↑イカ釣りといえば「移動結び」と言うほど、プラヅノ仕掛けの結び方として広く知られる「移動結び」ですけど、
その特徴はハリスを結んだ後「輪っかが移動する」ことですから、
イカの「直結仕掛け」を作るときも「移動結び」だけで完結しますし、
リールのスプールピンにPEラインを結びたいときにも重宝しますね!
移動結びの結び方
ハリスを適当な長さで折り返します。
ハリスを本線に2回巻き付けて、輪っかを2つ作ります。
作った2つの輪っかにハリスを通します。
締めます。
余分を3mmほど残してカットすれば出来上がりです^^
で、さらに念を入れたい場合は、
ハリスの先端をライターで炙ってコブを作り、
本線を輪に1回だけ通します。(こうすることで移動結びを緩めやすくします)
これで完璧^^
なお締めすぎはハリスを痛めることになるのでほどほどに、軽くきゅっと引っぱるくらいにしましょー^^
「深海結び」は真鯛や青物等、瞬発力のある魚には向きませんが、やや太めのハリスを使用するタチウオや深海魚、または小物釣りなどに向いた汎用性の高い結び方です。
わたくし左利きなので、画像を反転させて「左利き用」と「右利き用」を用意してみました。やりやすいほうでどうぞ^^
左利き用「深海結び」
↑サルカンにハリスをくぐらせて、できた輪っかにハリスを通します。
↑サルカンを捻り、ハリスの輪っかをクロスさせます。
↑ハリスの先端を輪っかにくぐらせます。
↑本線を引っ張って締めます。
ハリスの余分を3~5mmほど残してカットすればできあがりです。 (慣れるとハリスの余分を出さずに結べるようになります)
右利き用「深海結び」 (内容は左利きと同じです)
↑サルカンにハリスをくぐらせて、できた輪っかにハリスを通します。
↑サルカンを捻り、ハリスの輪っかをクロスさせます。
↑ハリスの先端を輪っかにくぐらせます。
↑本線を引っ張って締めます。
ハリスの余分を3~5mmほど残してカットすればできあがりです。 (慣れるとハリスの余分を出さずに結べるようになります)
チチワ結びの目的は「輪っか」を作ることです。
まずラインの先端を
折り返します。
ここから先は8の字結びと同じです。ラインを上から
下にくぐらせて輪を作り、
上から輪に通します。
左右に引っ張って締めます。
余分をカットすれば出来上がり^^
仕掛け作りの際、コブを作る目的でよく使用する「八の字結び」。
1重結びより強いのが特徴です。
イヤホンジャックに意味はありません^^;
上から
下にくぐらせて輪を作り、
上から輪に通します。
引っ張れば完成です^^
沖釣りでは、仕掛けの長さを「ヒロ」という単位で表現することがあります。
1ヒロ=約1.5メートルとされています。
では、なぜ、「1.5メートル」とストレートに表現せず、
「1ヒロ」と言うのでしょうね?
「ヒロ」という単位は、
古くは漁師たちの「時間節約術」として生まれました。
仕掛けを作るとき、ハリスの長さをいちいち巻尺で測っていたら時間がもったいないですよね。
そこで、両手を広げたときの長さを1ヒロとし、両手を巻尺の代わりにすることで、素早く仕掛けを作れるようにしたわけです。
「1ヒロ=両手を広げたときの長さ」
これが本来の1ヒロです。
さて、ここで人によっては疑問が生じます。
両手を広げたときの長さはだいたい身長に等しいですから、1ヒロの長さは人によってまちまちです。必ずしも1.5メートルになるとは限りませんよね。
実は、両手を巻尺の代わりにすることが本来の目的ですから、1ヒロ=何メートルでもいいのです。
ただ、1ヒロ=何メートルとした場合、他人との共通言語としては使えなくなりますから、できれば自分なりの1.5メートルをしっかり測っておくのがベストです。
仕掛けを自分で作るようになると「ヒロ」という単位はとても便利です。
ぜひ活用しましょう^^
1ヒロ以外にも、体の部位で「1メートル」と「50センチ」を測れるようにしておくと、細かい仕掛けを作るときとても役立ちます。
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「どんな魚を、どんな方法で釣るのか」
これを一言で表したのが釣りものです。
たとえば茨城県の鹿島でフグを釣りたいとします。鹿島のフグは「カットウ」という釣り方で釣りますから、「カットウフグ」と言ったらこれが「釣りもの」です。
真鯛を例にあげるとその釣り方は実に多く、「コマセ真鯛」「テンヤ真鯛」「真鯛のかもし釣り」「イワシミンチ真鯛」といったように、いろんな種類の釣り方があります。これらはどれも「釣りもの」を表現しています。
釣り方については「管理人の釣り魚紹介」でも簡単に説明していますので、合わせて参考にしてみてください。
「釣りもの」なんて、特に意識する必要のない言葉ですね^^;
餌が海中で自然に漂うようにする
イカタンやサバタンのように長さのある餌は、
海中で自然に漂うのがベストです。
ちょん掛け
餌の先っぽに針を通すだけです。海中でヒラヒラと漂うので、餌に動きを出すのに最適です。ただし、タチウオのように歯の鋭い魚に対しては、ちょん掛けだと、餌の下半分のみ噛み切られることが多いため、縫い刺しにして餌取りに対応します。
縫い刺し
餌を針に縫い付けます。餌が取れにくくなる反面、餌の可動範囲が短くなるため、そもそも餌の長さが短い場合には適しません。
そのため、通常の縫い刺しでは、餌を3回縫い刺しますが、餌の長さが短い場合には、2回縫いさしたりして対応します。
以下、タチウオの場合の縫いさし方法です。
1・ちょん掛けと同じ要領で餌の先っぽに針を通します。
2・中ほどまで通した針をひっくり返し、縫うように針を通します。
3・針を通しきると図のようになります。
4・もう一度針をひっくり返して縫いさします。
5・針先はしっかり出し、
できるだけ餌がまっすぐになるように縫えれば完成です。
仕掛けを落とすとき、海中に潜っていく餌の動きに注目してみてください。ヒラヒラと泳いでいれば成功です。餌は、その形状によって泳ぎ方が変わります。餌の尾をナナメにカットすると、動きが良くなるようですから、試してみるのも面白いですね^^
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オキアミが海中でくるくる回らないようにする
海中に漂うオキアミの中で針についたオキアミだけがくるくる回っていれば明らかに不自然ですから、オキアミの尻尾を切ることで回転を防ぎます。
1匹掛け
1・個体選び
付け餌をコマセの中から選ぶ場合は、目、ヒゲ、脚など、個体に欠損のない立派なものを選びます。
2・尻尾を切る
尻尾をハサミでスパッと切ります。
3・針を通す
尻尾に針を差し、背中沿いに針を通します。
4・腹から出す
ぶら下げたとき個体がまっすぐになるように腹から出します。
抱き合わせ
餌を大きく見せて魚にアピールしたい場合は抱き合わせにします。
一匹掛けの要領で、抱き合うように針先にオキアミを追加します。
同様に3匹目を追加すると「房掛け」になります。
丸掛け
丸掛けは海中でくるくる回りやすいので特殊です。
カツオ釣りのときなどに、餌の吸い込みをよくするために丸掛けにすることがあります。とはいえ丸掛けにすれば必ず食うわけではなく、釣れないときのひと工夫とするのがよさそうです。
オマジナイかもしれませんね^^
魚が口を付ける部分なので餌付けはとても重要です。
釣りものによって餌の種類は実に様々ですが、どの餌付けにも意味があります。
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リールに巻く糸のことを「道糸」といいます。
現在の道糸の主流は「PEライン」です。
PEラインには10メートルないしは5メートル単位にマーカーがついています。(餌釣りの場合はそのようなPEラインを選びます)
電動リールのカウンターは目安にしかなりませんから、
このマーカーで正確に水深(棚)をはかります。
PEラインは「強い」から道糸の主流になりました。パッと見は1本に見えるPEラインも、実は何本かの糸で編み込んであります。
通常は4本編みで問題ありませんが、ルアーの場合はなめらかさを得るために、またライトタックルの場合はよりラインに強度を得るために8本編みの良質なPEラインを使用したりします。
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リールが回転する部分のこと。
写真はすでに「スプール」に道糸が巻かれた状態ですが、
たとえ道糸が巻かれていたとしても、便宜上スプールと表現します。
船長に「スプール押さえて」と言われたら、
スプールに親指をそえて、
道糸が出る量をコントロールしましょう。
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船に乗って初めての沖釣り(船釣り)を楽しもう♪ 「初心者さんにもわかりやすく」をモットーに関東の沖釣り情報を発信しています。