時化後のカツオ・キハダはストップ&ゴー!!? ~オキアミの付け方についてちょっと~(2015/10/03)



釣行データ
釣行日 2015/10/03 (土)
船宿 五エム丸/カツオ・キハダ船
竿 自作(先径2.2mm元径14mmのグラスソリッド)
リール シマノ(SHIMANO) ティアグラ30A
ビシと天秤 サニービシ100号  305式 NH型天秤
天秤とショックリーダーの結節具

トローリングスナップ5号 (ショックリーダー:ナイロン 60号/200lb5m、結節はPRノット
 PE8号500m

仕掛け ハリス 22号4.5メートル  15号
水温

23度

薄濁り  ゆるい  棚 20~30m 

パターン 中潮4日目  (満潮 8:20  干潮 13:51)
月輝面 +68.4% 月齢19.8
北東 弱い
波高 0.5M
天候 晴れ
船の釣果 キメジ 0-1本 (7.2-7.6㌔)  他カツオ・ヒラソウダ
自己釣果(右舷ミヨシ) キメジ     1本  ヒラソウダ1本

10801693_1571465379735268_7752380825227117056_bつい先日まで好調だったマグロさんは…

 

 

 

DSCN9190b時化後いったいどこ行っちゃったのでしょうっ

 

 

 

DSCN9193bどうやら時化の影響で濁ってしまった「暗い潮」を嫌い、マグロは深く潜ってしまったようです^^;

 

 

 

DSCN9208b

そんなわけで本日はストップ&ゴーのカツオ船?でありますっ!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

逆噴射するエンジン音!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

気合の入った船長の合図!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

マッハで仕掛けを投入し!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

指示棚+ハリス分からコマセを2回ほど振って指示棚で待つこと数秒!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

 

チュドーン!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

 

チュドーン!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

 

DSCN9210b

あっという間に船下を通過する魚に対応するため
釣り人の動きにもスピードが求められ、

 

コマセはポロポロではなく比較的ドバッと、(といっても今年は出しすぎは良くないみたいですが)

そしてハリス長も(コマセと同調させやすい)短めが有利であります!!

 

これはカツオに限らずキハダであっても
同様のことが言えるそうです。

 

 

DSCN9218bそしてキハダがいるとすれば、カツオ・キメジの混成群…その最下層となりますが、 

 

 

 

DSCN9175b

動きの速い群れに対して「長ハリス」ではどうにもならず^^; 

 

みんながフィーバーしているときも
私の仕掛けに反応はありませんでした

 

そんなことをやっていると、 

 

「今日はマグロいないみたいですからね、ハリス長い人は短くしてくださいね~」

 

 

って船長~(^o^;) 

 

 

 

owataそれトドメっす。

 

こうしてマグロを諦めてようやく
ハリスを4.5メートルに詰めたのであります!!

 

 

 

DSCN9245b

すると皮肉にも指示棚の最下層で
「キメジ」がヒット!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

 

 

DSCN9231b直前にサメによる被害を見ていたので「ゴリ巻き」必須でしたが^^;

 

 

 

DSCN9227b

無事キメジをゲットしました^^

 

詰まるところ攻略のポイントは、日々変化する魚の動きに対応した「ハリス長」だと思うのですが、これまた難しいっすね~^^;

 

前々回のようにハリス6メートルが良くヒットする日もあれば、今回のように4メートル前後が良い日もありますし、

 

かと思えば前回のように10メートルが良い日もあるんです。

 

基本的には魚の動きが速ければ短めのハリス、まったりしているときは長めのハリスが良さそうですけれど、

 

やってみないとわからないというのが正直なところです^^;

 

 

 

オキアミの付け方についてちょっと

DSCN9198b前回のキハダも今回のキメジも「抱き合わせ」でのヒットした。「丸掛け」の有効性が語られる昨今でもわたしは「抱き合わせ」が好きです。

 

理由は色々ありますが、オキアミを2匹をかけると、

 

  • 表面積が広くなったぶんだけ潮の影響を受けやすい
  • 針の比重を少しでも下げられる
  • 丸掛けのように失敗しにくい

 

という効果が得られると思っています。

 

さらに本日の場合は、付け餌が「コマセから拾ったものだから」というのも理由の一つです。コマセから拾ったオキアミは良くても2Lサイズなので、大きな針では「丸掛け」しづらいんですね^^;

 

しかし相手がカツオやヒラソーダとなると「抱き合わせ」では「チップ」が多くなるのも事実。

 

本日もやたらとオキアミの頭だけかすめ取られるので

 

 

丸掛けのテスト 

DSCN9239b

最後の手段はやっぱり「丸掛け」^^;

 

写真を見ての通り、付け餌にしたのは2L以下のオキアミなので「針の軸」がバレバレです。

 

それでも喰うでしょうか?

 

というテストです。

 

もし喰ったなら、ヒラソーダやカツオはやっぱりオキアミの「目」を狙って喰っていそうですが…

 

 

 

DSCN9240bなんとテスト1回目で喰っちゃいました~(笑)

 

 

 

DSCN9239b

となると、針の軸が見えてしまうことよりも、シャクってもオキアミの頭が外れないようにすることのほうが重要ですね。

 

針先をオキアミの眉間に埋め込むと比較的外れにくいように思いますが、いかがでしょう?

 

 

 

DSCN9178b

そしてもし、針を飲まれにくい「キハダ針」を使いたいけどオキアミがうまく刺せないという方は、 

 

 

 

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針先に対してまっすぐ 

 

 

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付けてみてください^^ 

 

きっとうまくいくと思います。

 

 

DSCN8537b余談になりますがオーナー針の「閂キハダ」と「キハダ針」はブラックライトを当てるとこんなふうに紫外線を反射します。

 

 

 

DSCN9242b本日は時化後、潮が濁り気味でしたので、

 

 

 

DSCN9228bケイムラがその効果を発揮したのかも?!

 

 

 

DSCN5066b

そうそう、もしコマセを付け餌にするなら、持ちが悪くなるので海水に直接浸けるのはNGです。

 

ジップロック等に入れてある程度「流水解凍」したら、

 

 

DSCN9243b選別してクーラーBOXで保存しておくと1日持ちますぞ^^

 

とにもかくにも

 

  

DSCN9173bこれって赤身なのかと疑いたくなるような^^;

 

 

 

DSCN9031bキハダカムバック!!ヽ(`Д´;)ノ