抱き合わせ」でやりまして、

 

 

 

dscn0781b

ハリス20号6メートルで

マグロ権ゲットじゃ!! 

o(-`д´- 。)ドヤ

 

「船長マグロ狙いますよ~」

 

「もう1本くらい釣って」

 

「え~(꒪⌓꒪)」 

 

dscn0800b

うむ。

 

水深が深くてスピードが速い群れなら
ハリス20号でも問題なし!(-’๏_๏’-)

 

 

dscn0802bこうして堂々とカツオ下のキハダマグロを狙うこと数投目…。

 

 

 

キハダ狙いはサメバトル!!!

dscn0787b11時40分!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

コマセを振って20秒ほどで魚信がありました。

 

そして魚信があったのとほぼ同時に糸が出て行きました。

 

前回の魚信とは違い、コマセをついばむと言うよりは引ったくるような感じでしたので、それなりのスピードで通り抜けたキハダがヒットしたものと思われます。

 

こんなときは置き竿でも針は飲まれなさそうですけど^^;

 

一度「手持ち」のアタリを知ってしまうと
その快感はやみつきになりますね!(*≧∀≦*)

 

瞬殺なんて恐るるに足らずー(*≧∀≦*) ←調子に乗ってるとだいたい痛い目に合います

 

 

dscn0803bはたして120メートルほど走られたのち、はじめのうちは海が悪いことを利用して、船の上下動でキーパーに掛けたままゴリ巻きしました。

 

すると楽して残り120メートルまで浮上。

 

リング入れるなら早めに入れたほうが良いよ」

 

と船長に促されるまま22㌢のリングを投入します。

 

 

dscn0809bしかしポンピングしはじめてちょっと後悔しました。

 

先週の27㌔よりキハダが軽いので
リング径の選択をミスった可能性があります。

 

25㌔以下のキハダなら、22㌢のリングより
18㌢のリングほうが効いたかもしれない…

 

そう思ったときには 時すでに遅く、

 

「サメがいっぱいいるね
100メートル切ったら勝負かけてね」

 

そう船長からアドバイスを受けたときにはすでに
残り50メートルを切っていました。

 

早く上げすぎたのか、それともリングが効いていないのか、キハダの体力はまだ残っているようです。

 

と、残り20メートルを切ったあたりでズン、増加した。

 

 

ふんぬ~ (;꒪ö꒪)

 

 

くっそ重~ (;꒪ö꒪)

 

 

サメんにゃろ~ (;꒪ö꒪)

 

 

こうなったら渾身の力で引・き・剥・が・す・の・み・ヽ(`Д´;)ノ 

 

 

 

dscn0811bやり取り開始から5分強。最後はゴリ巻きにて、上がってきたのは歯型をたくさんつけられた20㌔(推定22㌔くらい?)のキハダでした。

 

リングの目的はエラに嵌めて酸欠にさせることです。であるならば、写真のように20㌔クラスのキハダに対して22㌢のリングではデカいように見えます。

 

18センチのリングにしていたら、もっとキハダを弱らせることができたかもしれず、青サメなら回避できたかもしれません^^;

 

 

dscn0814b

でも仕掛けの強化はもはや疑うところはなさそうです!

 

 

サメ対策リング!! 

dscn0817b2回目のヒットは、かねてからやってみようと思っていたサメ対策リングを投入しました。

 

 

 

dscn0056b2.5メートルにカットした梱包用の紐を6枚重ね、その束をリングに3カ所取り付けます。

 

 

dscn0057bそして海に落としたときの「紐の抵抗」を解消すべく
40号のオモリを9個(約1.3㌔)ぶん増し付け、

また使用前に紐が絡まないよう
紐の束をビニール袋で包みました。

 

こうして黄色い紐をキハダにかぶせることで、

  • 毒のあるクラゲに似せてサメを避ける
  • 昔の漁師がふんどしを長くしてサメを避けたように巨大生物を模す

 

考え方は色々あるようですけど^^;

 

サメさえ回避できれば、たとえリング本来の効能が得られなくても、キハダとの純粋な勝負に持ち込めます。

 

※サメ対策リングは「ちがさき丸」さん発祥だそうです。上記写真は見よう見真似で実績もありませんので参考までにお願いします。

※10月18日追記:上記のワシャワシャした梱包用の紐だとやはり落下中に絡んでしまったりと、トラブルもあるようです。そこで進化したサメ対策リングの考え方があるようですので、次回の記事で紹介しようかと思います。

 

dscn0817bところがこのリング、
入れるのがけっこう大変で投入に1分くらいかかってしまい

 

 

dscn0819bなんとリングを投入したときには
すでにサメに食われていたのでしたー^^; 

 

あいや~(‘◉⌓◉’)

 

今日はダメダメだ~(‘◉⌓◉’)

 

リングを入れるならほんとサメのいない
水深100メートルより深い場所で入れないとダメですね^^; 

 

 

dscn0823b

ところで、サメがうようよしていた同時刻。
なんと秀吉丸さんはキハダを無傷であげていました。

 

ということは、秀吉丸さんは
サメがいなくなるのを待っていたのでしょうか?

 

 

dscn0832b

ファーストラン後、はじめのうちはキハダを下のほうで遊ばせておいて…

 

カツオを追いかける船団が遠く離れ、その船団を追いかけてサメがいなくなるまで辛抱強く待ってからやり取り開始…。

 

とかですかねー^^;

 

 

dscn0836b

秋も深まり…o(-`д´- 。)

 

ここにきて水温26度…o(-`д´- 。)

 

イワシも減ってきたようなので
コマセ組のチャンスは継続であります!!(๑•̀ㅂ•́)و✧

 

 

カツオのちキハダ船2016!! ~パヤオのカツオ攻略&キハダの瞬殺防止テクニック?~(2016/10/08)

釣行データ
釣行日 2016/10/8 (土)
船宿 五エム丸/カツオ・キハダ船
竿 自作(先径2.2mm元径14mmのグラスソリッド)
リール シマノ(SHIMANO) ティアグラ30A
ビシと天秤 青物バスター100号  プラスミキサー50号
305式 NH型天秤
天秤とショックリーダーの結節具

トローリングスナップ5号 (ショックリーダー:ナイロン 60号/200lb4m、結節はPRノット
 PE10号500m

カツオ仕掛け

ハリス14号3メートル  13号

キハダ仕掛け

ハリス20号6メートル  18号
水温

24.5度

濁り 速い メインの棚 :カツオ20メートル  キハダ30-35メートル

パターン 小潮2日目  (満潮 10:13  干潮 15:19)
月輝面 39.8% 月齢7.1

南西 弱い>強い 

波高 0.5-1M
天候 雨のち晴れ
船の釣果

カツオ:    0~5本 (2~3.8㌔)
キハダマグロ: 1本 (27㌔)

自己釣果(右舷ミヨシ) カツオ:    4本
チャッパ:   1本 
キハダマグロ: 1本 (27㌔)

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10月8日。

朝一はパヤオ(漁礁)でカツオ釣りからスタートしました^^

 

パヤオのカツオはストップ&ゴーではなく、どちらかというと松輪のイサキや真鯛釣りみたいに船を流してコマセに寄せます。

 

自らタイミングを見計らってどんどん仕掛けを投入し、
コマセを振ってヒット連発?!

 

 

dscn0606b

ただ日並みにより魚のルートも違うようで、

 

「昨日は(パヤオの)手前側が当たりだったのになー^^;」

「今日は(向こう側の)たいぞう丸ばっかり当たってる」

 

みたいな船長レベルでの駆け引きがあるみたいですけど^^;

 

 

dscn0613bそれでもカツオ!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

 

dscn0611b

チャッパ!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

とお土産には十分な量の魚を確保することができまして、満足満足~(σ≧▽≦)σ

 

 

 

「船長、カツオ良い人何本ですか^^」

 

「5本」

 

「え?」

 

「5本」

 

「聞こえません」

 

 

「5本」

 

dscn0615bええとですね。

 

わたくしカツオにはそれなりの自信があります。

 

カツオに的を絞っている以上、竿頭を狙うのは当然のことです。

 

であるのに、

 

dscn0604b

「ハリスってなんですか? 」

 

というレベルの船釣り初心者の方にヒット数で倍の差をつけられてしまったのだから言い訳できません。

 

 

chaltupa4

もうね。

 

日々釣り人の仕掛けを見ている船長が
確信していることなので間違いないです。

 

 

dscn0437b

 

ナイロン持ってきてないの( ̄▽ ̄) 」

 

「モッテキテマセン」

 

五エム丸の船宿仕掛けは16号のナイロンハリス。

 

ナイロンハリスは、フロロカーボンと比較して強度では劣るものの、柔らかさにおいて右にでるものはなく、わたしも愛用している柔らかフロロハリスのFXR船14号よりも柔らかいハリスです。

 

針の軽さを重視すべく普通のヒラマサ針を選択するのは元より、

それ以上にパヤオのようにコマセに慣れているカツオに対しては、ナイロンハリス柔らかさが絶大な効果を発揮するという話でした。

 

もっともストップ&ゴーのときは、ハリスも太かろうが硬かろうがたいして差が出ないようですけれど^^; 

 

ナイロン持ってきてないの( ̄▽ ̄) 」

 

 

…(°д°)

 

 

 

…(°д°)カエッテイイデスカ

 

 

キハダ!! 

dscn0620b気を取り直して後半はおさかな探索です。

 

これだけ視界が悪いと魚の浮きには
期待できなさそうな雰囲気ですけど^^;

 

 

dscn0623b

クルージングかとしょんぼりモードになったのも束の間!!ヽ(`Д´;)ノ

 

亀城根沖でっ!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

あっと言う間にキハダ発見これ
奇跡っしょ!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

※ここから先はマイカメラ故障のため過去の写真で補います

ご了承くださいm_m

 

 

dscn0623b

時刻は午前10時半。

 

魚を追いかけているわりに船の動きは遅めです。

 

しかし投入から回収までの時間が短いので
魚の動きは速いのだと推測できます。

  

こんなときはコマセをポロポロ出しても釣れないので

 

 

dscn0618b

カツオ同様、「青物バスター」に「プラスミキサーの50号」を併用しつつ速攻を徹底しました。

 

※青物バスターメモ:下窓全閉。上窓1/2~1/3。プラスミキサー50号を使用する場合は、それなりにコマセを詰めても問題ありません。

 

 

dscn0573b

また今回ばかりは、キハダを掛けたら絶対に獲りたいので、

 

疲れるのを承知で手持ちスタイルとしました。

 

 

dscn0623bはたして、集まってきた7隻くらいの少数船でキハダを狙うこと3投目。

 

…仕掛けの投入後30秒ほどが経ったでしょうか。

 

 

 

「反応入ってきたんだけどなぁ」 

 

「なんでこの反応で当たらないかなぁ

 

 

という船長のマイクパフォーマンスを皮切りに、

 

 

dscn0573b

突然、

 

モゾモゾッという魚信がPEラインから伝わってきました。

 

 

…!!!!!

 

 

来た…!!

 

 

とうとうキタ━━━━━(゚(゚∀(゚∀゚(☆∀☆)゚∀゚)∀゚)゚)━━━━━!!

 

 

dscn0573d

PEラインからは、ゆったりとコマセを
ついばんでいるキハダの様子が伝わってきます。

 

ストップ&ゴーのキハダといえど、今日のキハダはコマセを喰うために少しだけ足を止めているようです。

 

なるほど、こんなときはそのまま放置していると
針を飲まれるのかもしれません。

 

そこでキハダに「針に掛かったこと」を気づいてもらうべく、口内の針をカンヌキに誘導するイメージで穂先をスーッと持ち上げました。(ドラグは緩めたままなのでPEラインを親指で押さえつけながら実行します)

 

するとグッ、とキハダの重みが伝わってきます。

 

ここまで2~3秒の出来事。

 

 

 

dscn0573c入ったあ!!!!(`д´/;)/

 

大間のマグロ漁師がしっかりフッキングさせてから魚を放すように、今回はわたしも竿が突っ込むギリギリのタイミングまでPEラインを強めに押さえつけてから魚をリリースしました。

 

これだけで針外れの心配が激減します。

 

またキハダの疾走中も、PEラインに親指を当てておくことで、魚の状態を把握するようにしました。

 

「走り」の勢いが鋭いのか、はたまた体力がなくなってもうすぐ止まりそうなのか、すべてはPEラインから伝わってくる振動が教えてくれます。

 

魚の勢いがなくなってきたら、PEラインを強めに押さえてこちらの意思で魚を止めます。

 

そうすることで針をさらに食い込ませることができますし、またハリスの弛みによるヒレへの絡み等、トラブルも未然に防止できます。

 

 

dscn9878c

魚を止めたら、グッと体重をのせてフッキング!!(`д´/;)/

 

ここまでくればまずフックアウトはないでしょう!

 

なおこの時点でハリスが切れていなかったら、ドラグを締めてもそう簡単には切れません。

 

あとは自分の仕掛けを信じてビビらず
持ちで勝負できるかどうかだと船長に教わりました。

 

わたしの場合は強い気持ちを持つための強化仕掛けであります。

 

 

数回ポンピングして手応えを感じたらリングを投入し、

 

とにかくハリスが弛まないようにだけ気をつけて
あとは好みのスタイルで勝負あるのみ!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

※参考までにわたしのドラグ設定はストライク7㌔。魚が止まったら即、ストライクで勝負に出ますが、やり取り中に魚が頭を振りはじめたらドラグ4㌔弱にして走らせます。

やり取り中の走りはファーストランのように鋭くはないので、ある程度ドラグを締めたままでも簡単には切れません。ここでハリスが切れるようならハリスの傷を疑うべきかも…。

 

 

1475907201-4-2820b

やったー(*≧∀≦*)

 

27㌔のキハダに対してファイト時間は10分弱。
今後の課題はより早く獲ることであります^^

 

この後も席に関係なくあちこちでヒットが続き、わたしのヒットを含めると船中6回のヒットがありました。

 

確認した限りではハリス3メートルにも
6メートルにもヒットしています。

 

しかしあまりにも瞬殺や秒殺、
フックアウトでのハリス切れが目立つので

 

今回は持ちこたえるまでの参考になればと
その部分にスポットを当てて書いてみました^^

 

 

dscn0435b

ところで今回は、フッキングの手応えでキハダクラスだとわかっていながらも、内径18cmの小さなマグロッ!リングを使用してみました。 

 

なぜなら過去、同船者が22㌔、25㌔のキハダで
18cmリングの即効性を確認していたからです。

 

ところが今回は27㌔のキハダに対して18cmのリングでは効果が薄く

 

詰まるところフッキングの手応えだけでは18cmが良いのか、それとも22cmが良いのかまでは判断できませんでした。

 

きっと頭の小さなおデブもいるでしょうし、頭の大きな痩せっぽちもいるでしょうから、フッキングの手応えだけではキハダの頭のサイズまでは測りしれないという結論でした^^;

 

まあ手応えを感じたら22cmで良いのかなと思います^^;

 

 

20161008_140147b

高志くん(船長)本日もありがとうございましたっq(≧ε≦*)三(*≧ 3≦)p

(*≧∀≦*)キャー

 

 

ストップ&ゴーでカツオ下のマグロを狙う!(2016/10/02)

釣行データ
釣行日 2016/10/2 (日)
船宿 五エム丸/カツオ・キハダ船
竿 自作(先径2.2mm元径14mmのグラスソリッド)
リール シマノ(SHIMANO) ティアグラ30A
ビシと天秤 青物バスター100号  プラスミキサー50号
305式 NH型天秤
天秤とショックリーダーの結節具

トローリングスナップ5号 (ショックリーダー:ナイロン 60号/200lb4m、結節はPRノット
 PE10号500m

仕掛け ハリス20号6メートル  18号
水温

24.5度

濁り 緩い メインの棚 10m 20m 30m 40m

パターン 大潮4日目  (満潮 5:19  干潮 11:28)
月輝面 1.2% 月齢1.1

北東~南西 弱い 

波高 0.5-1M
天候 曇りのち晴れ
船の釣果 カツオ: 0~3本 (2~4.2㌔)  
自己釣果(右舷大トモ) カツオ:    1本

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いやいや、今年のコマセキハダは難しいですねー^^;

 

いつまでたってもキハダはカツオの尻を
追いかけっぱなしでストップ&ゴー(^o^;) 

 

 

dscn0207b

いつかはコマセにつくだろうと辛抱強く待つものの…

 

待てども待てどもイワシに夢中で…

 

食い気もないまま10月に入ってしまい
五エム丸のキハダ船はあえなく終了

 

くう~(。>д<) 

 

10月からは「カツオ・キハダ船」のみになってしまいました(T-T)

 

でも!! 

 

 

dscn0445b

それで良かったのかもしれません。

 

なぜなら9月以降、相模湾のキハダは「城ヶ島」「沖の瀬」「洲の崎」果ては「富浦」までのカツオナブラが主体になっているからです。

 

そう。

 

カツオ下のキハダを狙うのが

9月から10月にかけてのキハダ釣りの
主流になっているのであります!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

 

dscn0362b本来、カツオとキハダの群れは別々のもの。

 

だから「カツオ・キハダ船」の朝一は
コマセでお土産にしやすいカツオを狙うパターンが多いです。

 

ところがしばらくカツオを追いかけていると、(城ヶ島以南では)いつの間にやらカツオの下にキハダがついていることもしばしばあるとか。

 

だいたいキハダはカツオの下をやや遅れて追走してくるパターンが多く、ときおりカツオに混じって同層に反応がでることもあるそうです。

 

聞いた話では、カツオのほうがイワシを寄せるのが上手だそうですね。そうしてカツオにイワシ団子を作らせておいて、キハダはそのイワシ団子を後ろから横取りする魂胆なのかもしれません^^;

 

ずるいねー
マグロちゃん(σ≧▽≦)σ

 

いずれにせよ、

 

dscn0509bカツオを狙っているうちに
誰かにキハダがヒットする…(°д°) 

 

そんな構図になってきたので、「キハダ船」より「カツオ・キハダ船」のほうがキハダのヒット率が高いという皮肉な結果を生んでいるみたい…^^;

 

ならば、

 

dscn0237b朝のうちにお土産のカツオを釣って
後半はキハダ狙い!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

なんて理想の釣りを妄想しますけど…^^;

 

この時期の海はだいたい朝のうち濁りがキツく、魚が浮かず…^^;

 

 

dscn0475b後半にかけて徐々に潮が澄んでいき、ようやく浅い棚でカツオが盛り上がってくるというケースが多いです。

 

こんなときはキハダどころではありません

 

「最後にお土産が釣れてよかったね!」

 

なんてカツオを釣ってみな安堵しながら沖上がりするわけです。

 

 

dscn0501b

だからもうね、キハダを釣ると決めたからには坊主覚悟

 

隣でカツオの跳ねる音がビチビチビチビチビチビチビチビチビチビチビチビチビチビチビチビチビチビチ

聞こえてもまーったく気にせずカツオの棚下を狙います。

 

隣の方のカツオもすくいますし、

 

初心者の方のハリスだって手繰ります。

 

「釣れてよかったですね!」

 

「良かったです!ありがとうございます!」

 

隣でカツオの跳ねる音がビチビチビチビチビチビチビチビチビチビチビチビチビチビチビチビチビチビチ

 

聞こえたってまるで気にしないでしょう!!ヽ(`Д´;)ノ

 

 

dscn0512b

キャー(*≧∀≦*)

 

お土産釣れたー(*≧∀≦*)

 

…。

 

 

 

 

 

…(°д°)ハ? 

 

あかん あかん

 

まずは己の心を鍛えないとマグロは遠いぞ

 

 

どうやってカツオナブラでマグロを狙うのか

dscn0483b船長の指示で「カツオ狙うよー」と言ってカツオを狙い、「マグロ狙うよー」と言ってマグロを狙うのであれば、指示棚通りを実行するのみ。

苦労はありません。

 

でもそういった様式は船によりけりですから、ここでは

指示棚はカツオ、だけれどもマグロを狙いたいといった場合はどうすればよいのかについて考えます。

 

これはもう辛抱強くカツオの下を攻めるしかない…というのが現時点での結論ではありますが…

 

どのくらい下を狙えばいいのかは、やはり前日のナブラの内容を朝、船長に聞いて目ぼしをつけます。

 

だいたいカツオが釣れているときは棚下5~10メートル。カツオが渋いときは、マグロも何が気に入らないのか随分、深く潜ったりするようなので、こんなときはまず仕掛けの投入が間に合わず難しいです。

 

ですから全般的にストップ&ゴーのキハダは
カツオの棚下10メートルが狙いどころと言えそうです。

 

 

dscn0451b

たとえば周囲を見渡して黄色や青の回転灯が回っている船があるのであれば、それはマグロとの格闘中のサイン。

 

マグロはカツオの下にいるのだと推測できます。

 

これはチャンスです。

 

 

dscn0504b

ではカツオさえ当たらない流しではどうでしょうか。

 

こんなとき、同船したエビングの方がマグロを掛けたのは、指示棚30メートルのとき。仕掛けの投入が間に合ってない方が多数いる中で、水深60メートル付近での速攻のヒットでした。9/30(金)のことです。

 

やはり、カツオが渋いとマグロも潜っちゃうみたいですねー。

 

 

dscn0574b

10/2(日)はイワシについたマグロ単体のナブラを狙うこともできました。

 

こういったマグロナブラは一度コマセにヒットしはじめると激熱になることもあるそうですけど、

 

 

dscn0599bこの日はむしろマイワシの「フカセ釣り」で
次々と竿が絞り込まれていくのを尻目に…

 

「この流しで仕舞っていきましょう!」
と言ってコマセ組は撤退するのでした…^^;

 

 

あー(^o^;) 

 

羨ましー(^o^;) 

 

 

dscn0469bほか、棚下10メートルを狙っていても、ハリス6メートルの仕掛けにカツオがヒットしまくることがあります。

 

こんなとき、カツオが掛かったからという理由で更に棚を下げる方もおりますが、カツオが釣れるときはマグロの活性も高いと推測できる(浮きが良い)ため、棚下5~10メートルが妥当と考え、カツオが掛かったのはたまたまだと捉えるべきかもしれません。

 

とまあ色々知ったところで初心忘れるべからずです。

 

ストップ&ゴーにおいての釣り人の仕事は、

仕掛けの投入が間に合っているかどうか。

最速でコマセを撒きつつも、タイミングよくコマセと針を同調させられるかどうか。 

この2点です。 

 

そしてより多くのチャンスを掴むには、「状況判断しながらどうすべきかを自分で模索する必要がある」というお話でございました。

 

もちろん釣れる確率をアップさせる一番の方法は、釣れはじめた翌日に釣行することじゃないかなと、思いますけれどー(^o^;)

 

 

dscn0391bおっ。

 

 

 

chaltupa2

さてキハダが狙えるであろう水温21~22℃までまだ時間があります。

 

 

諦めないぞー ( ˘•ω•˘ )