お刺身を美味しく食べる方法


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釣った魚はやっぱ刺身でしょ~♪
ってことで、まずは定番の「お刺身」からご紹介です^^

 

メダイの捌き方」で紹介した「サク」状のメダイを
やや斜めにスライスして、段々に盛り付けましょう。
盛りつけは、切り身を少しづつずらして盛り付けると、ちょっぴり見栄えが良くなります。
しその葉がよく合いますよ^^
我が家では、腹身だけを贅沢に刺身にして、
それ以外は揚げ物にしちゃいます。

お醤油はやっぱり刺身醤油で決まり♪
お刺身の味が薄れるから刺身醤油は邪道!なんて言う方もいますけど、なんのなんの、お醤油おいしいです~。

 

さて、
お刺身を美味しく食べる方法は、ここからです。

 

 

メダイの刺身は美味しくない?

 

どうもメダイのお刺身は、人気ないみたいなんですよ。

船でお知り合いになった人の話を聞くと、
刺身は美味しくないっていう人が多いんですね。

 

たしかにメダイは大きくなるほど味が良くなると言いますから、
春の小メダイは人気がないのかもしれません。

でも、4月あたりから釣れはじめる中型以上のメダイなら、
とっても美味しいと思うんですけどね^^

 

ここで、刺身を美味しくいただくための
コツをひとつ…。

 

 

一晩以上寝かせる(置いとく)

 

 

これ、とっっても大切です。

 

お刺身というと「鮮度が一番!」ということで、
当日食される方が多いと思いますが、
実はこれ、鮮度の意味がちょっと違います。

 

鮮度というのはまず釣り上げて、
その後どうするかで決まります。

 

  1. 活け締め(瞬殺)にしてから血を抜くか
  2. または氷締めにして

 

はじめて鮮度が保たれるそうです。

 

こうして保たれた鮮度は、今度は時間を置いて、
熟成させることで、
旨みを引き出します。

 

よく「熟成ポーク」とかスーパーで売ってますよね。

あれと同じことをするわけです。

 

熟成といっても、やり方は簡単。

放置するだけ^^

 

肉のタンパク質が、アミノ酸に分解されて、
旨み成分に変化するまでの間、「熟成」します。

お店に出ている肉や魚は、
すでに熟成されたものが陳列されているんですね。

 

放置すると聞くと、腐るイメージがあるかもしれませんが、
でも白身魚はほうっておいてもすぐには腐らないですから、
ご安心ください。

よくよく考えると、果物だって少し「熟れた」ほうが
美味しいですよね^^

 

経験上、

メダイのような1㌔以上ある白身魚は
1~2日くらい寝かせたほうが美味しいです^^

我が家では、その日のうちに刺身を出しても
誰も食べてくれませんが、次の日に出した刺身は、
ぺろっとなくなります。

それくらい味が変わるんですね。

 

釣れたらぜひ、何日か寝かせてお刺身でどうぞ♪

 

※寝かせ方
クーラーBOXに氷を張った状態で、そのまま1~2日放置します。
それが難しい場合は、当日、3枚におろした身をキッチンペーパーでくるみ、さらにラップで包むか、ジップロック等で密封して酸化を防ぎ、冷蔵庫に保管します。