釣行データ
釣行日 | 2016/10/2 (日) |
船宿 | 五エム丸/カツオ・キハダ船 |
竿 | 自作(先径2.2mm元径14mmのグラスソリッド) |
リール | シマノ(SHIMANO) ティアグラ30A |
ビシと天秤 | 青物バスター100号 プラスミキサー50号 305式 NH型天秤 |
天秤とショックリーダーの結節具 |
トローリングスナップ5号 (ショックリーダー:ナイロン 60号/200lb4m、結節はPRノット) |
仕掛け | ハリス20号6メートル 針 18号 |
水温 |
24.5度 |
潮 |
濁り 緩い メインの棚 10m 20m 30m 40m |
パターン | 大潮4日目 (満潮 5:19 干潮 11:28) |
月輝面 | 1.2% 月齢1.1 |
風 |
北東~南西 弱い |
波高 | 0.5-1M |
天候 | 曇りのち晴れ |
船の釣果 | カツオ: 0~3本 (2~4.2㌔) |
自己釣果(右舷大トモ) | カツオ: 1本 |
いやいや、今年のコマセキハダは難しいですねー^^;
いつまでたってもキハダはカツオの尻を
追いかけっぱなしでストップ&ゴー(^o^;)
いつかはコマセにつくだろうと辛抱強く待つものの…
待てども待てどもイワシに夢中で…
食い気もないまま10月に入ってしまい
五エム丸のキハダ船はあえなく終了
くう~(。>д<)
10月からは「カツオ・キハダ船」のみになってしまいました(T-T)
でも!!
それで良かったのかもしれません。
なぜなら9月以降、相模湾のキハダは「城ヶ島」「沖の瀬」「洲の崎」果ては「富浦」までのカツオナブラが主体になっているからです。
そう。
カツオ下のキハダを狙うのが
9月から10月にかけてのキハダ釣りの
主流になっているのであります!!ヽ(`Д´;)ノ
本来、カツオとキハダの群れは別々のもの。
だから「カツオ・キハダ船」の朝一は
コマセでお土産にしやすいカツオを狙うパターンが多いです。
ところがしばらくカツオを追いかけていると、(城ヶ島以南では)いつの間にやらカツオの下にキハダがついていることもしばしばあるとか。
だいたいキハダはカツオの下をやや遅れて追走してくるパターンが多く、ときおりカツオに混じって同層に反応がでることもあるそうです。
聞いた話では、カツオのほうがイワシを寄せるのが上手だそうですね。そうしてカツオにイワシ団子を作らせておいて、キハダはそのイワシ団子を後ろから横取りする魂胆なのかもしれません^^;
ずるいねー
マグロちゃん(σ≧▽≦)σ
いずれにせよ、
カツオを狙っているうちに
誰かにキハダがヒットする…(°д°)
そんな構図になってきたので、「キハダ船」より「カツオ・キハダ船」のほうがキハダのヒット率が高いという皮肉な結果を生んでいるみたい…^^;
ならば、
朝のうちにお土産のカツオを釣って
後半はキハダ狙い!!ヽ(`Д´;)ノ
なんて理想の釣りを妄想しますけど…^^;
この時期の海はだいたい朝のうち濁りがキツく、魚が浮かず…^^;
後半にかけて徐々に潮が澄んでいき、ようやく浅い棚でカツオが盛り上がってくるというケースが多いです。
こんなときはキハダどころではありません
「最後にお土産が釣れてよかったね!」
なんてカツオを釣ってみな安堵しながら沖上がりするわけです。
だからもうね、キハダを釣ると決めたからには坊主覚悟
隣でカツオの跳ねる音がビチビチビチビチビチビチビチビチビチビチビチビチビチビチビチビチビチビチ
聞こえてもまーったく気にせずカツオの棚下を狙います。
隣の方のカツオもすくいますし、
初心者の方のハリスだって手繰ります。
「釣れてよかったですね!」
「良かったです!ありがとうございます!」
隣でカツオの跳ねる音がビチビチビチビチビチビチビチビチビチビチビチビチビチビチビチビチビチビチ
聞こえたってまるで気にしないでしょう!!ヽ(`Д´;)ノ
キャー(*≧∀≦*)
お土産釣れたー(*≧∀≦*)
…。
…(°д°)ハ?
あかん あかん
まずは己の心を鍛えないとマグロは遠いぞ
どうやってカツオナブラでマグロを狙うのか
船長の指示で「カツオ狙うよー」と言ってカツオを狙い、「マグロ狙うよー」と言ってマグロを狙うのであれば、指示棚通りを実行するのみ。
苦労はありません。
でもそういった様式は船によりけりですから、ここでは
指示棚はカツオ、だけれどもマグロを狙いたいといった場合はどうすればよいのかについて考えます。
これはもう辛抱強くカツオの下を攻めるしかない…というのが現時点での結論ではありますが…
どのくらい下を狙えばいいのかは、やはり前日のナブラの内容を朝、船長に聞いて目ぼしをつけます。
だいたいカツオが釣れているときは棚下5~10メートル。カツオが渋いときは、マグロも何が気に入らないのか随分、深く潜ったりするようなので、こんなときはまず仕掛けの投入が間に合わず難しいです。
ですから全般的にストップ&ゴーのキハダは
カツオの棚下10メートルが狙いどころと言えそうです。
たとえば周囲を見渡して黄色や青の回転灯が回っている船があるのであれば、それはマグロとの格闘中のサイン。
マグロはカツオの下にいるのだと推測できます。
これはチャンスです。
ではカツオさえ当たらない流しではどうでしょうか。
こんなとき、同船したエビングの方がマグロを掛けたのは、指示棚30メートルのとき。仕掛けの投入が間に合ってない方が多数いる中で、水深60メートル付近での速攻のヒットでした。9/30(金)のことです。
やはり、カツオが渋いとマグロも潜っちゃうみたいですねー。
10/2(日)はイワシについたマグロ単体のナブラを狙うこともできました。
こういったマグロナブラは一度コマセにヒットしはじめると激熱になることもあるそうですけど、
この日はむしろマイワシの「フカセ釣り」で
次々と竿が絞り込まれていくのを尻目に…
「この流しで仕舞っていきましょう!」
と言ってコマセ組は撤退するのでした…^^;
あー(^o^;)
羨ましー(^o^;)
ほか、棚下10メートルを狙っていても、ハリス6メートルの仕掛けにカツオがヒットしまくることがあります。
こんなとき、カツオが掛かったからという理由で更に棚を下げる方もおりますが、カツオが釣れるときはマグロの活性も高いと推測できる(浮きが良い)ため、棚下5~10メートルが妥当と考え、カツオが掛かったのはたまたまだと捉えるべきかもしれません。
とまあ色々知ったところで初心忘れるべからずです。
ストップ&ゴーにおいての釣り人の仕事は、
仕掛けの投入が間に合っているかどうか。
最速でコマセを撒きつつも、タイミングよくコマセと針を同調させられるかどうか。
この2点です。
そしてより多くのチャンスを掴むには、「状況判断しながらどうすべきかを自分で模索する必要がある」というお話でございました。
もちろん釣れる確率をアップさせる一番の方法は、釣れはじめた翌日に釣行することじゃないかなと、思いますけれどー(^o^;)
さてキハダが狙えるであろう水温21~22℃までまだ時間があります。
諦めないぞー ( ˘•ω•˘ )