【DIY】サニービシの緩みを簡単修正!


DSCN9866b

Lサイズのサニービシと言えば、真鯛やワラサはもちろんカツオやマグロまで幅広く使用できる万能ビシですよねーっ(*≧∀≦*)

 

 

DSCN1166b

もちろんわたしもその愛用者で、

 

 

dscn8548b

毎年良い思いをさせてもらってますけど^^;

 

 

DSCN9887b

ときにマグロやサメの抵抗で想定外の負荷が掛かり、
ビシに不具合が生じることがあります。

 

なかでも起こりがちなのが、

 

DSCN9868c

「上窓のパーツが緩んでしまう」という現象

 

一旦、こうなってしまうと使用中に上窓が全開になったりして、「コマセ出過ぎたー」なんてガッカリしちゃうんだなー^^;

 

でも実はコレ。

 

新品を買い直す必要はありません。

 

簡単に修正できるんですo(-`д´- 。;)

 

 

DSCN9868b

 

  1. 「ネジ」を締め、
  2. 「リング」を下方向に圧着し、
  3. 「トップドラフトキャップ」を硬く締めなおす

 

プライヤーでぎゅーっと締める方向に廻してください^^

 

なんとこれだけで好みの硬さに修正可能です(σ≧▽≦)σ

 

さらに、

 

 

アクリサンデー 

DSCN9861b

アクリサンデーで固着すれば半永久的に緩みを解消できます^^

 

 

DSCN9865b

ネジを緩めてアクリサンデーを流しこむだけ^^

 

なおサニービシを構成するポリカーボネート樹脂は接着剤が効かない樹脂で有名で、アクリルサンデーが現在もっとも有効です。

 

以下、アクリサンデーの使用方法です。

 

DSCN9868d

アクリサンデーには注射器が付属していますので、

  

 

akurisande1

溶剤をちゅーっと吸います。 

 

 

akurisande2

揮発性の高い溶剤ですからフタはすぐ締めます。 

 

 

akurisande6アクリサンデーはビシを溶かして接着するので
垂れると困る部分はタオル等でマスキング
してから作業します。

 

※誤って回転パーツに溶剤が垂れると固着して使用不能になります。 

 

akurisande7アクリサンデーを流し込みます。

 

※一度流しこんだ溶剤は決して吸い込まないよう注意します。吸い込んでしまうと溶けた樹脂が逆流し注射器内で固着、注射器が使用不能になります。

 

約2分で硬化します。

 

 

akurisande8

注射器の溶剤はビンに戻します。 

 

溶剤はすぐに揮発するので注射器の水洗い等は不要です^^

 

 

おまけ

DSCN9862b

Lサイズのサニービシに限り、最新ロットでは、上記の修正が施された商品が店頭に並んでいます。

 

 

DSCN9864b

また軸にはワッシャが追加されました。

 

マグロの走りで軸が上方に飛びだして歪んだりしないよう、
対大物対策のパーツ強化でございます^^

 

 

えっ(^o^;) 

 

最新ロットの見分け方…?(^o^;) 

 

 

DSCN9867b

ここにアクリサンデーの層がありますね…。

 

 

いやー

 

DSCN9580b

8月のお祭りが待ち遠しいですねー σ(≧ε≦o)