釣行データ
釣行日 | 2016/10/8 (土) |
船宿 | 五エム丸/カツオ・キハダ船 |
竿 | 自作(先径2.2mm元径14mmのグラスソリッド) |
リール | シマノ(SHIMANO) ティアグラ30A |
ビシと天秤 | 青物バスター100号 プラスミキサー50号 305式 NH型天秤 |
天秤とショックリーダーの結節具 |
トローリングスナップ5号 (ショックリーダー:ナイロン 60号/200lb4m、結節はPRノット) |
カツオ仕掛け |
ハリス14号3メートル 針 13号 |
キハダ仕掛け |
ハリス20号6メートル 針 18号 |
水温 |
24.5度 |
潮 |
濁り 速い メインの棚 :カツオ20メートル キハダ30-35メートル |
パターン | 小潮2日目 (満潮 10:13 干潮 15:19) |
月輝面 | 39.8% 月齢7.1 |
風 |
南西 弱い>強い |
波高 | 0.5-1M |
天候 | 雨のち晴れ |
船の釣果 |
カツオ: 0~5本 (2~3.8㌔) |
自己釣果(右舷ミヨシ) | カツオ: 4本 チャッパ: 1本 キハダマグロ: 1本 (27㌔) |
10月8日。
朝一はパヤオ(漁礁)でカツオ釣りからスタートしました^^
パヤオのカツオはストップ&ゴーではなく、どちらかというと松輪のイサキや真鯛釣りみたいに船を流してコマセに寄せます。
自らタイミングを見計らってどんどん仕掛けを投入し、
コマセを振ってヒット連発?!
ただ日並みにより魚のルートも違うようで、
「昨日は(パヤオの)手前側が当たりだったのになー^^;」
「今日は(向こう側の)たいぞう丸ばっかり当たってる」
みたいな船長レベルでの駆け引きがあるみたいですけど^^;
チャッパ!!ヽ(`Д´;)ノ
とお土産には十分な量の魚を確保することができまして、満足満足~(σ≧▽≦)σ
「船長、カツオ良い人何本ですか^^」
「5本」
「え?」
「5本」
「聞こえません」
「5本」
わたくしカツオにはそれなりの自信があります。
カツオに的を絞っている以上、竿頭を狙うのは当然のことです。
であるのに、
「ハリスってなんですか? 」
というレベルの船釣り初心者の方にヒット数で倍の差をつけられてしまったのだから言い訳できません。
もうね。
日々釣り人の仕掛けを見ている船長が
確信していることなので間違いないです。
「ナイロン持ってきてないの( ̄▽ ̄) 」
「モッテキテマセン」
五エム丸の船宿仕掛けは16号のナイロンハリス。
ナイロンハリスは、フロロカーボンと比較して強度では劣るものの、柔らかさにおいて右にでるものはなく、わたしも愛用している柔らかフロロハリスのFXR船14号よりも柔らかいハリスです。
針の軽さを重視すべく普通のヒラマサ針を選択するのは元より、
それ以上にパヤオのようにコマセに慣れているカツオに対しては、ナイロンハリスの柔らかさが絶大な効果を発揮するという話でした。
もっともストップ&ゴーのときは、ハリスも太かろうが硬かろうがたいして差が出ないようですけれど^^;
「ナイロン持ってきてないの( ̄▽ ̄) 」
…(°д°)
…(°д°)カエッテイイデスカ
キハダ!!
これだけ視界が悪いと魚の浮きには
期待できなさそうな雰囲気ですけど^^;
クルージングかとしょんぼりモードになったのも束の間!!ヽ(`Д´;)ノ
亀城根沖でっ!!ヽ(`Д´;)ノ
あっと言う間にキハダ発見これ
奇跡っしょ!!ヽ(`Д´;)ノ
※ここから先はマイカメラ故障のため過去の写真で補います
ご了承くださいm_m
時刻は午前10時半。
魚を追いかけているわりに船の動きは遅めです。
しかし投入から回収までの時間が短いので
魚の動きは速いのだと推測できます。
こんなときはコマセをポロポロ出しても釣れないので
カツオ同様、「青物バスター」に「プラスミキサーの50号」を併用しつつ速攻を徹底しました。
※青物バスターメモ:下窓全閉。上窓1/2~1/3。プラスミキサー50号を使用する場合は、それなりにコマセを詰めても問題ありません。
また今回ばかりは、キハダを掛けたら絶対に獲りたいので、
疲れるのを承知で手持ちスタイルとしました。
はたして、集まってきた7隻くらいの少数船でキハダを狙うこと3投目。
…仕掛けの投入後30秒ほどが経ったでしょうか。
「反応入ってきたんだけどなぁ」
「なんでこの反応で当たらないかなぁ」
という船長のマイクパフォーマンスを皮切りに、
突然、
モゾモゾッという魚信がPEラインから伝わってきました。
…!!!!!
来た…!!
とうとうキタ━━━━━(゚(゚∀(゚∀゚(☆∀☆)゚∀゚)∀゚)゚)━━━━━!!
PEラインからは、ゆったりとコマセを
ついばんでいるキハダの様子が伝わってきます。
ストップ&ゴーのキハダといえど、今日のキハダはコマセを喰うために少しだけ足を止めているようです。
なるほど、こんなときはそのまま放置していると
針を飲まれるのかもしれません。
そこでキハダに「針に掛かったこと」を気づいてもらうべく、口内の針をカンヌキに誘導するイメージで穂先をスーッと持ち上げました。(ドラグは緩めたままなのでPEラインを親指で押さえつけながら実行します)
するとグッ、とキハダの重みが伝わってきます。
ここまで2~3秒の出来事。
大間のマグロ漁師がしっかりフッキングさせてから魚を放すように、今回はわたしも竿が突っ込むギリギリのタイミングまでPEラインを強めに押さえつけてから魚をリリースしました。
これだけで針外れの心配が激減します。
またキハダの疾走中も、PEラインに親指を当てておくことで、魚の状態を把握するようにしました。
「走り」の勢いが鋭いのか、はたまた体力がなくなってもうすぐ止まりそうなのか、すべてはPEラインから伝わってくる振動が教えてくれます。
魚の勢いがなくなってきたら、PEラインを強めに押さえてこちらの意思で魚を止めます。
そうすることで針をさらに食い込ませることができますし、またハリスの弛みによるヒレへの絡み等、トラブルも未然に防止できます。
魚を止めたら、グッと体重をのせてフッキング!!(`д´/;)/
ここまでくればまずフックアウトはないでしょう!
なおこの時点でハリスが切れていなかったら、ドラグを締めてもそう簡単には切れません。
あとは自分の仕掛けを信じて、ビビらず
強い気持ちで勝負できるかどうかだと船長に教わりました。
わたしの場合は強い気持ちを持つための強化仕掛けであります。
数回ポンピングして手応えを感じたらリングを投入し、
とにかくハリスが弛まないようにだけ気をつけて
あとは好みのスタイルで勝負あるのみ!!ヽ(`Д´;)ノ
※参考までにわたしのドラグ設定はストライク7㌔。魚が止まったら即、ストライクで勝負に出ますが、やり取り中に魚が頭を振りはじめたらドラグ4㌔弱にして走らせます。
やり取り中の走りはファーストランのように鋭くはないので、ある程度ドラグを締めたままでも簡単には切れません。ここでハリスが切れるようならハリスの傷を疑うべきかも…。
やったー(*≧∀≦*)
27㌔のキハダに対してファイト時間は10分弱。
今後の課題はより早く獲ることであります^^
この後も席に関係なくあちこちでヒットが続き、わたしのヒットを含めると船中6回のヒットがありました。
確認した限りではハリス3メートルにも
6メートルにもヒットしています。
しかしあまりにも瞬殺や秒殺、
フックアウトでのハリス切れが目立つので
今回は持ちこたえるまでの参考になればと
その部分にスポットを当てて書いてみました^^
ところで今回は、フッキングの手応えでキハダクラスだとわかっていながらも、内径18cmの小さなマグロッ!リングを使用してみました。
なぜなら過去、同船者が22㌔、25㌔のキハダで
18cmリングの即効性を確認していたからです。
ところが今回は27㌔のキハダに対して18cmのリングでは効果が薄く
詰まるところフッキングの手応えだけでは18cmが良いのか、それとも22cmが良いのかまでは判断できませんでした。
きっと頭の小さなおデブもいるでしょうし、頭の大きな痩せっぽちもいるでしょうから、フッキングの手応えだけではキハダの頭のサイズまでは測りしれないという結論でした^^;
まあ手応えを感じたら22cmで良いのかなと思います^^;
高志くん(船長)本日もありがとうございましたっq(≧ε≦*)三(*≧ 3≦)p
(*≧∀≦*)キャー