生け簀のなかのマルイカ。
みな上を向いて泳いでいます。
水中に突っ込んだカメラを興味深そうに? 見ているかと思えば、ちょっかいを出そうとして手を伸ばすと、警戒心をあらわにして墨を吐く子もいます。
さぞかし仕掛け投入後は上から落ちてくるスッテをよく見ていることでしょう…!( ✧Д✧)ピキン
なので仕掛け投入後すぐは、竿を叩いたりしてアピールせずとも触ってくる可能性が高く、
着底したらまず穂先の動きをピタリと止めて
アタリを見るというのがセオリーかと思います^^
ところで、マルイカは外見がヤリイカに似ているので大人しいイカと思われがちですが、むしろイタズラ好きで、アオリイカのように好奇心が旺盛とも、警戒心が高いとも言われています。
知能が高そうなイカですね。
スッテに興味を示すと
普段は折り畳んで見えない「触腕」を
にゅ~と伸ばして触ってくるそうですね^^
マルイカも興奮するのか触りが激しくなることも(^o^;)
というわけで着底後、少し待っても触ってこないときは
竿を叩いてアピールしたり、
それでも触ってこないときは、
仕掛けの全長以上を巻き取って一旦、イカの視界からスッテを完全に消去し、ふたたび仕掛けを落とし直す巻き落としを行うと、興味を示して触ってくる可能性が高くなるようです。
ただし、マルイカは警戒心が高いとも足が遅いとも言われているため、スッテに触らせる「間」を与えることがとても大切だそうです。
誘ったあとは…
止める
といったメリハリがマルイカには有効だそうです^^;
画像はイメージです(笑)
マルイカのアタリは、イカの大小に関係なく「わかりやすいアタリ」と「わかりにくいアタリ」が存在します。
穂先がクン、と下に入るようなわかりやすいものから、
かすかに穂先の揺れを感じる
かすかに穂先が浮いた
かすかに穂先がモタレる…
といった微妙なものまで様々ですが、いずれにせよ
アタリを感じたら
即アワセっ!(`д´/;)/
アワセは小さく鋭くが基本だそうです。
たとえば直結仕掛けで大きく合わせると、その反動でイカが抜けてしまったり、掛けたそばからイカの足が千切れてしまうことがありますね^^;
…
もちろん、仕掛けを回収したときスッテに墨がついていれば、それは乗っていた証拠。
マルイカのアタリは一般的に「逃げるときに出る」と言われています。裏を返せば、スッテを抱いた瞬間にはアタリが出にくいということですから、
3~10秒に1回はアタリがなくても「空アワセ」すると、効果的なのだそうです。
まとめますと、
浅場マルイカの釣り方まとめ
- 着底したら糸フケを取って穂先を注視(根掛かりを避けたい場合は少しオモリを浮かす)
- アタリがあったら即アワセ
- アタリがなければ竿を叩いて → しっかり止め → 穂先を注視
- 3番を2回くらい繰り返しても触らないときは「巻き落とし」を行う
- そもそもアタリがないときは、1メートルくらい棚を上げてみる
渋いときの「巻き落とし」はかなり重要ですね^^
さて、水深が浅いので「底釣り」が基本となる浅場マルイカ。より多くを釣ろうと思ったら、底釣りのテクニック「ゼロテンション」は無視できないかもしれません。
というわけで次回、本格的にゼロテンション考察ですっ!!ヽ(`Д´;)ノ