釣行データ
釣行日 | 2015/04/25(土) |
船宿 | 勝山・庄幸丸 / ヤリイカ船 |
竿 | ダイワ(Daiwa) 極鋭ヤリイカ AGS 167 TUNE |
リール | ダイワ(Daiwa) マグマックス500 (PE4号 500m) |
仕掛け | 11cmのタマゴ針10本・ 幹糸6号・ハリス5号の回転ビーズ仕様。 枝間120cm・全長1320cm・ハリス10cm・ BBサルカン 2号、BBサルカン スナップ付 2号 オモリ 120号 (150号も用意) |
ヨリトリサルカン | ボールベアリング仕様の五連サルカン |
水温 | 17.8℃ |
潮 | 州の崎~布良沖: うす濁り 速い 棚:190m前後 |
パターン | 小潮1日目 (満潮:7:56 干潮15:08) |
月輝面 | +41.5% 月齢6.3 |
風 | 北 ほどほど |
波高 | 1~1.5M |
天候 | 晴れ |
船の釣果 | ヤリイカ:38-88杯 |
自己釣果(右舷トモ2番目) |
ヤリイカ: 78杯 |
本格的にヤリイカをはじめて5回目と課題も多くまだまだへたっぴなわたくしではありますが…
今回わたくし…(ノ ̄△ ̄;)
へたっぴでもたくさん釣れることを証明して参りましたっ!ヽ(`Д´;)ノ
今回は基本となる底の釣り方を実践したのみ。着乗りしないときだけタルマセや「ストンと仕掛けを落とす誘い方」を試しました。
いかにオマツリを減らし…(°Д°)
手返しよく釣るか…(°Д°)
そして今後の課題はツノ数をどれだけ増やせるかだと思っています( ̄▽ ̄)
以上3点!
その熟練度で釣果が
決まると思われますっ!ヽ(`Д´;)ノ
というわけで今回は、当たり前のような上記内容を少し掘り下げただけの地味な内容ですが わたしなりに気づいたことをメモしておこうかと思います。
オマツリ防止!
雑誌などでイカ釣りに必須と紹介されているヨリトリリング。名前の通り糸撚りを軽減してくれるアイテムです。手前マツリ防止にも期待できるので使用されている方も多いかもしれません。
がしかしっ(^o^;)
ヨリトリリングは潮の影響を受けるとリングが回転するという構造上、潮の影響を受けやすく、潮が速いと糸がフケてオマツリの原因になります。
※追記:当記事のコメントに「ヨリトリリングは回転しない」というご指摘をいただきました。そこでヨリトリリングの役割についてちょいと検証してみることに♪ 興味がある方はこちらをご覧ください。
よくあるオマツリのパターンとしては、イカの取り込み中に糸がふけてしまい隣の方とオマツリしてイカを落とすというパターンです。
そんなわけでサルカンはボールベアリングタイプで回転性能の良い「五連サルカン」が良さそうです。
とくに好調な日は混み合いますから中オモリの使用も避けたほうが無難かもしれません^^;
また仕掛けのヨレを軽減するアイテムは五連サルカンだけではありません。オモリ側のサルカンもやはり回転性能の良いBBサルカンが有効です。
ほか(市販仕掛けのような)ヨリチチワ結びは「乗り」がわかりやすい反面、少々ヨレやすいため、
回転ビーズもいいですね(σ≧▽≦)σ
ヨレに対する効果はBBサルカンの類より上かもしれません^^;
ただし回転ビーズも万能ではありません
たとえば投入器にツノを落としたときビーズが引っ掛かって落としにくいことがあります。またオマツリすると引っ掛かって取れにくいこともあるので、回転ビーズは好みが別れるかもしれません(^o^;)
どんな仕掛けも一長一短ですね(^^;
取り込みのタイミング
個人的に考えてしまうのが取り込みのタイミングです。
潮が速い日は、隣の方と同時に仕掛けを取り込みはじめると仕掛け同士がオマツリすることがあります。
「道糸」と「仕掛け」が絡んでもたいしたオマツリにはなりませんが、「仕掛け同士」が絡むと、解くのに時間がかかるうえイカを落とす可能性もあり厄介です。
これを避けるため、巻き上げのタイミングをずらします。具体的には自分の仕掛けの巻き上げ速度をちょっぴり遅くするなどして、隣の方と同時に取り込まないようにします。
それってタイムロスじゃん…(°Д°)
と思われるかもしれませんが、オマツリで時間を奪われるよりよっぽど効率的かと思っています。
ヤリイカ釣りはほんと焦り禁物ですよね
ツノ数を増やすには
初心者向けの取り込み方法については以前の記事で紹介したとおりです。
- 空ヅノはツノマットに刺しておき
- 「イカが付いているツノ」だけ船内に取り込みます。
- 「道糸に近い①」から順にイカを外しては投入機にツノを落としていきます。
それを繰り返せば手前マツリすることもありません^^
がしかしっ(^o^;)
こんなふうに一気に取り込めるのもツノ数10本が限界でしょうか
というか、ブランコ仕掛けですから、たくさんイカを取り込めば少なからず手返しが悪くなります。できればこのタイムロスは改善したいところ。
そうなるとやはり、イカを一杯ずつ外しながら、そのつど投入器に仕掛けを落とせるよう練習する必要があります。これができれば、取り込み終了とともに仕掛けを落とせるので、かなり手返しが良くなりますね^^
見聞きする限りでは、多くを釣られる方のツノ数は14~20本。
まあとんでもない数ですが、ツノ数が少なければ物理的にそれ以上釣れないのも確かです。
ならば!ヽ(`Д´;)ノ
ツノ数を増やすことを目標にしっ!ヽ(`Д´;)ノ
手返しよく釣ることを目標にしてこそっ!ヽ(`Д´;)ノ
束越え目前でしょう!ヽ(`Д´;)ノ
すっ…
すみません言い過ぎましたっ( ‘д’⊂彡☆))Д´) パーン
取り込みでイカを落とさない方法?!
ところで、こんな荒海でイカを1杯ずつ外していたら
イカがぽちゃぽちゃ
落ちちゃうでしょっ!ヽ(`Д´;)ノ
と心配になりますよね。
でもそれは半分、誤解かもしれません
たとえばこちら。掛かりが浅いです。巻き上げスピードがもう少し速ければ身切れしていたかもしれません。
つまり巻き上げスピードひとつで取り込みの成功率は変わると思うのです。とくにパラソル級のヤリイカは引きも強いのでなおさらです。
水深が浅いときは意外とバレませんが、たとえば水深が200メートルなど深いときは「ゆっくり巻き上げ」ないとバレる確率が高いと感じています。
巻き上げスピードは秒速1秒、いや、パラソル級を多点掛けしてめちゃくちゃ重いときはより遅くても良いかもしれません。
ならばヽ(`Д´;)ノ
巻き上げ速度に気をつけて
イカを1杯づつ取り込めるよう練習すれば
束越え目前でしょう(`д´/;)/
すっ…
すみません言い過ぎましたっ( ‘д’⊂彡☆))Д´) パーン
とにかく取り込みでイカを落とすようなら
巻き上げ速度が速いかもしれません^^;
爆乗り時の「追い乗り」テクニック?
以前紹介した「追い乗り方法」について、さらに具体的なイメージのメモになります。
着底して糸フケを取り、すぅっと竿先を聞き上げると、
ずっしり!(`д´/;)/
着乗りするときはだいたい竿を水平にしたあたりで重みを感じますね。
この時点でイカは乗っていますが、ここで追い乗りを狙うべく電動リールを超スロー巻きにしながら、竿をゆっくり頭上まで聞き上げていきます。
そのまま超スロー巻きにして穂先を凝視していると、新しいイカの触りをクンクン感じることがあります。
ここが最大のチャンスっ!ヽ(`Д´;)ノ
追加の乗りを感じたときは、イカが引き込んだぶんだけをいなすように竿先を下げます。もしくは竿先を下げることで、超スロー巻きを相殺し海中の仕掛けをその場に一瞬だけ留めるイメージです。
どういうわけか乗るときはここで一気にズンズンっ!と乗ることが多いです。
推測ですがこれはキンメ釣りのように、1杯のイカが乗ったときのツノの揺れで他のイカがリアクションバイトするのでしょうか?
手ごたえを感じたら、徐々に電動速度を速めつつイカを掛け、竿先を下げながら巻き上げに入ります。(いつまでも超スロー巻きではバレてしまいます)
なおこの一連の動作は「船の揺れ」を考慮に入れていませんので、船が揺れているときはその揺れを考慮したうえで上記内容としてください^^
この日は9点掛け2回、ほか5点掛け以上多数!
取り込みの課題とオマツリさえクリアすれば、束越えも夢じゃないかもしれませんね