釣行データ
釣行日 | 2014/7/20(日) |
船宿 | 川崎つり幸 / タチウオ |
竿 | ダイワ(Daiwa) A-ブリッツ タチウオ M-195 |
リール | ダイワ(Daiwa) レオブリッツ 270MM |
仕掛け | ハリス8号3メートル2本針(自作) ヤマリア(YAMARIA) タチウオ針 WF 2/0、 ムラムラパイプ(ケイムラ、紫) Wクレン親子 5×7号 |
テンビン | 夢の天秤ヒラマサ1.5ー60cm |
水温 | 22℃ |
潮 | 富津~金谷沖: 濁り、ゆるい メインの棚:40~60、90~120m |
パターン | 小潮3日目 (満潮 10:27 干潮:15:31) |
月輝面 | -39.2% 月齢22.8 |
風 | 北東、弱い |
波高 | 0-0.5M |
天候 | 曇りのち晴れ |
船の釣果 | タチウオ餌:0-22 (別船ルアータチウオ:5-20) ほか白ムツ、シマガツオ、マトウダイ等 |
自己釣果(左舷ミヨシ) | タチウオ: 22 シマガツオ:2 白ムツ:5 |
ここのところ「海堡周辺」のごく浅いポイントで
タチウオ釣れまくってますね!
というわけで、本日のタックルは浅場に対応すべくLTを用意。
万が一の不調に備えて電動リールも用意しました^^
電動リールはあくまでも「予備」です。
誰しもが「ライトタックル」を準備していたと思います。
…であるのに…
まさか今日に限って…(°д°)…。
浅場が不調だなんて…(°д°;)…。
ねぇ…(;゚;Д;゚;)ダラダラダラ
「今日はどうも浅場の調子が悪いみたいですからね、
深場からやってみます」
ぎゃ~船長、聞こえませ~ん
これはもう紛れもなく
「幽霊魚タチウオ」からの宣戦布告…
むしろ萌えてキタ━―━―━―ヾ(ΦωΦ*)ノ―━―━―━!!!
※本当はションボリしてました。
金谷沖タチウオ
そんなわけで場所は金谷沖、電動リールにて深場からのスタートです。
水深は120m。
指示棚は底から15mとまるで「冬場」のよう
どうやらタチウオはやる気がないようです
しかし船長によれば、この時期のタチウオは、ベイト(小魚)やルアーに反応して次第に「浮いてくる」のだとか…!
…( ✧Д✧)ピキーン
…ならば誘いまくって
活性を上げるのみ!…ψ(`∇´;)ψ
いつものように「おじさん釣法」でしゃくり上げていると、
キタ━―━―━―ヾ(ΦωΦ*)ノ―━―━―━!!!
幸先よく10m付近でヒットぉ!ヽ(`Д´;)ノ
しかしこれは単発のモーニングサービスで、
どういうわけかしばらくの間「白ムツ」の猛攻を受けることに…
それでもめげずにシャクり続けていると、
たま~にヒット。
「お触り」のみでなかなか食い込んでくれません
驚いたのはルアーマンです。
華麗なるシャクりの動作で
タチウオをコンスタントに掛けております!ヽ(`Д´;)ノ
しかしその半数は「スレ掛かり」によるもの…。
どうやら「ルアー」の動きに反応して近づいてきたタチウオを
サクッ
と掛けているようであります!ヽ(`Д´;)ノ
対して餌釣りの場合、「スレ掛かり」はまずありません
確実に食わせる必要があります。
「お触り」では釣れず…。
…釣れない…
…(°Д°;
そうこうしている間にとうとう棚が「上下」しはじめました
「30~60m!」
「あっ、潜った。50~80m!」
「40~70m!」
まったくもって追いきれず
どうしろってゆうの~ε=ε=ε= 。・゚(゚ノT-T)ノ
考察
こんなとき「餌釣り」はどう対処すれば良いのでしょうか。
問題は2点あります。
ひとつには「棚が広範囲」であること。
「餌釣り」はルアーのようにガンガン攻められないため、どうしても「広範囲の棚」を攻めるのに時間がかかってしまいます。
そのため、よう~やく「当たり棚」を見つけても、ひとたびタチウオの気が変わればコロッと「棚」が変動し、ふたたび一から棚を探り直さねばならず、これではラチがあきません。
この日ばかりは、比較的すばやく棚を探れる「おじさん釣法」ですらじれったく、かといって「ロングストローク釣法」では「お触り」すらない状況でも~じれったいのなんの…
素早く「当たり棚」を探れる方法があれば
釣果も伸びると思うのですが…。
二つ目の問題は、恐らくですがタチウオに「食い気がない」、つまりタチウオは「ベイトに反応して遊んでいるだけかもしれない」ということです。
「お触りは」あっても「食い込み」に至らない…。
釣れるためには、どうしてもタチウオに
「針まで飲み込んでもらう」必要があります。
これには、
リアクションバイトさせるのが手っとりばやいと思うのですが…
素早く探って
「当たり棚」を見つけつつ…
「間」を作ってタチウオを誘惑…
…からのぉ…
リアクションバイト!!ヽ(`Д´;)ノ
このヒントをくれたのは…
なんと若きルアーマン!!
そのシャクリ動作を見ていたら…
….突然、
( ✧Д✧)ヒラメキーノ!!
ごまプリン流・新「4321、111釣法」
まず指示棚より5mほど深く仕掛けを落とし、仕掛けが潮に馴染むのを待ってから、5m巻き上げます。たいていこれで糸フケがとれます。
アピール
- コマセ釣りのように竿先を大~きく振り上げ、リールを4回巻きます。(※リール1巻き50cmとします。)
- 竿先を頭上まで振り上げ、リールを3回巻きます。
- 竿先を目線の高さまで振り上げ、リールを2回巻きます。
- 竿先を目線よりやや下まで振り上げ、リールを1回巻きます。
1~4を素早く行います。5m巻いたことになります。素早く巻くのでこの間のタチウオのヒットはマレですが、ルアーに掛かるような好奇心の強いタチウオが周辺にいれば、十分にアピールできるかと思います。
アピールした上で、誘いに入ります。
誘い
- 海面まで下げた竿先を、目線よりやや下くらいまでスッと「柔らかめ」に誘いあげ、すぐにリールを一巻きしながら竿先を下げます。このとき、当たりが取れないほど竿は下げません。(竿先がややしなっている状態にします)
- 下げた竿先を2~3秒ほど止め、当たりを待ちます。
- この誘いを3回ほど繰り返し、当たりがなければ「アピール」に戻り、どんどん「当たり棚」を探ります。
2で竿を止めているときは、竿先を見るようにします。すると手に感触が伝わらない程度の弱い「当たり」が、目で確認できることがあります。
当たりが目視できたら、わずかに竿を送り込むか、ゆ~っくり竿を持ち上げると、ココッ!!と針掛かりするパターンがこの日は多かったです。
また一度「当たり棚」を見つけたら、棚が変わらないうちに、
手返しよく「当たり棚」を攻めるのが有効なようです。
そして活性が良い時間帯には、落とし込んでいる最中にコツコツと触ってくることもあったので、そのときは落下を止め、そこから誘いはじめると、効率良く釣れるときもありました。
相変わらずシマガツオは
とんでもねぇ破壊力で邪魔をしてきましたが…
本日はバラし多くも22ペラ~ン^^;
大満足の一日でございましたよ~^^