黒いダイヤと呼ばれるクロムツ…。
とても美味しいと評判ではありますが…
しかし「ダイヤ」はさすがに…(=_=)。
言い過ぎでしょ~
あまり美味しそうに見えないというのが本音でした…(=_=)フ…。
が…
疑ってスミマセンでした…(°Д°;
包丁を入れた瞬間にべっとりと貼りつく脂…。
それでいてしつこくなく…。
甘く…。
無言でひょいぱくひょいぱく…(_ _(–;(_ _(–;
魚を食べ飽きた子供たちの評判もすこぶる高く、
なんと11月に釣れたマグロ以来の好評ぶり!
「久々にお父さんが魚釣ってきて良かったと思ったよ!」
…(°Д°;ヒサビサ…
そんなわけで、クロムツの魅力にハマれば誰でも「ダイヤのお刺身」を求めて密かに狙うと思うのです。
「今日はクロムツ船ですか船長」
「いや、メダイ船でしょう」
わかってはいますが聞かずにはいられない…щ(`Д´щ;)
…そんなある日。
「前回は何で食べたの? え? お刺身?
それもいいけど、 クロムツは煮付けが美味しいよ~^^」
と普段、食にかんしてはあまり物言わない高志船長が
とんでもないことを言うのです。
に、煮付け……(°Д°;???
刺身がダイヤ級に美味しいクロムツを、
あえて火にかける…?
(°◇°;)
「そんなのありえませ~ん」と思わず本音で返したところ、
高志船長、目を輝かせながらその美味しさを語ってくれました。
…クロムツはさ
…煮付けにすると…
白身でタンパクなのに
脂がすごいから
口に入れた瞬間に
ふわ…っ
と広がるんだよ^^
(–;
…(°Д°;
…(゚Д゚)…
とんでもない説得力でした…(°Д°;
かなり煮付けになびいたのは事実です
しかしどうしてもお刺身の味が忘れられません
「煮付けやってみます!」
と船長には言ったものの、
一枚ずつ花ビラをちぎる乙女のごとく悩みは続き…
刺身…
煮付け…
刺身 …
やっぱり
「お刺身でしょう!ψ(`∇´;)ψ ウキョキョ」
…とココロに決めた帰り際の、
船長の一言です。
「どうせ家に帰ったら気が変わって、
刺身にしちゃうんでしょハッハッハヾ(´^ω^)ノ」
(バシッと肩をたたく)
ぎぎぎくうっ!!!!(;゚;Д;゚;)
…見透かされてる…。
船長、勘が良いのは釣りだけにしてください…
もっとも…。
この船長の釘差しがなければ、
私は煮付けの美味しさに出会うことはなかったかもしれません…。
クロムツの煮付け
エラがけっこう鋭いです。腹を裂き、内蔵とエラを取ったら、
私の場合は背に包丁を入れます。
飾り包丁を入れ
沸騰したダシに
ダシ
酒: 大さじ4
砂糖: 大さじ3
醤油: 大さじ3
みりん:大さじ4
水: 200ml
生姜: 1/2片の薄切り(または細切り)
ポチャン。
…∑( ̄□ ̄;) ハッ
計算外でした
時折タレを回しながら
落しブタをして弱火でコトコト30~40分…。
煮付けは煮崩れしないよう弱火が鉄則ですよね^^
今回は35分やりました。
完成~^^
そりゃあ、もう、美味しいなんてもんじゃありません…。
刺身と比べるなんてそんな「トロリ」と「ふわり」を選ぶようなもので…。
船長の言った通り、口に入れた瞬間、
ほわっ…。* ゚ + 。・゚・。・ヽ(*´∀`)ノ
と脂が広がるんです…。
残りの煮汁で
メダイも生まれ変わりました…(ノз`)フフ
なお、メダイは蛋白ながら「皮に脂が乗っている」ので
贅沢に身の厚みを薄くするとよりジューシーに仕上がります^^