「マルイカ釣行記」カテゴリーアーカイブ

中深場でもゼロテン!マルイカ穂先の最終型!?(2015/07/25)

 釣行データ
釣行日 2015/7/25(土)
船宿 五エム丸 / マルイカ
竿1 ダイワ(Daiwa) 湾フグ X-180 穂先は自作
竿2 ダイワ(daiwa) メタリア マルイカ MH-150 穂先は自作
リール

Daiwa(ダイワ) スポルザ150R

仕掛け図 仕掛け図  直結5~6本
水温 24.2℃
カメギ根沖: 薄濁り 速い 40~60m
パターン 長潮  (満潮 11:55) 
月輝面 +59.4% 月齢9.1
南西
波高 0.5-1M
天候 晴れ 
船の釣果 マルイカ:2-54 杯
自己釣果(右舷ミヨシ) マルイカ:   54 杯 (ムギ1割)

DSCN6164b

7月に入ってすぐのことです。

 

8月から始まるキハダ用のロッドパーツを購入するため、鎌倉にある藤沢つり具センターにお邪魔してきました。

 

するとなんと…∑( ̄□ ̄;) !!

 

 

29093b

達人マルイカ穂先再現したというグラス素材が売っているじゃありませんか…!ヽ(`Д´;)ノ

 

 

 

DSCN6877b

「柔らかい穂先」と「硬い穂先」が2種類置いてありましたので、気になった硬いほうを1本買ってみました。

 

※マルイカ終盤の7月現在、在庫があるかはわかりませんので
気になる方は直接お店にお問い合わせください。

 

 

 

DSCN7571d早速色を塗ってガイドをつけてみました。ノギスで測ってみると穂先は0.3ミリ、穂先から10センチくらいの部分が0.6ミリです。

 

達人の穂先はもっと「長い」ものとばかり思っていましたけれど、意外と短いのですね。

 

ただしこの穂先、

 

 

DSCN7550b

先日のつり情報に載っていた「達人の答え」ともまたほんの少し違うテーパー(曲がり)でしたから、達人の本当の答えはより感性に頼ったところにあるのかもしれません^^;

 

 

 

 

DSCN6599b

そんなわけで1ヶ月前まで長めだった穂先はその後どんどん短くなり、

 

 

 

DSCN6914b

現在はこんな感じです。

 

達人の穂先よりはちょっと長め、細めです。

 

理由は、トップガイドが折れても第二ガイドまで詰めて、そのまま使用したいからです。

 

基本的に穂先の長さ

アタリがわかるぶんだけ(またはゼロテンがコントロールできるぶんだけ)あれば良いのですね^^

 

 

DSCN7509b

穂先が折れて第二ガイドまで詰めてもちゃんとアタリは出ます^^

 

 

  

DSCN6809b

というわけで荒海でバラシまくりでも

 

 

 

DSCN6839b浅場では1番2番が取れるくらいの釣果は得られておりましたが(^o^;)

 

 

 

 

DSCN7028b未知数なのは中深場です。

 

マルイカは、夏場になり水温が上がるにつれ、水温の低い深場に潜っていくそうです。水温がどんどん上昇する梅雨明けから先は、嫌でも中深場ですね。

 

はたして浅場でその威力を発揮してきたゼロテン竿は、

 

 

DSCN7520bライン伸度水深などの影響を受ける中深場でも本当に活躍するのでしょうか!?

 

 

 

DSCN7022b

7月に入って以降、

 

 

 

DSCN7528bどんどん水深は深くなり、

 

 

 

33101b7月25日はとうとう水深60メートルの城ヶ島手前までやってきました。

 

中深場です。

 

  

DSCN7636b

そんなわけで

 

 

 

DSCN7533b

水深が深くでも(^o^;)  

 

 

 

33117b

ゼロテン竿は(^o^;)  

 

 

 

DSCN7645b

問題なくその威力を発揮することがわかりましたっ!ヽ(`Д´;)ノ

 

どんなわけだっヽ(`Д´;)ノ!?

 

 

以下、3回の釣行でわたしなりに気づいた
中深場でのメモになります(^o^;)

 

 

硬質のラインを選ぶ

DSCN6625b

水深が深くなると、「合わせ」たときや「イカが引いた」とき、水深が深くなったぶんだけPEラインやハリスが伸びます。

 

そしてPEラインやハリスが伸びたぶんだけ
アタリが鈍く小さくなります。

 

そこで、ハリスはできるだけ伸びない硬質なラインを選ぶのが良さそうです。

 

ただし、硬質なラインを使用しはじめてから
ライントラブルが多くなり、穂先を折る頻度が増えました。

 

ですからわたしのように仕掛けの扱いにまだあまり慣れていない方は、硬質なハリスを使用するのはそれなりの覚悟が必要かもしれません。

 

でもきっと効果はあると思います^^;

 

水深とゼロテンコントロールの関係について

DSCN7616b

さて本題です。

 

水深が深くなったときオモリの重さはどう変化するのでしょうか。

 

※水中での物体の重さを考えるとき、浮力や水圧の変化を考えがちですが、その内容についてわたしの認識に間違いがあったため、記事の一部を修正しました。以下コメントでいただいた内容になります。 

 

===================

浮力と水圧はオモリの重さと関係ありません。

 ===================

水深10mの時と100mの時で浮力が変わらないのは、上から押さえつける水の圧、すなわち水圧がかかるのと同時に、下からも水圧がかかるからです。この差分が浮力となって現れます。浮力が変わらない=水圧によって押さえつけられる差分が変わらない、ということです。

 

水圧は浮力に影響を与えないし、またオモリの荷重にも影響を与えません。水深が深くなった際に重く感じるのは、ラインの水の抵抗によるものです。

===================コメント終わり

Koga様ありがとうございました\(^o^)/

 

そんなわけで、ラインの水の抵抗により水深が深くなるほどオモリは重く感じるという話でした。ならばラインに抵抗があるぶんだけ余計な負荷が穂先に掛かっていることになります。

 

穂先に余計な負荷がかかるということは、 

 

 

DSCN6587b

小さなアタリもラインの抵抗に紛れてしまうことになります。

 

これが深場ではゼロテンが難しい理由なんですね。

 

でも、ゼロテンの真意は穂先に負荷をかけないことです。 

 

 

 

DSCN7571d

ですから深場では、浅場よりも意識して穂先に負荷をかけすぎないようにコントロールするのがコツかもしれません。

 

 

結局、

 

 

DSCN6649c

前回のように硬い竿でもアタリが取れるということは、
そういうことだと思います。

 

負荷をかけないゼロテンのコントロールさえできれば、硬い竿でも(極小のマルイカ以外であれば)アタリはわかると思うんですね。

  

 

DSCN7508b

ですから最近は、

 

 

  

DSCN7646b穂先が折れてもだいたいそのまま使用しています。

 

もちろんアタリはかなり小さくなります。

 

でも集中してさえいればごく微量な変化が穂先に現れます。

 

マルイカをはじめてこれで11回目になりますが、
ようやく一番大事なことがわかりました。

 

それは集中力です。

 

 

 

DSCN7527b

基本的にゼロテン釣法は叩いてピタリと止め、

待つわけですが、

 

このときできるだけオモリ負荷を減らすようなゼロテン(でも決して道糸は弛んではいけない)を意識して、1ミリ以下のアタリを取ってやろうという気持ち集中力が、

 

穂先以上に大切だっちゅー話これ本当ヽ(`Д´;)ノ

 

 

 

DSCN7635b

ほかリールの性能も「手返し」を重視するならかなり重要です。

 

浅場では快適だった100クラスの「エアド」が中深場ではパワー不足でした。好調なときに手返しが悪くなったときは悔しい思いをしましたが、150クラスのリールに変更したら中深場でも快適でした。

 

ダイワだとスパルタン、シマノだとメタニウムHGが「ダブルハンドル」で「軽く」「パワー」もありオールラウンドで人気あるようです^^

 

 

浅場マルイカゼロテン考察 ~ゼロテンキープテクニック~(2015/06/27)

 釣行データ
釣行日 2015/6/27(土)
船宿 五エム丸 / マルイカ
竿 シマノ(SHIMANO) バイオインパクトXマルイカ 82−MH150
リール

ダイワ(Daiwa) エアド 100H

仕掛け図 仕掛け図  直結6本
水温 22.1℃
カメギ根沖: 薄濁り ゆるい 15~30m
パターン 中潮1日目  (干潮 7:27 満潮:14:00) 
月輝面 +74.6% 月齢10.5
南、弱い→やや強め
波高 0-0.5M→0.5-1.0M
天候 曇りときどき晴れ
船の釣果 マルイカ:6-73 杯
自己釣果(右舷ミヨシ) マルイカ:   73 杯

DSCN6164b 「アタリが取りやすい穂先」を求めて、

 

 

 

DSCN6164b前回に引き続き、 

 

 

 

DSCN6628b

今回も当たり前のように「新作」を試す予定でした。

 

 

しかし…(;゚;Д;゚;)

 

 

 

DSCN6632c

朝からポッキーこれ
どないしょ~(σ≧▽≦

 

しかも穂先ではなく並継ぎの
根本からポッキーです(笑)

 

 

 

DSCN6632d

ブランクも割れてしまったので、修理しない限りこの竿はもう使えません。

 

しかしこんな日に限って替えの竿を忘れてしまったわたくし

 

 

 

maruikaB0

「船長、竿貸して

くださいっ!ヽ(`Д´;)ノ 」

 

 

「えっ、今日は

持ってきてないよ…」

 

 

 

 

…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…(°д°)…。

 

 

 

 

 

 

 

…Orz…オワタ…

 

 

 

もはや釣り続行不可能かと思われたそのときです。

 

 

 

  

DSCN6639b

バイオインパクトでよければ使います?」と戸田くん。

 

 

…(°д°)…。

 

 

 

( ✧Д✧)ピキン!!

 

 

 

トモヨ━━━━━(゚(゚∀(゚∀゚(☆∀☆)゚∀゚)∀゚)゚)━━━━━!!

 

こうして九死に一生を得たのでありますっ !!(`д´/;)/

 

 

 

 

硬い竿でゼロテンションをキープする

DSCN6630bというわけで借りた竿は「バイオインパクトX82 MH-150」。

 

借りておいて失礼な話ですが、最近使用しているペナペナの竿とは比べるまでもなくまるで棒のように硬い竿です。

 

 

 

DSCN6633b

しかしゼロテンションの利点を知ってしまった以上、
やりたいのはゼロテンション。

 

なんとかこの硬い竿ゼロテンションをキープするしかありません。

 

 

 

DSCN6649b

海が凪いでいればなんてことはないゼロテンションですが、

 

 

 

 

DSCN6647b

この日、せっかく凪いでいた前半は、「青物」が回遊しており不調

 

 

 

DSCN6673b

イカの状況が良くなってきた後半には風が吹き荒れてきてしまい

 

 

 

 

DSCN6627b

ミヨシに座ったわたしは、1.5メートル近くの高低差何かしらの方法で吸収する必要がありました。 

 

ここで「ゼロテンションをキープするための基本」をおさらいです。

 

 

 

maruikaB1

ゼロテンションをキープするためには基本、

船が下に傾いたら竿を上げ、

 

 

 

 

maruikaB2

船が上に傾むいたら竿を下げる必要があります。

 

図はちょっと大げさです。

 

実際には「アワセ」の幅が必要ですので、竿は上げても目線くらいに保ち、できれば常に竿を水平に保ち、アタリが確認しやすい状態を保ち続けたいところです。

 

これ、海が荒れるとそれなりのテクニックが必要です。 

 

 

 

ダイワ(Daiwa)林さんのゼロテン・パーミング

DSCN6682bゼロテンションをキープするために、真っ先に参考にさせてもらったのが林さんのゼロテン・パーミングです。詳細はぜひブログで確認して頂きたいですが、

 

簡単に説明させて頂きますとその内容は、

「竿とリールの握り方」を見直すだけでゼロテンションが保ちやすくなる、というものです。

 

竿の重心に中指を当てると、中指を支点竿のコントロールがしやすくなり、船の揺れに対応しやすくなるという理屈です。

 

林さんのブログはためになるのでカワハギ釣りの頃から
参考にさせてもらっていました^^

 

 

 

DSCN6673bもっともミヨシの場合は「リールの握り方」だけで対処できる波高にも限界があるので、

 

 

 

  

maruikaB3

今回はさらに船から身を乗り出してやってみました。

 

腰に負担がかかりますが、できるだけ竿を水平に保つためには
これも有効な手段かと思います^^

 

 

 

達人のゼロテンキープテクニック

DSCN6683bところで先日発売されたつり情報 。

 

 

 

 

DSCN6685b以前のゼロテン特集にも増して目を惹いたのが、竿をコントロールせずにゼロテンションをキープするという達人の技です。

 

詳しくは雑誌を見てほしいのですが、簡単に言うと達人は「道糸の出し入れ」だけでゼロテンションをキープするというのです。

 

 

確かに公開されている達人の動画を見る限り、着底後クラッチを入れていませんね…。

 

そこでわたしが実践したのは、

 

 

 

DSCN6668b

 

  1. 糸フケが出ないように指で軽くスプールを押さえながら着底させ、
  2. 着底後、クラッチを入れずにそのままゼロテンション。
  3. 竿を水平に保ったまま、道糸の出し入れのみでゼロテンションをキープする。 

 

これを実践してみました。 

 

 

maruikaB4

具体的には、船が水平のときを基準として、竿を水平に保ちます。

これを基準とします。

 

 

 

maruikaB5

船が上に傾いたら、
スプールを押さえている指の力を緩めて道糸を出します。

 

たまに指がスプールに引っ掛かってミスすることもありますが、これくらいならやってできないこともありません。

 

 

…しかし

 

 

maruikaB7

船が下に傾いたときは、ゼロテンションをキープしたままリールを巻き取らねばならず、難しさがハンパではありません

 

達人は本当にこんなことやっているのでしょうか…

 

 

結局、わたしの腕では、

 

 

maruikaB6船が下に傾いたときは
竿を持ち上げて対処するのが精一杯で、

 

 

 

maruikaB3

船から身を乗り出してゼロテンションをキープする」という鈍くさいテクニックが関の山でした^^;

 

 

でもですね。

 

 

 

DSCN6666bクラッチを切ったままゼロテンションする」という部分だけは、やめずに実践し続けました。

 

 

なぜなら…

 

 

 

DSCN6672b

今まで見えていなかったアタリが取れるようになったからです。

 

一般的に「ゼロテンションに至るまでの動作」は、

 

  1. 着底したらリールを「半巻き」してクラッチを入れる。
  2. 糸フケがある場合はさらにリールを巻いて微調整し、
  3. ゼロテン状態にする。

 

という流れになるかと思います。 

 

しかしこの「リールを巻く」「糸フケを取る」という「えっこらせ」みたいな時間があまりにもったいないです。

 

わたしが考えていたより、もっと速くマルイカはスッテに触っていました。この貴重なアタリが、イトフケを取るという行為のせいで見えなくなっています。

 

ですから、

 

  1. 糸フケが出ないように指で軽くスプールを押さえながら着底させ、
  2. 着底後、クラッチを入れずにそのままゼロテンション

 

します。 

 

 

DSCN6658b土日は船も人も多いため、イカがスレるのも早いです。ですからいかに着底直後のアタリを見逃さないかが、釣果を左右すると思うんですよね…。

 

 

 

 

DSCN5985c

なぜ、達人が着底と同時に釣り上げることができるのか

 

その魔法のようなテクニックの謎が、今になってようやくひとつ理解できたように思います^^

 

 

 

 

DSCN6632c

そんなわけで、だいぶ出遅れてやる気のなかった朝ですが

 

 

 

 

DSCN6680b

巻き返して73杯ゲット !!(`д´/;)/

 

 

 

 

DSCN6566b

あとは、直結によるどうしようもない水面バラシをなんとかしたいです(笑) 

 

 

 

 

おまけ:アタリの見極め方なんてあるのかどうか

DSCN6649b

ところでバイオインパクトXは非常に硬い竿ですが、それでもちゃんとアタリが出ていることにビックリしました。

 

 

 

DSCN6664bこの日は結局、マイクロ級は1杯も取れませんでしたが、アタリがあるときは穂先1・2ミリくらいの小さなアタリがちゃんと視認できます。(大きいアタリは1センチ動くときもありました)

 

ただ、思い返せば、この小さなアタリに、マルイカ1回目の釣行から気づけたかと言うと、怪しいです。 

 

そして、たとえアタリに気づいたとしても、反射的に掛けられたかどうかは、もっと怪しいです。

 

わたくしマルイカはこれで7回目ですが、ある程度釣れるようになってきたのは、頻繁に空アワセするようになった3回目からでした。

 

 

 

DSCN6649c

波だろうがなんだろうが怪しいと思ったら「即合わせ」します。すべてのアタリは1ミリだと思い、空アワセでもなんでも定期的に真剣に小さく鋭くアワセます。

 

この「空アワセ」こそが、上達のコツで、だんだんアタリの感覚がわかるようになる早道だとわたしは思います。

 

周囲を見ていると、釣れていない方は、アワセる回数も全然少ないです。もっと釣りたいなら、もっと積極的に、アタリの可能性そのものを増やしても良いのでは?と思ったので、「おまけ」として書いてみました^^

 

 

 

浅場マルイカゼロテン考察 ~一進一退の自作竿と多くの課題~(2015/06/13・20)

 釣行データ
釣行日 2015/6/13・20(土)
船宿 五エム丸 / マルイカ
竿1 ダイワ(Daiwa) 湾フグ X-180 穂先は自作
竿2 ダイワ(daiwa) メタリア マルイカ MH-150 穂先は自作
リール

ダイワ(Daiwa) エアド 100H

仕掛け図 仕掛け図  直結6本
水温 21.6℃
カメギ根沖: 薄濁り ゆるい 15~40m
パターン 中潮3日目  (満潮 6:00 干潮:13:01) 
月輝面 +13.2% 月齢3.5
北、弱い→南
波高 0.5-1M
天候 曇りのち晴れ
船の釣果6/13 マルイカ:5-64 杯
自己釣果(右舷ミヨシ2番) マルイカ:   48 杯
船の釣果6/20 マルイカ:4-69 杯
自己釣果(右舷ミヨシ2番) マルイカ:   68 杯

DSCN6164b過去4回の釣行で見えないアタリが数多くあることを知ったわたしは、

 

 

 

 

24611b

へたっぴでも簡単にアタリが取れる竿を求め…

 

 

 

 

DSCN6484b

とうとう自作竿への道に
迷い混みましたっ!ヽ(`Д´;)ノ 

 

ゼロテンション専用竿
デビュー戦です。

 

(ゼロテンションについての詳しくは前回の記事でまとめておりますのでよろしければどうぞ^^) 

 

 

 

S__40443907b

参考にしたのはもちろん達人の竿です。

 

とはいえ、いきなり達人のように極細に削れば、

 

 

 

DSCN6339b速攻で折れてしまうんじゃ
ないだろうか…(^o^;) 

 

でも細く削らなければ結局、アタリがわからないんじゃないだろうか…(^o^;)

 

とアレコレ思い悩んだ結果、

 

 

 

DSCN6447b

初号機はちょっと硬め穂先となりました。

 

ゼロテン時、30号のオモリで穂先が真下を向くギリギリの硬さです。(穂先にかかるオモリ負荷は6号相当です)

 

それでも、湾フグ竿よりははるかに柔らかいので
アタリはバリバリ見えると思ったのですが…

 

 

 

 

DSCN6573b

結論から言いますと

 

まだまだ見えないアタリがありました。

 

 

 

 

DSCN6289b

いや、きっと見えているのですが、30号オモリでゼロテンションができるギリギリの硬さに設定してしまったため、

 

どうしてもゼロテンションの姿勢を保つところに神経が行ってしまい、船が揺れると、肝心の「判断に迷うような微妙なアタリ」に集中しきれませんでした…。

 

 

あっ。

 

言い訳のようになってしまいましたけど^^;

 

 

改善策は簡単で翌週には克服しました。

 

 

 

DSCN6587b理屈的には、 ゼロテン時にかかる穂先へのオモリ負荷をもっと小さくすることで、より安易に道糸を張った状態がキープできるはずです。

 

つまり穂先をもっと削りこむことで、より軽い力でゼロテン状態がキープでき、より小さなアタリが取れるのではないでしょうか。

 

30号オモリでゼロテンションができるギリギリの負荷は、6号です。今回は0.6ミリの穂先で、6号負荷のゼロテンションができたので、0.3ミリにすれば、だいたい3号負荷でゼロテンションができると思います。

 

0.2ミリなら2号負荷…。

 

つまり細く削るほどより軽い力
ゼロテンが保持しやすくなるというわけです。

(詳しい理屈は前回の記事を参照ください)

 

 

 

DSCN6447b

ちなみに、これはあとから気づいたことですが、初号機のように穂先を太くするなら、オモリは40号にすべきでした。

 

そのほうが簡単にゼロテンをキープできますね。(そのぶん小さなアタリは消えると思いますけど^^;)

 

 

 

 

DSCN6487bところで…。

 

こちらの彼は、わたしのブログによく出てくる「Tくん」こと戸田くん。2週連続マルイカの竿頭で、若いのに釣りがウマいです。

 

最近はよく一緒にマルイカを釣り、
学べることは互いに情報交換しています。

 

 

 

DSCN6452b

そんな彼、…何かに憑りつかれたように毎週

 

穂先を細く…

 

細く削り込んでは…(°Д°)

 

 

 

 

DSCN6558b

ポッキーのように爽快に折りまくり…(^o^;) 

 

 

 

 

DSCN6561b

負のオーラ全開
毎回のように失意のドン底に落ちております(笑)

 

そん彼を見てしまっては、なかなか
穂先を細くする勇気がでませんでしたけど…(^o^;) 

 

 

 

DSCN6539b

0.35ミリならギリギリ折れないのでは?!

 

これならアタリ見えすぎちゃうのでは…?!!(;゚;Д;゚;)ダラダラダラ

 

 

と「2号機」ではそこそこ細くした結果

 

 

 

DSCN6575b明らかにゼロテン状態がキープしやすくなり…!

 

 

 

 

DSCN6555bそして同時にノイズも多く拾うようになりました(笑)

 

あかんあかん

 

穂先のストローク長すぎました

 

波が立ちはじめるともうノイズだらけでよくわかりません^^;

 

 

 

DSCN6599b

そんなわけで、次回作の穂先は短めに準備中で、

 

 

 

DSCN6596b

先径0.2ミリまで削り込んだ結果、サルカンの重さだけでゼロテンションができるようになりました(笑)

 

 

とまあ、細くすればいいみたいに書いてしまいましたが、

 

 

 

 

DSCN6570b

折れます(^o^;) 

 

穂先の細さは少なからずリスクになります(^o^;) 

 

細くするなら穂先のスペアが必要です(^o^;) 

 

 

…ちゅうかですねっヽ(`Д´;)ノ   

 

 

 

S__41672716b

どんなに細く削りこんでも、曲がりに対してグラス素材はそこまで弱くありません。 つまり丁寧に扱っているぶんには(0.2ミリ以上ならたぶん)折れないと思います。

 

問題なのは巻き込みです。

 

縦方向の力です。

 

根掛かりに対処しようと道糸を引っ張って奮闘していたら、いつの間にかスッテを巻き込んで、気づいたら折れていました。

 

戸田くんの穂先もほとんどは根掛かりによる巻き込みです。

 

ですから根掛かりの際はドラグを緩めてから対処するのが良さそうです。

 

あとはスッテをギリギリまで巻き上げないことですね… 。

 

 

ちょっとでも巻き込むと…

 

 

 

DSCN6558b

ポッキーです(笑)

 

 

とまあ、穂先のことばかり書いてしまいましたが

 

 

 

DSCN6561b

2回連続、竿頭の彼から得たことはこれだけではありません^^

 

 

 

 

巻き上げ速度について

DSCN6502b

6月13日―――。

 

この日の釣果は48杯と、
結果はイマイチでしたが一応、2番手でした。

 

 

  

DSCN6553b

しかし竿頭の彼は64杯、その差はなんと16杯です。  

 

この差、

 

実は巻き上げ速度の速さが一番の原因でした。

 

 

 

 

DSCN6471b

ご存じの通りマルイカの足はとても弱いです。

 

強引に巻き上げるとやっぱり切れることがあるので、今までは慎重に巻いていました。

 

 

しかし…

 

 

 

DSCN6485b

クルージング主体の渋い日は ―――

 

 

1日に1回あるかどうかの

 

 

 

DSCN6480b

連発できる流し

どれだけ取り込めるかが勝負の分かれ目です。

 

わたしのほうが先に掛けたのに、
後から掛けた戸田くんのほうが先に取り込みを開始し、

 

わたしが再投入した頃には次を掛けている戸田くん。

 

 

 

DSCN6569b

は…

 

速えぇ…(;゚;Д;゚;)

 

この点に注意して、翌週の6月20日には巻き上げ速度を速くして対応したところ、

 

 

 

DSCN6567b

それなりにバラしたものの^^; 

 

 

 

 

DSCN6585c

68杯と
大健闘ですっ!(`д´/;)/

 

竿頭の彼まであと1杯差でした…(^o^;) 

 

大きい個体の場合は、巻き上げが速すぎるとやっぱり途中でバレますが、それ以外の個体なら、スピードアップで釣果は格段に上がると思います^^

 

 

 

アタリスッテ メモ

DSCN6494b

2週とも、明るめの黄色と緑によく反応しました。写真はダイワのミッドスッテ43Sで、ダイワがこだわる0.5mmカンナの6本立て仕様。

 

この既製品にも良く乗ったのは間違いありませんが、

 

 

 

DSCN6568b

さらに上を行くのが戸田くん作成の
35ミリに詰めた元ダイワのオリジナルスッテです。

 

スッテの位置に関係なく乗ってきます。どうも「青帽」が凄まじい威力を発揮しているように思え、なんと2週連続で猛威を奮うほどの威力でした。

 

 

 

DSCN6577b

チビエビ3.5は「ケイムラ」が大活躍^^

 

いつもの「緑」はなぜか不調でしたね…。

 

 

 

DSCN6579bほか、チビエビ5を水研ぎペーパーで削り、コンパウンドで磨いたオリジナル?スッテも活躍しました。 

 

いずれにせよ
イカが小さいとやはり小さ目のスッテによく反応するようです。

 

 

そしてスッテの色は…

 

間違いなく関係ありますね…。

 

 

 

DSCN6589b竿やスッテの作り方は、いずれ詳しく紹介したいと思います^^

 

 

 

初心者でもマルイカ スソ脱出計画その1!~スッテ、仕掛け、タックルメモ~(2015/06/05)

 釣行データ
釣行日 2015/6/5(金)
船宿 五エム丸 / マルイカ
竿 ダイワ(Daiwa) A-ブリッツ タチウオ M-195
リール ダイワ(Daiwa)スポルザ150R
仕掛け図 仕掛け図  直結
水温 20.1℃
カメギ根沖: 薄濁り ゆるい 15~40m
パターン 中潮2日目  (満潮 5:46 干潮:12:49) 
月輝面 -92.8% 月齢18
北、弱い
波高 0-0.5M
天候 曇り
船の釣果 マルイカ:23-84 杯
自己釣果(左舷胴の間) マルイカ:    77 杯  (ムギ1)

DSCN6190bマルイカはくそ小さいからきっと面白くないっ!ヽ(`Д´;)ノ

 

と決め込んで今まで手を出さずにきましたが(^o^;)

 

 

 

アタリがくそ

小さくて…( ; ゜Д゜)

 

 

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ムズ面白いっすね~(σ≧▽≦)σ

 

 

 

 

DSCN6188b前回はマグレで64杯 (^o^;)

 

 

 

DSCN6286b今回もマグレで77杯取れました(^o^;)

 

 

 

DSCN5945bでも最初は訳がわからず船長にスッテを選んでもらったもんです( ̄▽ ̄)

 

というわけで今回は、はじめのうち迷いやすいスッテや仕掛け、タックルについてのごく基本的なことについてメモしてみたいと思います^^ 

 

 

 

基本的なスッテの知識 

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えっ?! 

 

こんなにカラフルなスッテなのに 「ケイムラ系」とか「ピンク系」とか分類できるんですんか?!

 

最初はこんなレベルから始まったわたくし(^o^;) 

 

 

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一見メチャクチャに見える色でも、そのスッテには「ケイムラ系」とか「ブルー系」とかの系統があるそうな。

 

 

 

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その見分け方は… 

 

 

 

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超簡単!ヽ(`Д´;)ノ

 

基本ボディ色で判断します。どう見てもカラフルにしか見えない派手なスッテも、まずはボディ色で判断します。

 

そして実際の見え方は、

 

 

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(暗い海の中を模して) 光に透かすと予測できるそうな^^

 

 

 

 

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たとえばこのスッテ。

 

パッと見は「布巻きのレインボー」ですが、
ボディはクリアな「ピンク」。

 

 

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光に透かすとボディ色で屈折し、布の色で柔らかく拡散します。

 

色の分類は…しづらいですが、

一応「ピンク系」ですかね(^o^;)

 

 

 

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布巻きスッテの定番は「ゼブラ」でしょうか。

 

状況を選ばない「茶色」と
濁り潮に強い「黄色」を持ってると重宝しますぞ^^ 

 

※2017年追記:最近は布系を使っている方をあまり見なくなりました^^; 

 

 

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そしてガス糸巻きのスッテは、

 

 

 

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布より光を通しにくい感じです。

 

 

 

 

DSCN6253bなかでもグリーンはなかなかの実力派。
日並みを選ばず強い印象です^^

 

 

 

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こちらはメタルです。

 

 

補足================= 
※スッテの種類は、その沈み具合によって「メタル」「シンキング」「フローティング」の3種類があります。基本は「シンキング」。店頭に置いてあるスッテのほとんどはシンキングです。

「フローティング」は通常、ブランコ仕掛けのみで使用します。
================= 

 

 

  

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メタルは他のスッテと違い「重い」ので、スッテの一番上に配置すると、竿を叩いたとき仕掛けの動きが良くなるそうです。

 

浅場で使用している方はあまり見かけませんが、中深場で動きの伝達が鈍いときなどに、より実力を発揮するようです。

 

  

  

DSCN5994bまたウェイト入りのスッテも、

 

 

 

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シンキングの中では誘い効果の高いスッテです。

 

 

 

 

 

DSCN5946bほかオイル入のものは、 

 

 

 

 

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竿を叩く(シェイクする)と中身が分散して
これがアピールになるそうです。

 

 

とまあ色んな種類がありますけれど^^;

 

 

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スッテの基本はクリアタイプ

 

daiwa宮澤さんの解説ページを引用しますと、

「基本的には、最近流行りの布をまとっていないクリア(はだか)なタイプをメーンにするのが無難だろう。ケイムラボディーとピンクボディーを交互に配色しながら、間に緑や黄色を上下や中間にコマセヅノとして配置する」

 

とあります。

 

もっとも日によってアタリスッテがコロコロ変わるマルイカ釣り。

 

 

 

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スッテは本当に好みだと思いますが、

 

 

 

 

20150530_131814b浅場のマルイカはだいたい小さいので、

 

 

 

 

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チビエビ3.5は人にも人気です(笑)

 

どの色も実績が高く、個人的にはグリーンと黄色がお気に入り。

 

 

 

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ほかFNネオンツートンがやたらと強い日があったり、

 

 

 

 

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FNブルのグリーンにしか乗らない流しがあったりと、

 

 

 

 

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ま~スッテ地獄ですね(笑)

 

 

 

 

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ほか一番安いハダカボディのスッテを購入して
オリジナルスッテを作るのも面白いです。

 

マッキー で塗るだけ…

 

と船長に教えてもらいました(^o^;)

 

今のところ黄色いボディに赤マッキーを塗ったものが高実績を誇っております(笑)

 

 

 

DSCN6293b配色の一例です。決まりごとはありませんが、同色は一つ見破られたら全滅するので並べません。

 

そして下のスッテにイカが掛かると手返しが悪くなるため、アタリスッテは真ん中より上に配色し直すようにします。

 

※追記:

イカの活性次第ではイカが上に浮いてこないときもあります。ですから配置換えは状況次第。下でアタリがあったスッテは下につけたままにしておくのも一手です。

 

また、スッテの良し悪しは日時や海況によって変化します。青系がよかったりピンク系が良かったりと様々ですので、触らないと思ったらどんどんスッテを変えてアタリスッテを探しましょう!

 

 

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DSCN6293eイカが色盲って本当なんですかね^^;

 

 

 

 

直ブラ仕掛け

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アタリのわかりやすさは面白さに直結しますっヽ(`Д´;)ノ 

 

それでいて取り込みでバラすと失意のどん底に落ちますっ!ヽ(`Д´;)ノ 

 

というわけで、まずは「アタリがわかりやすくバラしにくい」という「直ブラ」からはじめて、取り込みに慣れてきたら「手返しの早さ」を求めて「直結」にするというのはいかがでしょう^^

 

 

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仕掛け作りが面倒くさければ直ブラリーダーというのが売っています。浅場のときは幹間100センチ、本数は5本で十分でしょうか^^

 

 

 

 

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部品をバラバラで買うなら

 

 

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ビーズ周辺の結びは「八の字結び」さえできれば結べます。 

 

 

 

daiwa2ほか直結ブラリーダーというのも売っています。手返し重視のため上3本を「直結」にし、下2本を「直ブラ」にしてバラシを防止するという組み合わせです。この組み合わせも人気ありますね^^

 

 

 

直結仕掛け

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直結仕掛けは「スナイプビーズ」を介して
スッテを脱着できるようにします。

 

 

DSCN6196b1.スナイプビーズにハリスを通します。 

 

 

DSCN6197b2.同じ穴に、もう一度ハリスを通して折り返します。 

 

 

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3.ハリスの先端に八の字結びでコブを作ります。

 

3mmのスナイプビーズに対し、ハリス4号なら八の字結び1回、ハリス3号以下を扱う場合はすっぽ抜け防止のため2重にコブを作ることをおすすめします^^

※追記:どうやらスナイプビーズの穴の大きさにはムラがあるようです。2重コブだけでは抜けてしまうこともあるので、より確実な方法を紹介します。

ハリスの太さにかかわらず、2番の後、ハリスの先端にもう一本「別のハリス」をあてがいます。そうしてハリスを2重にした状態で、八の字結びを行います。「別のハリス」の余分をカットすれば出来上がりです。メインのハリス、別のハリスともに、わたしは4号で作成しています。

 

こうして作った輪っかを、

 

 

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カンナに引っ掛けて、締めます。

 

※追記:輪っかはカンナの中央に引っ掛けます。12本あったら6本と6本の間に引っかけます。 中途半端な場所にひっかけるとすっぽ抜けることがあるのでご注意ください^^;

 

 

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できあがりー^^

 

 

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一番上と一番下に「10号くらいの小さなローリングスイベル」をつけると糸ヨレ解消になります。もちろんすべてのスッテにつけても良いです。

 

※追記:ローリングスイベルをすべてのスッテにつけると、糸ヨレは起きにくくなりますが回転方向のアタリ(震え系)が消えやすくなります。腕と相談してスイベルは減らせるなら一番上だけに減らすと良いかもしれません。

 

 

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わたしの仕掛けは(達人の仕掛けを参考に)こんな感じです^^

 

 

 

DSCN6268bなお、底にオモリをつけたまま誘うと「根掛かり」することがありますので「捨て糸」は付けるにこしたことはありません。

 

わたしは4号の幹糸に対し、2号の捨て糸で対応しています。

※追記:実際に根掛かりしてハリスを切りたい場合、捨て糸2号だとやや切りにくいため最近は1.5号を使用しています。ただし、仕掛け投入時、なにかに引っかかるとオモリだけ飛んで行く確率も増えるのでご注意です^^;

 

 

リーダーシステムのすすめ

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ぐああああ道糸が

竿に絡んだっ!(`д´/;)/

 

なんて経験はないでしょうか^^;

 

マルイカ釣りのPEラインは1号前後と非常に細いため、取り込みの際にPEラインが竿に絡みがちです。

 

こうなると再投入が遅れるばかりか最悪ライン切れなんてことも。

 

 

 

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そんなライントラブルを解消するため「リーダーシステム」を組みます。

 

「リーダーシステム」とか言われると

 

うっ

 

と拒絶反応を示される方もおられるかもしれませんが(^o^;)

 

サルカンを使用しないで
PEラインとハリスを直接結ぶだけです。

 

一度リーダーシステムを組んでしまえば、一番上のスッテギリギリのところまでハリスを巻き取ることもできますし、PEラインと竿が直接、干渉することなく糸絡みを防げます。

 

また、下のほうについたイカも
素早く取り込むことができますね。

 

PEラインとハリスを結ぶには、ルアーでおなじみの摩擦系ノット、

FGノットが向いています。

 

 

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見てください(笑)

こんなにヘタクソでも結節強度が保てるほど摩擦系ノットは強いです。

 

FGノットで一番難しいと感じるのはおそらく「編み込み」ですが、PEラインの色が飴色に変わるほど締めるという点さえクリアすれば摩擦系ノットは非常に強いです。

 

最初は細ラインだと難しいかもしれませんので
太めのラインで練習すると良いと思います。

 

 

 

S__40714246bそれでも難しいと感じたらEZノッターラインツイスター(電動)というような(FGノットの編み込みを補助してくれる)器具もありますぞ^^

 

 

 

 

マルイカの竿とリール 

maruika-saizensen

ダイワ商品であれば、詳しくはマルイカ最前線に竿とリールの選び方が載っています。

 

 

shimanoTV

シマノTVも参考になりますね^^

 

基本的に浅場は柔らかめの竿で攻めるのが主流のようですが、

 

叩く。

止める。(アタリを見る)

掛ける!(`д´/;)/

 

この三点を重視して攻めるマルイカ釣りのこと、

繊細なアタリを見るため穂先は柔らかく、「叩く」「掛ける」といった操作性を確保するため胴は硬いほうがやりやすいと感じております。

 

使用してみた竿の一例を挙げますと、

 

 

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たとえば「深場向き」とされるメタリアMH-150。

 

深場向きなので非常に硬く、浅場に多いマイクロ級のアタリを取るのは難しいです。

 

対して「浅場向き」とされるレッドチューンM-140は、負荷をかけると胴まで曲がる6:4調子の非常に柔らかい竿です。

 

柔らかいのでアタリはわかりやすいです。しかし柔らかいのでどうしても叩きづらいです。また胴まで柔らかいので、反射的に掛けても間に合わないことが多くなるかもしれません。

 

こういったバランスを考えて好みの竿を探すことになるわけですが、浅場のマルイカは竿で半分勝負が決まると思いますので、慎重に選んでくださいね^^

 

※追記
2016年のゼロテン竿「極鋭ゲームMC-150AGS」のインプレッションはこちら

2017年のゼロテン竿極鋭マルイカレッドチューンMCの動作確認youtubeはこちら

ゼロテンションの攻略についてはこちら

 

DSCN6296bリールは間違いなくダブルハンドルをお選びください!

 

イカを掛けたら反射的にリーリングしますので、ハンドルが一つしかないと咄嗟にハンドルを握れず「空振り」することがあります

 

浅場のみで使用するなら100サイズの軽い「エアド」や「スティーレ」「ステファーノ」、中深場も考慮に入れてリールの剛性を確保するなら「スパルタン」など、

 

いずれも「ハンドル1回転あたりの巻き取り長」が70センチ前後のハイスピード仕様を選びます。

 

→ダイワメーカーのリール一覧 

 

 

竿置き

20150530_065844b第一精工の「フリースタンド 」と「置太郎 」を組み合わせて使用する方が多いです。置き太郎は「オモリ置き」として使用するみたいですね。

 

  

DSCN6228bチョイ置きホルダーは比較的リーズナブルで使い勝手も良いのですが
船穴の間隔でしか設置できないのが玉にキズ。

 

 

DSCN9705bチョイ置きキーパーは好きな位置に固定できるので
混雑時の微妙な調整も可能です。

 

またツノマットは直結仕掛けをセットできるので便利です。とりあえずスッテを掛けておきたいときや、スッテの本数を投入器の穴数以上につけたいときなど、あると便利です。

 

 

オモリについて

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マルイカといえば「落下速度が速く」「感度の良い」タングステンが有名ですが、タングステンは高価すぎるので根掛かりの可能性がある浅場には向きません^^;

 

スカリータイプにしましょう!

 

六角、または六宝タイプは
落下速度が遅いので避けたほうが無難です

 

軽いほど感度が上がりますが、あまりに軽いとなかなか落ちないので30号くらいが無難かなと個人的には思います^^(浅場なら30-40号、水深50-70メートルなら50号、水深80メートル以深なら60号が目安です)

 

 

 

カンナを研ぐ

DSCN6219b針先が鈍くなれば当然、掛かりが悪くなります。その針先をピカピカに復活してくれる「カンナくん大成功です!ⅱ

 

写真のものは11センチと14センチに対応しています。

 

ちょっと値段は張るんですが
一つ持ってると重宝しますぞ^^

 

 

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歯ブラシは…

 

 

 

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あったほうがいいですね^^ 

 

 

 

※追記

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いつの間にか勝手に飛び出して、勝手にお亡くなりになるイカさんの哀れな事故を防ぐため、「魚飛出し防止ネット」なるものを使いはじめました。

 

 

 

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あると便利です^^