そもそも「-18℃」ってどのくらいなんでしょう。
冷凍ストッカーの説明書には「いったん-18℃まで冷やしてからご使用ください」とあるのですが、冷凍庫内に温度計はありませんから、
-18℃を知るにはどうしても「温度計」が必要です。
ということで
温度計を購入~^^
↑今回は「外部センサー付き」で
-「50℃」まで測定できる温度計を購入しました。
庫内に入れるのは「センサー」のみなので、
これならフタの開閉による温度上昇に悩むことなく温度測定ができます^^
温度測定
電源を入れてから5日間、やや強めの設定「6」で通しました。
さすがに-18℃には下がっていると思い、計測すると…。
-19℃?
商品ページには設定「5」で-20℃とあるので
もしかして電化製品によくある「個体差 」でしょうかハズレ?
うむむ。
考えても仕方ないので、ひとまず計測を進めます。
どこまで冷えるのか、
「急速冷凍スイッチ」ON!
急速冷凍スイッチの使用は1時間と制限があります。果たしてたったの1時間でどこまで温度が下がるのか。
-23℃。
うーん、「急速冷凍-35℃」という謳い文句にはほど遠いですね。
となると「急速冷凍」の機能は、メーカーの説明にあるように「扉の開閉による温度上昇を防ぐ」程度の使い方しかできないんだろうか。
では次に、保証の圏内でどこまで温度が下がるのか測定です。
最強設定は「8」かと思いきや、「8」は「急速冷凍スイッチ」に等しく、1時間以上の使用は保証圏外となるため、「7強」に設定、これが最強設定ということになります。
「7強」にして待つこと12時間。
-22℃まで下がりました。
この状態で再度急速冷凍スイッチを入れると、
-25℃まで下がります。
しかし切るとまた-22℃に戻ってしまうので、この冷凍ストッカーは
「-22℃の冷凍ストッカー」といっても良さそうですね^^;
でもせめて「10年ものの我が家の冷蔵庫」には勝って欲しい!
ということで、比較です。
我が家の冷蔵庫はシャープの345L。
通常の冷凍設定で、
-14℃でした。
水であれば6時間で完全に凍る設定なので、
こんなものでしょうか^^
MAXまで下げて、待つこと12時間。
おお、-22℃まで下がった!
やるじゃんシャープの冷凍室^^
結果
詰まるところ「レマコムの冷凍ストッカー」は「安いのが魅力」ですが、「冷凍機能」は通常の冷蔵庫とほぼ変わりませんでした。
そんなもんか~^^;
本格的に鮮度にこだわるなら、やはり-60℃をうたうダイレイの冷凍ストッカーなんでしょうかねぇ。
ちなみに、
↑10年ものの冷凍室は常にパンパンなのに比べ、
↑冷凍ストッカーはまだスカスカでしたから、今後、食材が増えればより冷えるような気がしないでもありません。
魚を冷凍したときの鮮度については、追ってまたレポートします~^^