「釣行記」カテゴリーアーカイブ

【トンジギ】【伊豆半島南西沖】ビンチョウマグロ釣ってきました!!(2021/03/23)森竜丸

釣行データ
釣行日

2021/03/23 (火)

船宿 森竜丸/遠征船(ジギング)
スピニングタックル(サブ)

ダイワ キャタリナ J60HS・E
 ダイワ キャタリナ 4500H PE:ヴェラガス船4号300m

ベイトタックル(メイン)

ダイワ キャタリナ AP J59HB 
シマノ  オシアジガー 2000NR-PGPE:PEX84号300m

リーダー(ハリス) プレミアム万鮪 22号 2m(結節はPRノッター) 
アシストフック ブルーチェイサー 7/0
水温

18.2度

澄 緩い メインの棚 70~100m

パターン(式) 若潮  (満潮 7:48 干潮 14:15 )

南西 やや強い

波高 1-1.5M
天候 晴れ
船の釣果

びんちょうマグロ:8-18kg  0-3本

自己釣果 びんちょうマグロ:8-18kg  3本

 

ジギングでマグロが釣りたい!!

77331b胸びれが長いことから「トンボ」と呼ばれるビンチョウマグロ。そのトンボをジギングで釣るから「トンジギ(ノ*>∀<)ノ

 

おもに三重県の沖合で有名なこのトンボがなんと関東圏(伊豆半島南西沖)でも釣れているということで、マグロ好きな関東圏のアングラーにはとてもありがたい状況があるようなのです!!

 

1616490189-1-2860-ckbというわけでこの日はマグロハンターの今泉さんにお誘いいただきまして、今泉さんの友達の浅井さんと3人で森竜丸にお世話になりました。

 

※乗り合い船は6名からの募集だったところ、5名しか集まらなかったので料金を相談して出してもらうことに(*´∇`*)

 

森竜丸

当日は4時集合。

 

南西沖まで約3時間のプチ遠征船です。
場所まで雑魚寝スペースでゆったりしながら現地到着を待ちます。

 

行きも帰りも横になれるのはありがたいですねー^^ 

 

新島

新島と神津島の西沖あたりまでやってきました。

 

さあシャクり倒すよ~
(*´˘`*)٩(ˊᗜˋ*)و
エイオー

 

 

実釣してまず思ったこと

スピニングタックル

キっツい…(°Д°)

 

スピニングリールキッついス…(꒪⌓꒪)

 

sabasaba

棚は終日ほぼ70-100mとそんなに深くはないものの、

 

…最初はサバの猛攻がひどくてねぇ(ノ ̄△ ̄;)

 

スピニングタックルは巻きが重くて、水深100mのサバの連続回収はなかなかにハードですた…( ˘ω˘ ; )

 

ベイトタックル

だもんで、秒でベイトタックルに変更です( •̀∀•́ )b

 

オシアジガー 2000NR-PG
これ本当に楽です。

 

サバの回収もものともせず1日シャクリ倒せる滑らかな巻きごこち。

ただし自分にとって慣れないベイトリールは糸の回収が課題となりました。電動リールのようにレベルワインドがないので糸が自動整列されず、意識してないと糸が偏ってしまうんですよねー^^;

 

スパンカー

なお、森竜丸を含め、見渡す限りの船はスパンカーを張っていたのでおそらくは全船、エンジン流しです。

 

ドテラ流しのように横流しであればスピニングに利があるものの、バーチカル(縦)の釣りではなおさらベイトリールに利があるかもしれません。

 

もちろんリールは好みなんですが^^

 

トンボ弱いかも…

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船中ファーストヒットいただき~(๑•ㅂ•)و✧

 

4㌔に設定したドラグをちょろちょろっと出しただけで、すんなり上がってきた9㌔くらいのトンボちゃん。

 

同サイズのキハダと比べると明らかに弱いです。

 

トンボ狙いはブリタックルでOKと言われる理由がわかりました。

 

でも、もし、この日別船で上がった50㌔クラスのキハダが自分のジグに喰ってきたとしたら?

 

そう思うと、竿は強いに越したことはないと思ってしまうのであります^^;

 

フックセッティング

 フックセッティングのご紹介。人によりこだわりの分かれるところですが、一応ぼくのおすすめです^^

 

トンボ狙いのジグはなんでもいい?

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facebookタナジグより

どうやら「あいやージグロング」がもっとも人気があるらしく、次いで「うろこジグ」「剣屋一徹ジグ」などが釣れるジグとしてネットで紹介されています。

 

色は「フルグロー」や「グローヘッド」等のグロー系が良く、次いで「シルバー」系が良いという情報が…。

 

あるんですけど人気ありすぎて全然売ってないんですけどどういうことっ!?ヽ(`Д´;)ノ

 

剣屋一徹JIG

今回は「剣屋一徹ジグ」と「キングスラッシャー」を入手しました。

 

キングスラッシャーはとくに情報はなかったものの、外房でもブリ、サンパク、ヒラマサが釣れるジグです。

 

シルエットはあいやージグロングにも似ているし、
びんちょうマグロにも効くでしょうか?

 

結論から言うと、この3本はどれも釣れました^^

 

18㌔のびんちょう

むしろラスト1投で釣れたこの日最大の18㌔は、

 

キングスラッシャー

キングスラッシャー(アルミシルバー)240gでありんす !!(`д´/;)/

 

キングスラッシャーが良いなら
ロング系のジグは色々試せそうですね^^

 

イワシ

参考までに胃袋から出てきたベイトはよく太った20㌢弱のイワシでした。

 

このイワシを見て思いました。

 

本当にロングタイプのジグがベストなのかなー。

 

色々考えてしまいます。

 

で、

 

スピードスラッシャー

今泉さんはスピードスラッシャー(ピンク)300gで2本ゲット!!

 

まさか、落下速度重視の文鎮とばかり思っていた「スピードスラッシャー」で釣ってしまうのだから、これは腕でしょうねぇ笑

 

あさいさん

浅井さんはうろこジグ 200g (ウロコシルバー)で2本!!

 

今日一のマッチザベイトはこのジグな感じがしました♪

 

当日のヒットパターン

電動ジギング21

今泉さんは電動ジギングです。

 

1秒に1回か、それより若干速いくらいの丁寧なシャクリ。

ビシッ、ビシッと緩急のあるシャクリながら、竿が柔らかいので余計なスライドはなさそうな感じでした。

 

30㌔のキハダを5分で上げる脅威の腕は、10㌔に満たないトンボには可哀そうなくらいの瞬間移動で船上へ… (ノ´∀`*)

 

あさいさん2

ぼくと浅井さんはオシアジガー2000NR-PG、
または2001NR-PGのワンピッチです。

 

浅井さんの1回目は「移動します」のアナウンスで回収しているときに水面直下でヒット。

2回目は、1秒に1回(もしくはそれより気持ち速いくらいの)わりと緩急のある丁寧なワンピッチでした。

 

ぼくのヒットパターンは3回とも
5秒に8回のやや速めのワンピッチでした。 

どうも気が緩んだときにヒットするようで、あまりスライトやフォールを強く意識してシャキシャキ動かしすぎると反応が薄く、

あくまでノーマルかやや緩めのワンピッチで反応があった印象です。

 

9kg

いや~ポツポツ当たる日に来れて良かったです^^

 

「トンボは誰かが掛けると突然スイッチが入りバタバタヒットし始める」とネットに書かれていたような良い日に来れれば、

きっと入れ食いなんでしょうねー( ̄▽ ̄)

 

さて、ビンチョウマグロは旨いのか。

77326b

なんでも漁師さんは沢山釣れると真っ先にこのトンボちゃんを捨てるらしいじゃないですか!ヽ(`Д´;)ノ

 

なんてこった!ヽ(`Д´;)ノ

 

ビンチョウマグロってそんなにおいしくないのかな…(T-T)

 

でも回転寿司のトロビンチョウは人気あるよね!!ヽ(`Д´;)ノ

 

まあ捌いてみればわかることです。

 

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DSCN5887b

普通に脂すごいんですけど…

 

sashini

どれどれ。

 

…∑( ̄□ ̄;) !!

 

 

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うまー(。>д<) 

 

トロの部分は一発で脂がふわって浮きました。

 

熟成2日目だったのでまだ味が薄いですけど旨みはしっかりあります。

 

背中のほうは

まああっさりしてますけど、

お寿司にしたら相性良さそうな味ですわ~(ノ´∀`*)

 

ダイワ新スッテ【リフレクト】のみで狙う水深90mチャレンジ!!(2020/02/24)長三朗丸

釣行データ
釣行日 2020/02/24(月)
船宿 長三朗丸 / マルイカ船
竿

自作竿(2019年度版藤沢ブランク
1450H-4を1350にカット(穂先込み全長175cm)
1450H-2Bを1350にカット(穂先込み全長175cm)
(穂先は450×0.8×5.5から削りだしたもの)

リール

Piscifun SAEX ELITE(注:淡水リール)←予備

daiwa スパルタンRT TW 100XH
daiwa エアド 100H

PE

シーガーPEX8 0.8号200m(下糸あり)

オモリ

スカリー60号
ドラゴンシンカー60号

ハリス  トヨフロン船ハリス 4号
仕掛け図 仕掛け図 直結5本 幹間1m、捨て糸1.5m
研ぎ器 カンナくん大成功です
竿休め チョイ置きキーパー or チョイ置きホルダーライト
ツノマット ツノマット300
投入器 Daiwa イカヅノ投入器 6本 ピンク +増設2本 x2
水温 16℃
葉山沖(カメギ~三戸浜):薄濁 ゆるい 60~98M
パターン

大潮3日目  (満潮 05:48  干潮11:20)

北 ⇒ 南 弱い
波高 0-0.5M
天候 晴れ
船の釣果 マルイカ:2-10杯(総勢9名)

自己釣果(左舷ミヨシ)

マルイカ:7杯(うちヤリイカ1、麦イカ1)

 

20200222_144644b 

「ネコポスで郵送してください」と言ったら
「入らないので宅急便になります」と言って袋詰めになって送られてきたダイワ・新ミッドスッテ「リフレクト」

 

おー、誰がこんなに注文したんだんだろう(汗)

 

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というわけで今季初マルイカは長三朗丸からヽ(`Д´;)ノ 

 

20200224_062957b

ダイワ・新ミッドスッテ「リフレクト」のみで狙う「リフレクトチャレンジ」であります!!ヽ(`Д´;)ノ

 

chouzaburo

結論から言うとあまりに渋く
神様やSさんとおしゃべりしにきたようなもので^^;

 

20200224_142754b 

えっ、こんだけ(^O^;)

 

結果

  • ギョクロ4杯
  • ケイムラ2杯
  • グリーン1杯
  • ピンク(足のみ)

 

当日はギョクロが強い印象でした。

 

たいぞう丸の常連さんから頂いた情報によればギョクロ、ギョクロピンク、ブルーピンク、ケイムラの反応が良いらしく、濃ブルーの反応は今のところあまり良くない模様。

 

やるならリフレクトオンリーが吉みたいですよ^^

 

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業界初の0.4mmカンナ搭載は30Sに対してバランスよく神様も好感触。

 

個人的にはサクサスから通常の針に戻ったことが何より朗報です^^

 

リフレクトは「中骨がケイムラ反射する」というのが売りのようですが、

実は神様、2019年にダイワの方から「リフレクト」のテストバージョンミラー版リフレクトをもらって試用、そのリフレクトがやたらと強い日があったのを記憶しています。

 

これは期待しちゃいます^^

 

DSCN4317b

でもSさんは当日、一番下のネオン(青)がヒットスッテだったので、大きめのイカが混じるなら明らかにネオンは強いですね…。

 

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中国コロナウィルスの影響で新しいネオンはいつ届くことやら^^;

 

直ブラ

そして当日の水深90mでは直ブラの乗りが良さげでした。

 

直ブラが良いというのは、水深が深いときにありがちな「潮流の影響が大きく糸が張りやすくスッテの動き悪い」ことが原因と予想します。

 

でも不思議とちびまる子ちゃんが活気づいてくると、深場でも直結有利になったりりするから不思議です。

 

あくまで傾向ですが、

 

  • 活性低いと下のほうに乗る。
  • 下に乗るイカは大きめ。
  • 活性高いと小さなイカが上のほうに数付く印象。 

 

よって仕掛けは「直結ブラのブラ2~3」「下にはネオン配置」くらいが万人受けする「深場スペシャル」と言えそうです。

 

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最後の流しは60mラインで濃反応!!

 

今後浅くなっていくことに期待できそうです^^

 

 
はやくムギイカ釣りたいなぁ (ノ´∀`*)

【活き餌カツオマグロ船】ふかせマグロ備忘録 (2019/07/23・29)長三朗丸

釣行データ
釣行日

2019/07/23 (火)

船宿 長三朗丸/活き餌カツオマグロ船(イワシふかせ)
竿 Daiwa ソルティガ AP J66HS
Daiwa ソルティガ C75MHS
リール

Daiwa キャタリナ5000H (PE5号300m)
Daiwa キャタリナ6500H (PE5号400m)(結節はPRノッター)          

リーダー(ハリス) フロロ18号 1.5m
カットヒラマサ14号
ふかせキハダ14号
水温

26度

澄 速い メインの棚 0~15m

パターン 小潮  (満潮 7:48 干潮 14:15 )

北 強くはない(予報は南)

波高 1M
天候 曇り
船の釣果23日(火)

キハダ:20-35kg  0-3本(2隻計18本)

自己釣果23日(左舷ミヨシ) キハダ:35kg 1本
ほかメボウ、カツオ:9kg 1本
船の釣果29日(月) キハダ:20-33kg  0-1本(2隻計7本)
自己釣果29日(左舷ミヨシ) キハダ:33kg 1本
ほかカツオ:2.5kg 1本

1563866465-1-4023-ckb2019年はふかせマグロのあたり年と聞いて、コマセ解禁の相模湾を待てずにレッツゴー南沖(*≧∀≦*)!!※リンクは動画です

 

iwashi
7月23日(火)は、梅雨明け前の曇天でした。イワシにとって快適な環境かつ、オールマイワシという好条件♪

 

複数回当たりがあった方多数で絶好調~^^

 

2971b
そして時化後一発目の7月29日(月)は、日差しが強く暑い一日でした。しこイワシが多く混じりエサのコンディションは上々とはなりませんでしたが…

 

ラスト1投で奇跡が起きちゃった^^;

 

この日の詳細は後半で紹介したいと思います。

 

それでは基本的なことから確認していくことにいたしましょー♪

 

タックルは至ってシンプル

ふかせタックル

ロッド

マグロまたはヒラマサ対応スピニングロッド。「ジギングロッド」か「キャスティングロッド」かは好みです。

 

ただし長三朗丸にはルアー船のような「キャスティングデッキ」も「キャスティングバー」もありません。

 

デッキには一本釣り用の椅子が設置されている船もあるため、自由には動けないことを考えると、ロッドは長すぎないほうが取り回しは良いかも?(あくまで好みですが)

 

ロッドパワーは30㌔オーバーを見越して適度にあったほうが楽かもしれません。ランディングを竿でやりたい場合は特に( ´Д`)

 

スピニングリール

ダイワなら5000番、シマノなら10000番などPE5~6号が300m以上巻けるリール。

 

多くはリールサイズの問題でPE5号300mを巻く人が多いです。しかし長三朗丸が推奨するPEラインはオマツリに強い6号。引っ張り合えば5号が切れます。

 

針とハリス

オーナーカットヒラマサ13~14号推奨。

ハリス16~18号推奨。

 

なんと用意するタックルはこれだけの超シンプル^^

 

摩擦系ノット

PRノットbルアーと同じく、PEラインとハリス(リーダー)は摩擦系のノットで直結にします。

 

摩擦系ノットはいろんなやり方があります。道具がいらないやり方としては、SCノットやFGノットが有名ですが、より短時間で安定した強度が得られるPRノットがおすすめです。

 

PRノッター
PRノットは専用ボビンを使います。

 

写真は2年ほど愛用しているVANGUARDクールノッター。本体重量62g、PE0.8~5号に対応するモデルですが、そこそこ重量があるのでPE10号くらいまで問題なく使えています。コンパクトで質感よく、ドラグ性能は滑らかで秀逸。

 

ほかシマノのヘビータイプなど。

 

針について

fukaseNoHari針の重さを調べてみました。これが一つにイワシの負担になるわけですね。長三郎丸はカットヒラマサ13~14号推奨。

 

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写真はカットヒラマサの14号です。
33㌔のマグロが釣れた後の針の状態です。結びは「南方延縄結び」。

 

白針を選ぶならカットヒラマサとほぼ同スペックのふかせキハダが良いでしょうか?

 

どうしても「環付き針」にしたい場合はタマンスペシャルがいいようです。以前行った実験では、結束強度100%を実現した結びもあるので、環付き針にする利点は確かにあります。

 

taman16b23日、金ちゃんはタマンスペシャル16号を使用し、マグロを3回掛けました。

「よくこんな細い針でマグロ上がるよね」なんて話していたら、

 

伸びた針
3回目は針が伸びてしまったので、16号はさすがに細すぎるのかも^^;

その分イワシの泳ぎは良さそうですけどね…。

 

harihikakuBタマンスペシャルとカットヒラマサの比較。タマンスペシャルなら17号が妥当かも…?

 

ドラグの計測

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多くの方は「強く引っ張ると出るくらい」といった感覚的な方法でドラグ設定をしていると思います。

 

それでいいと思うのですが、わたしの場合、ブログや動画でできるだけ正確に数値を伝えたいという面もあり、ドラグチェッカーの15kgを使用しています。あると便利です^^

 

イワシについて

maiwashi

朝の買い付け状況によりカタクチ(シコ)イワシ、うるめイワシ、マイワシなど、雑多に混じることがあります。うるめは生命力弱く、シコは泳ぎが弱く難しいですね。選ぶべきは潜水能力の高いマイワシです。

 

イワシは通常、毎朝イワシ屋さんから買い付けますので、イワシが獲れなくなったら終了です。港前の生け簀に活かしてあるイワシを持っていくこともあります。マグロが釣れているときほど餌の条件は良いはず?

 

マイワシをイケスから桶にうつす

iwashi00イワシは高水温に弱いため、長三朗丸が有する船の中には冷却装置を積んでいる船もあります。

 

基本的にはイケスで泳いでいるイワシがもっとも元気です。使用直前にイケスから数匹、桶に移すのが理想です。

 

最初は上乗りの方が分けてくれます。

 

イワシのつけ方、選び方

maiwashieragakeマイワシは背中が緑色でなかなか捕まえられないような元気のいいヤツを選びます。

23日(動画の日)はすべて「エラ掛け」でやりましたが、「鼻掛け」に比べ針付けに時間がかかるため、イワシが弱りやすいかもしれません。

 

maiwashihanagake「鼻があるんだから鼻に掛けましょう」と船頭の玄ちゃん。

 実際こっちのほうが掛けやすく、イワシを弱らせずに針をつけることができました。

29日のヒットはすべてこちら。また23日(動画の日)も金ちゃんは鼻掛けでマグロを3回ヒットさせています。

 

shikoiwashi

やむを得ずシコイワシを使うときはエラ掛けにします。どうやらシコイワシはクリ〇ンのように鼻がないようです(笑)

 

ザルについて

oke21イワシをすくうためのザルは100円均一で買えます。金魚用の網などを使用する方もいます。

 

ただ、必需品ではありません。

 

なくてもイワシはすくえます。

 

「追うから逃げるんだよ。待ち伏せすれば片手でも簡単につかめるよ」とは上乗りの方談。

 

イワシ投入までの手順

NAGE3イワシ投入までの手順はざっくり以下の通りです。

 

  • リールのベールを起こす
  • イワシを投げるとき、ノット部分がガイドに引っかからないようノット部分は引き出しておく。そのためリーダーの長さは1.5mくらいがトラブルなく扱いやすい。
  • できるだけイワシの鱗をはがさないように針を掛ける(鼻がけ推奨)
  • 沖へむかってイワシを放り投げる
  • シューッと沖方面に潜っていくような元気なイワシに出会えたら激熱リーチ !!(`д´/;)/

 

沖へ放り投げたのに、Uターンして船影に隠れてしまうような怯えたイワシは即交換です。

また、表層を泳ぐだけのチョロチョロしたイワシも鳥に喰われやすいので即交換です。

 

もちろん、良いイワシが選べても、魚とのタイミングが合わずダメなときもあるので、 見極めをつけてどんどんイワシを交換するのが最上のテクニックぽいですね^^

 

ただし例外として、「イワシをすぐに交換しないほうが良い」なんてこともあるようです。

 

7月29日は「辛抱強く待っていたほうが当たる?」という例外

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7月29日は比較的マグロが遠巻きにいたせいか、「いい加減待ちすぎでしょ…?」くらいに待っていた方に当たりがあったようです。

 

誤解なきよう「待っていればどんなイワシでも当たる」のではなく、

「遠巻きのマグロに出会うために、活きのよいイワシがより沖へ泳いで行くのを待つ」というイメージです。

 

こうなると左舷に座った自分を呪うしかありません。 

 

なぜならふかせ釣りは仕掛けを右舷側に流すからです。

 

沖に放ったイワシはやがて、右舷側に流されていきます。左舷から放ったイワシも同様に、しばらくすると右舷側に流されていきます。

場合によってはラインが船底に入りこみ、ソナーの棒にからまって切れるなどのトラブルが起こることもあるでしょう。

また、船底にラインが入りこんだ状態で魚がヒットすれば、ベールを返した瞬間、ラインが張って船底にこすれ、切れてしまうかもしれません。

 

なので基本「ふかせ釣りは右舷」なんですね。

 

左舷は空いてるからオマツリしにくいという理由で、左舷を穴場と思って座ったなら最後、人一倍、手返し良くイワシを付け替え、活きのよいイワシに反応してくれるマグロに出会うしか方法はありません。(極論ですが)

 

もしくは、乗り台でやり取りしている人がいなければ、左舷からエサを放ったのち、乗り台に上がり、右舷に流すのも一つの手だとは思います。

 

そんなこんなでようやくヒットしたマグロは、残り15メートルのところで痛恨のフックアウト…

 

フックアウトは仕方がないと思うのですが…(T_T) 

 

何が原因で外れちゃったのかなぁ(ノД`)

 

と、考えるほどに沈みゆく弱いメンタルは直さないとですねー(>_<)

 

弱いメンタル

20190729_072856d「一回バラすと二回目もバレるんだよなぁ」なんて、マイナス思考が働きはじめると、視界に映るものすべてが色褪せはじめます^^;

 

今日はもぉダメだべ…(꒪⌓꒪)

 

そんな気持ちを見透かしたのかどうか、

 

玄ちゃん 

「プリンさん、これがおそらく最後の流しですよ!
1本釣らないと女将とユウジに何て言われるかわかりませんよ!!」

 

と、この日上乗りをしていた玄ちゃん(船頭)の叱咤激励。

 

いつの間にか寂しくなっていたイケスの中から、なけなしのマイワシを数匹、桶に移して準備をします。

 

運が良かったのは、残り2匹となった桶のマイワシのうち、より元気なほうを選んで沖へ放ると、シューっと力強く潜っていったことでした。

 

もしかしていけるか?…と、
ちょっとだけ心に光が差します。

 

しかし、そんなラッキーなイワシに当たっても、
今日に限ってはすぐにはヒットしません。

 

一か八か、ラインが右舷前方に流されゆくまま放置してみることにしました。

 

左舷ミヨシから身を乗り出して、できるだけラインが船底にこすれないようイワシを右舷前方に流します。

 

本当は乗り台に移動すれば良かったのですが、それだとズルいような気がして、左舷にこだわって、身を乗り出しました。

 

まだもうちょっと…(~_~;) 

 

あーダメか…(T-T)

 

そろそろ回収しないとラインが船底に擦れる…

 

と思ってハンドルに手をかけた、そのとき。

 

ラインがひゅるひゅると勢いよく出はじめました。

 

こんなドラマみたいな奇跡が起こりうるのかと、ラインが出ていく様子に目を見張りながらも、冷静に2秒くらい待ちベールを返します。

 

ガツン!とした手ごたえと同時に、ドラグが音をたてて滑り出しました。

 

乗った…!!

 

ラインは右舷前方に、船底スレスレのところで出ていきます。

 

左舷に並ぶ散水ホースの金具にラインを引っ掛けると切れてしまうため、身を乗り出したまま慎重に、乗り台に移動します。

 

100mほどラインが出て走りが止まりました。

 

よし!

 

リベンジ権ゲット!ヽ(`Д´;)ノ 

 

ユウジくんへのリベンジ権

ゆうじくんユウジくんというのは23日(動画の日)にお世話になったマグロ船頭です。

 

ランディング1動画を見ての通り、 そこまで大きくないマグロに35分もかけてしまい、かつラインディングをユウジくんに手繰らせてしまったので、

 

「なんだプリンさんて大したことないんだね」

 

「ていうかダメじゃん」

 

…おっと(ΘдΘ)

 

…このままでいいのかオレ(ΘдΘ)?

  

ポンピング1
ユウジくんに教わったスピニングタックルのテクニックは2つ。

 

  • 突然の走りに対応すべくドラグは締めすぎない。
  • スプールを押さえながらポンピング。(糸を出さない。主導権を与えない) マグロが走ったときだけドラグを効かせてしっかり糸を出せば、ハリス18号はそう簡単には切れない。

 

イメージはできています。

 

バトル!! 

マグロの走りが止まったところでドラグを3㌔強 ⇒ 5㌔に変更。(ドラグ値は、釣行前後に計測したリール単体の実測値)

 

マグロの性格は毎度違うから面白いです。

 

最初はメボウかな?と思うくらい楽に巻いてこれたマグロが、残り40mくらいから急に牙をむきはじめ、本来の重さであろう抵抗を見せはじめました。

 

ドラグ5㌔だと首ふり運動(マグロの重さ)だけでドラグがジージー出ていきます。

 

ポンピング1さっそくスプールを右手で押さえると、まるでマグロの首根っこを押さえたかのような感触がダイレクトに伝わってきます。

 

ときに右手と左手の役割を交換しながら、できるだけ筋力の消費を押さえつつ、ラインは出さずに、マグロにプレッシャーを与え続けます。

 

正念場は残り10メートル。

 

kihada銀色に輝く姿が確認できるようになってくると、螺旋状に旋回するキハダの動きは大きく弧を描きはじめます。

 

何がキツいかって、魚が船下に入ると腰の負担が倍増し、コントロールが効かなくなることです。魚の旋回中はラインが沖に張ったときのみ浮かせるチャンス。

 

kihada2残り数メートルになると魚と目が合います。魚は目をひんむいて最後の抵抗を見せますが、ここで糸を出されると再び潜られてしまいます。

 

かなり強引に振り向かせて…

 

kihada3無事ネットイン!!(๑>ᴗ<๑)

 

竿でマグロをランディングさせたのは初めての体験でした。

 

2973bそんなわけで、満面の笑みなのは満足のいくやり取りができたからです^^

 

帰港後、ユウジくんに
「今日のは20分かからずに上げたよ!ふふん」と勝ち誇ってみると、

 

「何言ってるんですか、30㌔クラスは10分以内に上げないと笑」

 

「15分かかっていいのは40㌔クラスだけですよ( ̄▽ ̄)」

 

って、なんか言ってたような気がします笑

【悲報】ダイワTGベイトスリムが消えた!! 2019年の相模湾カツオジギングは…

釣行データ
釣行日

2018/10/3 (水)

船宿 五エム丸/カツオ・キハダ船(コマセ船に同伴でジギング)
竿(ジギング) Daiwa キャタリナJ61LS-E
リール(ジギング)

Daiwa キャタリナ4000H

ジグ TGベイトスリム 45g ピンク
PEライン

(ショックリーダー:フロロ 14号/50lb3m、結節はPRノッター)  PE2号300m(ラインはフッ素加工済み

水温

24度

澄 緩い メインの棚 15~30m

パターン 小潮3日目  (満潮 4:27 干潮 12:46 )

北 弱い

波高 0.5M
天候 曇り
船の釣果

本ガツオ:1.2-5.8kg    5-20本
キメジ   :9.4 kg      0-1本

自己釣果(左舷舳先) 本ガツオ  :   20本

  

さかのぼること2018年10月!ヽ(`Д´;)ノ

 

この日は【TGベイトスリム】がジギング初心者にカツオ乱舞をプレゼントしてくれたミラクルな一日でした^^

 

なぜ過去のカツオの話をいまごろするのかと言うと、

 

TGベイトスリム廃盤?!

TGbaitSlimb2019年の相模湾の夏を盛り上げる爆釣アイテムとして、改めて紹介しようと思っていたTGベイトスリムが廃盤になってしまったからです(T⌓T)

 

カツオ爆釣のポテンシャルを持ちながらも、その実力を広く知られることなく散ってしまったはかないジグ…(T-T)スン

 

 

まさかの…((((;゚Д゚))))ガクガクワナワナ…

 

Screenshot_20190531-111910_Google2廃盤ってどぉいうこと( ;´Д`)イヤイヤイヤイヤ~

 

気付いたときには時すでに遅く、

カツオジギング(もしくはキャスティング)に最適な45~60gのTGベイトスリムの在庫は、もはやネット上からも跡形もなくなっていました。

 

ダイワの情報サイト【TGベイト スリム】のページも
もうありません。
 

どうしよう2019年のカツオジギング( ˘•ω•˘ )

katsuo-jig-hikakuさあ、2019年のカツオは何で狙いましょう o(-`д´- 。)

 

Skillジグ☝「これさえ持っておけば間違いない」と多く方の信頼を集めるカツオ定番のジグといえば「スキルジグ」が有名ですが、

 

TGベイトスリム☝より小さなジグに反応するとなれば、高比重のタングステンが落下速度、または飛距離の面で有利なのは言わずもがなです。

 

しかしTGベイトスリム亡き今となっては、

 

ラスパティーン
選ぶべきタングステンジグは
ジャッカルのラスパティーンTGでしょうか…(=_=)?

 

ちょっと寸胴じゃね(°д°) ?

 

…と思いながらも、
小さめのTGは一つは確保しておきたいですね^^

 

カツオにはジャコフック

ジャコフック 「カツオを狙うなら、アシストフックはジャコフックだよねー」とベテランの方に教わって、その通りの結果となりました。

 

無くても釣れますが、
カツオにはあったほうが良いと思えるアシストフックです。

 

ただしシャウトのジャコフックは細軸なので、良型のカツオが掛かると伸びます。3キロを超える個体が混じるようならパワフルジャコにすべきかもしれません。

 

TGbaitSlimb個人的には、カツオに限っては、扱うジグが非常に小さいので、針の大きさと重さ、強度には、こだわってもおつりがくると思っています。

 

  
そこでジャコフックの自作もありではないでしょうか(*≧∀≦*) 

 

※動画内で使用しているアイテムリンク 

  1. ヒラマサ針(amazon)
  2. ジギング組糸(amazon)
  3. セキ糸(amazon)
  4. オーロラハゲ皮(楽天)
  5. AURORA THREADS(楽天)

難易度SS級マルイカの多点掛けには秘訣があった?!(2019/06/18)長三朗丸

釣行データ
釣行日 2019/06/18(火)
船宿 長三朗丸 / マルイカ船
竿

自作竿(2017年度版藤沢ブランク- 並継部分4.5㍉- 先径0.3㍉)(450×0.8×5.5から削りだしたもの)レギュラーテーパー

リール

Piscifun SAEX ELITE(注:淡水リール)←予備

daiwa スパルタンRT TW 100XH
daiwa エアド 100H

PE

シーガーPEX8 0.8号150m(下糸あり)

オモリ

スカリー30号~50号(浅場なので30号メイン。40mラインのときは40~50号)

ハリス  トヨフロン船ハリス 4号
仕掛け図 仕掛け図 直結5本 幹間1m、捨て糸1.5m
研ぎ器 カンナくん大成功です
竿休め チョイ置きキーパー or チョイ置きホルダーライト
ツノマット ツノマット300
投入器 Daiwa イカヅノ投入器 6本 ピンク +増設2本 x2
水温 20℃
葉山沖(佐島~名島):薄濁 ゆるい 15~40M
パターン

大潮3日目  (満潮 4:09  干潮11:15)

北東 ⇒ 南 弱い
波高 0-0.5M
天候 晴れ
船の釣果 マルイカ:17-75杯

自己釣果(左舷ミヨシ)

マルイカ:75杯(ムギイカは数える程度)

 

tatsujin 

昨年、神様に教えてもらったのは、おもにぶっ込みの触りでイカが大きいときの「ブワブワ」を一寸、二寸待って合わせる同時多点掛け。

 

これは、一発で大きめのイカを数杯同時に乗せるテクニックであり、決して「巻きながらの追い乗り」を狙うテクニックではありません。

 

でも、たいぞう丸の左舷ミヨシで神様だけが小さなマルイカを多点掛け連発している姿を見て、不思議に思ったことはありませんか?

 

どう考えても小さなマルイカの追い乗り
狙っているときがあります。

 

ではどうやって?

 

マルイカの追い乗り考察

基本的に小さなマルイカは、乗っている時間が短いため、
即掛けが基本になると思います。

 

そうして1杯、中型ならちょい待ちで2杯掛けた後、ゆっくり巻きでマルイカも多点掛けを狙うことができます。

 

yjこのヒミツに迫った長三朗丸のユウジくん(船頭)は、ここ最近、様子があれば佐島や名島の浅場でマルイカの多点掛けを連発。

 

先週も15mの名島で小型マルイカの3杯掛け、4杯掛けを見事やってのけました。(スッテは5本。4杯掛けは本人もビックリw)

 

ただしこれは「言うが易し」で難易度はSSクラスです。

 

ムギイカの時期であれば、多点掛けのコツは、大雑把に言えば「ゆっくり巻く」だけだと思います。水深もあるし、イカの泳層も広く、身切れしにくいので、雰囲気さえあれば多点掛けを狙うのもそこまで難しくはないと思います。

 

しかし浅場の水深はそもそも15mしかありません。

 

その上、追い乗りを狙ってゆっくり巻いてもアタリを弾いてしまい、そう簡単には乗ってくれません。なにせ掛かるときは触腕1本です。

 

アタリを弾かないようにするコツは、竿を起こさないことです。竿を水平に起こした状態だと穂先がアタリを弾いてしまい、うまく掛かりません。

 

なので、

 

shitamukiアワセたら速攻でリールを巻き取り竿を下に向けます。そしてゆっくり巻きはじめます。写真はその練習風景ですが、もっと穂先を下に向けたいですね…。

 

wakashacho「昨日もユウジくんはこうやって巻いてましたよ」と昨日の状況を教えてくれたM若社長。

 

この、竿を下向きにする一連の動作が簡単なようでけっこう難しいです。

 

イカはやる気さえあれば水面まで追ってきます。

 

今日はルアーを追いかけるようにスッテを追ってきたマルイカが、水面で踵をかえす姿を見ることができました^^

 

掛かったらゆっくり巻きます。触腕1本で掛かっているので、速く巻くと柔らかい身が千切れてしまいます。

 

seikouこれは貴重な成功例。取り込みはそぉーっとねー^^;

 

もっとも、このような多点掛けを狙える状況というのは、ムギイカ同様、イカにやる気があるときだけです。いつでも狙えるわけではありません^^;

 

でも突然スイッチが入ったりするから難しいんですよね。

 

「触り」で状況が読めるようになれば最高!!

 

1560833439-1-1829-ck今日はどうだったのかなー^^;

 

何回か成功したような気がするけど、
それ以上に多くの犠牲を払いました^^;

 

  
それでも練習あるのみ (*≧∀≦*)

 

いざ爆発力のある浅場で、
多点掛け連発すれば釣果は「倍」変わりますからねー^^

【相模湾・葉山沖の40~60m】マルイカ船でもムギイカ主体で狙う!!(2019/4/27~5/11)長三朗丸

釣行データ
釣行日 2019/05/11(土)
船宿 長三朗丸 / マルイカ船
竿

自作竿(2017年度版藤沢ブランク- 並継部分4.5㍉- 先径0.25㍉)(450×0.8×5.5から削りだしたもの)レギュラーテーパー

リール

Piscifun SAEX ELITE(注:淡水リール

daiwa スパルタンRT TW 100XH

PE

シーガーPEX8 0.8号150m(下糸あり)

オモリ

スカリー50号~60号

ハリス  トヨフロン船ハリス 4号
仕掛け図 仕掛け図 直結5本 幹間1m、捨て糸1.5m
+直結6本 幹間1.5m、最大11本。
研ぎ器 カンナくん大成功です
竿休め チョイ置きキーパー or チョイ置きホルダーライト
ツノマット ツノマット300
投入器 Daiwa イカヅノ投入器 6本 ピンク +増設2本 x2
水温 16.5℃
葉山沖(網周辺くじらの死体前~やや西):薄濁 ゆるい 40~60M
パターン

小潮  (満潮 8:06  干潮15:40)

月輝面 39.6% 月齢 6.2
北 ⇒ 午後南 弱い
波高 0-0.5M
天候 晴れ
船の釣果 ムギマル:4-54杯(ムギ6~7割)

自己釣果(左舷ミヨシ)

ムギイカ:54杯(マルイカは数える程度)

  
さかのぼること
4月27日GW初日~!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

この日は曇天ヽ(゚д゚ヽ)

 

雨陽気に恵まれて(ノ゚д゚)ノ 

 

葉山沖で運よく
ムギイカの束釣りを楽しむことができました(*≧∀≦*)ヤッフー

 

むぎイカが平均大きく、エンピツは混じらなかったことから、これから深みに落ちていくであろうイカの群れだったと記憶します。

 

もはや過去のデータは参考にならないのがイカ釣りですが、
この日は10m以上浮いた縦反応ばかり。

 

底のマルイカに執着すると数が伸びず撃沈しかねない一日でした。

 

状況はどんどん変わっていくので来年どうなるかはわかりませんが、
ここ数年は4~5月になると、
ムギイカ主体で反応が浮く時期がどうしてもあります。

 

なので船宿の釣果がムギ9割の時期だけは、

 

ツノ数を増やして
ムギイカに対応することも視野に入れて、
マルイカ釣りを楽しんでいきたいですね!!

 

たまにスカリー70号を使用している方がいるのですが、
欲しい!!ヽ(`Д´;)ノ

 

羨ましい!!( ✧Д✧)ピキン

 

ずるい~(~_~;) 

 

誰にも言わないから、どこに売っているのか
こっそり教えてください…( ̄乂 ̄)オクチチャックネ

 

って言うかオモリ80号でエンピツ1杯の重さがわかる人、
マジで尊敬します(^O^;)

 

今のところ60号までしか扱える自信がないです^^;

 

maruika
5月3日(金)は様子が変わって、底反応。

 

マルイカの触りが良い日並だったそうです。

 

だったそうです…

 

というのも、右舷では「触りが凄い!!」
「こんな日めったにないよ!!」

と騒ぐ中、左舷では忘れたころに
カスのような触りしかない流しが何度かあって、

 

まー凹んだなー^^;

 

こればかりは
潮と風向きの加減なので仕方ありません。

 

ソナーでは右に反応が出ているのに、
釣れるのは左なんてこともありますしね…^^;

 

それでもかろうじて竿頭だった私は、
最大14本のツノ(幹間1.5mで21mの仕掛け)で宙層のムギイカに対応し、
何とか多点掛けで数を稼いだにすぎず、
マルイカの釣果としては貧果であり、

 

フグに5回やられてオモリ5個とスッテ30個を失くすという(笑)

 

なんとも記憶に残る釣行となりました♪

 

まあこんな日もあります^^;

 

maruika1いずれにせよマルイカの型もほど良く復調の兆し♪

 

mugimaruと思っていたら5月11日(土)は
ムギムギデーに逆戻りであります !!(`д´/;)/

 

GW終了からの1週間で
ムギマルの群れが入れ替わったようです。

 

maruika3葉山沖ではエンピツがそこそこ混じり、
マルイカも12センチクラスの
小さなイカが主体の一日となりました。

 

こうなるとやっぱり直結のゼロテンションは強いですね^^;

 

※カメギ~三戸浜沖をやった船は、
マルイカとムギイカ半々だったようですが、
葉山沖のクジラの死体周辺はムギイカが多かったです。

 

マルイカは、
今まで好調だったはずのFNネオンが軒並み当たらず、
玉露もダメで、
daiwaミラーのライトブルーやケイムラ、
ぎょぎょ丸のライトブルーや、
チビトトのクリアなどが好感触でした。

 

daiwaさん…
サクサス折れます…
針の交換が大変すぎます…
普通のカンナに戻してください…(切望)

 

そして、

 

DUELさん…
ミラクル針の復活を切に望みます…
こんなに素晴らしいイカ角!!

小田原のイカ師はみんな泣いてますよ…(。>д<) 

 

で、

 

mugitatengake縦に15m浮いた反応ではツノ11本で6点掛けできました♪

 

なんだかんだズラズラは楽しいぞっ(*≧∀≦*)

 

いずれにせよ、5杯以上の多点掛けができるときは
プラヅノが有利であることが多いようです。

 

なので基本の仕掛けは幹間1m、
捨て糸1.5mの5本でスッテ主体のビーズ直結仕掛け。

 

そこから上は幹間1.5mでプラヅノ主体の直結・直結仕掛けとし、最大11本で約15mの縦反応に対応しました。

 

基本は7本でやって、
船長のアナウンスで浮いた反応があれば11本に増やす感じです^^

 

そして底反応になったら7本に戻します。

 

けっこう忙しいですw

 

やはり6本下のアタリはボヤけるというか、
合わせのタイミングがズレるというか…。

 

神様がそう言っていましたが、自分もそう思います^^

 

掛からないなと思ったらツノ数を減らすのも一手ですよね。

 

mugitatengake2もちろん中層のムギイカは、
ツノ数を増やして多点掛けを狙ってこそ。

 

1杯掛けられるかどうかの
天国と地獄でありますがヽ(`Д´;)ノ

 

1杯掛ければゆっくりめの
不規則巻きで増殖であります!!ヽ(`Д´;)ノ

 

で、掛けられなければアウト^^;

 

でもだいたい多点掛けできるときは1発目にズシッときますよね。

 

 あとはゆっくり巻いてさえいれば重みが増していく感じです。

 

そしてエンピツが1杯しか付いてないような微妙な重さのときは、
さっさと回収しないといなくなります(笑)

 

ちなみに中層の反応は、
「なんちゃって巻き」という、
イカを掛けてもいないのに掛けたふりをして不規則に巻くやり方で、乗ることもあるので、

中層のイカに仕掛けが届かないときは試す価値があります。

 

また着底でブワブワッというアタリ後、即合わせで掛からなかったときも、そのままゆ~っくり巻きはじめると乗ってくることがあります(笑)

 

これ裏技ね!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

イカの活性次第ですけれど^^;

 

s1557556371-1-1533-ckこの日もフグと自分のミス1回づつで
計18本失いましたが(^O^;)

 

ムギイカも楽しいよねー(*≧∀≦*) 

 

っていうお話でした^^

沼津沖タチウオ・渋い日のテクニック考察!!(2019/02/02)

 釣行データ
釣行日 2019/02/02(土)
船宿 幸松丸 / タチウオ早夜船
竿 シマノライトゲームリミテッドTYPE73 H200
リール フォースマスター800(PE1.5号)
オモリ

スカリー80号

仕掛け

ハリス8号3メートル2本針
エダス40cm(DビーズマーキングLL
or 同8号2.25m1本針 
針 D−MAX 2/0
ムラムラパイプ(ケイムラ、グリーン)

テンビン ハイブリッド天秤 弓2.0-1.0-400
水温 15.5℃
場所 沼津沖 棚:100-110m、50-60m、30-50m
パターン 中潮2日目  (満潮 15:36 干潮 22:37)
月輝面 6.7% 月齢27.1
北、弱い
波高 0.5m
天候 晴れ
船の釣果 タチウオ:?本(参考:勘栄丸4-25本)
自己釣果(左舷トモから3番目) タチウオ: 24 本

kousyoumaru久しぶりの沼津早夜タチウオ船です!!
お世話になったのは沼津港「幸松丸」さんσ(≧ε≦o)

 

DSCF8148b沼津の早夜タチウオと言えば、てっきりアンカーをおろしてタチウオの回遊を待ち伏せするスタイルかと思っていたら、最近は東京湾のように反応に当てて船を流すんですね!

 

日没前は水深100mから始まり、日没後は60m前後。ラスト1時間は40m前後という流れでした。

 

20190203_154713b前日までの好調は消え、この日はF2~4ベースの小太刀主体、かつ渋いというアルアルな展開でしたが…(~_~;) 

 

マニアには堪らないゲーム性は堪能できました^^;

 

というわけで、沼津沖のタチウオについていくつかメモしておきたいと思います。(今回は動画の撮影に失敗したためyoutubeはお休みです

 

水中ライトについて

水中ライト沼津ではみな水中ライトを当たり前のように付けます。【濁り潮】では遠くまでアピールできる青【澄潮】では水中で吸収されやすいぼんやりの赤。

 

水中ライトを付ける場所は、好みにより
「仕掛けと天秤の間」または「天秤と道糸の間」となります。 

 

この日は、澄み潮のため、多くの方が赤い水中ライトを使用しており、わたしも右へならえで赤をチョイス。

 

ところが、使用中に水中ライトが壊れて消灯し、結果的には水中ライトがあってもなくても釣果に差がないことを実験する形に…。

 

なので澄み潮のときは、「水中ライトなし」という選択肢もあるのかもしれません^^;

 

タコベイトの付け方と付ける理由

rinjin東京湾でこれを付けると「そんなもん付けたって釣れないよ!」と船長に怒られたりするタコベイト。

 

沼津では良型を狙うため「大きく見せる」という目的で、エサのアピール目的に使うそうです。

 

DSCF8149bタコベイトのつけ方にはコツがあると教わりました^^

 

タコベイトの足が針にかぶさらないよう、タコベイトは針の1~3センチほど上に装着します。もし、タコベイトの足が針にかぶさると、急に釣果が落ちるそうです。興味深いですね。

 

DSCF8149cわかりやすくパーツを分離して撮影したものです。(タコベイトの大きさは2号を使用し、問題なく釣れたものの、ちょっと大きい気がしました。1.5号が良いですかね?)

 

タコベイトのアリ、無しではどちらも問題なく釣れましたので、タコベイトは絶対というものではなさそうです。

 

ただ、タコベイトの有無により、エサの動きと沈下速度が変わるので、そういった意味を含めると奥が深いアイテムかもしれません。

 

色は、ピンク、夜光を選ぶ方が多いでしょうか。写真のようにケイムラタコの内臓色を夜光にするのもアリかもしれません^^

 

冬のタチウオの活性を考える

 
死体も積極的に捕食するタチウオは、冬、基本的には落ちてくるベイトや、近づいてくるベイトを立ち泳ぎしながら待っているのだと思います。

 

水族館と違うのは、自然では濁りに身を隠し、「薄ぼんやりと光り輝く自身の銀箔」に寄ってきたベイトに、襲いかかるのではないでしょうか。

 

tachiuoJiging立ち泳ぎで上を向きながらベイトを待つ…。そう考えると、ジギングではフォールに反応が良いのも頷けます。

 

takobeito1さて指示棚はただの情報ですから、喰い気のある棚を見つけなくてはなりません。

 

慣れている方は「潮がすこし重く感じる層」を、もしくは「水流にざわめきのある棚」を喰い棚と見極めるヒントにするでしょう。

 

喰い棚を見つけたら、喰い棚の前後1~2mをネチネチ誘う方法で、ベテランの方のみ釣れ続けるという冬の典型的な渋いパターンがあります。

 

ベテランの方に聞けば、棚は○○mで釣れるよと教えてくれます。しかし棚を真似しても中々釣れないのは、なぜでしょうか。

 

ズバリわずかな「誘い」のイメージの差だと思います。

 

ゆっくり落ちてくるものに反応する魚は多いです。タチウオも例外ではないと思います。なので、竿をシャクリ上げてから、竿を下げます。するとエサは潮に漂いながら沈下します。

 

エサが沈下するまでの何秒かは、タチウオに高アピールできるでしょう。

 

難しいのは、何秒待てばいいのかという判断です。

 

待ちすぎれば、大型のタチウオに針を飲まれてハリス切れとなる可能性もありますし、エサをかすみ盗られる可能性もあるため、どこかでアタリを聞いてあげる必要があります。

 

アタリを得るには、ゆっくりと聞き上げてハリスを張ってあげます。

 

sasoi2

基本的な誘いは、

  1. 1~1.5mスーっとシャクリ上げる。
  2. リール一巻き(0.5m)しながら竿を下げる。
  3. すると0.5~1m分はエサが漂う計算です。
  4. 3~10秒待ってアタリが出なければ、1に戻る。

 

あくまで一例です。当日はだいたい5~10秒で魚信が出るか、もしくは5~10秒経過後、ゆっくり聞き上げる途中で魚信が出ました。

 

基本的には魚信が出たら即座に竿を止め、食い込むまで待ち、竿が引き込んでから合わせます。

 

エサは「送りこむ」のが良いのか、「つかず離れずのベイトを演出する」のが良いのか…。そういった駆け引きが面白いですね^^

 

  1. 指示棚60-40mの場合、
  2. まず60mまで落とし、そこからシャクリ上げて誘ってくる。
  3. 2~3mおきにじっくり探ると効率よいかも。
  4. 隣人との情報交換でアタリ棚を特定していく。
  5. アタリ棚がわかったら、アタリ棚の下2~3mほど仕掛けを落とし、棚上2~3mまでじっくり誘う。

 

一例ではありますが、効率の良い釣り方の参考になれば幸いです^^

 

もちろん○mシャクる、○秒待つといった内容の差で、手が合わずに針掛かりしないことはよく起こります。そういった場合は、調整をかけていきます。

 

ちなみに下からの誘いに反応が悪いときは、上からフォールで(置き竿で)狙うやり方もあります。「エサを潮に漂わせる」というフロート効果の原理は同じですので、興味があれば、超~渋いときに試してみてください^^

 

そうそう、渋いのであれば、シャクリの動作はオモリが跳ねないよう丁寧な操作が好まれると思われます。とくに棚が浅いときは、操作がダイレクトに伝わるため、激しい操作は魚の警戒心を上げてしまう可能性も…。

 

 
BGMはピンクパンサーo(-`д´- 。;)

 

 

ninjyatachiuo

気持ちよ~く忍者を演じさせてあげましょう (((*≧艸≦)

 

東京湾タチウオジギング冬の陣(2019/01/12)

 釣行データ
釣行日 2019/1/12(土)
船宿 川崎つり幸 / タチウオ
竿 tailwalk SPJ 633
鏡牙63B-1.5
リール Daiwa キャタリナBJ 200SH
Shimano オシアカルカッタ 300HG
PE 0.8号300m 下巻きなし)
リーダー  5号2.5m ⇒ 18号0.5m(結束はオルブライトノット)
クーラーBOX 35L スペーザ ライト キャスター付
水温 11.5℃
場所 小柴沖(金沢区芝町沖) 水深:40-50m
パターン 小潮1日目  (満潮 9:00 干潮 14:39)
月輝面

29.6 月齢6.1

北東 ほどほど
波高 0.5-1m
天候 曇りのち雨
船の釣果(2隻の高低) エサタチウオ: 5-25本
ルアータチウオ:9-22本
自己釣果(左舷舳先) ルアータチウオ: 22本

tachiuo22まさかエサ釣り師だった自分が
こうもタチウオジギングにハマるとは(*´∀`*)

 

何がそんなに面白いのかって、

 

「ワンピッチ」でも「ジヤカジャカ巻き」でも「ただ巻き」でも「フォール」でも、多様性に富んだメソッドの中から自分なりの正解‼️(σ≧▽≦)σ

 

ひとくちに「巻き」と言っても
微妙な速度変化で喰ったり喰わなかったり…

 

天候変化の影響なのか
さっきまでムラサキと思いきや
急にピンクシルバーに変わったり…( ´Д`)

 

刻々と変化する状況に翻弄されながらも、

 

魚との対話を試みるべく
ジグを巻いたり落としたりが面白い!

 

こりゃハマったー(*≧∀≦*)

 

tachiさて今回のテーマは冬のタチウオです。

 

海が変われば様子も変わるので「冬だからこうだ」と言い切れるものは何もありませんが、

 

まさかここまでワンピッチジャークが通じない日があるとは思ってもみませんでした。

 


↑つり幸のエースY先生に教えてもらったのは「ただ巻き」の微妙なスピード調整で喰わせるということ。

 

とくに海底から10メートル以内にタチウオが張り付いて動かないような冬タチパターンでは「ただ巻き」が強い傾向にあるようです。

 

しかし「ただ巻き」はその微調整がなかなか難しいです。

 

誰にでもチャンスがあるのはむしろ「フォール」かもしれません。 

 

「ただ巻き」で棚の上限まで探ったら、今度は着底までをフォールで探る、ということを繰り返すうち、急にフォールの反応が良くなったと感じるときがあります。

 

ここで考えたいのは、フォールの反応が良くなったのは、「ただ巻き」でタチウオがジグを追ってきたからかもしれない、ということ…。

 

ワンピッチジャークでは、タチウオはジグを追ってきていないかもしれず、そうなるとフォールの結果も変わってきます。もちろん逆のパターンもあると思います。

 

そんなときは「巻き」で狙うのもそこそこに 食い気のあるレンジを見つけるべくロングフォールで狙ったり、

 

またはフォール主体で「巻き」と「着底」を繰り返すなど…。

 

冬タチ攻略は人それぞれに
繊細かつ大胆なスリルゲ〰️〰️〰️ム!!ヽ(`Д´;)ノ

 

突然フォールで当たりがあると、
リーダーを切られやしないかヒヤヒヤしますねー(^o^;)

 

以下、参考までに、使用タックルやジグの所感をメモしておきたいと思います^^

 

「オシアカルカッタ300HG」と「キャタリナBJ200SH」の比較

DSCF8026c同価格帯のライバル2機種。

 

どちらもパワーは申し分なく個人的には「巻きの質感」と「エキサイティングドラグサウンド搭載」のオシアカルカッタ 300HGに一票です♪

 

ただ、オシアカルカッタ300HGは、サイドプレートがないため、スプールを取り出すには本体側のボルトを外さなければならないという欠点があります。

 

参考までにオシアカルカッタ300HGの
スプールの取り出し方をメモしておきますと、

 

DSCF8112b本体カバーの固定ボルト (-) を3つ外します。

 

DSCF8114b本体カバーをまっすぐに引っ張って外します。

 

DSCF8118bスプールが取り出せまました。

 

というわけで、ネジを外さないとスプールが取り出せない構造上、現地でのスプール交換は難しく、またメンテナンスもやや面倒くさいです。

 

DSCF8078b対してキャタリナBJ 200SHの良いところは、ハンドル側のボディのビス調整により、サイドプレート、スプールが着脱できる簡単構造であること。

 

互換スプールを用意しておけば、状況に応じて太さの違うラインをい使い分けたり、不意の高切れにも対応できます。

 

※ちなみにオシアカルカッタの上位機種であるオシアコンクエストはすべての要素が詰まった最強リール。まー予算があるならコレですよね…^^;

 

FGノットとオルブライトノット

DSCF8126bPEラインとリーダーの結束はわたしはFGノットです。(FGノットは、1号以下の細いPEラインでは、編み込みは1cmも行えば強度は十分です)

 

DSCF8129bリーダーの太さはほんと人それぞれですが^^;

 

歯が鋭いタチウオのリーダーカットを防ぐため、人により5~18号(20~60ポンド)を使いわけます。

 

標準的には12号(40ポンド)を3mくらいでしょうか。

 

18号(60ポンド)であれば、ドラゴン級でもそう簡単には切られませんが、太号数は小型のタチウオには見切られるとして敬遠する方もおられます。

 

しかし捕食がへたくそなタチウオのこと。フォール中のバイトは十中八九スレ掛かりです。リーダーが細いと正直、心もとないです。

 

そこで、切られないための太号数と、
見切られにくい細号数を合体させれば良いという発想があります。

 

たとえば5号のリーダーの先端に、18号のリーダーをオルブライトノットで50㌢ほど結べば、見切られにくく、切れにくいハイブリッドリーダーの完成です♪

 

オルブライトノット
STEP1

図1

太いラインの先端部を二つ折りにして最初は細いラインで、太いラインの本線だけを巻く。

 
STEP2

図2 

太いラインの二つ折り部分と、細いラインの本線を一緒に7〜8回巻き付け、細いラインの先端部を、ゆっくり引いて締める。
太いラインの先端と本線をおさえ、細いラインを引いて締めてから余分をカット。

出典:強いノットはこれだ!

 

柔らかい竿と硬い竿

鏡牙63B-1.5

DSCF8135bタイラバの竿で代用できそうなほど根元から柔らかい竿です。

 

ジャーク時の跳ねをおさえて「ナチュラルジャークとしたい」場合や、「ただ巻き」の食い込みを促したいときなど、渋いときに期待できそうな1本です。

 

怖いのはフォール中のバイト。

 

竿が柔らかいためフッキングが間に合わずラインブレイクも…。

 

集中力の問題かもしれませんが、
フォールパターンでは気をつけたい竿です^^;

 

tailworkSLJ633

DSCF8132bスローピッチの竿がこんなにも楽しいとは^^

 

小さな入力でもティップを浮かす高反発ロッド。

通常のワンピッチジャークはもちろん、1/2~1/3ピッチの「スローピッチジャーク」がやりやすいです。(そりゃースローピッチ専用竿ですから当たり前ですね…^^;)

 

なおこの竿は、スローピッチの使い方でジグウェイトmax350gを目安としていますが、100~180gでも違和感なく、また適度な硬さがあるためフォールにも対応しやすく、ごく浅場でない限りはオールラウンドに扱えそうな1本です。

 

 

「ただ巻き」おすすめジグ

オーシャンドミネーターセンターバランス

DSCF8101bベイスがダメなとき「ただ巻き」パターンで秀逸と感じるときがあります。良いと思ったのはセンターバランス。カラーバリエーション豊富でなんと言ってもコスパ良いです。

 

※追記:とはいえ日によってはアンチョビメタル-タイプゼロが頭ひとつ抜けて良かったりと、日並や場所によりジグはどうしても変わるので、同じ種類というよりはいくつかの種類を揃えるのがやはり強いと思います。

今のところピーカンでアカキンが強く、曇天や雨でムラサキやピンクシルバーが良いと感じていますが、それもまたジグの種類や日並によるかもしれませんので、参考までにお願いいたします。

 

ベイス

DSCF8098b

BASE(ベイス)とは良く言ったもので「ただ巻き」で探るならまずはコレ。鉛ジグ中「シルエット最小」を武器に豊富なカラーバリエーションで攻めるセンターバランスジグの珠玉。ただ、値段がちと高いです^^;

 

スローブラットS

DSCF8145bスローブラットS」は、スロージグ専用ながら「巻き」でも狙えるセンターバランスの扁平ジグ。

 

フリーフォールでジグを横に向け、遅めの落下でじっくりアピールするのが得意。ただし、バイトの瞬間を見逃せばラインカットが待っているので、触りが感知できる程度の弱いサミングで落とすのが吉です。

 

ない色はマッキーで塗ります(笑

 

 

フックセッティング例

DSCF8087cBBスイベルでPE撚れ軽減、かつ、
ジグの交換に時間をかけないスナップ仕様。 

 

針はすべてバーブレスで、

フロントアシストはフォール対応(スレ対応)のため細軸、
リアフックは巻き対応(口に掛かるため)の太軸が良さそうです。

 

 DSCF8089bフロントアシストのお手軽スナップ仕様。(値段が安くすみます)
スプリットリングは#3~4号です。

 

DSCF8138bフロントアシストの構成例。VANFOOKの刺さりは秀逸ですが、細軸のため、タチウオのボディから針を抜くときに開いてしまうことも…。

 

DSCF8141b太軸のリアフック。タチウオはヒラヒラと動くこの針を狙って喰うときもあるそうなので、ピンクが効くときもあると信じて。

 

黒はそもそも警戒されにくい色と言いますね。(余談ですがカマスは黒に反応が良いです)

 

DSCF8092bフロントアシストに熱収縮チューブ(4mm) を処理したもの。
オマツリを減らすと同時にフォールでのフッキング率を上げる効果があるそうですが…

 

DSCF8139bチューブの色はどれに致しましょうw

 

「夜光」は良いときもあれば悪いときもありそうで迷います^^;

網代つちそう丸で半夜イカブリその2「冷凍イカ」と「仕掛け考察」(2018/11/24)

釣行データ
釣行日 2018/11/24(土)
船宿 網代・つちそう丸 / イカブリ船
竿  自作(1900mm 先径2.2mm元径13mmのグラスソリッド)
リール  シマノ(SHIMANO) タリカ25Ⅱ (CCMパワーハンドル)
(ショックリーダー:ナイロン 50号/170lb3m、結節はPRノット
 PE10号500m(ラインはフッ素加工済み
仕掛け ハリス:24号 4.5m
中オモリ6号
BBサルカン 4号
BBサルカン スナップ付 4号
親針:15号  孫針:15号
K型天秤70cm
オモリ120号
水温 20℃
初島 緩い 棚60~70m
天候 晴れ
船の釣果 0-3本(ワラサ最大6.5㌔)
※イナダは釣果に入っていません
自己釣果(左舷ミヨシ)
ワラサ 1本
イナダ1本

20181124_140707c時が経つのは早いもので前回のイカブリ釣行から早3年!

 

向かった先は網代「つちそう丸」の「半夜イカブリ船」であります♪

 

fune釣り座は船長が決めるので気楽に
集合できるのが「つちそう丸」の良いところ^^

 

sunsetAあっという間に沈みゆく夕陽を見送れば…(ФωФ)

 

sunsetB満を持して戦闘開始ヽ(`Д´;)ノ

 

gomapAなんたってハリスは
24号以上!ヽ(*`Д´*)ノ

 

相手がブリだろうと強引なやり取りを楽しめちゃうヽ(`Д´;)ノ 

 

gomapあっしはかろうじてワラサ的イナワラサイズでしたが…(。-ω-)フ

 

jyun釣り友の純ちゃん何やら大物?!!

 

マグロ用手巻きタックルでゴリゴリに仕留めたのは…!!ヽ(*`Д´*)ノ

 

aa
当日最大の6.5㌔をゲットだイエー(*`エ´*)

 

これは楽しー(๑>ᴗ<๑)

 

来て良かったー(*´꒳`*)

 

なーんてはしゃいでいた次の流しから渋い展開となってしまいましたが^^;

 

渋いときほど学べることもあったりしますので、今回は「冷凍エサ」と「仕掛け」について新たに気づいたことをメモしていこうと思います^^

 

今回はずっと死にエサで勝負

maruikaイカ釣りをするかどうか、また活きイカの仕入れがあるかどうかは船長のブログをご確認ください。この日は活きイカなし、イカ釣りもなし、終日冷凍イカでの勝負でした。

 

「冷凍イカ」は好みのイカを持参すればOK♪
船では5杯500円の「冷凍ヤリイカ」を販売しています。

 

イカは基本的にはヤリイカです。小さめが良いとのことで、比較的安価に購入できる「ヒイカ」も予備エサとして人気があるようです。

 

個人的には半年前に釣った「冷凍マルイカ」がなかなか良い仕事をしてくれました^^

 

スルメイカだけはやめたほうがいいかもですね…

 

正直、喰いが立てば「冷凍イカ」であろうとバリバリ喰う気配があります。しかし釣れないときほど注意が必要かもしれません。

 

ashihirakiika冷凍イカはしばらく海水に浸けていると吸水しゴムのように変貌します。閉じていた足が茹でダコのように開いたら喰いが落ちると思っていいと思います。

 

参考までに「冷凍イカ」はこの日は15杯ほど使用しました。

 

喰いが浅いときは

kultuta竿が確実に絞りこまれたそのときに
合わせを入れる!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

「思い切り合わせて!」

 

「もう一発大きく合わせて!!」

 

と船長のマイクパフォーマンスが皆の活気を上げるーヽ(*`Д´*)ノ

 

nuketaしかしベストタイミングのはずなのに針掛かりしないことがあるのはナゼだぁーっヽ(`Д´;)ノ 

 

kuta2今度こそ間違いない手ごたえ!!(`д´/;)/

 

しかぁし!

 

majikaなぜか途中で居なくなるんだなぁー(T⌓T)

 

どうやら喰いが浅いようです。

 

単純に活性が低いこともあるかもしれませんが、
掛かりが悪いのは「針が小さい」からかもしれません。

 

そこで、ここまで100発100中でしかも置き竿で仕留めているおじ様に
仕掛けを見せてもらうことに…!!

 

magohariやはりというべきか孫針が大きい!

 

DSCF7835dそもそも魚はイカの目を狙うことが多いため孫針に掛かることが多く、その孫針を大きくすることでフッキング率を上げるという単純な理屈ですが…

 

流石に22号なんて当日は持ち合わせていなかったので、こりゃリベンジあるのみですねー^^;

 

追記:頂いたコメントより====

孫針の付け方が逆ですよ。 親針と同じ向きになるようにです。(針先が中オモリ側に向く) 胴体に刺して水菅に抜く。又は生きイカなら目の下のゲソに刺すと良いです。死にイカは頭が外れるから胴体に刺して目の間か水菅に抜く。

孫針の接続は、(現地で泳がせるイカや魚の大きさを見てから)結ぶと良いです。親針のカーブしている所に(別のハリスで)サルカン等を結ぶやり方で結びます。

ベテランの方ならではの濃いノウハウとても参考になります♪====

 

DSCF7760b軽量な平打ち針で22号といえば金龍、ほかジギングフックのがまかつ貫ヘビースパークなども候補にあがるでしょうか^^

 

「親針遊動式」の泳がせ仕掛けを作る

DSCF7802c固定式の泳がせ仕掛け。今まで親針と孫針の間隔はだいたい20㌢くらいで作っていました。

 

DSCF7850bヤリイカならまーこのくらい弛んでも大丈夫かなー。

 

DSCF7835bでもマルイカだと弛みすぎじゃね…(´-ω-`)

 

みたいに気になったりして(^o^;) 

 

詰まるところ、ハリスが弛んでいても喰うには喰うので、問題ないんですけどね^^

 


良い機会なので「親針 遊動式」の
「絶対に緩まない」結び方を考えてみました♪

 

※「親針遊動式」の泳がせ仕掛けは、船宿によっては禁止のところもあるそうです。ご確認のうえ、参考としてください。宜しくお願いいたします。

【相模湾コマセキハダ】カツオ混成キハダ(キメジ)を狙う!!(2018/10/13)

釣行データ
釣行日

2018/10/13 (土)

船宿 五エム丸/カツオ・キハダ船
竿(コマセ) 自作(1900mm 先径2.2mm元径13mmのグラスソリッド)
リール(コマセ) シマノ(SHIMANO) タリカ25Ⅱ (CCMパワーハンドル)
ビシと天秤(コマセ) 青物バスター100号 +(プラスミキサー50号)
305式 NH型天秤
天秤と対マグロショックリーダー、結節具(コマセ) トローリングスナップ5号 (ショックリーダーなし)
 PE10号500m(ラインはフッ素加工済み
マグロ仕掛け(コマセ) ハリス22号6メートル  18号 (チューブ入り)
ハリス22号6メートル  18号 (チューブ入り)
水温

25度

澄み 緩い 
カツオ 15~20m、マグロ40-50m

パターン 中潮3日目  (満潮 7:00 干潮 12:37 )
月輝面 17.6% 月齢4

北 ほどほど

波高 1M
天候 曇り
船の釣果

本ガツオ:1.2-5.4kg   3-13本
キハダ(キメジ): 9.4-13.5kg    0-2本

自己釣果(右舷ミヨシ) 本ガツオ:   3本
キハダ(キメジ):9.7-13.5kg  2本

 

1538987065-1-8789b先週の10/6(土)はエビングでした(ノ≧∀≦)ノ

 

一時期よりベイトがぐっと減って、
マグロが口を使い出したようです…o(-`д´- 。)

 


この日は柔らかい竿に変えて、ラインスラッグを出さない方向でジャークを意識したらうまくヒットしました^^

 

どうもその時々によって、ジャークは「シャープ」「ソフト」「ロング」「ショート」「速め」「遅め」の組み合わせで、「棚重視」なのか「リアクションバイト狙い」なのかに傾向が分かれるような気がしており、

やればやるほどエビングの奥深さに翻弄される今日この頃です^^;

 

さて、この日の水温は23℃でした…。

 

そろそろマグロも終焉が近いと思っていました。

 

水温上昇!! 

suionところが数日後には水温25℃に上昇!!

 

城ヶ島沖だけでなく、江ノ島~茅ヶ崎沖まで水温が上昇しています。

 

どうやら相模湾に新しい水が入ってきたようで
10月いっぱいはマグロも狙えそうな雰囲気になってきましたね!!

 

10/13(土)のコマセ状況

101310/13(土)はコマセでのマグロ狙いでした。

 

ナブラの大半はカツオとマグロの混成ナブラ。その動きは速く、釣り方も8月から続く「追いかけっこ」と変わりありません。

 

ただし水深が50m前後と深くなったので、
ビシははある程度重くないと勝負にならないかも…。

 

bishiもちろんビシを重くすれば「瞬殺」のリスクを上げることにもなるので注意は必要ですが、

 

今回は150号(100号のビシ+プラスミキサー50号)でマグロを狙いつつ、デカの気配があれば120~130号に落とす算段で挑みました。

 

DSCF7561bスピード重視の「追いかけっこ」では、たとえマグロ狙いでも、仕掛けは長すぎないほうが良いです。なぜなら短時間でコマセと針を馴染ませる必要があるからです。

 

ただし最近は、仕掛けが短かいとカツオが先に喰ってしまう傾向にあるため、結果としてやや長めの4.5mの方にマグロの当たりが多いのかもしれません。

 

カツオを避ける!! 

katsuo当日の棚はカツオが15~20m、
マグロは40-50mでした。

 

しかし50mを狙ってもカツオ連発。なんとも贅沢な話ですが、マグロ師にとってカツオはもはや「餌取り」です。

 

こうなるとコマセの撒き方に工夫が必要かもしれません。

 

suiryuどのようにコマセを撒けば、うまくカツオを避けながらマグロを狙えるでしょうか。

 

撒いたコマセはカツオ用のフェイク。
針はその下に置き、時間差でコマセと馴染んだ針にマグロをヒットさせる…。

 

そんなイメージでコマセを撒きますが、
4.5mの仕掛けだとやっぱりカツオが先に喰っちゃいます^^;

 

ふとに思いついたのは、
仕掛けの長さを4.5⇒6mに変更することでした。

 

6mの仕掛け。
でもコマセの撒き方は4.5mのそれです。

 

donキタコレー!!!!━━━━━(゚(゚∀(゚∀゚(☆∀☆)゚∀゚)∀゚)゚)━━━━━!!

 

mebou13.5メボウ13.5㌔ゲット(σ≧▽≦)σ

 

mebou2そして2本目は、
カツオの活性が落ち着いてからのヒットでした。

 

1本目と違うのは、同ナブラでは4.5mの方も数名喰わせていたことです。

ということは、カツオの邪魔さえ入らなければ
4.5mが正解の日だったのでしょうね^^

 


あとは、お母ちゃんクラスのマグロが釣りたいですねー

 

まだまだ狙っていきますよー^^