乗り合い船と仕立て船


船に乗るための乗船プランには大きく分けて
「乗り合い船」と「仕立て船」があります。

 

「乗り合い船」

知らない人同士が同じ船に乗って釣りをします。
一般的にはこちらを利用します。

「仕立て船」

船を貸し切って釣りをします。
家族や仲間内だけで釣りを楽しみたい場合等に利用します。

 

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乗り合い船の特徴

船宿がホームページ等で事前に告知している乗船プランはほとんどが乗り合い船です。以下のような特徴があります。

 

  • 当日、指定された時間に「船宿」に集まる。
  • 自分を含め3人以上のお客さんが集まれば出船できる。※1
  • 先着順で釣り座を決める。※2

 

※1…1人でも客がいれば船を出してくれる船宿もあります。赤字覚悟の滅多にないサービスかと…。

※2…釣り座の決め方は様々です。船に並ぶクーラーBOXの順番であったり、乗船名簿に記載された名前順であったりします。中には予約時に釣り座を決める船宿もあります。

 

乗り合い船は気軽に乗れるのがいいところです。

当日の朝、寝坊しても文句は言われませんし、逆に突然行きたくなってもふらっと手軽に乗船できます。

ただし当日になってみないと何人集まるかわかりませんから、混雑はあります。満席で船に乗れなくても文句は言えません

この点、予約制の船宿は、電話予約したときに乗れるかどうかわかります。安心といえば安ですが予定を決めなきゃいけないんですね~。お手軽さが薄れます。

 

 

仕立て船の特徴

 

  • 船長との相談次第で好きなようにプランを組めます。
  • 「5人まで4万円、1人増えるごとに8千円増し…」
    といったような船ごとのルールはあります。
  • 釣りものや時間に応じてくれます。時期によっては「午前は真鯛・午後はイカ」といったようなリレーに応じてくれることも。

 

懸念点があるとすれば、事前に予定を組まなければならないので
当日の天気が読めないことです。

また、仕立て船は多人数で行きたい場合にはとても便利ですが、
全員が素人というわけにはいきません。船長と詳しい話をしないと何も決められませんから、誰かひとりは慣れている人「=幹事」が必要です。