カワハギ第四戦、誘い下げの有効性について(2014/12/14)


 釣行データ
釣行日 2014/12/14(日)
船宿 五エム丸 / カワハギ
竿 極鋭カワハギ AIR 1455
リール スマックレッドチューン 100SH (旧100HR)
仕掛け(幹糸) 快適カワハギ ウェイト 移動式 (3本針 3号)
仕掛け(針) D-MAXカカワハギ ワイドフック 針4.5号 ハリス 2.5号 
オモリ 目立ちシンカー25号、30号  快適船シンカーS RV25号
集魚アイテム ヒラヒラスカート
アサリを締めるアイテム アミノソルト
その他 チョイ置き船べりトレイ    チョイ置きホルダー
水温 16.5℃
カメギ根: 薄濁り ゆるい  棚:15~45m
パターン 小潮2日目  (満潮 10:26 干潮:16:33) 
月輝面 -54.0% 月齢21.6
北西、弱い
波高 0.5-1M
天候 晴れ
船の釣果(右舷ミヨシ) カワハギ:9-29 枚
自己釣果(左舷ミヨシ2番) カワハギ:   14 枚

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寒くなるとどんな魚も渋くなってきますね。
しかしそんな中でも釣られる方は釣られます。

 

一体、自分となにが違うのか…

 

というわけで今回は、実際に多くを釣り上げる「ベテランの方の釣り方」を参考に、冬季のカワハギ釣りの傾向と対策をまとめてみました^^

 

 

 

 

 

底狙い

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まず冬季のカワハギは渋いことを予想して、
カワハギ本来の棚である「ベタ底狙い」が基本になるかと思いますが、

 

 

 

 

 

 

kasetsuK

しかしベタ底を狙っていきなりタルマセたりすれば、

 

 

 

 

 

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あっという間に外道の餌食になることが多いため

 

 

 

 

 

kasetsuH

コンスタントに釣られるベテランの方はとくに
やや底を切ってから誘いはじめることが多いようです。

 

 

 

 

 

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その誘いは非常に柔らかいもの。
竿先を5センチも動かしているのかどうか、

 

  1. ユラユラと柔らかい小さな誘いを基本に、
  2. ときには止めて当たりを待ち、
  3. ときには(リセットするかのように)大きく聞きあげたりして、

 

 

 

 

kasetsuL

4.海底に落としたときにヒットするパターンで本日も量産!ヽ(`Д´;)ノ

 

 

落としたときにヒットする…。
もしくは誘い下げたときにヒットする…。

 

 

上から下に誘うと釣れる…?!

 

 

これはまさに前回と同じパターンでの連釣ですが、

 

今回は「誘い下げ」についてより本質的な秘密をベテランのKさんに教わりましたので、ご紹介でありますっ!!ヽ(`Д´;)ノ

 

 

 

 

 

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ヒントはこの写真の中にあります…。

 

 

 

 

 

 

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下の解答を見るまえにぜひご自身でも考えてみてくださいねっ^^

 

 

 

 

 

 

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なるほどなるほど~^^

 

 

 

 

 

 

誘い下げの有効性について

kasetsuM

カワハギは上を向いて捕食するときよりも

 

 

 

 

 

kasetsuN

下を向いて捕食するときに針掛かりしやすいので、

 

 

 

 

 

 

kasetsuO

誘って寄せたカワハギをコントロールするかのように、

 

 

 

 

 

 

kasetsuL

誘い下げて下に向かせれば針掛かり率アップ!!

 

 

なななんと、それだけ?!!

 

 

 

 

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どうりで釣れるカワハギはたいてい
針が上向きに掛かっていると思いました

 

ということは、

 

 

 

 

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ゼロテンションからの

 

 

 

 

 

kasetsuQ

ちょっとしたタルマセにも効果がありそうですね!

 

 

誘い下げ~♪

カワハギ操り~♪

パクっとな~♪

 

 

座布団10枚っしょ!!ヽ(`Д´;)ノ

 

 

 

 

もちろんこれは、

 

 

 

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針が上向きにセットされているというのが大前提でございますよ~^^

 

 

 

 

 

 

もうひとつのパターン:良型狙い

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コンスタントに竿頭を取られる方のテクニックは上記の通りですが、

 

 

 

 

 

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竿頭29枚に次いで28枚を釣られた方がこちら。

 

  1. 着底したら少しだけ底を切り、
  2. 微動だにせず待つ

 

 

 

えっ…(;゚;Д;゚;)

 

 

それだけ~?!(σ≧▽≦;)σ

 

 

 

 

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船長曰く、冬季に良型を釣りたければ
あまり誘わないほうが良いと言うのです。

 

どうやら大型のカワハギは「素早い動き」に
ついてこれないのだそうですね…

 

なので誘いもごくさく、らかいほうが良く、
止める時間も長いほうが良型には良いのだと教わりました。

 

なんとタチウオにそっくりですね…

 

というか大型が緩慢なのは、
魚全般に言えることなのかもしれません。

 

 

 

 

 

それにしても、

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じっと待っているだけで良型ばかりを28枚とは…!!

 

 

正直、参りました…

 

わたくしこれだけは…

 

イライラして真似できそうにありません

 

 

真似してじっと待っていると…

 

…ムズムズムズムズムズムズ  (ーー;)

 

 

あ~っ全身が痒いっ!

 

 

 

そしてイライラした反動で大きめに誘え

 

 

 

 

 

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キタマクラやワッペン等…

 

 

 

 

 

 

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小型ばかりが掛かり…

 

 

そして焦れば焦るほどイライラは加速し

 

 

 

 

 

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タルマセれば名もわからぬ小魚の猛攻で…

 

 

 

 

 

 

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本日惨敗~^^;

 

 

柔らかく…

 

小さく誘う…。

 

 

あかん!

ムズムズするっ!

 

 

 

 

 

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というわけでこの日の釣果の差は、誘いの柔らかさ、または止める時間を長くもったかどうかだったように思います^^;

 

難しいのう…