糸を切る悪い子「スミヤキ」…。
正式名称は「クロシビカマス」というそうです。
この魚、「脂が乗っていて美味しい」という方もいれば、
「クセが強くて苦手」という方もおられますね…。
果たして、
糸を切られてロストした天秤分の価値は
あるのでしょうか…щ(`Д´щ;)メラメラ
冗談はさておき^^;
スミヤキはメダイ同様、体表のヌメリがきついので、
塩をふりかけてタワシでこすると良さそうです。
もちろんウロコもあるので取り除きます。
腹を割くとなにやら黒い膜が…
指で擦ればある程度は落ちるみたいです。
ただ刺身にする場合は腹骨ごと削ぎますから
そもそも気になりません。
この時点では想像もつきませんが、
小骨が普通の魚では考えられないところから生えているので
身はスプーンで掻き出します。
頭から尻尾に沿って掻くと
比較的うまく掻き出せました^^
刺身
おおっ、すごい脂ヽ(`д´;)/
なるほど確かに
脂に「独特のクセ」があります。
寝かせるとよりクセが濃くなるようですが、しかし刺身醤油に「すりおろし生姜」をちょっと入れると全く気にならなくなりますね^^
うん、脂ノリノリで美味しい~!(≧∇≦)
塩焼き
ただの塩焼きがまたウマイ…
これ、むしろ魚のクセがアクセントになって美味しいですね!
皮と一緒に食べるとホクホク…
じゅわ~
でございます^^
煮付け
個人的ないち押しがコレ!
煮付けにするとクロムツ以上にすごい脂なのですが
独特の濃さを緩和するため、今回は白みそを少し加えてみました。
ダシ
酒: 大さじ4
砂糖: 大さじ3
醤油: 大さじ3
みりん:大さじ4
白みそ:大さじ2
水: 200ml
生姜: 1/2片の薄切り(または細切り)
ダシを沸騰させたら
ぶつ切りにしたスミヤキを入れ、ときどき煮汁をかけながら
弱火で煮込むこと30~40分。
これ白みそ合うでしょ~^^
脂が甘くなって大正解です!
ただ、小骨が苦手な方は
塩焼きのほうが食べやすいかもしれません^^;
いやあ贅沢だ
さんが焼き
今回はアジとスミヤキをさんが焼きにしてみました。
アジの皮はぺろ~っと剥けますよね^^
スミヤキには「白みそ大さじ1.5」、アジには「合わせみそ大さじ1.5」を使用し、「ネギ」「生姜」を適量混ぜて、
包丁で叩きます。
「醤油」「酒」「みりん」を少量ずつ入れて混ぜます。
あまり入れすぎると形が整えにくくなりますのでご注意ください^^;
形を整え、大葉を巻き、
ごま油で焼くだけ~^^
だいたい片面2~3分、計5分くらいで焼けます。
これは…
口に入れた瞬間
ほとばしる脂の量は半端ではありません…。
スミヤキと一緒に焼いたのが運の尽き、
アジもスミヤキ味になってしまいました
なお澄まし汁は…
脂汁…
塩ベースに醤油少々、酒少々、
「生姜」を加えるといい感じになりました^^
スミヤキ激ウマっしょ~