釣行データ
釣行日 | 2014/3/9(日) |
船宿 | 五エム丸 / スポット・メダイ |
竿1 | ダイワ(Daiwa)リーディングスリルゲーム64M |
リール1 | ダイワ(Daiwa)シーボーグ500e(旧モデル) |
仕掛け | ハリス8号3.5~4.5メートル ヒラマサ13号 がま磯13号 |
テンビン | 夢の天秤ヒラマサ1.5ー60cm |
水温 | 12℃ |
潮 | 亀城根~城ヶ島沖 : 濁り 棚95-135m |
パターン | 小潮3日目 (満潮 9:15 満潮 16:39) |
月輝面 | +55.5% 月齢7.8 |
風 | 北東、弱い |
波高 | 0-0.5M |
天候 | 晴れ |
船の釣果 | 3-10(竿頭:おそらく右舷大トモ) |
自己釣果(右舷胴の間) | メダイ:3 クロムツ:1 サバ:4 |
もうメダイの季節なんですね~^^
本日のメダイは「スポット船」ということで、ひと足先にその強烈な引き味を堪能すべく五エム丸にやってきました^^
どうやら今回の釣果次第で「乗り合い船」 に昇格するようですね…。
ということで、
みなの邪魔だけはしないようオマツリに注意しよっと…
今回は大勢の方が乗られていたため、リール電源の安定性を考慮してバッテリーは自前としました。
リールは、修理に出したリールが戻ってこないため、やむなくドラグが壊れた10年前のシーボーグを使用
竿は、「リーディングスリルゲーム64M」を用意しましたヽ(`Д´;)ノ
その元径はなんと9.4mmながら「ワラサ」までカバーし、フルドラグ7㌔に耐えるという極細ゲームロッド!
195cmと短いため基本は手持ちスタイルでまさに魚との対話をギリギリで交わすための超娯楽竿であります!ヽ(`Д´;)ノ
….(‐ω‐;;)ハァハア
ところが楽しむ気満々で船に乗ってみると…
アリゲーター?!??
剛樹?!!?
超ド級の剛竿ひしめく中で、極細の「スリルゲーム」は
目立つ!
浮きまくり!!
場違いな感じ満載~
ゲームロッドなんてとんでもないない。
みんな本気でしょ~ ヽ(`Д´;)ノ
そこへ高志船長、
「あれ? いつもの竿は?(==;)?」
って、も~
そんなにスリルゲーム折れそうでしょうか
もっとも竿の替えなんてありません。「こうなったら折れてしまえ!」と覚悟を決めて支度していると、やってきたのは真治船長。
…なにやら黄色い竿を手にしています。
「一応、この竿持って行きなよ^^;」
キャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!
とんでもなく「折れそうなオーラ」を纏ったスリルゲームの正体は、
実は釣るまえにスリルを味わうためのドッキリ竿??
もちろん竿が折れたら釣り終了ですから、
真治船長のご厚意はありがたく頂戴いたしました^^;
出船じゃ~
さて、
初投は近場の「亀城根」からスタートです。
濁り潮で雰囲気があります。
「はいどうぞ95メートル!」
船長の合図とともにみな一斉に仕掛けを投入し、コマセを振り終えると同時に何人かの竿が絞り込まれいきなりのハイテンション!!
パチンコ台を小突いて念力を送り込むオジちゃんよろしく
「コイ!!(`д´/;)/」
と竿に念力を送りこみますが、ポツ、
ポツと何名かに当たるのみで一投目は終了し…。
破竹の勢いで竿が跳ねはじめたのは105m立ちの2流し目!
次々と海に突っこむ竿を尻目に
「念力」が通じたのかどうかヽ(`Д´;)ノ
キタ━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━
( )━!!!!!
痛快な引きもさることながら
久々のメダイはやっぱり可愛い~(ノз`)
サイズもまずまずで好スタートとなりました^^
唯一隣接して船を流していた正一丸では
「でかメダイ」もあがったそうで絶好調!?
同場所ではヤリイカもあがっていたそうで、
もしや今時期のメダイはイカの群れに付いているのでしょうか。
メダイの特餌はなんといってもイカです。
私のいち押しはやはり「1x10cm前後」にカットしたスルメイカ。
サバさえいなければヒット率高く万能なのでおすすめですが、
本日、左舷ミヨシの方はヒイカで連発しておりましたし、
「サバ餌じゃないと食い込みが悪い」という方もおられましたから、餌も人それぞれです。
また、本日仲良くしてくださったおじ様に至ってはなんと!
「船長秘伝の恵方巻き」でヒット連発!!
マジすか…(==;)?
こんなでっかい餌食うんですね!
そのぶん食い込ませるのに時間がかかるようでしたから、
焦らず待てる方には合うのかもしれません^^;
この特餌、城ヶ島に移動してサバの猛攻がはじまってからは
特に有効そうでしたが、
釣れてくるのが「マサバ」とあってはむしろ「じゃんじゃん釣れろぉ~w(゚ロ゚;w(゚ロ゚)w;゚ロ゚)w」と願うのは私だけでしょうか
そしてメダイのヒットが遠のくと船は「城ヶ島沖」へ向かい、
この135m立ちではなんと「クロムツ」が上がりはじめます。
こちらはサバと違って超高級魚!
メダイそっちのけで狙った方は私だけではないはずです~^^;
「船長。クロムツの棚はいくつですか」と恥ずかしげもなく聞く私
すると船長、「底ギリギリかなぁ。でも水深142mしかないよ」
ということは、135mで食うメダイに混じってクロムツも一緒に泳いでいるのでしょうか。メダイは根回りを狙うため、「海底狙い」はつまり「根がかり覚悟」です。
そこで、とりあえず着底の有無にかかわらず142mまで仕掛けを落とし、その場からコマセをふりはじめると…?
コマセワーク中にガツッ!とヒットして「クロムツ」ゲット~^^
これは脂ノリノリで美味しいですね~♪
一晩寝かせて最高でした^^
その後も、
しばらく隣のおじ様と一緒にクロムツを狙っていたところ、今度は
ズドン!と痛烈な重さ到来でやり取り開始!
しかし引き込まないのでオマツリを嫌って電動をMAXに叩き入れると
途端に竿を叩いて暴れるのでまさかの大型メダイ?!
期待を胸にスリルゲームを極限までしならせて、
上がってきたのはあらあら
推定10㌔のサメ~Σ(`д´/;)/
思わず「うおでっけぇ!」と叫ぶと
船長がでかタモを持ってきてくれました。
すみませんサメです~
そして一緒にクロムツを狙っていた隣のおじ様は、
サメを見て「や~めた」
ですって^^;
その後はメダイに狙いを絞ってヒット連発も、バラシ多く…。
なぜか途中でいなくなっちゃうんですよねぇ
バラシの原因はてっきり「針外れ」かと思っていたら、
ベテランの方曰く違うのだそうです。
「メダイは意外と口が弱いからたぶん口切れだよ。もっと食い込ませて、針を飲み込まれるくらいがちょうど良いと思うよ」
なるほどメダイは意外と口が弱いメモメモ…。
確かに上がってくるメダイはたいてい針を呑み込んでいました。
もしくはドラグを緩めれば口切れもないのでしょうが、巨大なサメが回遊している場合はやはりガンガン巻き上げる必要がありますし…。
今日みたいな混雑時はやはりオマツリ回避のため
ガンガン巻き上げる必要があると思うのです。
難しいですね…
針を飲ませるためには手持ちがベストでしょうか。
それとも置き竿…?
結局この日は「竿頭」の方がメダイ10本。
そして私はメダイ3本と「スソ」の釣果で終了です
…この釣果。
バラシ以外に、原因がありました
反省会
今回使用した道糸は「PEライン3号」です。
というより、昨年からメダイ用にはPE3号を使用していましたが、昨年はそこまで混雑した日に乗船しなかったため、細ラインに問題はなかったように思います。
しかし、
オマツリっす^^;
船長や仲乗りのボブさんは嫌な顔ひとつせず何度もオマツリをほどいてくれましたが、細ラインのオマツリは「目がしょぼしょぼしてなかなかほどけない」とのことで、
ぐああああやってもうた!
もろに足を引っ張っていたようです
混雑時の釣れるか釣れないかは、腕というよりいかに
オマツリしないかがキーワードだったように思います。
(とくにサバが釣れたときはフッ、と突然、仕掛けが軽くなりますから、怪しいなと思ったらすぐリールを巻き上げるととんでもないオマツリにはなりにくいです^^)
ちなみに「空いているときはPE何号でも大丈夫だよ」と船長は言ってくれましたが、一応、五エム丸メダイ船の指定号数はPE6号ですから、お間違いなく^^;
2014五エム丸メダイ乗り合い船、晴れて開幕~^^