釣行データ
釣行日 | 2018/07/15(日) |
船宿 | 五エム丸 / マルイカ船 |
竿 |
自作竿(2017年度版藤沢ブランク- 並継部分4.5㍉- 先径0.25㍉)スローテーパー |
リール |
Piscifun SAEX ELITE(注:淡水リール) |
PE |
シーガーPEX8 0.8号150m |
オモリ |
スカリー30号、40号 |
ハリス | R18 4号 |
仕掛け図 | 仕掛け図 直結6本 幹間1m、捨て糸1.5m |
研ぎ器 | カンナくん大成功です |
竿休め | チョイ置きキーパー |
ツノマット | ツノマット300 |
投入器 | Daiwa イカヅノ投入器 6本 ピンク +増設2本 |
水温 | 22.1℃ |
潮 | 葉山沖(大ヶ島~長者ヶ崎~名島):薄濁 ゆるい 20M |
パターン |
中潮 (満潮 5:20 干潮12:24) |
月輝面 | 6.1% 月齢 2.0 |
風 | 南 弱い |
波高 | 0-0.5M |
天候 | 晴れ |
船の釣果 | マルイカ:2-39杯 |
自己釣果(左舷ミヨシ) |
マルイカ:39杯 |
というわけで昨年に引き続き今年も玄ちゃんの船「長三朗丸」で、
ゼロテン釣法のパイオニア達人こと柏崎さんに
浅場マルイカの多点掛けを教えてもらってきました(*≧∀
当日は長三朗丸のエース陣も乗られており、
一日和気あいあいと楽しく過ごすことができました^^
この場を借りてお礼申し上げます。
多点掛けの秘訣
- 最初のアタリで掛けず、
- ゼロテンションをキープしたまま少し待ち、
- 追いアタリを見つつタイミングを見計らって掛ける。
ただし状況次第なので
必ずしもうまくいくわけではない。
おもにぶっこみの状況を見て狙っていく。
また、竿は、
浅場に特化したスローテーパーの穂先を使用。深場に比べ潮流の抵抗がない分スローテーパー(乗せ調子)にできる。
この日の動画はこちらー(*≧∀≦*)
で、今さらですがピンときました。
なぜゼロテンションなのか。
その昔、ゼロテンションがまだ一般的ではなかったころ、宙からはじめた達人が、「テンション抜きゃ乗るじゃん」と気づき、現在のゼロテン釣法に至ったその原点こそ真髄…。
多点掛けの秘訣も、
テンション抜きゃ乗る
その延長線上にあったわけです。
で、
多点掛けを練習しはじめた7/15(日)にさっそく
その効果を実感してきました。
「多点掛けを狙う」=「テンション抜くを意識」=「単発でも乗りが良い」=「渋くてもチャンスを逃しにくい」=「あとはアワセの時間調整のみ」
もちろんイカの濃さを読み違えれば、
多点掛けどころか「掛け損ない」ますけど^^;
包容力がある人はマジで違うなと…。
せっかちにアタックし暴力的な一面を見せて心底、嫌われるのもよし…。
包容力のある「待ち」で3股を決め込むのもよし…。
待ちすぎてフラられるのも良し笑
いずれにせよ渋いときこそ「テンションを抜く」は真価を発揮すると感じた次第です。
以下、「テンションを抜けば乗る=ゼロテンションの秘訣」について、わたしなりの現時点の解釈を、順序立てて解説してみたいと思います^^
深場と浅場の水深の差
まず深場は水深があるため、
ですが浅場は、キャンセルすべき潮流が無いため、
数字にすると、深場では10号前後だった負荷を2~4号、
まとめますと、
浅場のゼロテンションは
深場よりテンションを抜かないと抱きが悪くなる
竿が固いと難しいです。
じゃあ速潮の対応は?
当然ながら潮が速いとラインが張って思い通りにテンションが抜けません。テンションが抜けないとスッテが硬くなります。なので直結は速潮に弱いです。ですからもし速潮だったり、固めの竿しか用意できないときは、迷わずテンションフリーの「直ブラ」を選ぶべきなのかもしれません。
将来もし「速潮じゃないと乗らないような時代」になったら、直ブラが主体になるかもしれませんね^^;
浅場はアタリの伝達が早い
深場では即アワセのつもりでも、それは即アワセではなく、
ならば浅場のアタリこそ見えすぎます。これが盲点です。
アタリが出ても、イカがまだスッテを抱いていなければ、「足を引っ掛ける」ことが多くなります。
もちろん活性次第では飛び込むように乗ってくるので
一概には言えませんが、
上記をまとめると浅場のイカは、
・テンション抜き気味
・(即アワセで掛からないなら)アワセは一寸我慢するくらいがちょうど良いかも
という傾向にあるかもしれません^^