釣行データ
釣行日 | 2016/07/31(日) |
船宿 | 瀬戸丸 / イサキ |
竿 | ダイワ(Daiwa) リーディング スリルゲーム 64 M−195 |
リール | ダイワ(Daiwa) エアド 100H (PE0.8号) |
仕掛け |
自作(全長2.7m ハリス1.75号 針チヌ1号) |
ビシ | |
テンビン | ワンウェイ天秤 S |
クッションゴム | ロングライフ1.2mm 20cm(竿が柔らかいため使用せず) |
水温 | 25℃ |
潮 | 剣崎沖: 薄濁り 棚: 海面から13~20m |
パターン | 中潮2日目 (干潮 8:42 干潮 15:56) |
月輝面 | 9.2% 月齢26.7 |
風 | 北東、ほどほど |
波高 | 0.5-1.5m |
天候 | 曇りのちゲリラ豪雨 |
船の釣果 | イサギ:? -119 匹 |
自己釣果(左舷ミヨシ2番) | イサギ: 119 匹 |
白ヽ(`Д´;)ノ
ピンク(ノ゚д゚)ノ
緑ヽ(゚д゚ヽ)
イサキのウィリー仕掛けといえばこの三色が基本かと思いますが、
市販のカラーフックも含め、どの仕掛けも色合いが「淡い」ことに疑問を抱いたわたくし。
なぜもっと発色の良い「蛍光色」は使われないのでしょうか
…なんで(°д°)?
蛍光色を混ぜて
もちろん、こういった検証は日並みによるところが大きいでしょうけど
この日は時間帯に関係なく白が好調。それ以外では思いのほかチョコレートが良く喰った印象で、ときどきケイムラ、ピンクといった感じでした。
蛍光色のなかではグリーンによく喰いました^^
こうして日並みによるデータを集めていけばきっと、
どんな日並みでも釣れちゃうオリジナルの
バリエーションができていくんだろうなー^^
なんて、
帰港中のことでした。
達人の存在
倍…∑( ̄□ ̄;) !!
…
達人の釣果、自分の倍ですか…?!
(  ̄▽ ̄)エッ
どんな釣り方をすれば倍も差がつくのかと、
興味は一気にウィリーカラーから達人の釣り方に…
さっそく船長と達人に
その釣り方を聞いてみました。
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仕掛けはウィリー。
ルアーのように小刻みにシャクリ続ける。
ステイしない。(待ち時間なし)
あくまでシャクリ続けた上でのリアクションバイト狙い。
多点掛けはむしろ狙わない。剣崎沖のイサキは水深が浅いので、一尾狙いで手返し勝負のが釣れる。
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なるほど、達人になればなるほど
基本的な技術が卓越しているようです。
リアクションバイト狙いである点はわたしの釣り方も同様ですが、もはや釣り方もレベルも相当、違うのだと痛感しました。
この事実が…
少なからずショックだったんだと思います。
2日後。
リベンジヽ(`Д´;)ノ
とにかく、達人の釣り方を意識して、自分なりの攻略法を試すのみ…。
というわけで今回は、
たくさん釣るべく基本的なレベルを
上げるにはどうすべきか。
ということをテーマに、
仕掛けや取り込み方、そして釣り方に至るまで
いくつか気づいたことをまとめて報告してみたいと思います^^
イサキの仕掛け
仕掛けに迷ったら、ノウハウが詰まっている「瀬戸丸オリジナル仕掛け」がまずおすすめですけど
自作ウィリーを試すなら
手前マツリしにくい硬調ハリスがおすすめです。
糸捌きがだいぶ楽になります。
最上級はシーガーグランドマックス。
比較的安価なバス用のR18も手ごたえアリです^^
捌きやすさで7lb(1.75号)をチョイス^^
針は、刺さりの良いチヌ針で「上顎」を狙い撃ち! ヽ(`Д´;)ノ
今後は0.8号も考慮に入れたいところですが、ひとまず1号で十分な手ごたえ。魚のサイズを考えると2号は大きいですね。
アミコマセまたは虫の動きを演出したいので、針は軽量タイプが良いと思います。金針と白針は、ウィリーの一部と考えて、どちらも入れておくとバリエーションになるかもしれません。
仕掛け図はナイショ。
イサキの竿
達人の竿は7:3調子の極鋭ゲームM-175 。
わたしの竿は6:4調子のスリルゲーム64 M 195 です。
シャクリやすさでは7:3調子に軍配があがりますが、6:4調子でも問題なくシャクれます。
6:4調子の利点は、魚の引きを存分に楽しめることですね^^
ちなみにわたしはクッションゴムを使用しません。
理由は、竿が柔らかいことによる感度不足を少しでも補いたいからです。
基本はリアクションバイト狙い
達人の釣り方は、先述したとおり
「ルアーのように小刻みにシャクリ続ける」
ということですが、これを噛み砕くと以下のようになります。
- 海面まで下げた穂先を、リール1巻きぶんスッ、とシャクリあげ、ピタリと収束するように止める。
- リールを1巻きしながら穂先を海面まで下げ、1に戻る。
これを棚の下限から上限まで繰り返します。
達人は本当にこのシャクリの緩急だけで好釣果をあげます。
この釣法の利点は、
- 多少糸がフケて正確な棚がわからなくなっても釣れる
- あれ?さっきまでこの棚にいたのに…と迷うことがない
- 釣れたときはリアクションバイトなので、高確率で上顎に掛かる=バラシが少ない
そして、
といったところでしょうか(笑)
でも、やっぱりイサキは棚。
アタリ棚を見つけたら、やっぱりその周辺を狙うのが好釣果への近道だと思うので、毎回、棚の下限から上限まできっちり誘う必要はないと、個人的には思っちゃうんですよね^^;
たとえば15メートルで当たったなら、次回は18メートルからシャクりはじめ、15メートルで1~2秒ステイ。それでも食わなければ、ふたたび18メートルまで落としてシャクり直すか、棚の上限までシャクり続けるか…という2択がわたしの釣り方です。
でも、仕掛けをふたたび落としたほうが良いのか、それとも下にはもう魚はいないから、上を狙うべきなのか、それがわかれば、もっと釣れると思いませんか?
実はわたし、今回の釣行で魚がどの棚にいるのか
ある程度わかるようになりました。
仕掛けのフォール時に魚の居場所をつきとめる
「仕掛けを落とす」ときの手感度が魚の居場所を教えてくれます。
まず仕掛けを棚の下限まで落とします。
このとき、スプールに軽く親指を当てて、PEラインの振動に集中します。
もし、魚がいれば、わずかにザラザラした感触が手に響きます。
ザラザラした感触を得たら、すぐに仕掛けを止めて、仕掛けが潮に馴染むのを数秒まってから、すぐにシャクリはじめます。
きっとザラザラした感触が手に響いた棚か、そのちょっと上の棚で、リアクションバイトが成功すると思います。
もしここで喰わなかったら、もう一度仕掛けを数メートル落としてみます。もちろんスプールに手を当てて、PEラインの振動に集中します。
もし、魚がいれば、ザラザラした感触がふたたび手に響きます。
ザラザラした感触がなかったら、もうそこに魚はいません。
きっとコマセ切れか、潮が変わったのだと思います。
仕掛けを落としてすぐは、なんの手感度もなく、棚の下限20mまで仕掛けを落としたとします。そこから15メートルまでシャクったけど、やっぱり反応がなかったとします。
でも、20~15mまでシャクったので、コマセに反応して魚が寄ってきているかもしれません。ここでフォールを試します。
するとザラザラした感触を得られることがあります。
まとめますと、
「フォール時の手感度で魚の居場所をキャッチ」
「ルアーのように小刻みにシャクリ続ける」
この2点で、おどろくほど効率的に棚を探れますね!
ちなみに手感度を上げる方法としていくつか思い浮かぶのは、
といったあたりでしょうか^^
取り込み
こんなふうに魚を一気に取り込むと、魚がピチピチピチピチピチピチ跳ねてあっというまに仕掛けがダメになってしまうことが良くあります^^;
そこで、
多点掛けしたときは、色んなものを利用して、魚同士が干渉しないよう工夫すると、仕掛けをダメにされにくいです。
取り込み方ひとつで
釣果もだいぶ変わってきますね!
おもろ~(σ≧▽≦)σ