【マルイカ】柏崎達人にお会いした日【前篇】(2017/05/14)


行データ
釣行日 2017/5/14(日)
船宿 長三朗丸 / マルイカ船
竿

自作竿(2017年度版藤沢ブランク – 並継部分4.5㍉)

リール

shimano スティーレ100XGPE0.8号200m)

daiwa スパルタンRT TW 100XHPE0.8号200m)

オモリ タングステン50号 スカリー60号
ハリス  直結:ホンテロン + R18の直結び (感度良好硬調ハリス)
仕掛け図 仕掛け図  幹間1.2㍍ 直結8本
研ぎ器 カンナくん大成功です
竿休め チョイ置きキーパー
ツノマット ツノマット300
投入器 Daiwa イカヅノ投入器 6本 ピンク
水温 18.2℃
亀城根沖: 薄濁り 50~60m
パターン

中潮2日目  (満潮6:00 干潮 12:57) 

月輝面 90.7% 月齢 17.6
北 弱い
波高 0-0.5M
天候 曇り
船の釣果 ムギマル:1-66杯

自己釣果(右舷ミヨシ2番目)

ムギマル:   47杯(2番手)

DSCN6164b 

「あれが達人だよ」

 

2015年5月―――マルイカ初挑戦の日。

沖上がり直前に見た柏崎さんはまさに神でした。

 

DSCN6685bたった1流しでその日わたしが釣ったをひっくり返してしまうような超絶テクニックゼロテンション。

 

柏崎さんのゼロテンションは、2015年につり情報で紹介され、のちにメーカーを動かすほどの流行を作り、関東に広まりますが、

 

DSCN5985cこの日わたしはマルイカ初挑戦で
何が起きているのか理解できないまま

 

どうやって釣っているのだろう…(꒪⌓꒪)

 

凄い…(꒪⌓꒪)

 

いつか自分もあんなふうに釣れるようになるだろうか…(꒪⌓꒪)

 

…(꒪⌓꒪)ムリクネ?

 

DSCN6460b日を追うごとに憧れと尊敬の念は強くなり、

 

自分なりに穂先を作りはじめ、

 

hosaki4ようやく「水深」と「ゼロテンション」の負荷の関係に気づき、

 

 

DSCN0079b潮流の負荷をキャンセルすべく
水深10㍍毎に穂先のバランスを試すようになった2017年。

 

あれから2年です。 

 

少しは近づけたでしょうか…(꒪⌓꒪)

 

 

長三朗丸!!

DSCN0011bこの日は常宿「五エム丸」の「マルイカ船」が休船だったので急遽お世話になったのはお隣、あぶずり港の「長三朗丸」さん^^

 

五エム丸の常連6名で
こぞって行くことになりました。

 

 

mousouzoku

なんと。 

 

達人は「たいぞう丸」だけでなく「長三朗丸」にも乗るのですね。

 

 

mousouzoku3

えっ?!

 

達人の隣で釣りができる?!!

 

超絶テクニックが間近で見れる?!!

 

もしかしてお話できる?!!

 

こんなチャンス2度とないかも!!(*≧∀≦*)

 

前日だと言うのに心臓がバクバク鳴りはじめました。

 

眠れないよぉー(*≧∀≦*)

 

monmon3

眠れないよぉ…(꒪⌓꒪)

 

 

挑戦!!

kashiwazakisan1達人のテクニックをこんなにも間近で見れるなんて夢のようです。

 

youtubeに上がっている動画ではわからないニュアンスが
間近でみることで鮮明に感じ取ることができます。

 

右巻きリールを右で構え、左手親指でハンドルを操作してゼロテンションを保つという超高等テクニック。(リールはメーカーによって親指操作の邪魔になるスタードラグを切取り加工して使用しているとのことです)

 

竿の操作でゼロテンションをキープするわたしに比べ、達人のリール操作によるゼロテンションのキープは、フォルムが一定で無駄がなく、特にウネリがあるときのキープ力に差がハッキリと出ます。

 

 

kashiwazakisan2正確無比な音速タタキ…。

 

その所作にあっさり目を奪われ、

 

感動するとともに、

 

一挙手一動の洗練度
自分とはまるで違うと痛感し、

 

急に自信がなくなりました…

 

kashiwazakisan5どうすればあんなに速くタタけるのだろう…?

 

どうすればその所作を自ら開発し
身に着けることができるのだろう…?

 

そればかりはセンスが必要なこと。

  

 

gp1

自分ではそこそこ上手くなったつもりでも、

 

努力だけでは近づけない壁があります。

 

そんなセンスが自分には足りないと感じたとき、

 

大きなショックを受けたのでした…

 

 

zrohai気づいたら0-9杯の差がついていました。

 

 

 

ばっかもーん( ꒪ д꒪ ⊂彡☆))Д´)パチーン

 

差があること
なんて!!ヽ(`Д´;)ノ

 

最初からわかっていたことでしょう!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

自分のレベルを知りたいんでしょっ!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

 

喰らいつけ!!

kashiwazakisan3達人は中層に浮いたイカに対応すべくスッテ14本からスタートし、 思ったほど反応が高くないと見るやスッテ8本に減らしたり、14本に戻したり。

 

水深50㍍であるのにオモリはスカリー80号なのだからスッテ8本だと鬼速です。

  

確かにマルイカは良い流しで何連荘できるかが勝負と考えると落下速度が速いにこしたことはありません。

 

でもオモリ80号にマイクロ級が乗ったなら
さすがに「乗り感」が怪しくなる重さです。

 

そう思って80号を使用する理由を聞いてみると、

 

 

kashiwazakisan4「水深が深いからかったるいじゃん」

 

えっ…( ̄▽ ̄;) ソレダケ? 

 

「オモリ80号で乗ったかどうかわかりますか?」

 

「ちょっとでも差があれば掛けた瞬間わかるよ」

 

 

gp2もとい、スッテ8本にスカリー80号の組み合わせは鬼速です。

 

こちらがTG50号からスカリー60号に変更したところで、
達人の着底はこちらより5秒近く速いです。

 

なのでこちらが1回目のイカを掛けたときにはすでに、達人は2回目を投入。2回目に乗るような流しではどうしても差が出ます。

 

 

maruika1意外だったのはマルイカの流しでは健闘できたこと。

 

ムギでもマルでも、触ってくるのに掛けられない「チョッカイ系」の触りがしばしばあるけれど、そんな「チョッカイ系」のアタリは達人でも苦戦することがあるようです。

 

もしやオモリ80号だから掛け遅れているのかもしれず、
それは達人も自覚していました。

 

人間臭い神様です。

 

そう思うとちょっぴり安堵するのでした笑

 

DSCN0019bそして最後にムギイカの7点掛け炸裂で一気に引き離されて、
66対47杯で終了。

 

まあ、9-0からのスタートと考えると
健闘したかなと思います笑

 

色々と教わっちゃいましたけど…。

 

わたしがブログ書いてること知ってるのかしら…笑

 

柏崎さん本当にありがとうございました!!

 

気さくな方でめちゃくちゃいい人でしたー(๑>ᴗ<๑)

 

>>達人にお会いした日【後編】達人に教わったことメモに続く