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釣行データ
釣行日 | 2019/1/12(土) |
船宿 | 川崎つり幸 / タチウオ |
竿 | tailwalk SPJ 633 鏡牙63B-1.5 |
リール | Daiwa キャタリナBJ 200SH Shimano オシアカルカッタ 300HG (PE 0.8号300m 下巻きなし) |
リーダー | 5号2.5m ⇒ 18号0.5m(結束はオルブライトノット) |
クーラーBOX | 35L スペーザ ライト キャスター付 |
水温 | 11.5℃ |
場所 | 小柴沖(金沢区芝町沖) 水深:40-50m |
パターン | 小潮1日目 (満潮 9:00 干潮 14:39) |
月輝面 |
29.6% 月齢6.1 |
風 | 北東 ほどほど |
波高 | 0.5-1m |
天候 | 曇りのち雨 |
船の釣果(2隻の高低) | エサタチウオ: 5-25本 ルアータチウオ:9-22本 |
自己釣果(左舷舳先) | ルアータチウオ: 22本 |
まさかエサ釣り師だった自分が
こうもタチウオジギングにハマるとは(*´∀`*)
何がそんなに面白いのかって、
「ワンピッチ」でも「ジヤカジャカ巻き」でも「ただ巻き」でも「フォール」でも、多様性に富んだメソッドの中から自分なりの正解を探りあてる面白さ‼️(σ≧▽≦)σ
ひとくちに「巻き」と言っても
微妙な速度変化で喰ったり喰わなかったり…。
天候変化の影響なのか
さっきまでムラサキと思いきや
急にピンクシルバーに変わったり…( ´Д`)
刻々と変化する状況に翻弄されながらも、
魚との対話を試みるべく
ジグを巻いたり落としたりが面白い!
こりゃハマったー(*≧∀≦*)
海が変われば様子も変わるので「冬だからこうだ」と言い切れるものは何もありませんが、
まさかここまでワンピッチジャークが通じない日があるとは思ってもみませんでした。
↑つり幸のエースY先生に教えてもらったのは「ただ巻き」の微妙なスピード調整で喰わせるということ。
とくに海底から10メートル以内にタチウオが張り付いて動かないような冬タチパターンでは「ただ巻き」が強い傾向にあるようです。
しかし「ただ巻き」はその微調整がなかなか難しいです。
誰にでもチャンスがあるのはむしろ「フォール」かもしれません。
「ただ巻き」で棚の上限まで探ったら、今度は着底までをフォールで探る、ということを繰り返すうち、急にフォールの反応が良くなったと感じるときがあります。
ここで考えたいのは、フォールの反応が良くなったのは、「ただ巻き」でタチウオがジグを追ってきたからかもしれない、ということ…。
ワンピッチジャークでは、タチウオはジグを追ってきていないかもしれず、そうなるとフォールの結果も変わってきます。もちろん逆のパターンもあると思います。
そんなときは「巻き」で狙うのもそこそこに 食い気のあるレンジを見つけるべくロングフォールで狙ったり、
またはフォール主体で「巻き」と「着底」を繰り返すなど…。
冬タチ攻略は人それぞれに
繊細かつ大胆なスリルゲ〰️〰️〰️ム!!ヽ(`Д´;)ノ
突然フォールで当たりがあると、
リーダーを切られやしないかヒヤヒヤしますねー(^o^;)
以下、参考までに、使用タックルやジグの所感をメモしておきたいと思います^^
「オシアカルカッタ300HG」と「キャタリナBJ200SH」の比較
どちらもパワーは申し分なく個人的には「巻きの質感」と「エキサイティングドラグサウンド搭載」のオシアカルカッタ 300HGに一票です♪
ただ、オシアカルカッタ300HGは、サイドプレートがないため、スプールを取り出すには本体側のボルトを外さなければならないという欠点があります。
参考までにオシアカルカッタ300HGの
スプールの取り出し方をメモしておきますと、
というわけで、ネジを外さないとスプールが取り出せない構造上、現地でのスプール交換は難しく、またメンテナンスもやや面倒くさいです。
対してキャタリナBJ 200SHの良いところは、ハンドル側のボディのビス調整により、サイドプレート、スプールが着脱できる簡単構造であること。
互換スプールを用意しておけば、状況に応じて太さの違うラインをい使い分けたり、不意の高切れにも対応できます。
※ちなみにオシアカルカッタの上位機種であるオシアコンクエストはすべての要素が詰まった最強リール。まー予算があるならコレですよね…^^;
FGノットとオルブライトノット
PEラインとリーダーの結束はわたしはFGノットです。(FGノットは、1号以下の細いPEラインでは、編み込みは1cmも行えば強度は十分です)
歯が鋭いタチウオのリーダーカットを防ぐため、人により5~18号(20~60ポンド)を使いわけます。
標準的には12号(40ポンド)を3mくらいでしょうか。
18号(60ポンド)であれば、ドラゴン級でもそう簡単には切られませんが、太号数は小型のタチウオには見切られるとして敬遠する方もおられます。
しかし捕食がへたくそなタチウオのこと。フォール中のバイトは十中八九スレ掛かりです。リーダーが細いと正直、心もとないです。
そこで、切られないための太号数と、
見切られにくい細号数を合体させれば良いという発想があります。
たとえば5号のリーダーの先端に、18号のリーダーをオルブライトノットで50㌢ほど結べば、見切られにくく、切れにくいハイブリッドリーダーの完成です♪
オルブライトノット
太いラインの先端部を二つ折りにして最初は細いラインで、太いラインの本線だけを巻く。
太いラインの二つ折り部分と、細いラインの本線を一緒に7〜8回巻き付け、細いラインの先端部を、ゆっくり引いて締める。
太いラインの先端と本線をおさえ、細いラインを引いて締めてから余分をカット。出典:強いノットはこれだ!
柔らかい竿と硬い竿
鏡牙63B-1.5
ジャーク時の跳ねをおさえて「ナチュラルジャークとしたい」場合や、「ただ巻き」の食い込みを促したいときなど、渋いときに期待できそうな1本です。
怖いのはフォール中のバイト。
竿が柔らかいためフッキングが間に合わずラインブレイクも…。
集中力の問題かもしれませんが、
フォールパターンでは気をつけたい竿です^^;
tailworkSLJ633
小さな入力でもティップを浮かす高反発ロッド。
通常のワンピッチジャークはもちろん、1/2~1/3ピッチの「スローピッチジャーク」がやりやすいです。(そりゃースローピッチ専用竿ですから当たり前ですね…^^;)
なおこの竿は、スローピッチの使い方でジグウェイトmax350gを目安としていますが、100~180gでも違和感なく、また適度な硬さがあるためフォールにも対応しやすく、ごく浅場でない限りはオールラウンドに扱えそうな1本です。
「ただ巻き」おすすめジグ
オーシャンドミネーターセンターバランス
ベイスがダメなとき「ただ巻き」パターンで秀逸と感じるときがあります。良いと思ったのはセンターバランス。カラーバリエーション豊富でなんと言ってもコスパ良いです。
※追記:とはいえ日によってはアンチョビメタル-タイプゼロが頭ひとつ抜けて良かったりと、日並や場所によりジグはどうしても変わるので、同じ種類というよりはいくつかの種類を揃えるのがやはり強いと思います。
今のところピーカンでアカキンが強く、曇天や雨でムラサキやピンクシルバーが良いと感じていますが、それもまたジグの種類や日並によるかもしれませんので、参考までにお願いいたします。
ベイス
BASE(ベイス)とは良く言ったもので「ただ巻き」で探るならまずはコレ。鉛ジグ中「シルエット最小」を武器に豊富なカラーバリエーションで攻めるセンターバランスジグの珠玉。ただ、値段がちと高いです^^;
スローブラットS
「スローブラットS」は、スロージグ専用ながら「巻き」でも狙えるセンターバランスの扁平ジグ。
フリーフォールでジグを横に向け、遅めの落下でじっくりアピールするのが得意。ただし、バイトの瞬間を見逃せばラインカットが待っているので、触りが感知できる程度の弱いサミングで落とすのが吉です。
ない色はマッキーで塗ります(笑
フックセッティング例
BBスイベルでPE撚れ軽減、かつ、
ジグの交換に時間をかけないスナップ仕様。
針はすべてバーブレスで、
フロントアシストはフォール対応(スレ対応)のため細軸、
リアフックは巻き対応(口に掛かるため)の太軸が良さそうです。
フロントアシストのお手軽スナップ仕様。(値段が安くすみます)
スプリットリングは#3~4号です。
フロントアシストの構成例。VANFOOKの刺さりは秀逸ですが、細軸のため、タチウオのボディから針を抜くときに開いてしまうことも…。
太軸のリアフック。タチウオはヒラヒラと動くこの針を狙って喰うときもあるそうなので、ピンクが効くときもあると信じて。
黒はそもそも警戒されにくい色と言いますね。(余談ですがカマスは黒に反応が良いです)
フロントアシストに熱収縮チューブ(4mm) を処理したもの。
オマツリを減らすと同時にフォールでのフッキング率を上げる効果があるそうですが…
「夜光」は良いときもあれば悪いときもありそうで迷います^^;