タチウオ料理は数知れず、
釣り味のみならず食味のほうも大満足~^^
さらに捌き方も簡単とあっては、
もう釣りに行くしかありません???
タチウオの捌きかた
歯が鋭いので、触れないように気をつけながら、
水でさっと洗います。
胸ビレの下に包丁を入れて、頭を落とし、内蔵を取り除いたら、
水で洗い、中骨をしごいて血と一緒に血合いを取り除きます。
またお腹に黒い膜がありますので、
指でこすってこれも取り除きます。
食べやすい大きさにカットします。
よほどの大型でない限り3等分が適当かと思います。
次いで、焼き物にする場合は、
背ビレと腹にある鋭い骨を取り除きます。
図のように包丁を入れ、
こんな感じに取り除きます。
焼き物にする場合はこれで下処理完了です。
簡単ですね^^
なお、刺身にしたり、一夜干しにする場合は、上記の「背ビレと腹にある鋭い骨を取り除く工程」を無視して3枚に卸します。(もしくはこの工程を踏んでから3枚に卸しても、どちらでも大丈夫です)
スープ・ラーメン
タチウオの頭やアラはけっこう良いダシになります。
タチウオは「歯」も「骨」も「エラ」も鋭いので、ヘタに触れず、
頭は出刃を落として真っぷたつにし、エラごと下半分は捨ててしまうと簡単です。
「塩」ベースに「酒」「醤油」少々のみ。
「刻み生姜」を入れてさっぱり頂いてもいいですね^^
少量のアラでもけっこう濃厚^^
また、中骨など、白身のついた多くのアラで2時間ほど煮込むと、
濃厚な白いスープが取れます。
またはタチウオを丸ごと何本か贅沢に煮込むと
相当に濃厚なダシがとれますから、
塩、酒、醤油を加えただけのシンプルなスープに
お好みで肉やネギを加えて「醤油ラーメン」にしても旨いですねぇ^^
骨せんべい
中骨は、少量の塩をふって5分。
水気を出したらキッチンペーパーで拭き取り、
フライパンに多めの油をしいて弱火でじっくり10~15分程揚げると、
骨せんべいになります。
これは良いおつまみになりますよ^^
フライ
「塩こしょうしたタチウオの切り身」を、
「小麦粉」>「溶き卵」>「パン粉」の順につけ、
180℃の油で3分ほど揚げるだけ~^^
タチウオのフライは定番メニューですね^^
炙りのお刺身
タチウオは皮を引けない魚として有名ですね。
しかし皮はけっこう口に残るので、
お刺身にするなら私は意地でも皮をとります(笑)
そんなわけで、
炙りが簡単でおいしいです^^
「腹身」には当然ですが「腹骨」があるので、
真ん中の部位を炙りにすると簡単です。
ガスバーナーがあれば一番てっとりばやいですが、
ないときは串に刺して直火でもいけます。
炙ってから冷蔵庫で冷まさすと脂質が変わってしまうので、
食べる直前にさっと炙るのがおすすめです^^
塩焼き・ムニエル
まずは塩焼きですよね~^^
もちろんとても美味しいですが、
ひと手間加えてムニエルにするとまた別格かと思います^^
ムニエルは、まず塩こしょうします。
こしょう強めでスパイシーもいいですね^^
次いで、片栗粉か、なければ小麦粉をまぶして余分をはたきます。
オリーブオイルでしっかり両面を焼いてパリッと仕上げ、
最後にバターを絡めて風味をつけます。
レモンの酸味とパリッとした触感がまた絶妙です^^
料理初挑戦の方でも決して難しくないタチウオ料理。
あとはたくさん釣れるよう腕を磨くばかりですね^^