相模湾カツマグ・コマセ近況報告とエビング挑戦!!(2017/08/22)

釣行データ
釣行日

2017/08/22 (火)

船宿 五エム丸/カツオ・キハダ船
竿(エビング) Daiwa ソルティガAP J66XHS
リール(エビング) Daiwa キャタリナ4500H
ジグ(エビング) 2WaySpiky-semilong-round 250g
天秤(エビング)

エビング専用直線テンビン (ショックリーダー:ナイロン 40号/140lb2m、結節はPRノット)  PE4号300m(ラインはフッ素加工済み

ワーム エビングスティック
マグロ仕掛け ハリス20号2.8メートル 針 2/0
水温

26度

澄み 緩い メインの棚 15~20m(カツオ)

パターン 大潮3日目  (干潮 11:05 満潮 17:50 )
月輝面 0.2% 月齢0.3

南 ほどほど

波高 0.5-1M
天候 晴れ
船の釣果

キハダマグロ:18.5 kg    1本 本ガツオ :2.5-4.2 kg 0-3 本

自己釣果(お立ち台) キハダマグロ:18.5 kg    1本

城ケ島の船団

メインの釣り場が変わりましたね!

 

8月も後半戦に差し掛かりパヤオ主体の釣りが影をひそめ、変わって舞台となっているのは城ケ島から沖の瀬にかけてのストップ&ゴー。

 

katsuobパヤオと違ってまーカツオがデカいので、

 

20170819_185710bうまー (*≧∀≦*)

 

ちゃうちゃう、

 

カツオがデカいので、
仕掛けもそれなりに強くないと切られることもあります^^;

 

では復習からいってみましょー♪

 

ストップ&ゴーのコマセカツオ

glove水深15メートルで掛かる3㌔オーバーのカツオは想像以上の強烈な引き。オマツリ回避のため、ドラグを締めての強引なやり取りが求められます。

 

細軸の針はカツオの口を裂きバラしやすくなるため、

 

DSCN0550b

カットヒラマサ14号 ⇒ フロロカーボン14~16号。
環付ヒラマサ14号 ⇒ フロロカーボン14~20号… 

 

あたりの太めがお勧めです^^

 

狙う魚は基本的にコマセにつくわけではなく、船下を通り抜けるだけの魚です。なのでハリスの太さ云々というより仕掛けの投入スピードが肝ですよね^^

 

tounyu投入の合図があったら素早く仕掛けを投入し、たとえば仕掛けが3メートルなら指示棚より下2~3㍍くらいから数回に分けてコマセを振って、棚でアタリを待つ…。

 

もし、これだけの単純な動作でテクニックに差がでるとしたら、それは棚の取り方と潮読みかもしれません。

 

たとえば潮が速いときは、ハリス3㍍より
4㍍のほうがコマセと針の潮馴染みが良いかもしれません。

 

または取り込みの優位性を鑑みハリスは3メートルとするなら、たとえばコマセを棚下1㍍で数回振って、棚でアタリを待つ等、コマセの撒き方次第で速潮に対応することもできます。

 

「魚の水流」がわかるなら、
その位置から潮を読んでコマセを撒きますね♪

 

コマセ釣りですから「棚取り」または「コマセと針の同調具合」で差が出るのは当たり前と言えば当たり前ですね^^

 

yaritoriカツオとのやり取りは、口の弱さを考慮し、魚が突っ込んだときだけ耐える(リールを巻かない)。でも少しでも巻けるならガンガン巻いて、カツオの頭を上に向け主導権を握るのが最大のコツです。

 

ドラグは決して緩めません。

 

緩めようものなら複数人を巻き込んでのオマツリに展開し、バラすどころかオマツリほどきに時間をとられて釣れる時合いを逃します。

 

決して緩めない、できるだけ走らせない。

 

それでも船が込み合えばオマツリは避けられませんから、声を掛けあって魚の取り込みを優先します。

 

そして取り込みで強引に手繰り寄せるにはグローブ必須です。(わたしはいつも300円くらいのグリップグローブを購入し親指・人差し指・中指をカットして使ってます)

 

katsuo4上達の早道は「強気」であります(*≧∀≦*)

 

 

ストップ&ゴーのコマセマグロ

magub

8月から9月にかけてのマグロは、カツオの遊泳層の下につき、カツオよりやや遅れて船下に入ってくることが多いです。

 

五エム丸の場合、指示棚はカツオなので、マグロを狙いたい人は指示棚の下5~10メートルあたりを好きに狙います。

 

※五エム丸では公認のやり方ですが不安な方は朝、船長に聞いてください。時期によってはその限りではないときもあります。

 

ただ、指示棚はカツオと言えど、それまで15メートルと浅かった指示棚が突然、30メートル等深くなったなら、それはマグロの指示棚に変わった可能性が高いです。カツオとマグロの群れが分離し、船長はマグロのほうを追いかけはじめたということですね。

 

「マグロ狙いますからね、仕掛け変えてください」

なんてアナウンスがあったなら、リーチ。

 

僚船でマグロの様子があった等、
釣れる可能性が高いからマグロの仕掛けに変えるわけです。

 

doyo8/19土曜日はカツオとマグロの混成ナブラ。カツオ下10メートルの棚で、仕掛け長4.5メートルの方に21㌔のマグロがヒット。

ハリスは14号です。

 

8/20日曜日はマグロの指示棚で、仕掛け長7メートル(目測)の方に30㌔のマグロがヒット。

ハリスは30号です。

 

8/22火曜日はカツオとマグロの混成ナブラ。カツオ下5メートルの棚で、仕掛け長3メートルの方にマグロがヒット。

ハリスはたぶん20号。

 

いずれも仕掛け投入直後のアタリです。

 

前アタリがあったら合わせてくださいね!
放置すれば針を飲まれてしまいます。

 

難しいのはハリスの長さですね…。

 

基本的にはカツオの考察と同じで、その日の潮流によってコマセに馴染む最適なハリス長が変わると思います。いろいろ試すのみ。

 

あとは、自分の下をマグロが
通過してくれることを祈るのみでしょうか(^^;

 

ストップ&ゴーのエビング

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8月5日エビングのKさんは3ヒット、2ゲット。

 

バットエンドをファイティングベルトに固定して縦にシャクリ上げるロングジャークの村越スタイル。または脇挟みスタイルでも縦のジャークでヒットさせていました。

 

 

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8月20日エビングのMさんは3ヒット中2ゲット。この日はなんと4人のアングラー中、マグロのアタリを出せたのは彼だけです。凄いですね!

 

  • やはりロングジャークでシャクリ上げる脇挟みスタイルで、マグロ狙いにしては柔らかめのジグロッド
  • ジグはロングジャークにも対応の「2WaySpaiky-long」250gで落下速度重視。
  • ワームはエビングスティックのケイムラ1個付、2個付でそれぞれヒット。

 

DSCN1030bお二方に共通しているのは、

 

  • 落下速度重視
  • ロングジャーク
  • ロングジグ(ジャーク時の横っ飛び重視?)
  • ワームはエビングスティックのケイムラ

 

といった内容を参考にさせていただきまして、今回試したのは…

 

Skill Jig-L320g

DSCN0949b

 

キレのあるロングジャークが最もSkill Jig -Lの能力を引き出す方法。
潮抜けは抜群で…(中略)この特性はアングラーに掛かる負担を最小限におさえ、”釣り続ける”ことを可能にしています。(説明書より抜粋)

 

という説明だけでも、エビングにピッタリなジグだと思います^^

 

…ただ320gは自分には重すぎました笑 

 

バットエンドを竿尻に固定して縦にジャークする方法であれば、そんなに重く感じません。でも脇挟みスタイルでのジャークは筋力必須^^;

 

残念ながら22日は時合い後に試したためか、ヒットには至らず…。

 

2WaySpaiky-semilong-round 250g

DSCN1024b

 

ROUND(ラウンド)はリトリーブ(横引き、垂直引き)が得意で、直線的に沈下するモデル。素早く魚探反応に送り込め、バイトチャンスを増やします。 ROUNDは水の抵抗が少なく引きおもりが少なく扱いがイージー。
FLAT (フラット)は小さな入力で真横(食わせの姿勢)を向かせることができ、水平姿勢をキープしたままのスーパーバイブレーションフォールが得意技(TamaTV)より引用

 

という説明内容から、初心者向きなのはSemilong-ROUNDかなーと思ってコレをチョイス^^

 

magubヒット時のジャークは脇挟みスタイルで、

 

  1. 穂先を下げた状態から約2メートルジャークしてビタ止め。一呼吸置き、
  2. リールを2回転(約2メートル)巻きつつ穂先を下げ、すぐさま1の動作に戻る

 

というものでしたが、フォール能力に長けるジグなら
2番のリーリングは1~1.5回転のほうが良いでしょうか?

 

など、 ジグの動きを考えながら、
その日のパターンを探ると面白いですね^^

 

 
今回はエビングがメインの動画です♪

 

ちなみに、

  

DSCN1045bジクにもアタックがありました!!(`д´/;)/

 

これはつまり…

 

エビングよりジギングのほうが
良いときもあるということなんでしょうか…(꒪⌓꒪)?

  

澄み潮カツオ・流しっぱなしテク2017!!(2017/08/12)

釣行データ
釣行日 2017/08/12 (土)
船宿 五エム丸/カツオ・キハダ船
竿 自作(1900mm 先径2.2mm元径13mmのグラスソリッド)
リール シマノ(SHIMANO) ティアグラ30A
ビシと天秤 青物バスター100号プラスミキサー50号
305式 NH型天秤
天秤とショックリーダーの結節具

トローリングスナップ5号 (ショックリーダー:ナイロン 60号/200lb4m、結節はPRノット
 PE10号500m(ラインはフッ素加工済み

カツオ仕掛け ハリス16号 3メートル弱 14号
(各メーカーの針の重さはこちらで比較
マグロ仕掛け ハリス20号4.5メートル  18号
水温

26度

やや澄み 緩い メインの棚 5~20m

パターン 中潮4日目  (干潮 7:35 満潮 13:58 )
月輝面 80.4% 月齢19.7

北東 弱い

波高 0.5-1M
天候 雨のち晴れ
船の釣果

本ガツオ  1-3.5 kg 0-6 本

自己釣果(右舷ミヨシ) 本ガツオ               6 本

パヤオの船団

この日は雨の中、船団に混じってパヤオの4号ブイからスタート。しかしカツオが回ってこないので早々に離脱です^^;

 

こんな日はマグロパターンかも…(꒪⌓꒪)

 

なんてドキドキしていたら、

 

カツオマグロ20170812海図相模湾のど真ん中で
カツオ発見!!ヽ(`Д´;)ノ

 

 

流しっぱなしの船団なんと、パヤオでもないのにカツオがコマセについて「流しっぱなし」になるという珍事が発生しました^^;

 

相模湾のど真ん中で、コマセに慣れた不思議なカツオ…?

 

もしや「濁り潮」を嫌ったパヤオのカツオが、「澄み潮」を求めてこの海域にやってきたのでしょうか。

 

こませポイ、と水面にコマセを撒くと、どこからともなくカツオがやってきて、あっという間に8割方のオキアミをたいらげて、どこかへ消え去ります。

  

カツオは澄み潮だと広範囲にエサを確認できる証拠です。

 

これぞカツオが澄み潮を好む理由でしょうか…。

   

とにもかくにも棚さえ適当に合っていれば、どこからともなくカツオがやってきて、忍者のようにエサをかすめ取っていきます。

 

こうなると重要なのは手返しのスピード。

 

kuwaretaエサの有無は頻繁にチェックする必要がありそうです。

 

この日はどの船も様子が悪かったことから、忍者ガツオにやられた方も多かったのではないでしょうか^^;

 

いずれにせよ、

 

temochi手持ちスタイルで前アタリを取ろうにも、目感度に出ないこともしばしばあるのだから困りました

 

アタリが見えない…

 

こうなったら、手感度を頼りに
わずかな振動を感知してアワセるしかない…!

 

dorua

どっせい!!(`д´/;)/

 

 

sureえっ(^o^;) 

 

スレ掛かり…

 

まさかカツオも、イサキのようにエサを良く見て食べるから目に掛かったのでしょうか?!

 

こんなことは初めてですが…

 

新釣法ならではの結果と言えそうです^^;

 

katsuo1kg

うーむ。

 

このサイズがイタズラしてくるのかな。 

 

dobonn

海へお帰りー^^

 

 

thanks

まじかー!!(`д´/;)/ 

 

…。

 

 

 

 

亀が迎えにくるかしら…(꒪⌓꒪)

 

と、ここで

 

重大なミス 

bishiひとつ重大なミスを犯していたことに気づきました。

 

水深10メートル前後であるのに
ビシを150号のままやっていたことです。

 

なぜもっと軽いビシに変えなかったのか…。

 

目感度や手感度でアタリを取る釣りならば、オモリは軽いにこしたことはありません。

 

150号じゃそりゃあ感度も鈍くなるわなーわっはっは^^;

 

大反省です…orz

 

とまあ、

 

katsuoだいぶマニアックな話になってしまいましたが、普通に釣っている方がほとんどです笑

 

今回の話はゲーム性を上げたい方のみ
参考にしていただければと思います^^;

  

余談:パヤオ&流しっぱなしのコマセカツオについて

komase

コマセ釣りは、針単体では喰わない魚に対し、コマセを撒いて、針をコマセに馴染ませるから、「カツオが間違って針を喰う」と考えます。

 

ですから針がコマセに馴染んでいない状態では
喰いが悪いのは当り前です。

 

針をコマセに馴染ませる。⇐最重要

 

その直後にアタリがくる。

 

そんな理想を実現するために、
水流を感じ取ろうというのが前回のお話でした。

 

  1. 水流を感じたなら、ビタ止め
  2. そこからコマセを振ってハリス分弱巻き上げる
  3. 手持ちで
  4. 繊細な前アタリ(目感度または手感度)を察知 ⇒ 即掛け

 

そんな釣り方の提案をもとに、パヤオのカツオはキメジも混じるため、「ナイロン16号、針ヒラマサ13~14号が推奨」と書きました。

 

ですがこれはしつこいようですが
コマセが馴染んでいることが前提条件です。

 

なのでもし、コマセが馴染みきっていない状態でも食わせたいと思うなら、やはり見切られにくい「細ハリス・軽量針」のほうが喰いは良いと思います。

 

「細ハリス・軽量針」については、
今後の研究課題にしようかと思います^^  

パヤオのカツオテク新提案?!(2017/08/07)

釣行データ
釣行日 2017/08/07 (月)
船宿 五エム丸/カツオ・キハダ船
竿 自作(1900mm 先径2.2mm元径13mmのグラスソリッド)
リール シマノ(SHIMANO) ティアグラ30A
ビシと天秤 青物バスター100号プラスミキサー50号
青物バスター120号
305式 NH型天秤
天秤とショックリーダーの結節具

トローリングスナップ5号 (ショックリーダー:ナイロン 60号/200lb4m、結節はPRノット
 PE10号500m(ラインはフッ素加工済み

カツオ仕掛け ハリス16号 3メートル弱 14号
(各メーカーの針の重さはこちらで比較
マグロ仕掛け ハリス20号4.5メートル  18号
水温

27度

薄濁り 緩い メインの棚 20~40m

パターン 大潮3日目  (干潮 10:54 満潮 17:51 )
月輝面 99.6% 月齢14.7

南 弱い

波高 0.5-1M
天候 晴れときどき曇り(台風5号直前)
船の釣果

本ガツオ  1-3.5 kg 1-8 本
キメジ  4.7-7.9 kg 0-2 本

自己釣果(右舷ミヨシ) 本ガツオ               8 本

DSCN0924bどぉして毎年
8月の味しいんでしょうねー(๑>ᴗ<๑)

 

脂がそんなに乗っていなくても
旨み引き立つ塩カツオ(σ≧▽≦)σ

 

これ、皮面に荒塩をふってバーナーで炙った「カツオのタタキ」なんですけど、レモン汁やポン酢で食べると風味がたまりませんねー(*≧∀≦*)

 

パヤオのカツオは難しい?

payao4gouV

さて、パヤオのカツオはちょっと難しいというお話です。

 

パヤオのカツオが難しいと感じる原因は、おそらくストップ&ゴーのカツオに比べ、遊泳スピードが遅いからです。

 

ストップ&ゴーのカツオが自身の遊泳スピードで勝手に針掛かりしてしまうのに対し、パヤオのカツオはゆったり泳ぐので、アタリが出る前に針の違和感に気づいて、針だけを吐き出してしまうから難しいのだと思います。

 

chipuそんなパヤオのカツオに特化した攻略法のひとつとして、

 

======================
パヤオで釣れるカツオは1~2㌔と小さなカツオがメインです。そこで「ハリスを10号くらいに細くして、針も小さなものを使用する」というテクニックで数釣りをこなす方もいるようです。
======================

前回書きました。

 

ただ、わたしの考えはちょっと違って、その推奨はナイロン16号、針ヒラマサ13~14号だったりします。

 

この話はちょっと深いので簡単に私見を述べますと、

 

  • フロロカーボンの10号よりナイロンの16号のほうが強くて柔らかい
  • ナイロンはフロロカーボンより比重が軽いため、潮の影響を受けやすい。なので(ハリスが短く、針が重い場合は)やや太めのナイロンのほうが針の動きの不自然さを解消しやすいと考える。
  • 針が小さすぎると物理的に掛かりが浅くなり、バレやすくなる。またパヤオでも7㌔越えのキメジが掛かることもあるので、それにも対応できるサイズの針が良い。

 

そんな理由から、組み合わせとしては「ナイロン16号、針ヒラマサ13~14号」がちょうど良いなと個人的には感じています。

 

ナイロンは激安ながらけっこう強いこちらのハリスがおすすめです。この日もハリスが切れることなくパヤオを満喫できました^^

 

hariちなみに「針が大きいと喰わない」のではなく、「針が大きいとすぐ吐き出される」というのが正解だと思います。

 

「仕掛けを回収したら、いつの間にかエサを取られていた」なんてことはないでしょうか。

 

chipu

針を吐き出された証拠です。

 

一度は針を口にしているわけだから、知らず小さな前アタリが出ているかもしれませんよね…。

 

そう…。

 

マルイカのように繊細なアタリが…^^;

 


というわけで実践いってみましょー(*≧∀≦*)

 

動画の補足

・仕掛けの落下中に魚の水流を感じたら、その場でコマセをドバッと撒けば即アタリに繋がることが多いです。アタリはハリスが張った瞬間に出るため、コマセを振るときにハリス分弱、巻き上げるのが即アタリを得るためのコツかもしれません。

 

・水流を感じるにもかからず、即アタリが出ないなら、喰い渋っているのだと思われます。そんなときは針をフワッとコマセに馴染ませるべく、コマセを振るときはハリス半分くらい巻き上げると良いかもしれません。

 

・仕掛けの落下中に魚の水流を感じないようなら、周辺に魚はいないです。そんなときは、いずれ回遊してくるであろうカツオを想定し、コマセを撒かずに置き竿にするのも有効でした。アタリは置き竿でも、穂先に「モタレ」や「浮き」等、違和感レベルで出ることもあります。もちろん違和感を感じたら即アワセです^^

 

相模湾コマセカツオ・キハダマグロ船開幕2017!! (2017/08/05)

釣行データ
釣行日 2017/08/05 (土)
船宿 五エム丸/カツオ・キハダ船
竿 自作(1900mm 先径2.2mm元径13mmのグラスソリッド)
リール シマノ(SHIMANO) ティアグラ30A
ビシと天秤 青物バスター100号 & プラスミキサー50号
青物バスター120号
305式 NH型天秤
天秤とショックリーダーの結節具

トローリングスナップ5号 (ショックリーダー:ナイロン 60号/200lb4m、結節はPRノット
 PE10号500m(ラインはフッ素加工済み

カツオ仕掛け ハリス16号 2.25メートル 15号
(各メーカーの針の重さはこちらで比較
マグロ仕掛け ハリス20号4.5メートル  18号
水温

26度

濁り~薄濁り 緩い メインの棚 20~40m

パターン 大潮1日目  (干潮 9:27 満潮 16:39 )
月輝面 93.3% 月齢12.7

南 弱い

波高 0.5-1M
天候 曇りのち晴れ
船の釣果(2隻の高低) キハダマグロ5.2-28.4 kg 0-2 本 
本ガツオ1-3 kg 0-5 本 
自己釣果(右舷ミヨシ) キハダマグロ:    18.4㌔ 1本

10801693_1571465379735268_7752380825227117056_b

魚が船下を通り抜けるタイミングは
一瞬であることが多い初期のストップ&ゴー。

 

初期のコマセカツオ・マグロ釣りでは、
どうしても投入スピードがカギを握ります(パヤオ周辺での釣りを除く)

 

船長の投入合図ですぐさま仕掛けを落とせるよう心掛けることはもちろん、ビシを重くして速潮に対応、できるだけ早く仕掛けを棚に持っていくことが「アタリ」を得るための近道ですよね^^

 

スピード重視のため、コマセも丁寧なフォームで撒く時間があるのなら、雑なフォームでも1~2振りで素早く程よく出せるセッティングにすることも大切かと思います。 ※青物バスターであれば下窓全閉(といっても1mmくらい開けておく)。上窓1/3~1/2。コマセを出しすぎず、それでいて少なすぎない設定です。コマセは通常6~7割で、ドバッと出したいときほどコマセを少なめに詰めるのがコツです!。コマセを多く入れすぎると1回目の振りで全くでないので要注意です^^

 

DSCN0844bそこでとうとう私の定宿五エム丸でもビシの推奨が120号になりました^^

 

最低100号。

 

できれば120号。

 

棚が深いときや速潮では150号…。

 

サニービシであればプラスミキサーでオモリを増すこともできますので、活用しない手はないですねーっ(σ≧▽≦)σ

 

※サニービシの緩みが気になる方はこちらの記事も参考にどうぞ!

  

2017年相模湾コマセカツオ!!

キハダマグロ船開幕でありますっ!!(≧∇≦) 

 

開幕!!

payao1gou-v

この日はのっけからパヤオの1号ブイ(城ケ島西沖にあるブイより北西方面にあるブイ)に魚が集まっているようでした。

 

パヤオでの餌釣りは、漁協との協定により「7時までエサを撒いてはいけない」という妙なルールがあり、7時までは各船待機

 

ならば、

 

ebing暇つぶしに「エビング」でもやってみましょー(σ≧▽≦)σ

 

エビングやジギングなら、餌を撒かないので
時間前にやっても良いということですね^^ 

 

ebing3

ここでルアーマンのKさん、エビングで
キメジHIT!! (`д´/;)/

 

ワームはエビングスティックのケイムラ2個付けです。

 

むむ、となると昨年と同じくケイムラ
今年もマグロ系には強いのかもー(*≧∀≦*)

 

コマセ釣りのゴング!!

payao1gou-v3「はいどうぞ15~20㍍!」

 

パヤオでのコマセ釣りは、漁礁 についた魚の回遊ルートを待ち伏せする釣り方になります。

 

良いポイントに入るべく時間前には船長同士の見えない戦いがすでに始まっていたりしますね笑

 

仕掛けを投入し、指示棚の範囲内に魚の気配があれば、その棚でドバッとコマセを撒けば即アタリを拾えることもあります。

 

魚の気配がないときは、コマセを振らずに、指示棚にビシを置くだけにして、船の揺れだけでコマセをポロポロ撒きつつ、魚の回遊を待つ…といったテクニックも有効になってきます。

 

しかしこの日は…(^o^;)

 

7時になりコマセ釣りのゴングが鳴っても
カツオは各船でポツポツ当たるのみ。

 

単純に渋いだけなのか…。

 

それともパヤオの小ガツオには特殊なテクニックが必要なのか…。

 

DSCN0880b昨年同様、パヤオで釣れるカツオは1~2㌔と小さなカツオがメインです。

 

そこで「ハリスを10号くらいに細くして、針も小さなものを使用する」というテクニックで数釣りをこなす方もいるようです。

 

ところがこの日は、ハリス22号の方に喰って、
より細いハリスの方には喰わなかったりと、おかしな状況

 

どうやら台風5号の影響なのか
日増しに潮が濁ってきているようです。

 

カツオは「暗い潮」「濁り潮」を嫌うというのはもはや定説ですが、

  

suichu

やはりと言うべきか釣れない理由は自分の仕掛け周辺に魚がいないからでした^^;

 

いずれにせよ…。

 

喰わないカツオに用はありません笑

 

こんなときこそマグロの気配があるものです!!(*≧∀≦*)

 

離脱!! 

payao1gou-v2

喰い気のないカツオに見切りをつけて7時半にはパヤオを離脱しました。

 

「どうもマグロっぽいですからね。仕掛け変えてください」と船長のアナウンスがあったのは平塚沖あたり。

 

そして…

 

0950

9時50分エビングのKさんにヒット!! 

 

 

1000見事21㌔をキャッチ(σ≧▽≦)σ 

 

そこからトモのほうで3回ヒットがあったものの、
いずれもハリス切れ

 

1245

12時45分にはもういっちょエビング」強いぞーっ(*≧∀≦*) 

 

1305

見事28.4㌔をキャッチ(σ≧▽≦)σ 

 

その後、場所は大磯南沖へと移動して… 

 

133013時半にはコマセでも19㌔があがりました^^ 

 

そしてとうとう納竿の14時となり…

 

「はい、次の流しであがっていきますからねー」

 

という船長のアナウンスとともに、「今日はオレの日じゃなかったか~」なんて、みなさん片づけモード。

 

あれぇー(T⌓T)

 

わたしまだノーヒットなんですけどぉ…(T⌓T)

 

マグロやカツオのストップ&ゴーという釣り方は、自分の仕掛け周辺を魚が通過しないとチャンスはありません。

 

だからどうしても運があります。

 

こればかりは仕方ない…というよりは、覚悟の上での釣りです。

 

だからまずは運を引き寄せたい…!

 

DSCN0882b

ここまでコマセ釣りでヒットがあった方の仕掛けはみなハリス5㍍以上。 

 

わたしは6㍍でした。

 

そこで船長にアドバイスを求めると、

 

「全部通り抜け一辺倒の魚だからね。仕掛けは4メートルもあれば十分だと思うよ」 

 

正直なところ、5メートルで喰うなら4メートルでも6メートルでも、コマセワークさえちゃんとイメージできていれば喰うと思っています。

 

ただ…。

 

今のところ6メートルではカスリもしないので…

 

 

ここは流れを変えるべく…(°д°)

  

 

船長を信じるのみ( ✧Д✧)ピキン!!

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

HITうそでしょー
q(≧ε≦*)三(*≧ 3≦)p 

 

 

DSCN0893b

小ぶりだったせいか楽しむ間もなく
ゴリ巻きであっさり上がってきちゃいましたけど^^;

 

でもやっぱりマグロは釣れると嬉しいですねーっ(*≧∀≦*)

 

 

DSCN0891bバッチリ閂!!

 

仕掛けは昨年と同じくケイムラ仕様です^^


この日の様子を簡単にではありますが動画でまとめてみました♪