もっと効率よくたくさん釣りたいっヾ(`Д´)ノ
そう思ってはじめたタチウオの自作仕掛け。
仕掛けのバランスは「市販仕掛け」のコピーで十分かと思います。そのうえで針やチューブ、ファイバー等オリジナル要素にこだわって、釣果アップを目指すのも楽しいですね^^
針
数あるタチウオ針のなかでも特におすすめなのが、
ヤマリアのワームフック(WF 2/0)です。
理由は2つありまして、
・餌ずれ防止の「ケン」が3本ついていること。
・またはその「ケン」の位置が、「チューブ」や「自作ファイバー」の邪魔にならない位置についていることが、おすすめの理由です。
ただ、食い込みの良さを重視するならがまかつのタチウオ針もいいですね。
「ヤマリア」と「がまかつ」の針を並べてみるとよくわかります。
一番上の「ケン」で揃えて比較すると、「付け餌が針に固定される部分の長さ」はどちらも同じ、つまり「ヒラヒラと漂う餌の長さ」はどちらも同じで、餌のアピール力はほぼ同等です。しかし針掛かりの良さは、より下に針先がある「がまかつ」に分があるといえるでしょう。
それだけに残念です…。がまかつは「ケン」の位置がチモトに近い場所にあるので、自作ファイバーを付けられる場所がありません
また、ファイバータチウオは、
ファイバーを自作している時間がないときに使っています^^
ハリス
タチウオのハリスは8号または10号が標準です。
8号…。太いですね…。
ハリス8号といえばその引っ張り強度はおよそ13㌔。
ワラサを強引に上げられる強度です。
つまり本来であれば、タチウオの引きに対してハリス8号はオーバースペック。それでもタチウオに太ハリスを使用する理由は、タチウオの歯がハリスに触れても「切れにくい太さ」だからです。もしくは太ハリスによる「糸がらみの軽減」と考えるのが妥当でしょう。
やむを得ず太いわけです。
ならばハリスは「見えない」ほうがいいですね…(☆ω☆)
私は見えないハリスのジョイナー船ハリスをメインで使用していますが、もし「タチウオにジョイナーは高価だ」という方は、擦れに強いDUEL船ハリスもいいかもしれません^^
サルカン
タチウオは基本、2本針です。
実は、もっとも自然にフロートして糸絡みが少ないのは「編み込み」による2本針です。しかしタチウオの場合、オマツリに対応したり、仕掛けの取り替えをよりスムーズなものとするために、「三叉サルカン」を使用します。
ご存じのとおり
ステン親子やNTパワーオヤコが一般的ですね。
大きさは、より自重の軽い「6×7」をおすすめしますが、
小さくて扱いづらいようなら「5×6」でも大丈夫かと思います。
なお、
天秤との結節に使用するサルカンは通常、
「ハリス強度より強い」ものを選ぶのが一般的です。
しかしハリスの項目でも述べたように、
タチウオの場合は強度10㌔もあれば十分です。
私は「糸がらみ軽減」に期待して、
Wクレンサルカンを使用しています。
チューブ
市販仕掛けに使用されているチューブと同等のものを選ぶなら、
夜光うきゴム。大きさは「中」です。
上針にはピンク、
下針にはグリーンというのがセオリーのようです。
また、タチウオのルアーは「紫」が基本色だそうですから、「ムラムラパイプの紫」もありかもしれません。より自然な発光はケイムラ(蛍紫)といいますね。
ファイバー
試しにファイバー素材を使ってみたら、
水中で泳ぐファイバーの「動き」に私が魅了されてしまいました
いやあ、
この魅力はご自身の目で確認されるべきでしょう^^
とりあえず試したいなら、
シールで張り付けるだけのテンモールが簡単でおすすめの予定でしたが…
あんら~
冬場のせいかテンモールは静電気でクルクルになってしまうようです
水に濡らせば大丈夫なので差し支えはないはずですが…。
というわけでオーロラスレッズ。
「素材の切り貼り」や「外掛け結び」を苦としないなら、より自然なきらめきと素材感を得られるオーロラスレッズがおすすめです^^
仕掛け巻き
「スプールシート」が一番ヨレなくて最高です。
ただ、何枚も買うとなるとお財布にも負担がかかるので
意外と便利なのがイカヅノ仕掛け巻きです。
くりぬいた穴に「大きな針」を掛けられるので、
ジップロック大での収納にも困りません。
上針用、下針用とわけておけば混乱もないかと思います。
さて、準備が整ったところで、
次回は仕掛けの「作成篇」です~^^