「カツオ・キメジ・キハダ考察」カテゴリーアーカイブ

相模湾キハダマグロ備忘録2019まとめ!!

釣行データ
釣行日

8/3~11/16

船宿 五エム丸長三朗丸一義丸おおもり丸翔太丸/カツオ・キハダ船
竿(コマセ) バンディットキハダ170
リール(コマセ) シマノ(SHIMANO) タリカ25Ⅱ (CCMパワーハンドル)
ビシと天秤(コマセ) 青物バスター120~130号 or ニューサニービシ120~130号
305式 NH型天秤 orハイブリッド天秤マグロ or ランナー天秤
天秤と対マグロショックリーダー、結節具(コマセ) トローリングスナップ5号 (ショックリーダーフロロ50号2.5m・結節はPRノッター) 
 PE10号500m(ラインはフッ素加工済み
マグロ仕掛け(コマセ) フロロ22号6~8メートル  18号 (最強チューブ入り)
フロロ20号6メートル  14号 
結びと強度実験の動画はこちら
水温

21.5~28度

8月 35-40m
9月~11月 40-50m

自己釣果 マグロ11本と頭(マグロ盛況のためカツオはメインでは一回も狙いませんでした)

20191010_125915b2019年は記録的なモンスターサイズのマグロがコマセで11月まで釣れ続くという激熱の年でした!!

 

むしろ10㌔くらいのキメジが希少だったという…^^;

 

というわけで今年の傾向と対策、またはその推移を来年用にメモしてきおたいと思います^^

 

8月頭、フカセ釣り絶好調!!

20190729_125956b20190801

6月中旬から始まったフカセマグロは南沖にて8月1週目くらいまで
マグロモード全開ウルトラ絶好調!ヽ(`Д´;)ノ

 

2971b

南沖のマグロはほとんど走らない代わりに永遠と引き続ける印象です。

 

とくに30㌔オーバーはあなどれず、魚が弱るまで待とうとすれば自分の体力が減る一方なので「どこかで勝負をかけないと上がらない」と自戒の念を込めてメモしておきます。

 

秋のマグロとは攻略法がまるで違って面白い!(*≧∀≦*)

 

【活き餌カツオマグロ船】相模湾南沖ふかせマグロに挑戦メモ!(2019/07/23)長三朗丸

 

kaimakuそして8月は念願のコマセ釣り解禁であります!!ヽ(`Д´;)ノ

 

ところがのっけからカツオにも見放され2回連続の丸ボウズ…(°д°) …

 

20190809

相模湾にも黒潮の影響は見受けられますが、「魚影はあるものの口を使わず」といった状況がしばらく続きました。

 

8月中旬、エビング優勢!!

20190813

しかし魚はどしどし入荷していたようで10日あたりから各船、追いかけっこのコマセ釣りでようやくポツポツと開始ですヽ(`Д´;)ノ

 

1565680606-1-8572

のっけはエビングが好調!!

相模湾マグロ激熱モード!! エビングほかカツオジギングメモ (2019/08/13)五エム丸

 

ナブラによっては明らかにエビングにしか反応しないナブラもありました^^

 

Screenshot_20191121-111039_Photo Editorそして20日はコマセでも
エビングでもヒット!!

 

日に日にコマセの状況が良くなっていきます。

 

相模湾マグロ確変突入!コマセとエビングの状況ほか30kg3分のマグロ!(2019/08/20)五エム丸

 

南沖のマグロに引き続き、湾内のマグロも40m前後しか走らない代わりに終始グイグイ引っ張る傾向あり。ただし走りに勢いがないため瞬殺のリスクは少なめです^^

 

8月終~9月頭、追いかけっこのコマセ優勢!!

2019082320190828

8月25日あたりからエビングの劣勢が明らかに。急激な水温の低下となにか関係があるのでしょうか?

 

1567494029-1-3995-ckb

8月28日長三朗丸「コマセ船」2隻で17打数7安打…!
9月3日長三朗丸「コマセ船」2隻で15打数5安打…!!

 

こうなるともはやエビングにこだわる理由は何もなく…。

 

70042709_2410935499121581_289054082159607808_n 

【コマセ】相模湾激熱マグロ!! バンディットキハダ170使ってみました(2019/09/07)五エム丸 

 

なんとか自分もコマセの波に乗れてホッとしました^^;

 

1568102386-9-7166-ckbそして台風一過の9月10日は
コマセ爆釣であります!(`д´/;)/

 

常宿五エム丸も1隻で9本という記録的な釣果に! 仕掛けを落とすと誰かに当たる状態だったそうです。

 

そんな日の翌日は…(^o^;) 

 

みたいな急変パターンで西から東まで狙いが定まらず、撃沈する船が多数ある中、マグロ狙いの船は4番ブイに集まっていきました。

 

9月15~28日小田原モンスター祭り!!

chizu

そしてとうとう9月15日から小田原では夢に見たモンスターサイズのマグロが釣れはじめたのであります!ヽ(`Д´;)ノ

 

20190913

4番ブイにもしばらく魚影はあったので、最初のうちは4番ブイと小田原で船団が分かれることもありましたが…。

 

blog_20190915-175222-855bお祭り開催初日、おおもり丸はさっそく46.7㌔ゲット!!(`д´/;)/

 

69707907_937934383216441_6381989817495846912_n

もはや40㌔オーバーは当たり前?!

 

71051086_1906779009468996_3644685603590635520_nb

これぞオダモン祭りね!(`д´/;)/

 

odawara

9月17日。くっきりと境界線のできた潮目の内側はまるでバスクリンを溶かしたお風呂のようでした。

 

小田原の中でも「際」のほうが良い日と「沖目」のほうが良い日など様々です。

 

そんな中とうとう…

 

70767908_1965539760215239_8283405791151521792_nb9月18日なんじゃこりゃー(*≧∀≦*)キャー

 

バケモンじゃねぇか…(°Д°)…

 

これぞオダモンドリームね!!ヽ(`Д´;)ノ

 

…人より大きなマグロが…(°д°) …

 

20190831_064924b

オキアミで釣れるんだからも~
たまらない(*≧∀≦*)

 

70985405_2421340774747720_6907157708118425600_ob

遅ればせながらあっしも44㌔をゲット!!ヽ(`Д´;)ノ

【コマセマグロ】相模湾・小田原沖モンスター祭り!!(2019/09/21)五エム丸

 

71306799_1534176636722233_5682905764616732672_nb24日は一義丸にて明利さん63.15㌔の快挙(`д´/;)/

 

いずれこんなモンスターに会いたいですね~σ(≧ε≦o)

 

2019092420190928

オダモン祭りの開催中、水温は27℃前後を推移していましたが、お祭りの最終日となった28日は水温25.5℃まで下がっていました。

 

新しい潮が入ってきたのでしょうか? 28日のマグロはおもに「流し釣り」ではなく「追いかけっこ」での釣果だったようです。

 

20191002

こうしてマグロは28日を皮切りに小田原沖から姿を消し、何かに導かれるかのように東の海域に移動していきます…。

 

オダモンの走りは平凡な印象でした。距離は長く走ってもそれほど勢いはなく、固定天秤でも対応可能な個体が多かったような気がします。

 

10月ヘイダシモン現る!!

chizu2

オダモン終了の翌日は洲ノ崎沖でボイルが見られるようになります。

 

どうやら洲ノ崎沖はベイトが溜まりやすい場所のようです。

 

そのせいか洲ノ崎沖に出るキハダはコマセに反応しないんですよねー^^;

 

dame

というわけで10月はヘイダシ~剣崎沖がメインステージ。

 

マグロが小田原から東の海域に移動して間もなくは「追いかけっこ」中心の展開でした。

 

どうもベイトが盛んだと追いかけっこになるようです。

 

しかしオキアミの味も覚えているのか
すぐに「流し釣り」にシフトしていきます。

 

42

ヘイダシモン42kgキタ~(*≧∀≦*)

【相模湾】続・コマセマグロ2019!!(2019/10/7・10)長三朗丸・五エム丸

 

kuroshio1010そしてしばらく25℃台をキープしていた水温は…

 

20191021

徐々に低下していき…

 

20191019_140316bとうとう出ました
俊足くん!ヽ(`Д´;)ノ

 

水温の低下にともない瞬発力を増すマグロ!!

 

まさに過去「ハリス切れ」で獲れなかったタイプの瞬発マグロに遭遇し、今回はランナー天秤で無事逮捕することができました^^

【相模湾コマセマグロ】過去最高に走ったキハダマグロ!! (2019/10/19)五エム丸

 

マグロリングメモ

20191019_140308b

今年のマグロは「デブで頭が小さい」個体が多かったでしょうか?

マグロ40㌔未満⇒リング18㌢
マグロ40㌔オーバー⇒リング22㌢

 

10月後半、ザキモン現る!!

20191028

こうして雰囲気は悪くないまま水温だけがみるみる下がっていきます。

 

旅立ちのアラームは水温23℃。

 

ところが水温が23℃台になってもマグロの勢いは衰えず…!!

 

まさかのヽ(`Д´;)ノ

 

okiemonb 

剣崎モンスター略してザキモン来たよね~(*≧∀≦*)ヤバ゙゙~

 

そもそも10月一杯マグロが狙えること自体異例であります!!

 

加えて10月28日、
相模湾レコードサイズの81㌔!!

 

なんかもうヒレの長さが水族館でも
見たことない感じなんですけど( ̄▽ ̄;)?

 

11月初旬、城ヶ島でサメバトル!!

シーケンス 01.Still016

11月に入るとも~サメが半端ではないです^^;

 

20191102

水温が下がるとサメもマグロも活発になるので難しい時期ですよね…。こうなるとマグロに見切りをつけて撤退する方多数。

 

1573285489-1-2899-ckb

それでも最後は「海園」という素晴らしいサメ避けアイテムを駆使することで完全体のマグロを引きずり上げることに成功です!!

相模湾デカマグロ最終章【サメ対決2019!!】 (2019/11/2~9)五エム丸

 

DSCN3107b

海園は2019年9月に発売されてすぐに完売となったサメ避けアイテムです。今後も進化するっぽいのでfaceBookで新情報を要チェックですね^^

 

74617518_1386902248152071_879940869401083904_n

その後、ほとんどの船宿が撤退する中、着実にマグロを仕留めていった印象のあるたいぞう丸。

 

相模湾で最後にマグロを獲ったのは15日にたいぞう丸であがった38㌔でしょうか?

 

20191115ラストの場所は相模湾のど真ん中。

 

水温も22℃を下回りました。

 

例年こうして魚は西に抜けて終焉を迎えます…。

 

syouta

11月16日は翔太丸でマグロとのお別れ会でした^^;

 

hannou

最後にコマセ目がけて上昇してくるマグロの様子を探見丸で確認することができて良かったです^^

 

このときはじめて「横から入ってくるパターン」と「下から上がってくるパターン」の差が探見丸では丸見えであると今更気づきます。

 

DSCN3417b

というわけで本体ホルダー用意しました!
来年は活用できる船にも乗るぞ~。

 

いや~今年はほんとドラマのある楽しいシーズンだったな~^^

 

主にyoutubeを先に配信しますので、
よろしければチャンネル登録よろしくお願いいたします^^

相模湾キハダ・カツオの針選び2017!!

DSCN0517b

2017年に新発売となったキハダ針。

 

 

どちらの針も「マキエのオキアミと同調しやすい軽量仕様」を全面に推しだしたキハダ対応の軽量モデルとなっています。

 

OWNERのページには、針の号数に対して適合ハリスが記載されています。針の大きさに対して無理なく結べるハリスが選べるので、ありがたいですね。

 

ただ、針の形状はどちらもヒネリなしの早掛け仕様。どちらかと言うと近年流行の「手持ちスタイル」で、アタリを取ってカンヌキに掛けていくための針と言えそうです。

 

また軽量針であることから、「ふかせ釣り」で、
活きイワシの負担を軽減させるのにも貢献しそうな針ですね^^

 

DSCN0562b

結びは「南方延縄結び」
保険で「ノットガード」を一吹きすればより安心でしょうか^^

 

キハダ・カツオの針選び

DSCN0550b

独断と偏見により今年活躍しそうな針を並べてみました^^

(パソコンで画像をクリックすると高解像度版が見れます。スマホの場合は画像を長押しして「新しいタブで画像を開く」を選択)

 

基本的には、

 

  • キハダ… 鋭い魚歯を避けたい。また、魚を横向きにさせて体力を奪いやすくしたい⇨ カンヌキに掛けたい…針先にネムリ・ヒネリがあり、飲まれにくく、カンヌキに掛かりやすいタイプの針
  • カツオ… 口が弱いため上顎・または上顎に近い部位に掛けたい…針先がストレートでヒネリ・ネムリが少ないタイプの針(アタリを取って早掛けできる)

 

となりそうですが、年々変化する魚の状況に合わせ
針の流行も変わってくるかもしれません。

 

今年はどんな針が活躍するのでしょうか^^

 

キハダ・カツオの入門針は…? 

2015a

キハダ・カツオの入門針といえば「INTERHOOKメジ・ヒラマサ」が扱いやすくて個人的にはお勧めです。

 

「マグロを専門に狙いたいんだ!」と言うなら話は別ですが、カツオを狙いつつマグロも狙ってみたい…!なんて方には、

 

  • カツオ…  針13号・ハリス14号
  • マグロ…  針15号・ハリス20号
  • 何でもいい…針14号・ハリス18号

 

あたりが無難かと思います^^ 

 

その根拠は、

 

dscn8548b

 

  • 環付なので結びに自信がもてる(中村式カン付南方延縄結び、坂本結び等)
  • ヒネリがないのでオキアミが刺しやすい。
  • ヒネリなくカツオの早掛けに対応しつつも、適度なネムリでキハダのカンヌキに掛けやすいバランス形状。初期のストップ&ゴー向き。
  • 環付のわりに軽量。
  • 簡単に言うと扱いやすい。

 

平打ち加工されていないので強さは平凡ですけど、
同針の14号・15号で25㌔オーバーのキハダの実績もあります^^

 

置き竿でキハダを狙うなら…?

2015b2015年の後半はキハダマグロという針にハマりました!

 

ネムリとヒネリがキツく、オキアミが刺しにくい代わりに「飲まれにくさ」にも期待できる針だと思っています^^

 

とはいえ、ハリスを長くするとどんな針でも飲まれ易くなるので…

 

手持ちでアタリを取るようになった年

kihada2016%ef%bd%82

2016年度はすべてオキアミマグロでゲット^^

 

 

DSCN0595b30㌔オーバーのマグロは一度も捕ってないので何とも言えませんけど、今のところ18号で一度も曲げられていません。ネムリ・ヒネリが適度にあり、扱いやすさはジャイアンとキハダマグロに匹敵。

 

強度がある割に軽量な点が気に入ってます。

 

今年も主戦力になりそうです^^

 

おまけ:キハダが好む針の色は…?

DSCN988c

2016年からジャイアンとキハダマグロの「金」バージョンが上州屋オリジナルで限定発売されはじめました。

 

「シルバー」より弱いとされる「金」に需要があるのだから、ちゃんと実績があっての「金」好みなのでしょう。

 

しかしわたしの場合、獲れたキハダはいずれも黒かシルバー。

 

もしかすると、潮色の明るさや、天候、またはベイトの状況により、その日その海域によって、マグロが好む色というのがあるのかもしれません。

 

そうなると、何色が良いかなんて、
ロシアンルーレットでしかありませんよね。

 

強いて言うなら、

 

DSCN0514b

2016年の8月後半、コマセ釣りであるのにキハダがワームに良く喰った時期があるのをご存じでしょうか。

 

この一件以来、ワームは完売。
どこに行っても置いてない状況がシーズン終了まで続きました。

 

わたしはこのワームを買いそびれ、

 

DSCN0597b

それを機にケイムラチューブ

 

DSCN0600b

ケイムラベイトに着目。

 

すると偶然なのかどうか
キハダの連釣が始まりました。

 

DSCN0602b

好みの針にケイムラを塗ってしまうのもアリですね^^

 

DSCN0613b塗り具合の確認はブラックライトでどうぞ(σ≧▽≦)σ 

 

  

カツオ・キハダ ~仕掛けの落下速度考察!!~

DSCN6101b 誰よりも仕掛けの落下速度を早めたい!ヽ(`Д´;)ノ 

 

そう思う釣りものはいくつかありますが、群れのスピードが早いカツオキハダも例外ではないですよね!

 

そんなわけで今回は

仕掛けの落下速度を早める方法を
いくつか考察してみたいと思います^^

 

 

ビシを重くする

DSCN3923

当り前ですけどビシを重くするのが一番安あがりで確実な方法です。

 

鉄ビシの場合はコインオモリ
サニービシの場合はプラスミキサーという増しオモリがあります。

 

オモリの重さに船宿の指定がある場合は、同じ号数でもより小さなビシを選べば速く落とせます。が、これはコマセをどばっと撒きたい青物釣りでは、なかなか勇気のいる選択かもしれません。

 

 

 

スプールフリー機能つきの電動リール

shi-bo-gu

 

 

■ウルトラスプールフリー スプールとモーター部のギアを切り離してスプールの回転に抵抗をなくすことで実現した高速仕掛け落下性能。

ダイワシーボーグ750メガツインより引用
================================

スプールフリー機能が付いている電動リールは
言うまでもなく落下速度が速いですよねヽ(*^o^*)ノ 

 

 

DSCN7856b対してドラグがスプール側にくっついている「レバードラグ式」の手巻きリールは、ドラグの重さがスプールの回転に乗っかってくるので落下速度は遅いです。

 

さらに、リール(スプール)が大きくなればなるほど落下速度の面では不利になります。スプールは大きく太くなるほどトルクが出るものですが、そのぶん重くなるのでスプールの回転は遅くなります。

これはリールの種類に限らず言えることです。

 

ですからカツオやキメジのみを狙うなら、一回り小さいダイワの500番 やシマノの3000番 を使用するというのも、実は落下速度の面ではかなり有利なんですね! 

 

それでもわたしは「レバードラグ式」の
手巻きリールが使いたいですっ!ヽ(`Д´;)ノ 

 

スプール径いっぱいにドラグを大きくできる「レバードラグ式」の手巻きリールは、ドラグ性能の面で有利です。一度その質感に慣れてしまうと、電動リールのスタードラグでは満足できないという方も多いのではないでしょうか^^

 

そこでっ苦肉の策ですっ!ヽ(`Д´;)ノ 

 

 

 

PEにシュッ!

DSCN7914bラインの表面に強力な保護膜
形成するというPEにシュッ!  ヽ(`Д´;)ノ 

 

使用済みのPEラインなら新品同様の滑らかさに!ヽ(`Д´;)ノ 

 

新品のPEラインなら超絶滑らかになります! ヽ(`Д´;)ノ

 

少なくともガイドの抵抗は減らせるので落下速度有利! ヽ(`Д´;)ノ

 

しかもライン表面に強力な保護膜を生成するので
オマツリにもちょっとは強くなるのでは?! ヽ(`Д´;)ノ

 

と思って使用しています(。-_-。)

 

…しかし「PEにシュッ!」をゴツいリールに使用すると、バックラッシュするので大手を振っておすすめできません。

 

とくに「レバードラグ式」の手巻きリールはスプールが重いため、ある一定以上のスピードが出ず、滑らかになったPEラインだけが勢いよく飛び出てしまいます。

 

つまりバックラッシュします。

 

結局、重たいリールを使うなら、重たいオモリが必要です。性能に満足できるならリールも小さいにこしたことはありません。

そうやって基本的な落下性能を高めたうえで、「PEにシュッ!」を使用してラインの摩擦抵抗を減らすなら、効果が期待できると思います。

 

ちなみにバックラッシュはスプールに指を添えるだけで回避できます^^

 

 

DSCN7721b

今回はラインを入力しながら100メートルごとにスプレーしました。静電気を防止するのでライントラブル防止にも期待できるようです^^

 

 

 

 

師匠に聞く!~エビングシミュレーション~

DSCN5164b

わたくし生粋の「餌釣り師」ではありますが…(°д°;)…。

 

 

 

 

 

 

 

DSCN5283b

このたび「転職」することに…(;゚;Д;゚;)

 

 

 

 

 

 

DSCN5297b

あいなりました!!ヽ(`Д´;)ノ

 

 

 

 

 

DSCN5302b

 

言いすぎました

 

「浮気」程度でございます…( ✧Д✧)

 

 

 

 

 

 

DSCN5307b

ともかくエビちゃんでシャクりまくり~のヽ(`Д´;)ノ

 

 

 

 

 

 

 

 

DSCN5322b

男巻き~のヽ(`Д´;)ノ!

 

 

 

 

 

 

ebi2

やって

みたかったっしょ~!ヽ(`Д´;)ノ

 

 

夢っしょ。

 

 

 

 

 

 

…トゥルルル…

…トゥルルル…



…ガチャ。

 

 

 

 

ebi1

 

 

…ブツッ!! 

 

 

 

 

ebi3

 

 

…トゥルルル…

…トゥルルル…



…ガチャ。

 

 

 

 

ebi4

 

 

 

 

 

 

※以下の会話は、昨年「エビング」で多くのカツオを釣り上げたT師匠と、エビングはまったくの初心者であるわたくしとの会話を記録した「生」の声です。決してエビングの「セオリー」を語るようなオフィシャルな内容ではございませんのでご留意ください。

 

※エビングの「仕掛け」や「釣り方」の詳細についてはプロアングラー村越正海さんのオフィシャルサイトをご覧下さい。

 

 

 

 

 

 

エビングシミュレーション1

DSCN5358b

師匠、さっそく質問です。

エビングセットの仕掛け図をみて疑問に思ったのですが、ハリスは本当に「直線天秤」にじかに結んでも大丈夫なのでしょうか? ヨレないかと心配です。

やはりサルカンの介入はNGでしょうか。

 

また「ダブルクリンチノット」で結ぶ…って、本当ですか?!!

 

 

 

天秤にはショックリーダーを「漁師結び」でじかに結びます。天秤下側もハリスを「漁師結び」でじかに結びます。

 

仕掛けが絡む絡まないは、ハリスのメーカー・素材などで大きく変わると思います。ナイロンはNGですね。ハリ強めのフロロカーボンを使用しています。

 

サルカンについては使用しません。
詳細は以下で述べます。

 

 

 

 

 

 

 

エビングシミュレーション2

DSCN5314b

次いで、ダイワの「DRスティック」について質問です。

棚が浅いときはピンク、深くなったらケイムラと聞きますが、何色メインで使用されていますか。

またカツオ・マグロで色を使い分けますか。

 

 

 

 

DSCN3487b

マルキュー特船オキアミ55最強です。

今年から復活みたいですね~。

 

DRスティックは、周りの友人に聞いても、イワシカラー等の釣果は薄いです。あくまでもオキアミに集まった魚を狙いますので、フワフワオキアミのイメージですね。

 

 

 

 

 

 

 

エビングシミュレーション3

DSCN5160b

正直、コマセ船に同船される師匠がなぜ、「餌釣り師」より多くのカツオを釣りまくれるのか理解できません。

 

「エビング」の最大の利点を教えてください。

 

 

 

まず餌釣りの方は、「カゴ80号」+「カゴ内のオキアミ」+「天秤」+「クッションゴム」+「接続器具」 = 400g以上の負荷の先に、針があると思います。

 

対してエビングは、針までの負荷が、餌釣りに対して圧倒的に軽いです。さらにタックルは手持ちですから、『前アタリ』に対しての対応ができ、それこそが有利な点と言えます。

 

一瞬ですが、当たった際に少しでも仕掛けを送り込めれば、ヒット率が上がる気がします。その理由で、サルカン類は一切使っていません。

 

 

 

 

DSCN5297c

あと、スピニングはドラグ性能が良いので、細ライン・細ハリスが使えるのも大きいですね。

 

私の仕掛けは、

カツオ=ハリス10~12号+ヒラマサ針12号。
キハダ=ハリス18~20号+むつサークルフック1/0。

です。

 

 

 

 

 

 

エビングシミュレーション4

DSCN5309b

次いでジグの重さについて質問です。

 

エビングセット」のラインナップには100g、150g、200gとありますが、使い分ける基準はなんでしょうか。

 

またムラジグV以外で有効なジグを教えてください。エビングは「間」を取ると良いそうですが、スロー系のジグは有効でしょうか。

 

 

 

 

ジグの重さ・種類は、検証の余地はありません。

 

 

 

…。

 

 

…は?

 

 

 

『一生懸命に、ワームと同調させていただくコマセ釣り師の「コマセ」こそすべて!』です。ですから「コマセ釣り師」の「仕掛け」に絶対に絡んではいけません。そんなわけで、その日の潮の流れで、仕掛けが飛ばない最軽量のジグをチョイスしています。

 

もちろん「前当たり」を察知するには「軽い」ジグほど有効です。

 

また魚は、オキアミに夢中ですから、ジグの種類、ベイトの動きは無視できると考えます。餌釣りと同船では、ジグの実績はありませんので、ジグはただの【オモリ】の考えで良いのです。

 

40~50号の鉛おもりでも十分です。下手に高級(スロジグ含む)なジグだとドリフトフォールなどの動きをして、オマツリの原因になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

エビングシミュレーション5

DSCN5302b

エビングでコマセ船に同船する場合、
仕掛けをコマセに同調させるのがポイントと聞きました。

 

最後の質問になります。

 

師匠のルアーテクを教えてください。

 

 

 

…教えられません。

 

 

 

そこをなんとか。

 

 

 

だって、恥ずかしいんだもん。

 

 

 

そこをなんとか。

 

 

 

夢、壊れるよ。

 

 

 

…。

 

…覚悟します。

 

 

 

 

仕方ないですね…。

皆、恥ずかしいのであまり声に出さないのですが、
特別に必殺技を伝授しましょう。

 

 

…ゴクリ…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

必殺!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『棚から、ピクリも動かさない』、です。

 

絶対に動かしては駄目です。

 

ひたすら待ちます。

 

よく、棚下10mからの巻き上げの誘いなどと言いますが、嘘です。

ルアーなので、かっこ悪いから、下から巻いているだけで、心の中では、早く棚に上がれ~って思いながら、棚下10mから、棚まで巻き上げています。

 

あとは、ひたすら前アタリを、待っています…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…トゥルルル…

…トゥルルル…



…ガチャ。

 

 

 

 

 

ebi5

 

 

 

 

 

 

 

最後に

ebi2

 

 

 

 

 

さて、いかがだったでしょうか^^

 

本当いろんな考え方があって面白いですね!

 

わたしは、師匠の話を聞いて、

 

なるほど、エビングでもここまでコマセを意識して釣るのだ!

 

と感嘆いたしましたが、一方で、コマセ船に同船して「電動エビング」でキハダを掛ける方もおられますから、必ずしも正解は一つではないのだなと改めて感じました。

 

やはり、日によって変化する潮の状況にあわせて釣り方を工夫する方が、釣果をあげるのだと思います。

 

ここで紹介したのは「考え方」の一例でございます。

 

皆さんに素敵な( ✧Д✧)ヒラメキーノ!! がありますようにっ(*≧∀≦*)

 

 

 

PS. 師匠、本当にありがとうございました!
真似させていただきます…( ✧Д✧) ニヤリ

 

考察2013:K達人

 

2013年10月10日、私の隣で爆釣していたK達人

朝一の仕掛けはハリス16号3~4.5メートル、マグロに切り替えてからはハリス22号6メートルと、状況に応じて仕掛けを変えてはいたものの、

 

 

 

DSCN4195

餌のつけ方も私と全く同じで、

 

針もインターフックの15号をメインに、ところによりジャイアンとキハダ16号を使用と、特筆すべきことは何もなく…。

 

 

 

 

 

 

DSCN4627c

ならばなぜ、こうも釣果が違うのでしょうか

 

 

あまりにヒットを連発していたので、私との違いがコマセワークであると気づくまでにずいぶん時間がかかってしまいました

 

 

 

K達人のコマセワーク

 

棚50メートル、ハリス3(6)メートルとした場合

 

  1. 55(60)メートルまで仕掛けを落とす。
  2. 仕掛けが落ちたら間髪を入れず、だいたい3回に分けて棚50(52)メートルまで流れるようにコマセを撒く。
  3. リールを巻きすぎた場合は、だいたい50(52)メートルになるよう道糸を出して調整する。

 

K達人はとても感覚的な方です。毎回微妙に棚が違います。まずセオリー通りではありません。

しかし、ひとたびコマセワークを終えればヒット連発、
何かあるはずなんです。

 

せっかくなので、
私なりにK達人のコマセワークを分析してみましたよっヾ(`Д´)ノ

 

 

 

分析

 

1・より下からコマセを撒くことで糸ふけが取れやすい。
>棚ボケ防止効果

 

2・ビシの中身が減るほどコマセがよく出るというビシの特性により、棚下のほうではコマセ薄く、狙った棚では最大のコマセ量を撒き、より魚の食い気をあおるようなコマセのグラデーションを作っていたのではないか。

 

3・付け餌を「縦に広く」動かすことによるアクションバイト効果。

 

 

も~完全な妄想ですが

 

「棚でコマセを撒く」という既成概念をくつがえすK達人のコマセワークは、考えれば考えるほど「独自の棚」を作っていたように思えてなりません。

 

 

もし、私に失敗があるとするならば…。

それは「コマセの詰めすぎ」です。

 

 

 

DSCN4582b

ここ最近、水深が深くなってから、どうもコマセを詰めすぎていたように感じます。仕掛けを回収したときにコマセが残っていないからといって、コマセワーク中にしっかりコマセが撒けているかといえば、話が別です。コマセは、仕掛けの回収中にほとんど出てしまいますからね。(←自分に言ってます)

 

実のところ、昨年私が爆釣したときのコマセ量は、
半分も入れてないかどうかでした。

 

ふむ、なんか見えてきたような気がします…。
次回、試しますよ、K達人のコマセワーク…。
そしてコマセは詰めすぎない…と。

 

 

いや~、最近「課題」が多くて困るなぁ(笑)

 

 

 

 

考察2013:潮の濁りを読む

 

相模湾は「北風に強く」、「南風に弱い」とよく言われますね。

 

でもこれ、単純に「北風」のほうが「波が立ちにくい」から「船が揺れにくい」というような、単純な解釈で終わらせたらもったいないです。

 

風向きからは、「潮の濁り」も読むことができます。

 

 

 

 

 

風向きと潮の濁り

 

DSCN4527b

 

※相模湾、東京湾の場合、その地形等の理由により

 

北風だと「波が立ちにくい」ので

潮が「澄みやすく、

 

南風だと「波が立ちやすい」ので

潮が「濁りやすいそうです。

 

 

船長曰く、さらに一日の中でも潮の濁りは変化するようですよ^^

とくに朝のうちは「澄み」やすく、夕方になるにつれ「濁り」やすいそうですから、朝の潮が「濁って」いたらその日は一日「濁っている」可能性が高いです。

 

 

この情報と、

 

 

カツオは「澄み潮」が好き。

マグロは「澄み潮」だと渋く、サメ率UP。

 

 

という情報を足すと、

 

「北風」=「澄み潮」=「カツオ・キメジ向き」

「南風」=「濁り潮」=「マグロ向き」

 

と言えそうです。

 

(釣り場によっては「潮の濁り」も多少、違うかと思います。大雑把な情報として捉えていただければ幸いです)

 

なお、風が「潮の濁り」に影響するまでの時間を考慮するなら、前日から当日の夜中の風を見るとよさそうですね。

 

 

潮の濁りに対する解釈は人それぞれですが、

 

澄み潮でマグロを狙うならハリス長めがよさそうだ」とか、

濁り潮なら紫外線スプレーが有効?」などなど、

 

仕掛けの選択には役立つかもしれません^^

 

 

 

 

考察2013:オキアミの加工(後編)

 

前回の続きです)

 

うげぺぺぺぺ(°◇°;)

DSCN4356b

なんてこったい、

「味の素」の味しかしないじゃないか…。

 

 

このときは正直、
「味の素は入れすぎちゃだめだ!」と思いましたが、
誤解なきよう先に申しあげますと、れは早とちりでした

 

調味料が「素材」になじむまで少し時間がかかるようです。
数日後に味見してみれば、「味の素」にかんしては問題なく、むしろ「みりん」のほうに問題を感じることに…。

 

 

 

 

 

冷凍の記録

 

DSCN4369

冷凍初日はなんのニオイもしなかったオキアミ。

 

 

 

 

…しかし翌日。

 

DSCN4411

あ、

 

 

 

 

 

 

アルコールくさっ∑( ̄□ ̄;)

 

冷凍庫のフタをあけた瞬間ムッとするアルコール臭、
オキアミとみりんの混ざったニオイが充満しているじゃありませんか

 

「冷凍」したのになぜ?????

 

もしや調味料によって
なにかしらの化学反応が起きている…?

 

 

 

DSCN4411c

 

「発酵」について少し調べてみたところ…。

 

「細菌」の活動は-10℃でほぼ停止するそうですが、
「酵素」の働きは-30℃でも働くのだそうです。

 

まさか発酵している…?

 

一度でも解凍したことによって、
オキアミがもつ酵素「プロテアーゼ」が自己分解しはじめたのでしょうか。

 

酵素さえあれば発酵はおきるそうですから、溶液の作成時に「水を加えた」ことにより、オキアミの自己分解酵素であるプロテアーゼが加水分解し、みりんのアルコールと反応して??ニオイが発生したのでしょうか。

 

うーん…。

 

ここまで書いておいて大変申し訳ないのですが、
さんざん調べても原因が特定できず、

私にわかることは「アルコール臭くなった」

という事実だけ

 

みりんはダメかもしれません…。m(__)mスミマセン

 

とりいそぎ、-17℃だった庫内温度を
-20℃以下に下げてみたところ、

 

DSCN4373

 

 

翌日の朝にはニオイは止まっていました^^;

 

 

 

こうなったら最後の手段、

 

どんな味になったのか

確認するしかないっ(ノ><)ノ

 

 

 

 

 

 

DSCN4412

3日後、
冷凍庫から取り出した状態のオキアミです。

 

 

 

 

 

DSCN4414

ハチミツ50パーセントでも完全には凍っていませんね^^

 

 

少し話はそれますが、このオキアミを完全に「不凍化」するには、
浸透圧をより高める必要があるそうです。

 

調べてみると、

浸透圧を高めるために古代から利用されてきた「塩漬け」「砂糖漬け」のうち「砂糖漬け」は、分子量の小さいブドウ糖が有効なのだそうです。

 

 

 

ならば、

 

DSCN4397

ブドウ糖100パーセントのシロップ。

 

 

 

DSCN4396b

これを100パーセント使用すれば「不凍化」するはずですよね。

 

 

 

 


DSCN4426

オキアミをシロップ100パーセント漬けにして、

 

 

 

DSCN4428

冷凍庫で12時間。

 

 

 

 

 

 

 

 

DSCN4430

シロップ自体が硬くはなっていたものの、
斜めに傾ければとろーり、オキアミは凍っていませんでした^^

 

不凍化するならシロップ(ブドウ糖)は有効ですね^^

 

 

 

 

そして

 

DSCN4282b

 

記事の冒頭で「味の素」の配合に疑問をもった私

 

本当に「こんぶ」から生成したという味の素の「Lーグルタミン酸」は
魚が好む味なのでしょうか。

 

そもそも、マグロやカツオが好む「イワシ」や「シラス」には
どんなアミノ酸が含まれているのでしょう…。

 

調べてみると、なんと各種アミノ酸を多く含む食品に
「シラス」「カツオ節」の名が連なっていることにびっくり!

 

 

 

DSCN4406

カツオ先生には多くのアミノ酸が含まれている模様^^

 

 

 

 

 

DSCN4404b

お手軽にいくならコレ?

 

うまみアップの添加剤にはカツオ節が有効そうですが…。

 

いやはや、オキアミの加工は試すべきことが多すぎて
今回の考察はまとまりそうにないです

m(__)mスミマセン…。

 

 

 

 

え?

 

 

 

いや、 ごまかすなんてそんな…

 

 

 

 

DSCN4423

ちゃんと味見しましたヨ^^;

 

 

 

 

DSCN4419

 

 

各調味料により(人間にとっては)食べやすくなっており、
「ハチミツ50パーセント」と「塩」の甘じょっぱい感じが思ったよりも自然で、「味の素」もきれいに浸透したようです。

 

しかし「アルコール」の味はやっぱり人間用ですね
いくら保存が効くとはいえ、
「みりん」を魚が好むとはどうも思えません^^;

 

 

※追記

船上で「みりん」漬けにした加工オキアミを使用し、良型真鯛を釣られいる方がおりました。照りも出てよいのだとか。2013年現在、久里浜で流行っているのだそうです。

なんと~。
さっと漬けるぶんには良いのでしょうか?

 

 

 

今後もいろいろ試していくつもりではありますが、
とにかく魚が食ってくれる餌を作らないと話になりませんね^^;

 

ということで次回は、
釣れたときの加工餌を紹介いたします。

 

お粗末様でした!m(__)m

 

 

考察2013:オキアミの加工(中編)

 

DSCN4329

やっぱり

 

 

 

 

 

 

DSCN4378b

食べないとダメですかね

 

 

 

流水解凍して間もないので、ほとんどニオイは気にならないものの、
「プランクトン」を食べるという行為そのものが

 

気になって気になって

 

準備はバンタン、あとは心の準備だけ

 

 

よし。

考えても仕方ない。

 

 

 

とりあえず…

DSCN4379b

 

ひとかじり><”!

 

 

 

…ん?
…味がしない。

 

 

 

 

…????

 

 

DSCN4379c

困りました

 

かじっただけではなめらかな舌触りを感じるのみで
味を感じることができません…。

 

やっぱり「味わう」しかないのでしょうか

 

えーい、
こうなったらヤケだっ!

 

 

舌でオキアミを潰して

 

 

DSCN4378c

 

 

 

うわあああああ ε=ε=ヾ(;゚д゚)/

 

ぶちゅっとした…。

 

 

 

…。

 

 

…え??

 

おお??

 

 

 

 

DSCN4378d

 

 

ののの濃厚!!!!!!!!

 

 

これは…。

 

 

味がないのではなく、

「味」=「コク」といった感じで、

ひたすらに「濃ゆい」!

 

しかしやっぱりプランクトンだぁ~(;´∀`)
決して「エビの形」から連想するような「エビ味」はしません…。

 

その正体は「高タンパク」そのもの??

 

良くいえばとても栄養価が高そうな味で、
水道水で口をゆすいでも「濃さ」だけが残ります…。

 

南極にすむ動物たちがオキアミを主食とするのには、妙に納得^^;

 

 

img_101183_37093637_0

アジアの情報ページさんよりお借りしました)

 

 

 

というか、このオキアミ、
すでに魚が好きな要素が揃っているんじゃないでしょうか。

 

 

 

komase

 

オキアミ自身の消化酵素(プロテアーゼ)によって自己分解したときの
あの強烈なニオイこそ集魚効果ですし、

人間がたべても濃ゆいと感じる「高タンパク」、
魚が嫌いな理由が見当たりません。

 

 

あとは、針に刺したときもう少し硬くなってくれれば、
それで良いのでは…?

 

 

そう思ったのですが、せっかくの加工ですからね^^
どうせならオキアミの「腐りやすさ」を防ぎたいところです。

 

 

なにか、良さげな食材はないものかと探していたところ…。

 

 

 

 

 

お?

 

DSCN4390b

これだ!

 

米麹(こうじ)です。

 

 

ウィキペディアによれば、「コウジカビ」は、発酵によって「タンパク質」を分解し、うまみ成分である「アミノ酸」を生成するそうですね!

 

 

DSCN4394b

 

ということは、オキアミの漬けダレに「麹」をまぜれば、(オキアミの)タンパク質がごく自然な「うまみ」に変化するんじゃないでしょうか。

 

しかも米麹に含まれる「植物性乳酸菌」は腐敗や微生物の繁殖を抑え、食品の長期保存を可能にするそうです。

 

すばらしい!

 

発酵ってすごいですね、
より「美味しく」「長持ち」させるんですから^^

 

 

 

 

なんとこの米麹(こうじ)

 

 

DSCN4386

「本みりん」または「みりん(タイプ)」にも含まれており、

 

 

 

 

DSCN4387

さっとオキアミにかけるなら「塩麹」より「みりん(タイプ)」のほうが
お手軽かもしれません^^

 

 

=============================

※追記

本みりんのページのよれば、

本みりんの主な成分は、麹菌によりデンプンやタンパク質を分解して
出来た「生成物とアルコール」だそうです。

ですので「みりん」に期待できるアルコール以外の要素は、
あくまで「糖類」や「アミノ酸」等の「うまみ成分のみ
ということになりそうです。

 

また、塩麹についてのためになる知識はこちらをどうぞ^^

=============================

 

 

 

ということで、

DSCN4400b

みりん(タイプ)をひとふりして一口!!

 

 

…うむ!

 

甘みが増してとってもマイルド、
むしろ「甘エビ」っぽくなりましたぞ!

 

 

 

そういえば、刺身を「漬け」にするときの調味料も「醤油」「酒」「みりん」と、どれも発酵調味料です。

なるほど「漬け」にすると、「保存」が効いて「旨み」が増すわけです~^^

 

 

 

 

DSCN4356c

さっそくみりんをふりかけて冷蔵庫でやさしく解凍^^

 

 

 

 

 

DSCN4365

 

前回と同じく

ハチミツと水(1:1)に「塩」 と「味の素」を追加し、

 

 

 

 

 

DSCN4367b

 

 

3Lサイズのみ小分けして

最後の試食!!

(毎度食べてはいません味見だけです)

 

 

 

 

 

 

果たして…?

 


DSCN4356b

…。

 

げ…。

 

 

 

 

 

 

なんっっで不味いのぉ???!!

 

 

 

続く

考察2013:オキアミの加工(前編)

 

 

カツオ・マグロ用のオキアミといえば3L、
いろんな種類のものが販売されていますね。

 

 

 

 

「不凍タイプ」はベトベトしているので
あまり好きではありませんが 

 

 

 

オキアミ職人のように、必要な分だけ現場でプラスして
使用量をコントロールできる商品もあります。

 

 

 

いずれにしても、
腐敗しやすく」「身が崩れやすい」というオキアミの弱点を抑えるため、「浸透圧」を高めて細菌の繁殖を抑制しつつ、「身を締め」、

商品によってはさらに浸透圧を高めることで「不凍化」し、
生での冷凍保存を可能にしています。

 

さらに「ニンニク」と「アミノ酸」を追加して「おいしさをUP」する、というのが加工オキアミの定番のようですが…。

 

 

なんともけっこうな加工量

 

これって

オキアミ本来の味は残ってるんでしょうか…

 

 

 

…。

 

 

 

ということで、

 

DSCN4278

ここはひとつ加工しすぎない程度のナチュラルな
加工餌を作ろうじゃありませんか^^

 

ベースとなるオキアミには船上生産にて「瞬間凍結」しているという生オキアミ、「刺魔王」をチョイス。

「真空パック」のため、酸化防止剤などの余計な保存料が入っていなさそう、というのも選んだ理由の一つです。

 

 

 

 

DSCN4273

「浸透圧」はやりすぎない程度に高めました。

ハチミツと水(1:1)に「塩」をプラスしただけの
シンプルな混合液を用意し、

 

 

 

DSCN4279

「刺魔王」を入れて
釣行日の前日(24時間前)に冷蔵庫でやさしく解凍。

 

 

このときは、「アミノ酸なんて邪道だっ!」
と思っていたのですが…。

 

 

 

DSCN4282b

12時間後、ちょっと気が変わり

 

 

 

 

 

 

DSCN4284

旨みがアップするというアミノ酸(味の素)もプラス。

 

 

 

 

 

 

DSCN4286

釣り場に持っていくと、ほどよい締まり具合で、「しっとり感」があり、生のオキアミに似た色に仕上がり好みとなりました^^

ベタつきも最小限です。

 

ただし、「不凍化」するほど「浸透圧」を高めてはいないので、
クーラーBOXで保存しつつ、必要分だけ取り出して使用しました。

 

「塩」だけで「身を締める」より、ワンランク上の加工餌ができた~^^
と、わたくし満足していたのですが…。

 

 

 

 

 

 

DSCN4310

この日は釣れず…。

 

 

 

 

 

 

 

DSCN4323

やっぱ潮が悪い日はダメだなぁ…。

なんて、ぼーっとしながら、

 

 

 

 

 

 

 

 

DSCN4286c

ふと、思ったんです。

 

 

 

 

このオキアミ、

 

 

 

DSCN4286

 

何味なんだろう。

 

 

 

 

 

 

 

DSCN4286d

美味しいんだろうか…。

 

 

 

 

 

DSCN4286d

そうだそうだ!

味を確かめもせずに
釣りなんてするから釣れないのだ!

 

 

 

 

こうなったら

DSCN4329

食べるしかないっ!

 

新鮮なオキアミは食用になるというし、
…いや、防腐剤入ってそうだな…。

防腐剤は発ガン性物質が入っていると言うし…。

 

かじるだけにしよっと…

 

とりあえず、
使わずに持ち帰った3㌔のオキアミでもう少し実験です(ノ><)ノ

 

 

 

続く

 

 

 

マグロばらしの原因

 

せっかくのマグロヒットをものにできなかった原因、
それは「道糸の弛み」でした。

今後マグロを獲得するためにも、
ここに失敗例を記します。

 

 

DSCN4248

 

 

 

午前10時すぎ、指示棚50メートルでコマセを巻き終えてほどなく「コンコン」という明確な当たりが到来、体重を乗せるようにフッキングし、「瞬殺」を難なくクリア。ファーストランで80メートル疾走という、おおむね「セオリー」通りのスタートとなりました。

 

それにしても、初めて感じるマグロの重さ。スタンディングで獲りたいという願望はあったものの、とても巻けず、それ以上の考えもなかったので、あっけなく竿をロッドキーパーに固定

 

 

DSCN4252

 

この日は大シケ、
船はまるで巨大なブランコのようでした。

 

「船の揺れを利用しなよ」という上乗りさんのアドバイスのもと、船が下がったときに巻き、船が上がったときは耐えるという、自分にとっては斬新なスタイルでファイト開始です。

 

いや、相当にキツイ

 

残り20メートルまで巻き上げ、「勝利」を確信したのもつかの間、突発的な走りで再び100メートル出されたときにはもはや体力の限界で、

さらに巻き上げてようやく残り30メートルまで達したころには、
ほとんど腕の感覚がありませんでした

 

でも念願のマグロ獲得まであと少し、
ここまでは良かったと思います。

 

 

 

残り30メートルのところで突然、
糸がフケました。

 

バレた!????Σ(||゜Д゜)

 

かな~り青ざめましたが、「食い上がってるからどんどん巻いたほうがいいよ」という上乗りさんの言葉を信じ、無我夢中でゴリ巻きすると、残り20メートルで再び手応えを感じます。

 

しかし、その手応えが最後の感触となりました。

「ブツっ」という感触も、
同時に伝わってきたからです。

 

 

 

 

DSCN3387

 

私のリールはティアグラ、
「ローギア」付きのトローリングリールです。

 

あまりの重量に閉口して、ここぞとばかりに「ローギア」でファイトしていたのですが、いざ食いあげられると、今度は巻きあげスピードが全く足りないことに気づきます

 

ハイギアであれば「食い上げ」に対抗できたかは、正直わかりませんが、これは大きな課題となりました。

どうあれ、糸は「張った状態」じゃないと絶対にダメですね

 

 

 

そしてハリス切れの原因。

ヒレで切られたのか、歯で切られたのか、それともハリスがカラダに巻きついてしまったのかは、わかりません。

 

もう少し冷静だったなら、切られた仕掛けを持ち帰り、「ちもと」から何センチのところで切られたのか、分析もできたのですが、今となってはそれもできず

 

 

 

もう一つの課題は「筋力」です。

リールを巻く手が何度も吊りそうになったのは、「握力」がないせいだと痛感。トローリングリールで獲りたいなら、まず「握力」を鍛えるべきでした。

電源コードがないぶん自由度の高いトローリングリールですが、こうなると、誰にでもおすすめできるリールではないです。反省してます。

 

 

 

そして最後に、上乗りさんの名言を記しておきます。

 

 

「糸を出すのも出さないのも自由」

「人それぞれ、道具も違うし、釣り方のスタイルは千差万別」

「最後は、自分の仕掛けを信じられるかどうか」

 

 

これを聞いたとき、私のマグロに対する考えは
非常に甘かったなと、思った次第です。

 

何事も、経験と改善ですね!

 

一刻も早く、
自分のスタイルを身につけたいものです。