2017年に新発売となったキハダ針。
どちらの針も「マキエのオキアミと同調しやすい軽量仕様」を全面に推しだしたキハダ対応の軽量モデルとなっています。
OWNERのページには、針の号数に対して適合ハリスが記載されています。針の大きさに対して無理なく結べるハリスが選べるので、ありがたいですね。
ただ、針の形状はどちらもヒネリなしの早掛け仕様。どちらかと言うと近年流行の「手持ちスタイル」で、アタリを取ってカンヌキに掛けていくための針と言えそうです。
また軽量針であることから、「ふかせ釣り」で、
活きイワシの負担を軽減させるのにも貢献しそうな針ですね^^
結びは「南方延縄結び」
保険で「ノットガード」を一吹きすればより安心でしょうか^^
キハダ・カツオの針選び
独断と偏見により今年活躍しそうな針を並べてみました^^
(パソコンで画像をクリックすると高解像度版が見れます。スマホの場合は画像を長押しして「新しいタブで画像を開く」を選択)
基本的には、
- キハダ… 鋭い魚歯を避けたい。また、魚を横向きにさせて体力を奪いやすくしたい⇨ カンヌキに掛けたい…針先にネムリ・ヒネリがあり、飲まれにくく、カンヌキに掛かりやすいタイプの針
- カツオ… 口が弱いため上顎・または上顎に近い部位に掛けたい…針先がストレートでヒネリ・ネムリが少ないタイプの針(アタリを取って早掛けできる)
となりそうですが、年々変化する魚の状況に合わせ
針の流行も変わってくるかもしれません。
今年はどんな針が活躍するのでしょうか^^
キハダ・カツオの入門針は…?
キハダ・カツオの入門針といえば「INTERHOOKメジ・ヒラマサ」が扱いやすくて個人的にはお勧めです。
「マグロを専門に狙いたいんだ!」と言うなら話は別ですが、カツオを狙いつつマグロも狙ってみたい…!なんて方には、
- カツオ… 針13号・ハリス14号
- マグロ… 針15号・ハリス20号
- 何でもいい…針14号・ハリス18号
あたりが無難かと思います^^
その根拠は、
- 環付なので結びに自信がもてる(中村式カン付南方延縄結び、坂本結び等)
- ヒネリがないのでオキアミが刺しやすい。
- ヒネリなくカツオの早掛けに対応しつつも、適度なネムリでキハダのカンヌキに掛けやすいバランス形状。初期のストップ&ゴー向き。
- 環付のわりに軽量。
- 簡単に言うと扱いやすい。
平打ち加工されていないので強さは平凡ですけど、
同針の14号・15号で25㌔オーバーのキハダの実績もあります^^
置き竿でキハダを狙うなら…?
2015年の後半はキハダマグロという針にハマりました!
ネムリとヒネリがキツく、オキアミが刺しにくい代わりに「飲まれにくさ」にも期待できる針だと思っています^^
とはいえ、ハリスを長くするとどんな針でも飲まれ易くなるので…
手持ちでアタリを取るようになった年
2016年度はすべてオキアミマグロでゲット^^
30㌔オーバーのマグロは一度も捕ってないので何とも言えませんけど、今のところ18号で一度も曲げられていません。ネムリ・ヒネリが適度にあり、扱いやすさはジャイアンとキハダマグロに匹敵。
強度がある割に軽量な点が気に入ってます。
今年も主戦力になりそうです^^
おまけ:キハダが好む針の色は…?
2016年からジャイアンとキハダマグロの「金」バージョンが上州屋オリジナルで限定発売されはじめました。
「シルバー」より弱いとされる「金」に需要があるのだから、ちゃんと実績があっての「金」好みなのでしょう。
しかしわたしの場合、獲れたキハダはいずれも黒かシルバー。
もしかすると、潮色の明るさや、天候、またはベイトの状況により、その日その海域によって、マグロが好む色というのがあるのかもしれません。
そうなると、何色が良いかなんて、
ロシアンルーレットでしかありませんよね。
強いて言うなら、
2016年の8月後半、コマセ釣りであるのにキハダがワームに良く喰った時期があるのをご存じでしょうか。
この一件以来、ワームは完売。
どこに行っても置いてない状況がシーズン終了まで続きました。
わたしはこのワームを買いそびれ、
それを機にケイムラチューブや
ケイムラベイトに着目。
すると偶然なのかどうか
キハダの連釣が始まりました。
好みの針にケイムラを塗ってしまうのもアリですね^^
塗り具合の確認はブラックライトでどうぞ(σ≧▽≦)σ