餌が海中で自然に漂うようにする
イカタンやサバタンのように長さのある餌は、
海中で自然に漂うのがベストです。
ちょん掛け
餌の先っぽに針を通すだけです。海中でヒラヒラと漂うので、餌に動きを出すのに最適です。ただし、タチウオのように歯の鋭い魚に対しては、ちょん掛けだと、餌の下半分のみ噛み切られることが多いため、縫い刺しにして餌取りに対応します。
縫い刺し
餌を針に縫い付けます。餌が取れにくくなる反面、餌の可動範囲が短くなるため、そもそも餌の長さが短い場合には適しません。
そのため、通常の縫い刺しでは、餌を3回縫い刺しますが、餌の長さが短い場合には、2回縫いさしたりして対応します。
以下、タチウオの場合の縫いさし方法です。
1・ちょん掛けと同じ要領で餌の先っぽに針を通します。
2・中ほどまで通した針をひっくり返し、縫うように針を通します。
3・針を通しきると図のようになります。
4・もう一度針をひっくり返して縫いさします。
5・針先はしっかり出し、
できるだけ餌がまっすぐになるように縫えれば完成です。
仕掛けを落とすとき、海中に潜っていく餌の動きに注目してみてください。ヒラヒラと泳いでいれば成功です。餌は、その形状によって泳ぎ方が変わります。餌の尾をナナメにカットすると、動きが良くなるようですから、試してみるのも面白いですね^^