タチウオ活性高く(2013/12/23)


 釣行データ
釣行日 2013/12/23(月)
船宿 川崎つり幸 / タチウオ
竿 ダイワ(Daiwa) A-ブリッツ タチウオ M-195
リール ダイワ(Daiwa) レオブリッツ 270MM
仕掛け ハリス8号3メートル2本針
ヤマリア(YAMARIA) タチウオ針 WF 2/0
オーロラスレッズ(ケイムラ)、ムラムラパイプケミホタル(黄色)
テンビン ヤマリアK型天秤50cm
水温 14℃
観音崎:濁り、速い~ゆるい  棚65-75m
パターン 中潮4日目  (満潮 9:06 干潮 14:51)
月輝面 -73.2% 月齢20.1
北東、弱い
波高 0-0.5M
天候 晴れ
船の釣果 タチウオ別船  ?-16本(竿頭: 右舷ミヨシ)
タチウオ本船   5-19本
自己釣果(左舷大トモ) タチウオ別船      14本

 

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大盛況の3連休最終日、つり幸での「タチウオ船」は
混み合うと2隻出してくれるのでありがたいですね^^

 

本日は「別船」のほうに乗りまして、
爆釣を夢みつつ冬のタチウオに3度目の挑戦ですヾ(`Д´)ノ

 

 

 

 

 

 

今回試したかったのは、

 

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この仕掛け。

 

前回の釣行にて食いの良かった「ファイバータチウオ」の実力を再確認すべく、今回は自作のファイバー仕掛けを用意しました。

 

オーロラスレッズのファイバー素材」と「ムラムラパイプというネーミングの不可思議なチューブ素材」を組み合わせ、

 

 

 

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タチウオを誘惑しますΨ(☆w☆)Ψ

 

写真のように地上だとその怪しさも伝わりにくいですが、仕掛けの落下中に海中でユラユラと漂う「ケイムラファイバー」はなかなかに怪しいのです。

 

ルアーでも基本色は「紫」と言いますね。
ということで、「ケイムラ」や「紫」はタチウオに有効かもしれませんよぉ^^

 

 

 

 

さて本日の第一投目、

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はたして潮流れよく、竿に適度な重さを感じます。「高活性を予感」してテンポよくシャクりはじめるとほどなくして当たり到来!

 

釣り方は前回のはじめと同じです。

(竿先を目線の高さでピタッと止めつつも1秒と待たず、素早く棚を探るためにリールは2巻きとし、竿先を海面に下げた状態で1秒ほど、「タチウオが餌に目標を定める時間だけ」を待つイメージで、テンポよくシャクリ上げます。)

 

 

 

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しょっぱなからメーター級のお出ましで大興奮~ヾ(`Д´)ノ

 

本日乗船した「別船」にはルアーの方が多く、
しょっぱなから右舷トモの方がルアーにてヒットを連発していました。

 

こんな高活性の日は、餌釣りでも「テンポよく誘う」と当たりが多いと感じますが、しかし多くの「餌釣り師」がゆったりと誘うなか、テンポよく誘っているのは私一人だけ??

 

 

なぜでしょう

 

 

 

…確かに、

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タチウオはよく「棚が重要」と言われますね。

 

たとえば「海底から6メートルで当たったなら6メートル付近を重点的に攻めよ」ということですが、このように「当たり棚周辺」のみを探るなら確かにテンポは必要ありません。

 

しかしルアーの方がジギングでヒットを連発しているようなときは、テンポよくタチウオを誘って本来の棚より浮かせて釣ることができます。

 

テンポよく誘うことの利点、それはなんと言っても

当たり爽快っヾ(`Д´)ノ

 

 

 

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前当たりなくガツンと竿が入るので
「バラしが少ない」のが利点かと思われます^^

 

そしてテンポよく誘うときは、「指示棚の上限」を「越える棚」でのヒットも多いですから、お忘れなくですよ~^^

 

もちろん、ゆったり誘って「食い気のあるタチウオの棚」を探り当てた方も同様にヒット連発してましたから、自分に合う釣り方で攻めるのが一番かと思います~^^;

 

 

…ええ。
ゆったり派の方がほとんどですね…

 

 

 

 

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特にベテランの方ほどユラユラ誘うような?

 

呪い師のように同じ棚でユラユラと数回誘っては、
ゆ~ったりと竿先を頭上までききあげます。

 

ききあげているときに「繊細な当たり」をより得られるようですね。「繊細な当たり」があってもそのままゆっくりききあげると、ククっと針掛かりするようでした。

 

 

 

 

ほどなくして、

 

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潮が緩くなったのか、当たりが少なくなると、
「ユラユラ釣法」の方にヒットが集中しはじめます。

 

テンポよく誘っても当たりがでませんね

 

ユラユラ釣法の方を観察していると本当に「当たり棚」の上下2、3メートルしか狙っていないように思います。

 

しかしいくら当たりの多い「ユラユラ釣法」でも、
私にとっては「イライラ釣法」

 

しゃくりたいっ!
と思う気持ちが強く…

 

 

 

 

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ここで、前回ヒットを連発していた
柔らかくもテンポがある「おじさん釣法」を真似することに^^

 

(海面まで下げた竿先を、目線よりやや下くらいまでスッと「柔らかめ」に誘いあげ、ここで1秒ほど待って、リールを一巻きしながら竿先を下げます。

すぐにちょん、とテンポをつけるように海面で1回、竿先を動かしてから、ふたたび目線よりやや下くらいまでスッと、「柔らかめ」に誘いあげます)

 

柔らかい」のがポイントでした^^

 

 

テンポの良いシャクリ方だとガツッと「餌を取られた」感触のみ伝わってきます。活性が低くなってきた証拠ですね。なかなか針掛かりしません。

 

つまり、「餌を取られた」感触を察知し対処するため、
柔らかく誘うしかありません。

 

そして柔らかく誘うと、タチウオの当たりも「より繊細なもの」となり、次第に「神経を集中」せざるを得なくなりました。

 

 

 

 

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それでも私のように比較的テンポが早い場合は、当たりを感じると同時にピタッと動きを止めるか、または竿先を下げ、タチウオが餌に食い込む一寸の間を予測して「どりゃあっ!」と竿を振り上げると、「ガツン!」と針がかりするケースが多かったです

 

 

 

 

 

 

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昼過ぎ、「何本釣った?」と幸田船長に聞かれました…。

 

恥ずかしながら10本ですと答えると、

「ええーっ!? もっと当ててたでしょう!??」

と叱咤激励され…

 

 

ごもっともでございます
タチウオを針がかりさせられたのは3本に1本という体たらく…。

 

ハリス切れもありました。

その場合は「合わせ」が足りないのだと教わりました。「タチウオに飲み込まれた針を引き出して口に掛けないとハリスが切れる」という理屈だそうです。

 

 

 

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午後になると、本格的に当たりが繊細になり、ゆーったりと誘う方にはヒット連発も私はノーヒットに。

 

私も真似してゆったり誘いますが、な~ぜか当たらず、
当たらない理由がわからないまま1時間が経過…

 

その理由を教えてくれたのはなんと「他船のアナウンス」でした。

 

 

 

「4、5、6メートル狙って~」

 

「ちょっと変わったよ、5、6、7メートル」

 

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なんと~

 

午前より海底から6メートルより上、10メートル前後で当たりが多かったため、私が狙っていた棚は5メートルより上。そのため棚ボケしていたようです。

 

以降、3メートルあたりからじっくり狙い、
少しは数を伸ばすことができました^^;

 

 

ほっとしていると、

 

 

 

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ガツン!!

 

 

強烈な重さ到来!!

 

 

棚は3メートル。

反射的に合わせをくれて電動MAXも、全くリールが巻けません。あれ? まさか地球釣っちゃった…???

 

しかし、竿をあおるとなにやら暴れる感触が…。
どうもお魚のようです。

 

ドラグMAX(8㌔)でも竿を立てると道糸が出るため、仕方なくスプールを手で押さえながらウィンチで巻きとります。

 

あら~、なんだかサメのような手応え…

 

竿を軋ませて上がってきたのは….

 

 

 

 

 

 

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おまえか~

 

推定5㌔オーバーの赤エイです。
トゲが怖いのでハリスを切って丁重にお帰りいただきましたよ…。

 

 

 

 

本日は、

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メーターオーバー混じりで計14本、
うまい人なら30本は釣れる日並みでした^^