前編からの続きです。
2度目のヒット
指示棚60メートルでの事。
アタリがないまま2分以上が
経過したところで船長からのアナウンスです。
とアナウンス。
これを受け多くの方がスルスルと棚を下げました。
これはチャンスです。
2分以上が経過したにもかかわらずキハダの反応がその場に残っているのなら、キハダはまだコマセについている可能性があります。
それでいて皆のビシにはコマセがほぼ残っていないのなら…
わたしは迅速に仕掛けを回収するのみ。
そこでコマセをポロポロ出すべく
青物バスターからサニービシに変更しました。
またコマセ容量を確保すべくプラスミキサーは未使用としました。
そして青物バスターのときと同じコマセワークで
アタリを待っていると…
約1分後にヒット!!ヽ(`Д´;)ノ
でもどうせならリングの効果を試してみたいです。
そこでセカンドラン後、
水深200メートルでサメ避けリングを投入しました。
オモリを約1㌔分増したことにより
ストレスなくリングが落ちていきます。
そして水深200メートルでしばらくキハダを遊ばせてから、ポンピングを開始しました。
今度のキハダはあまり大きくはなさそうです。
いける…!!ヽ(`Д´;)ノ
そう確信して50メートルほどリフトしたところで、
…!!
キハダが突然暴れはじめました。
すでに体力は残っていないようで、走りはしません。
しかしキハダが暴れた次の瞬間、
フッ、と手応えがなくなりました。
…..!!!!
針が外れた…!!?????
後々考えると、このときちょうどリングが到達したのだと思われます。
リングに1㌔ほどオモリを増したことにより
けっこうな衝撃が魚を打ったに違いありません。
そして魚がビックリして暴れ、
針が外れた…。
も~~~~体では理解していても頭では納得できず、
反射的にリーリングしていました。
するとなぜか再びズシッという重みが蘇りました。
へ?(°д°)
一度は針が外れたのに、
もう一度針掛かりすることなんてあるのでしょうか。
しかも今まで感じた重みの倍は重たい手応えです。
例えるなら20㌔のキハダが50㌔に化けたような…
ぬぐ…(;꒪ö꒪)
重…(;꒪ö꒪)
もも
もしかしてサメ…(;゚;Д;゚;)
こうなったら意地でも引き剥がしてやろうと
キーパーに竿を置いてゴリゴリ巻きました。
ところが、弱ったキハダ特有の首振り運動が
竿先をクンクン揺らすときがあります。
あ、キハダついてる(。-_-。)
かと思ったら異常に重くなったり。
サメんにゃろう…!!ヽ(`Д´;)ノ
もはや意味不明ながら…
重たい何かをひたすらに巻き続けるしかありませんでした。
ぬおおお…(;꒪ö꒪)
「あ、リング決まってないな」と船長。
「あーっ。 針が口に掛かってない!」
と船長。
もうドキドキするから
何でもいいからはやく上げて~(笑)
いやほんと奇跡です。
まさかのスレ掛かり(笑)
「これマー坊サイズだったら皮切れてたね」
それほどマグロサイズの皮は丈夫なのだと言う、お話でした
スレ掛かりちょー重かった
今回のサメ避けリング
使用したのは手締め用のPPバンドです。
PPバンドの巻き癖は、逆巻にして
テープで20分ほど止めておくと癖が取れます。
本数は12本としましたが、洋征丸のベテランK様より6本くらいでやっているとの情報を頂いたので、6本で良いのだと思います。(K様ありがとうございます!)
オモリは取り付けやすい小田原型 が良さそうです。
オモリはビニールテープでグルグル巻きにして、オモリ自体が露出しないようにしました。なぜなら「オモリとリングの隙間にPEラインが挟まって落下中に止まってしまった」という失敗事例があるからです。
今回は80号を3つ付けましたが、オモリが重すぎるとリングがマグロの首に入った瞬間、ビックリして大暴れするようなので、もうちょっと軽くても良いのかもしれません^^;
次回はKEEPOUT試そーっと(*≧∀≦*)
サメ進入禁止( ̄乂 ̄)