沖の瀬90メートル立ちに到着
沖の瀬に到着してみると、潮が早いことで有名な沖の瀬にはとても見えない穏やかさ(゚д゚;)
海中に落ちていくコマセが10メートル先まで丸見えです。
目の良いメダイにこの澄み潮は…。
沖の瀬に移動してからは、ポツリ、ポツリと上がる感じで、
最初に掛かったのはでっかいメバル。
となりのおじさんは一投目からメバル専用仕掛けに切り変えていました。ハリス4号2メートル3本針で、メバルと赤イサキをばりばり上げています。
…んん??
よく見ると、おじさんが釣れた赤イサキを海に投げている?(゚д゚;)
「食べないんですか?」
と聞いたら、
「見栄えが悪いもんよぉ」
とおじさん(笑)
赤イサキありがたく頂戴しました^^
こうして、気が緩んでいるときに限って竿が入るもんです!
ズキューーーーーーン!!ヾ(*ΦωΦ)ノ ヒャッホゥ
ドラグは締め気味ですがズルズル糸が出ていきます。何度掛かってもメダイの引きは楽しい!
このとき、まだ誰もサメの餌食になっていないこともあり、ついついこの場所がサメの巣食う沖の瀬であることを忘れていました。異変に気づいたときには時すでに遅し!
猛烈にメダイが抵抗したかと思うと、急に引きが止まってしまいました。
しまった~!(# ゚Д゚)つ
食われた…。
…あれ?
でも、何かがおかしい。
原因がサメなら、ハリスごと切られて、
急に竿が軽くなるはずなのに…。
軽くならない…。
むしろ重く…。
ゾクッΣ(゚д゚lll)
道糸がどんどん出ていきます。
くそ重い!!
尋常じゃない鈍重な引き!!
いや、これはもう「引き」ですらなく、相手はもはや針に掛かっていることすら気づいていない巨大なモンスターです。今頃メダイを飲み込んでゲップしてるサメに違いありません。
運悪くサメに針掛かりしてしまいました
まるでマグロを釣るときみたいに竿を溜め込んでいる私を見て
「なにやってんの?」
と隣のおじさんに聞かれたので、
「サメに化けました~」
と答える私。
船長曰く、
「40メートルから上はサメが待ってるからガンガン巻かないとダメだよ!」
とのこと。
仕方がないのでスプールを指で押さえます。
するとハリスは、サメの歯で簡単に切れます。
疲れたぁ…(´Д`υ)
ラストバトル!
10分後、再びヒット!!
すぐさまサメが頭をよぎります。なんとかサメに勝ちたい!
針掛かりさせるなり
いきなり電動MAX!!
しかし、けたたましい唸りをあげる電動リールとは対照的に、全然、
メダイが上がってきません~(;≧皿≦)
レオブリッツ 270MMじゃ明らかにパワー不足
これでは間違いなくサメの餌食です。
電動に頼ったらダメだと判断し、まだ安全圏内である60メートルあたりで一旦、電動をストップ。
一瞬、船長のほうを見ました。
船長と目があいました。
あ。
そこで咄嗟に思いついたのが、カツオ釣りの巻き方です。
ゴリ巻き!!!Σ゚д゚
電動で巻けないなら手で巻くしかない。
ハリス切れならそれで本望!!
思いつくや否や、手持ちの竿をロッドキーパーにかけて
電動オン!!
そして左手でリールをしっかり押さえ、
右手でひたすらにゴリゴリゴリ巻き!!
その様子を見て船長が大笑い。
「カツオの練習だね!」
笑いながらもそれは激励。そうです。
カツオの時期になると対サメ用の巻き方として、
知る人ぞ知る「ゴリ巻き」!!
隣のおじさんが頭に「??」を浮かべていると船長が説明します。
「カツオはサメより早く巻き上げないと食われるから、
電動以外に手でも巻くんですよ」
手でも巻くとあっというまに海面まで上がってきます。
ゲット~
心なしかメダイもげっそりしているような?
サメに初勝利したところでメダイ終了。
このあと試したビーズ考察についてはまた別の記事にて…。
今回は微妙だ~T T
でもサメに勝ったからよしとしよう!
7.5㌔!??
後で五エム丸の釣果ブログを見て知ったことですが、この日7.5㌔のメダイが釣れていたそうで
餌は丸ままのイカだそうです。なんと~Σ゚д゚
んじゃ
次は5㌔オーバー目指す!!