ごまプリン のすべての投稿

はじめまして^^ 管理人のごまプリンです。   相模湾を中心に釣らせてもらってます。 もう30代後半なのに頭の中が釣りばっかで困ってます…。   東京都在住。  

2017久里浜沖タチウオ考察(2017/12/27)

 釣行データ
釣行日 2017/12/27(水)
船宿 川崎つり幸 / タチウオ
竿 ダイワ(Daiwa) 極鋭ゲームHH-172AGS
リール フォースマスター800(PE2号)
オモリ スカリー100
仕掛け

ハリス8号3メートル2本針 
エダス40cm(DビーズマーキングLL
針 D−MAX 2/0
ムラムラパイプ(ケイムラ、グリーン)

テンビン ハイブリッド天秤 弓2.0-1.0-400
水温 14℃
場所 久里浜沖 棚:120-140m
パターン 長潮  (満潮 11:46)
月輝面 94% 月齢12.8
西、ほどほど
波高 0.5-1.5m
天候 晴れ
船の釣果 タチウオ:2-18 本
自己釣果(左舷トモ2番) タチウオ: 18 本

tachi1久々のタチウオ釣行です(*≧∀≦*)

 

狙うは久里浜沖の水深140㍍前後。深場とあってオマツリしやすいのが難点ですけど「喰い」は素直でテクニック不要の初級タチウオ?

 

テクニック不要ならオモリは手返し重視の120号としたいところ、当日は混み合っていたので隣人とのバランスを見て100号としました♪

 

久里浜沖なら水深が深くてもしっかりシャクれる硬い竿が良好、今回は極鋭ゲームHH-172AGSを試用し、リールはパワー、スピード、使い勝手ともにタチウオにベストマッチのFM800であります!

 

久里浜沖タチウオ

当日のタチウオは喰い良く素直に釣れました。ただし気配を感じない時間帯もあり、タチウオの総数は昨年より少ない印象です…。

 

DSCN8813b群れの芯を当てた船は釣れるけど、芯から外れた船はポツポツといった感じでしょうか^^;

(写真は船長が回り替えて別の群れを当て直してくれたところ)

 

でもタチウオの「喰い」自体は良かったので、

 

いかにオマツリなく釣れるかが勝敗の分かれ目…オマツリすれば「時合い」を逃すのでとにかくオマツリしないよう左右を気にしてサミング※しながら仕掛けを落とす…。

 

※サミング…リールのスプールに指を当てながら適宜落下速度にブレーキを掛けて仕掛けを落とすこと。(スプールに軽く指を当てておくと糸フケなく最速で落下します)

 

tachi3そしてオマツリしたら、どちらで仕掛けを上げるのか声を掛け合い声が届かないときもあるので皆で強力し声を伝達する(知らんプリンしない♪)

 

やっぱり深場のタチウオは
オマツリしないのが一番釣れると思います^^;  

 

水深が深いとテクニック不要?

水深が深いとまず伝達が鈍くなります。
そしてあらゆる感度が落ちます。

そのため水深が深いと、

  1. 動作が伝わりにくい。
  2. 繊細なアタリが分かりにくくなる。その反面「シャクリ」でアタリを弾きにくく、ある程度仕掛けを引っ張ってもタチウオがエサを離しにくいという利点がある。

 

DSCN8818bならば深場での誘いは大胆でOK!!ヽ(`Д´;)ノ(…なことが多い)

 

たとえば観音崎沖で知られる「小幅のシャクリでリール1/4回転」という繊細なテクニックは、シャクリ続けることで喰い込ませる高等テクニックです。逃げ暴れるベイトの演出をし続けることで、違和感なく食い込ませる達人の技…。

 

それが深場では「1~1.5㍍のシャクリでリール1回転」という比較的簡単なテクニックで代用できます。(もちろんダメなときもありますが、)ヒットしてもシャクリ続ければ良いパターンがあることも確かです。

 

また、 

  • 水面から目線まで1~1.5㍍シャクり、
  • すぐにリール1回転(50cm)巻きながら竿を水面まで下げる。(仕掛けをフロートさせます)
  • 1~3秒待つ。

 

この繰り返しで棚を探れる体力があれば、スソってことはないと思います♪(タチウオのテクニックはほんと人それぞれですけどね…^^;)

 

というわけで、


久里浜沖タチウオの誘いを考察してみましょー♪

 

まさか…(꒪⌓꒪)

 

「ただ巻き」が
こんなまさか…(꒪⌓꒪)

針とハリスの結接強力テスト!!【坂本結び】VS【内掛結び】VS【南方延縄結び】!!

結接強力が知りたい!!

20170909_154756bハリスの結接強力は直線強力の60~70%と言われています。

 

でも自分の結びは本当にそのポテンシャルを発揮できているのでしょうか…(꒪⌓꒪)

 

気になる…(꒪⌓꒪) 

メカニカルフォースゲージ

DSCN8707bというわけでハリスの結接強力を測定してみることにしました。

 

500N≒51kgまで測定できる大人のオモチャです♪

 

「故障の原因となるので破壊には使わないでくださいと書かれた「説明書」は、

 

 

…?!

 

見なかったことにしました。

 

説明書をそっと閉じて、

 

代わりに領収書を見つめました。

 

…。

 

 

有りえねぇ…(꒪⌓꒪)

 

test何のためにあるんじゃこの機器はえー(*´꒳`*)

 

というわけでメカニカルフォースゲージを破壊に使用!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

※よくよく調べたら
破壊に使うならデジタルフォースゲージって書いてありました…。

 

…(´-ω-`)フッ

 

まあでも、

 

DSCN8726b破壊測定後に、5kgのダンベルを計量したところ、おおむね機器に狂いがないことを確認することができたので一安心!!

 

びっくりさせんじゃねー(๑>ᴗ<๑)コンチクショー

 

うん。

 

よく調べて買いましょうww(⇐お前がね) 

実験に使用したハリス

DSCN8711b「どうせやるならプレミアム万鮪やってよ」という声が聞こえてきそうですけど今回はダイワのDフロン20号にしました^^;

  

なにせDフロン。

 

同号数の「プレミアム万鮪」や「FXR船」より柔らかいです。柔らかいので結接強力は意外と出るのではないでしょうか。

 

その標準強力は公表されていないので未知ですが、

【プレミアム万鮪20号 :標準強力31.75kg】
【デュエル船ハリス20号:標準強力30kg】
【Dフロン20号    :標準強力27~28kg

市場価格から察するにこのあたりが妥当かと思います。

 

となるとDフロンの結接強力は目安、
標準強力 x 0.7 =  18.9~19.6kg。

「柔らかいハリス」を買っているので
20kg以上は出てほしいところです。

  

その考えは当たっているのか、
測定により確認してみたいと思います^^ 

⇨結果をすぐに確認する 

 

実験に使用した針

DSCN8708b相模湾のコマセキハダで使ってきた針です。

 

「環付」と「平打」をテストします。軸径の違いにより結接強力に差が生まれないようどちらも線形1.77㍉としました。

 

はたして環付針と平打針の結接強力には、
どのくらい差があるのでしょうかo(-`д´- 。) 

⇨結果をすぐに確認する

 

環付:坂本結び

DSCN8691c

坂本結びの一番の特徴はB…マクラの作り方。

このマクラが本線を締めつけ摩擦を生むことで、結節中、一番弱いA部分に負荷が掛かりすぎないよう工夫されたマジで凄い結びだと思います。

 

ただし結びの難易度はやや高め。

 

「C部分は締めないほうが良い」「いや、ある程度締めたほうが良い」という議論については、個人的には、適度に締める分には、C部分も本線に対して摩擦を生むので良いと思っています。

 

C部分で切れることはそうそうないんじゃないかな…。

 

DSCN8691cなお今回の測定ではC部分を「緩め」と「やや締め」どちらも試しました。そしてどちらも同じような強度が出たことを報告いたします^^

⇨結果をすぐに確認する

 

環付:内掛結び(つり吉オリジナル)

DSCN8699b平打針であれば、結接強度は外掛結びの上をいくと言われる内掛結び。その環付バージョンとして「つり吉オリジナル」を試してみました。

 

マクラ入りの結びにしては難易度が低く、かつ強力なので、
坂本結びが苦手という方には超おススメです!

 

「坂本結び」とどちらが強いか対決です♪

⇨結果をすぐに確認する 

 

平打:南方延縄結び

DSCN8713b「平打針」「外掛け系」の結びの中では最強と言えそうな南方延縄結び。

 

今回は巻き数3×3で結んでみたのですが、
その強度は「環付針」に比べ勝るのか劣るのか!

⇨結果をすぐに確認する

 

サルカンの漁師結び

DSCN8704b強化チューブを使用したサルカンの漁師結び。

 

実釣では一度も切れたことのない信頼度100%の最強結び…だったのですが、実験では凄いことが起きてしまいました…^^; 

⇨結果をすぐに確認する

 

結果はこちら!ヽ(`Д´;)ノ

 

実験に使った「坂本結び」の紹介…01:12
実験に使った「内掛結び」の紹介…03:45
実験に使った「南方延縄結び」の紹介…05:45
実験に使った「サルカン漁師結び」の紹介…07:32
実験開始……09:33

高評価あればケイムラチューブや補強チューブ、ハリスのメーカー違いも測定してみたいと思いますので、高評価よろしくお願いします!!

 

【相模湾アマダイ】ディギング釣法で誘いと潮の激釣パターンと無効パターン (2017/11/19・25)

釣行データ
釣行日 2017/11/25(土)
船宿 五エム丸 / アマダイ船
竿 シマノライトゲームリミテッドTYPE73 H200
(魚が掛かったときは良いけど操作性はちょっと柔らかい)
リール フォースマスター800
仕掛け

ハリス3号2メートル2本針(枝針30cm)
※サルカンの可能性を試したくサルカンを使用。(動き重視)
または、
※下針から80cmのところにDビーズマーキングのMまたはLを使用し枝針を接続。(フロート効果を狙いたいとき)

9号

発光玉ソフト・ピンク・2号(枝針のみに使用)

オモリ ディグシンカー80号
天秤 ハイブリッド天秤 弓2.0-1.0-400(12月発売予定)
水温 19℃
鎌倉~江の島沖 :  澄み   棚90~120m
パターン

小潮2日目  (満潮 10:10 干潮 15:31)

月輝面

34.9%  月齢6.6

北東、弱い
波高 0.5-1M
天候 晴れ
釣果(左舷ミヨシ) 船の釣果 アマダイ:0-7尾(26- 52cm)ほか赤ボラ、鬼カサゴ等
自己釣果 アマダイ      7尾(最大45cm)

 

煙幕にはどんな意味がある?

amadai01アマダイには縄張り意識があるようで、自分の巣穴に近づいた仲間を許容しないのだそうです。(これはサニー商事社長が昔飼っていたアマダイを水槽で観察した記録による)

 

 

digBそこでアユの友釣りを発想に
ディグシンカーが生まれました。

 

amadai02自分の巣穴に近づいたよそ者を威嚇すべく、
寄ってきたアマダイが近くにあるオキアミを口にする。

 

まさにアユの友釣りからヒントを得たシンカーは、その存在を示すために煙を巻き上げます。

 

amadai03どこからともなく漂ってきた煙に、

 

 

amadai04起こされる…のかどうかはわかりませんけどw

 

 

amadai05よそ者が巻き上げた煙にアマダイが寄ってくる。

 

だから煙を立てるディギング釣法は、
潮流れがあるときにより遠くにアピールでき有効なのかもしれません。

 

潮流れがないと煙も流れませんし、そもそも潮流れがないと活性も低く、棚も上げないと喰わないので、ディギング釣法は効きにくい…。

 

というわけで、

 

    
底潮が流れているときのディグの威力
百聞は一見にしかずですっヽ(`Д´;)ノ 

 

さらにディギング釣法が適したポイントとそうでないポイントがあることもご確認ください!!ヽ(`Д´;)ノ

 

youtube高評価ぜひよろしくお願いいたします♪

 

動画補足:ハリスの弛みで潮を読む

amadai06ハリスがたるんでいると魚が針をくわえてもすぐにアタリが出ません。(アタリはハリスが張ったときにはじめて目感度として得られます。)よってハリスがたるんでいると、針が飲まれる可能性が高いです。

 

針が飲まれている ⇨
ハリスがたるんでいる ⇨
『潮流れがある』 or『誘い下げで喰った』と判断できる

 

amadai07ハリスがまっすぐ垂れていると、アタリがダイレクトに出ます。ここで合わせれば、針が口に掛かります。

 

針が口に掛かっている ⇨
ハリスは垂れている ⇨
『潮がユルイ』 or 『聞きあげ中に喰った』と判断できる。

 

動画ではこのようなことから潮を読み、
次はどうやって攻めようかを考えています♪

 

※ちなみにアマダイは針が飲まれても問題ありません。むしろ飲まれたほうがバレにくいです。アタリがあったらあえて送り込み、針を飲ませる達人もおられます。 

【相模湾アマダイ】ディグシンカーでデカアマを狙うヽ(`Д´;)ノ (2017/11/12)

釣行データ
釣行日 2017/11/12(日)
船宿 五エム丸 / アマダイ船
竿 シマノライトゲームリミテッドTYPE73 H200
(魚が掛かったときは良いけど操作性はちょっと柔らかい)
リール フォースマスター800
仕掛け

ハリス3号2メートル2本針(枝針30cm)
※サルカンの可能性を試したくサルカンを使用。
※下針から80cmのところにDビーズマーキングのMまたはLを使用し枝針を接続。サルカンを使用しないのは、潮流を意識して誘い下げるフロート効果を狙いたいため)

9号

発光玉ソフト・ピンク・2号(枝針のみに使用)

オモリ ディグシンカー80号
天秤 ハイブリッド天秤 弓2.0-1.0-400(12月発売予定)
水温 20℃
鎌倉~江の島沖 :  澄み   棚100m前後
パターン

小潮3日目  (満潮 12:1 干潮 17:48)

月輝面

36.4%  月齢23.3

北東、ほどほど
波高 0.5M
天候 晴れ
釣果(左舷ミヨシ)頭は右舷大トモ 船の釣果 アマダイ:0-17尾(26- 50cm)ほか赤ボラ、鬼カサゴ等
自己釣果 アマダイ        6尾(46、50cm)3番手

dig今回はサニー商事の新商品

・ハイブリッド天秤
・ディグシンカー

この2つのアイテムを使ってアマダイを狙ってみました(๑•̀ㅂ•́)و✧

 

ハイブリッド天秤 弓(2017/12月上旬発売予定)

DSCN8633bナチュラルな付けエサの動きでは【生命感】の演出として足りないと考えたとき、誘いの一端に【跳ね戻り】を加えることで適度な違和感を与え、魚の視覚側線刺激する…o(-`д´- 。)

 

そんな【形状記憶合金】の特性である【弾性】を活かしたハイブリッド天秤は、様々なシチュエーションで【喰わせの間】を演出すると考えます。

 

DSCN8659b【ハイブリッド】である理由は、天秤のベースをステンレス製とすることで剛性を確保したからです。形状記憶合金のみで構成された天秤にありがちな手前マツリを解消し、また感度の中域をカバーします。

 

置き竿でも誘いでも、【食わせの間】を意識した釣りもの全般で攻略の幅を広げたい方に使って欲しい天秤です♪

 

ラインナップ予定==================
ハイブリッド天秤 弓
[ステンレス径]-[形状記憶合金径]-[アーム長]

1.4-0.7-250(LT)
1.4-0.7-400(LT)

2.0-1.0-400(今回使用したもの)
2.0-1.0-500
2.4-1.2-500
2.4-1.2-600
==================

 

ディグシンカー

DSCN8663b昨年、サニー商事より発売されたディグアームのオモリ版です。オモリ単体ですので好みの天秤に接続して使えます。

 

その特徴はディグ=掘る、【砂堀り機能】である点は変わりません^^

 

海底を小突き、砂煙をあげ、
その煙幕の中に付けエサを入れるイメージですが…

 

ときに付けエサが煙幕を上げて海底を跳ねたかのように演出したり…。

 

ときに誘い下げて、煙幕の中に身を隠すオキアミを演出する等...。

 

ディグシンカーならではの攻略を新たなテクニックの創造としていただければ本望です σ(≧ε≦o)

 

潮を読む(基本的なことおさらい)

amadai【潮を読んで】【棚を当てる】アマダイゲーム!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

潮がそこそこ流れているとき

shioB【潮がそこそこ流れている】なら海底から【ハリス半分】仕掛けをあげるー!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

潮が流れているなら、魚の活性もそれなりにあって一番釣れるパターンかもしれません。

 

周囲でぽこぽこ釣れているならこのパターンかも…?

 

私見では誘い上げが有効で、目が上のほうに付いているアマダイの目線、海底から約30㌢上をオキアミが通過するイメージで棚を探ります♪

 

潮があまり流れていないとき

shioA【潮があまり流れていない】ときは海底から【ハリス分】仕掛けをあげるー!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

魚の活性がイマイチなときは潮が流れていないことが多いです…。

 

また仕掛けを上げたとき、枝針が本線にぐるぐる巻きついているようなときは潮流れが悪いです…。

 

こんなときは針を潮に乗せるべく誘い下げが有効だと思っております。ハリス分+α仕掛けを上げて、誘い下げて針を潮に乗せ、底まで落とし込んで探る感じです。私見です。

 

潮が超速いとき

shioC【潮が超速い】なら
【海底ちょい上】を探るー!!ヽ(`Д´;)ノ

 

腕の差がはっきり出るかもしれません。

 

相模湾ではあまりお目にかからない潮ですが、まず潮が「超速い」ことを察するに難しいです。

 

枝針のサルカンは重くて不利かもしれず、回転ビーズまたは1本針にするなど「吹き流す」工夫が必要かもしれません。

 

もしくは逆の発想で、棚を探りやすくするためサルカンを使用する、ガン玉を打つという手法もありますが、時代の流れはナチュラル方面です。

 

いずれにせよ【針をどうやって潮に乗せるか】そして【針の生命感をどう演出するか】というのが個人的なテーマであります!!ヽ(`Д´;)ノ

 

…とここで、右舷では釣れ盛っているのに左舷では釣れないなど、偏りがあるときはどう考えればよいのでしょうか。

 

それが11月12日のテーマでした。

 

11月12日 の潮上と潮下

amadaiBこの日は潮流れ良くアマダイの喰いは絶好調。おおむね底から仕掛けの半分くらいを棚にとると ( 赤ボラ含め ) 喰ってくる感じでした。

 

ただ潮流れが良いことで、
潮下と潮上で釣果の明暗が分かれたのも事実。

 

ある程度潮流れがあれば、アマダイ船は船を潮に流しますので、潮下から順に新しいポイントに入っていきます。

 

なので数を釣ろうと思ったらどうしても潮下のほうが有利なんですね…。(二枚潮など例外もあります)

 

しかし潮上だからと言って悲観することはありません!!ヽ(`Д´;)ノ

 

なぜなら小型のアマダイほど先に喰ってくる傾向にあるため、

潮下ほど小型が数よく釣れ、
潮上はむしろ大型のチャンスかもしれないからです!!ヽ(`Д´;)ノ

 

というわけで

 

digBlack

カモン
【ディグブラック】!!ヽ(`Д´;)ノ

 

本当はカレイ用なんだけどね(=_=)

 

    
潮上に幸運をもたらして
たもれーヽ(`Д´;)ノ 

 

【相模湾キハダ】【筋トレ】手巻きスタンディングファイトに筋トレ必要?!

スタンディングファイト!!

DSCN0893bやっぱ男子たるものーヽ(`Д´;)ノ

  

DSCN9882b

目指すは手巻きリールでー( ;`Д´)/

 

standingフルスタっしょーヽ(`Д´;)ノ 

 

※フルスタ=フルスタンディングファイト

 

ハートや( ;`Д´)/

 

ハートが足りんから
めげるんじゃ!!( ;`Д´)/

 

根性根性ー!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

itaic腰がなんじゃまだまだー( ;`Д´)/

 

itaie腕がなんじゃまだまだーっ( ;`Д´)/

 

itaif

言い訳はしません…。

 

でもキハダとのやり取りを経験するうち、
いくつかわかったことがあります…。

 

ponpingスタンディングファイト(ポンピング)に定義はありませんけどコツはあります…。

 

とくにやってはいけないのが「背中を曲げること」です。 

 

ポンピングのコツその1:背中を曲げると腰をやられる

 

ad69d06e06a6b6ff9a6c57847cdccec1

エブリ元気より引用 

shisei10

『ひざの痛み』全解説より引用 

 

koshi

整体サロン壮健塾より引用

ポンピングは重たい魚をリフトするための作業ですから「重たいものを持ち上げる」ときの理屈がそのまま通用します。「なんだそんな大袈裟な」と思った方は、おそらく体躯が良い方でしょう。

 

とくに背中が曲がってしまうと腰に負担がかかるので、

 

  • 背中はまっすぐのまま腰を伸ばす

 

腰をやられないための唯一の方法かもしれません。

 

もし、想定以上に竿を絞りこまれ、意図せず腰が曲がってしまったら、軽くヒザを曲げ、お尻を軽く後ろに突きだす(デッチリになる)、または無理やりにでも胸を開く、上半身を後方に倒すと背筋が伸び、腰がまっすぐになります。

 

ポンピングのコツその2: 腕を伸ばしきらない

20170924b竿の持ち手には常に数キロの負荷がかかっています。この状態が続けば握力はどんどん奪われていきます。

 

そこで腕を伸ばしきらないようにします。腕を伸ばしきってしまうと、多くの力を上腕筋で受け止める形となり、すぐに握力がなくなります。

 

ですが腕を曲げておけば、上腕二頭筋も使うので握力の負担を軽減できます。

 

まとめますと、

 

  • 腰を守るため背中はまっすぐのまま腰を伸ばす
  • 握力を守るため、腕を伸ばしきらない

 

そして「ヒザの屈伸運動」と「背筋」を使って、
伸び上がるように魚を浮かす…。

 

とまあ、

 

そんなこといきなり理解・実践できたら天才です!

 

わたし思うにヽ(`Д´;)ノ

 

筋トレの必要性 

20171027_010604b

やっぱ毎日パソコンに向かうだけの
もやしっ子にはヽ(`Д´;)ノ 

 

DSCN8611b筋トレ必要でしょう!( ;`Д´)/

 

実際に筋トレしてみないと
「背筋を使う」の意味がまずわかりませんし

 

何より慣れない運動をすると
(もやしっ子は)気持ち悪くなります

 

「気持ち悪くなる」というのは「これ以上運動を続けると危険」だという体のシグナルですw

 

実はこの「気持ち悪くなる」というシグナルは、筋トレで追い込みをかけたときにも起こる現象です。

 

そうなんです。筋肉にちゃんとその運動を覚えさせておけば、キハダとのファイトで気持ち悪くなることはありません。また筋肉も覚えたとおりに動きます。

 

なので…

  

よほど体力に自信がある方をのぞき、
筋トレはやって損はないと思います(*≧∀≦*)

 

 
もやしっ子でも2週間でフルスタOKこれホント!!( ;`Д´)/

 

これプロテインマジックね!!( ;`Д´)/

 

プロテインって必要なの?!

DSCN8631b

そもそも筋肉はトレーニングをすることで小破壊されます。

 

そうして破壊された筋肉は48時間※かけて修復されます。この修復期間に筋肉は肥大します。これを筋肉の「超回復」と言います。

 

つまり筋肉は、しっかり回復させないと思ったほど肥大しません。

 

しっかり回復させるには、筋肉の栄養素となるタンパク質が必要不可欠です。「プロテイン」はまさにそのタンパク質で、筋肉の「超回復」を助けるために摂取します。

 

中でも「ホエイ」プロテインは吸収が早く、
筋トレ直後30分以内の摂取で筋肥大マックス!

 

寝る1時間前にもう一度飲むとさらに筋肥大効果が得られるそうです。

 

つまりプロテインは、ボディビルダーや競技者のためだけでなく目的のためにとっとと筋肉を増やしたい人向けのサプリメントと言えますね(*≧∀≦*)

 

※超回復にかかる時間は30代前半で48時間。30代後半から40代にかけては72時間かかるそうです。1~2日おきに筋トレすると効率が良いと言われるゆえんです。

 

そこでボディビルダーの方はたとえば、

 

  • 1日目:大胸筋
  • 2日目:広背筋(大胸筋は回復期間)
  • 3日目:下半身(広背筋は回復期間)
  • 4日目:腕(下半身は回復期間)

 

といったように、鍛える部位を1日おきに変えて効率的にトレーニングするそうです。

  

ホエイプロテイン

DSCN8632b

サバスのホエイプロテイン「ココア味」は水または牛乳に溶かして摂取します。

 

そのときにシェーカーがあると便利ですので
送料無料でプロテインシェーカー1個プレゼントが断然お得^^

↑一回分約77円です。

 

ちなみに「ココア味」と聞くとホットで飲みたくなりますが、「ホエイ」プロテインは熱に弱くお湯だと固形化して溶けませんので、常温水または冷水か牛乳で溶かして摂取します^^

 

自宅トレーニング「ダンベル」

DSCN8611b参考までにわたしは「身長169㌢」の「もやしっ子」。

 

腕や肩のトレーニングであれば、
しばらくの間は5~10㌔のダンベルで十分です。

 

ですが背筋等、面積の大きな筋肉を鍛えはじめると5~10㌔では
あっと言う間に軽くなってしまいます…。

 

DSCN8617b

そこで20㌔×2セットのダンベルです。

 

家具を傷つけない無臭ゴム付^^

 

プレートの脱着により (約2.0kg / 4.5kg / 7kg / 10kg / 12.5kg / 15kg / 17.5kg / 20kg)の設定が可能ですので重宝します。

 

ただ、筋肉をいじめ抜くには
部位によっては5㌔が良かったり、10㌔が良かったりするので…

 

本音は重さ違いのダンベルがたくさん欲しいです。ジムに通える方はそのほうが良いかもですね^^;

 

20171102_222054b…∑( ̄□ ̄;) ハッ!!

 

 

benchiまー普通の家庭はそうなるよなはははは(^O^;)  

 

筋トレは何レップス× 何セット行う? 

kintore「何レップス」というのは筋トレ用語で「何回」のことです。

 

ボディビルダーのように筋肥大を目的とするなら1セット8~12レップス × 3セット。筋肉をいじめ抜くため、高負荷のウェイトを扱います。

 

ですがはじめのうちは軽めのウェイト(20レップス以上 × 3セット)で慣らすことを強くお勧めします。

 

なぜならダンベルはバーベルと違って不安定なのでいきなり高負荷のウェイトを扱うと筋肉を傷めやすいからです。

 

そこでたとえば、

 

  1. 〇〇レップス、腕が上がらなくなるまでを1セット。
  2. 20秒ほど休憩して
  3. 再び腕が上がらなくなるまでを1セット。
  4. こうして8レップスを下回るまで繰り返す。

 

というふうに、軽めのウェイトでも
しっかり追い込むことができれば筋肥大します。

 

 
軽めのウェイトで鍛え抜いちゃいましょー^^ 

 

ポンピングを目的とした筋トレメニュー    

腰・背筋

言わずと知れた背筋の鍛え方ですが、ポンピングで負荷がかかりやすい腰の筋肉も同時に鍛えられます。

 

ダンベルデッドリフト

ダンベルを使って「背筋」と「下半身」を鍛えるデッドリフト。「背筋の使い方」が理解できると思います。

 

この「ダンベルデッドリフト」を良く理解したうえで、

 

ポンピングデッドリフト(勝手に考案)
ponpingDed
ポンピングの動作にデッドリフトを組み込んで
実践を意識するのもアリかなと思います^^

 

  1. 足を肩幅くらいに開き
  2. 足を前後にも開きます(実践を想定します)
  3. ダンベルで片腕づつデッドリフトを行います。

 

ダンベルローイング

広背筋に効かせるトレーニングです。
実践を想定して立った状態で行うのもアリかと思います。

 

ダンベルハンマーカール

上腕筋と前腕、二頭筋を鍛えます。ポンピングやルアーの1ピッチジャークで使う腕の筋肉を鍛えます。

 


 
とくにジギングをやると肩の必要性を感じます…。

 

とまあ、偏った筋トレを続けていたら…

 

kintore2

貧乳ですと…(=_=)?ピク

 

そう言われてしまっては…

 


全身のバランスを取るための10種目。

 


軽めのウェイトでできる三頭筋のダンベルメニュー。

 

なんか…

 

目的違くね…(=_=) ツリビト?

 

相模湾キハダマグロ・流しっぱなしのラストスパート!!(2017/10/01)

釣行データ
釣行日

2017/10/1 (日)

船宿 五エム丸/カツオ・キハダ船
竿(コマセ) 自作(1900mm 先径2.2mm元径13mmのグラスソリッド)
リール(コマセ) シマノ(SHIMANO) ティアグラ30A
ビシと天秤(コマセ) 青物バスター120号 
305式 NH型天秤
天秤とショックリーダーの結節具(コマセ) トローリングスナップ5号 (ショックリーダー:ナイロン 60号/200lb3m、結節はPRノット
 PE10号500m(ラインはフッ素加工済み
マグロ仕掛け(コマセ) ハリス24号7~7.5メートル  18号
水温

24度

澄み 緩い メインの棚 45~60m

パターン 中潮1日目  (干潮 7:27 満潮 14:48 )
月輝面 77.5% 月齢10.9

北東 凪

波高 0.5M
天候 晴れ
船の釣果

キハダマグロ:34 kg、30kg、26kg    3本
本ガツオ      :2-5.2 kg         0-2 本

自己釣果(左舷トモ2番目) キハダマグロ:26 kg          1本
本ガツオ      :                     1 本

第一五エム丸

9/30(金)に青木造船所を出て…ヽ(`Д´;)ノ 

 

goemu01-1長らく待ち続けて…!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

 

goemu01-2とうとう芝崎港に新造船「第一五エム丸」がやって参りました!!
ヽ(`Д´;)ノ 

 

 

goemu01-3キャー(*≧∀≦*) 

 

 

1506852802-8-605その記念すべき就航日に花を添えることは
できるのか10/1(日)!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

相模湾の水温も25度を切りはじめました。

 

23度を切るとだんだん厳しくなってくるので
ラストスパートをかけるならまさに今!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

最近のマグロはもはやストップ&ゴー(追いかけっこ)ではなく、流しっぱなしです。

※追記:日並によっては、ストップ&ゴーからの流しっぱなしに変化してのマグロ狙いもあります。例えば、カツオとマグロの混成ナブラをストップ&ゴーで狙い、カツオのみ船下を通り抜けたとします。そしてマグロ反応だけが残るケース。

 

反応が残るということは、少なからずマグロがオキアミに反応した証拠ですからチャンスです。流しっぱなしで狙います。

 

こういったストップ&ゴーからの流し込みで難しいのは、仕掛けのチョイスです。

 

ストップ&ゴーに食い気があるのか?

 

流しっぱなしで食い気があるのか?

 

前者であれば仕掛けは4.5メートル等、短めが良いことが多いですし、後者であれば6メートル以上欲しいところです。

 

前者のケースでは(カツオ狙いの)短めの仕掛けの方にマグロがヒットすることが多いです。これは、魚が好むコマセと針の位置関係(棚の持ち方)がストップ&ゴーであるという解釈です。細ハリスにする必要はないと個人的には思いますが、ハリスの柔らかさは関係するかもしれません。

 

流しっぱなしのマグロおさらい

goemu01-5

コマセについて船下をぐるぐる周回するマグロを
船を流しながら狙います。

 

その狙い方はほぼ「上から狙う真鯛」と同様で、

 

「コマセワーク」や「誘い」といった釣りのテクニックも真鯛に等しく、潮下、ロングハリス有利である点も同じ。

 

「上から狙う真鯛」はなぜビシを下まで落とさないかといえば、ビシを下まで落とすと真鯛の警戒レベルが上がって喰いが落ちるからです。

 

なので流しっぱなしの場合、たとえカツオが指示棚で喰ったとしても、棚は下げず、あくまで指示棚でコマセを振って、マグロをコマセに寄せ、その上で、どう誘い、喰わすか。

これがキモになると思います。

 

最近はだいたいハリス6~8㍍くらいで当てる方が多いようです^^

 

あと瞬殺されちゃう方がまだまだ多いです…
針結びのページはぜひ読んでみてくださいね!

 

   

さて記念すべき就航日に獲れた「お祝いマグロ」は、潮上で当たったのだからまー運が良かったですけど!! (*≧∀≦*) 

 

改めまして!!

 

goemu01-6第一五エム丸!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

 

goemu01-7就航おめでとうございます!!  (*≧∀≦*) 

 

 

相模湾キハダマグロ・最上級の瞬殺対策は針結びだけじゃない?(2017/09/24)

釣行データ
釣行日

2017/09/24 (日)

船宿 五エム丸/カツオ・キハダ船
竿(コマセ) 自作(1900mm 先径2.2mm元径13mmのグラスソリッド)
リール(コマセ) シマノ(SHIMANO) ティアグラ30A
ビシと天秤(コマセ) 青物バスター120号 
305式 NH型天秤
天秤とショックリーダーの結節具(コマセ) トローリングスナップ5号 (ショックリーダー:ナイロン 60号/200lb3m、結節はPRノット
 PE10号500m(ラインはフッ素加工済み
カツオ仕掛け(コマセ) ハリス14号3メートル しげき針14号
マグロ仕掛け(コマセ) ハリス24号6メートル  18号
水温

25度

澄み 緩い メインの棚 35~50m

パターン 中潮3日目  (満潮 7:05 干潮 13:03 )
月輝面 15.5% 月齢3.9

北東 凪

波高 0.5M
天候 曇りときどき晴れ
船の釣果

キハダマグロ:29 kg、29kg    2本
本ガツオ      :1-3.5 kg         0-5 本

自己釣果(右舷トモ) キハダマグロ:29 kg          1本
本ガツオ      :                     5 本

フロロカーボン

フロロカーボンの弱点。

 

擦れに強いフロロカーボンにも弱点があります。

 

それは、

分子構造がタテ配列で単純構造のためにラインが硬くなり、巻き癖がつきやすく、ノットも作りにくい。つまり、ノットの結節強度が低い、もしくは結節強度が回復しないといった現象が起こりやすい。
 その最大の原因は、素材自体が硬いために素材の弾性が確保されておらず結節部分において繊維同士の密着度が低い、そのことが原因で結節部分(ノット)で素材同士・繊維同士の摩擦が起こりやすいことが挙げられます。
 結節強度のデータを見ると、ノットの種類によっては、強度回復がポンドテストに対して1/3という現象も確認されました。こういった現象がフロロカーボンでのラインブレークに繋がっていると考えられるのです。”~FMZLincより引用~”

 

上記内容から強いノットを作るにはまず、

  • ノットの密着性を上げたい

 

そのためにはまず、

  • 締めるとき水で塗らす。
  • ゆっくり、しっかり、均一に締める。

 

そして忘れてはいけないのが、

「ハリスは直線であれば最大強力が得られる」ということです。

 

ハリスは直線であれば最大強力が得られる 

DSCN1242bたとえばノットの曲面は「大きな曲面」であるほど直線に近くなり、結節強力は稼ぎやすくなります。だから太軸の針を使用する、または強化チューブ等を使用して、ノットによるハリスの曲面を大きな曲面にして、結節強力を稼ぐといった工夫ができます。

 

まとめますと、瞬殺やハリス切れが多発するようならまず、
太ハリスにするよりも先に、

 

  • 締めるとき水で塗らす。
  • ゆっくり、しっかり、均一に締める。

 

そして

  • 針の軸を1サイズ太くできるなら、そうする

 

でも針は小さいほうが良いとするなら、

 

  • ケイムラチューブや強化チューブを使用して結節強力を稼ぐ。

 

で太ハリスを使用するならその前に、

  • 強靭なハリスの使用を検討する。

 

というのも、「細軸の針」に「太ハリス」という組み合わせは、上記理由により結節強力が落ちやすいからです。

 

たとえばがまかつの「オキアミマグロ18号」であれば、ハリスは本来、太くても20号くらいまでが結節強力の適合だと思っています。ケイムラチューブの0.8mmで補強するならハリスは22号まで、ケイムラチューブの1.0mmで補強するならハリスは24号まで、強化チューブを使用するならハリスは26号くらいまで…というのは私見ですけど、結節強力のバランスは少なからずあります。

 

このように細軸の針を前提に結節強力を稼ぐなら、一般的なハリスの26号(80lb)よりプレミアム万鮪の22号(80lb)のほうが有利かもしれません。

 

より強いハリス  

DSCN1147b

わたしが今までDフロンを選んできた最大の理由は「柔らかさ」。

冒頭にあるフロロの弱点を考えるなら、「柔らかいハリス」は結節強力を稼ぎやすいハリスとも言えるので、気に入って使用しています。(エビングの仕掛けとして売られているセイカイコレクションもこのハリスです)(ハリス20号以下なら強靭かつ柔らかいFXR船もいいですね!)

 

ですが最近は40㌔オーバーのモンスターも潜んでおり、それを確実に仕留めたいとなると、より強靭なハリスが欲しくなります。

 

DSCN1150bそこで直線強力はプレミアム万鮪の上をいく「万力フロロ」を試してみることに^^

 

24号で100lbの超強力。それでいて柔らかく、結びやすいハリスです。(シーガ―のプレミアム万鮪は22号80lb、26号90lb、30号100lb)

 

このハリスなら、

 

DSCN1230b

けっこうデカいのいけるんじゃないのヽ(`Д´;)ノ 

 

ハリス:万力フロロ24号/
針:オキアミマグロ 18号
チューブ:ケイムラ1.0㍉
結び:ゲット流最強結び

 

写真のビーズは、キハダ爆釣日の全アタリ30数回のうち、8回を独占した方が付けていたクリスタル、そのピンクバージョン5号です^^

 

   
うーむ。

 

29㌔じゃ100lbの強度テストにはならないですかねー^^;

 

DSCN1184b機会があれば

 

DSCN1188b今後も、

 

DSCN1220b

色んな強化バージョンを試してみたいと思います(*≧∀≦*) 

 

カモン40㌔!!(`д´/;)/ 

 

相模湾キハダ・禁断の強化結び(2017/09/09)

釣行データ
釣行日

2017/09/9 (土)

船宿 五エム丸/カツオ・キハダ船
竿(エビング) Daiwa ソルティガAP J66XHS
リール(エビング) Daiwa キャタリナ4500H
ジグ(エビング) スピードスラッシャー 
天秤(エビング)

エビング専用直線テンビン (ショックリーダー:ナイロン 40号/140lb2m、結節はPRノット)  PE4号300m(ラインはフッ素加工済み

ワーム エビングスティック とDRスティックの2個付
マグロ仕掛け ハリス22号2.9メートル 針 2/0
水温

26度

澄み 緩い メインの棚 30~40m

パターン 中潮2日目  (満潮 6:45 干潮 12:59 )
月輝面 90.6% 月齢18.3

北東 凪

波高 0.5M
天候 晴れ
船の釣果(2隻の高低)

キハダマグロ:26-27kg  2本
本ガツオ :1-3.5 kg   0-6 本

自己釣果(お立ち台) キハダマグロ:27kg    1本

oomono

前回はマグロを「締め切れ」でバラし
ちょー悔しい思いをしたので…^^;

  

harisugireこんなんじゃデカいマグロはいつまでたっても獲れないので
仕掛けを見直すことにしました。

  

DSCN1091b禁断の「強化チューブ」…。

 

 

DSCN1095b「強化チューブ」で補強するとコマセ釣りでは喰いが悪くなる(もしくはそう思い込んでいるだけ?)ので敬遠してましたけど…

 

 

DSCN0447bDSCN0448bサルカンとハリスの結節でその実力は折り紙つき。こんな単純な「補強結び」で天秤側の結節が切れたことは1回もありません。

 

相当信頼できるチューブです。

 

DSCN9767b

そんな強化チューブと比べると、ケイムラチューブは素材が柔らかくてちょっと頼りない感じです…

 

むしろケイムラチューブの摩擦によって
ハリス同士の負荷が均等に掛かりにくいのではないか、

この結びをやるなら「締めるとき水で濡らす」「ゆっくり締める」等、根本的な部分をまずはしっかり見直すべきではないかと、

思うようになりました。

 

実は一口にウレタンチューブと言っても
その性能は様々であることがわかります。

 

ウレタンチューブ  

DSCN1082b

この中だとカツイチが良さそうです。

 

ナカジマも「結節部補強」をうたっているので
TOHOよりは良さそうですけど、

 

こればっかりは使ってみないとなんとも言えませんね^^;

 

DSCN1084bカツイチは固めでちょっと結びにくいですけど、「強化」を主目的としたウレタンチューブ。

 

欲を言えばケイムラ反射してほしいのですが、
カツイチさん作ってくれないかしら…^^;

  

DSCN1096b

TOHOの0.8㍉と1.5㍉をかぶせてみました。 
かなり分厚くなるので、これもアリ…?

 

とまあ、このあたりは今後の検証課題として^^;

 

20170909_154756b

掛かってしまえば

 

 

20170909_154736b

強化チューブによる強化結びの安心度は別格です。

 

常にワームを動かすエビングなら
仕掛けを見切られることもないでしょうか?

 

今回はゲット流最強結びで、

 

  

フルスタンディングに挑戦でありますっ!!(`д´/;)/

 

相模湾コマセキハダ備忘録・ナブラを読む【後篇】(2017/09/04)

相模湾コマセキハダ備忘録・ナブラを読む【前篇】(2017/09/04)
の続きです。

 

ステージ2:魚の水流について 

suiryu魚の水流は手感度で得ることができます。

 

例えばお風呂で水をかき回すと体に水流を感じます。同様に、魚が水流を乱すと、水中に沈めた道具や仕掛けに水流が伝わり、それがラインを伝って振動として手に伝わってきます。

 

もちろん魚が近くにいなければ水流を感じることはできませんが、魚の水流がわかると以下のような情報を得ることができます。

 

  • 魚の水流がまったく感じられないときは、魚が遠いか、いません。こんなときは指示棚の下限でコマセを撒くのが常套手段となります。

 

  • 20~30メートルといった幅のある指示棚のうち、どこに濃い反応があるのかがわかります。魚に食い気があれば即アタリします。たいてい仕掛けの落下中、最初に得た水流でコマセを撒くと、カツオが喰ってきます。

 

  • 魚の遊泳スピードがなんとなくわかります。ストップ&ゴーで仕掛けの落下中に捉える魚の遊泳スピードはそれなりに速いです。でもコマセをついばみ始めた魚の遊泳スピードは遅くて繊細。

    この差がわかれば、魚がビシまたは仕掛けの近くでコマセを喰いはじめた瞬間がわかるようになります。針に喰うのも秒読み。リーチが見えるわけです。であるのに、針を喰わないとなれば、解決すべき問題も見えてきます。(このとき手持ちで「もぞっ」とした感触が手に伝わってきたならそれは、針が口の中にありますので、アワセを入れます)

 

もちろんこのような情報が常に見えるわけではありません。また水流がわかったからと言って釣れるわけでもありません。

 

ただ、水流がわかると、次の策が打ちやすくなります。

 

この日の一例をあげてみます。

 

samたとえばキハダの指示棚45メートルの流し。

仕掛けは4.5メートルです。

 

状況としてはストップ&ゴーですが、魚は船下を避けずに通過している(水流を感じる)ので、コマセに対する反応は悪くない模様。

 

指示棚45メートルに対し、わたしの場合は最大で45+ハリス分ビシを落とします。水流を感じるためにそうします。

 

水流を感じたらビタ止めです。このときは道糸のマーカーで30メートル付近に(おそらくカツオの)水流を感じつつもスルー、48メートル付近に(おそらくキハダの)水流を感じながらも50メートルくらいまで滑ってしまったので、48メートルまで巻き上げてからコマセを撒きました。

 

かなり濃い水流だったので、キハダの足を止めたく、そこからコマセを0.8メートル(リール1巻き)ずつ3回にわけて濃いめに振って、45メートルにセット。奇しくも船長の指示棚ドンピシャです。

 

しかし30秒たってもヒットしなかったので「次の流しではハリスを長くしようかな」なんて考えていたところ、3分後にヒットしました。

 

船長の指示棚ドンピシャですから、水流なんて感じられなくてもよかったわけですけど、一例としてはこんな感じになります。

 

さて一日のなかでも状況は少なからず変化していきます。

 

同じナブラを追いかけていればキハダだって次第に警戒心を上げてくるでしょうし、また、いつコマセについて船を周回しはじめるかもわかりません。

 

この日は、キハダがコマセについた次の流しで、ハリスを6メートルと長めに変更したらキハダが掛かりました。

 

…分殺だったんですけどね(笑)

 

ステージ3:コマセ釣りについて

komase

コマセ釣りなので当り前ですが
基本はコマセと針の同調がキモだと思っています。

 

コマセと針の同調時間をできるだけ長くとるため、コマセは棚下ハリス半分~2/3くらいから数回にわけてコマセを撒き、棚にセット。

 

5秒後には沈みゆく針がコマセの只中にあり、10~20秒後には、沈下した針がコマセの下のほうで馴染むイメージでやることが多いです。

 

このイメージはいつからかわたしの基本ですが、
良いかどうかは正直、わかりません。

 

でもイメージすることはとても大事だと思います。なぜなら喰わなかったとき、そのイメージが次の一手の手がかりになるからです。

 

というわけで、

 

 
今回は「コマセ」と「エビング」で
キハダマグロに挑戦ですっ!!(`д´/;)/

 

ぬおー

 

次回の課題はデカいぞ

 

相模湾コマセキハダ備忘録・ナブラを読む【前篇】(2017/09/04)

釣行データ
釣行日

2017/09/04 (月)

船宿 五エム丸/カツオ・キハダ船
竿(エビング) Daiwa ソルティガAP J66XHS
リール(エビング) Daiwa キャタリナ4500H
ジグ(エビング) スピードスラッシャー 
天秤(エビング)

エビング専用直線テンビン (ショックリーダー:ナイロン 40号/140lb2m、結節はPRノット)  PE4号300m(ラインはフッ素加工済み

ワーム エビングスティック とDRスティックの2個付
マグロ仕掛け(エビング) ハリス20号2.9メートル 針16号
竿(コマセ) 自作(1900mm 先径2.2mm元径13mmのグラスソリッド)
リール(コマセ) シマノ(SHIMANO) ティアグラ30A
ビシと天秤(コマセ) 青物バスター100号 
青物バスター120号 
305式 NH型天秤
天秤とショックリーダーの結節具(コマセ) トローリングスナップ5号 (ショックリーダー:ナイロン 60号/200lb3m、結節はPRノット
 PE10号500m(ラインはフッ素加工済み
カツオ仕掛け(コマセ) ハリス20号3.3メートル 針14号
マグロ仕掛け(コマセ) ハリス20号4.5メートル 24号6メートル でそれぞれヒット
  18号
水温

25度

澄み 緩い メインの棚 20~50m

パターン 大潮1日目  (干潮 9:52 満潮 16:45 )
月輝面 95% 月齢13.3

北東 ほどほど

波高 0.5-1M
天候 雨のち曇り
船の釣果

キハダマグロ:27 kg、28kg    2本
本ガツオ      :1-3.8 kg         1-16 本

自己釣果(右舷ミヨシ) キハダマグロ:28 kg         1本
本ガツオ      :                    12 本

キハダ祭り

台風後の日曜日から続いているキハダ祭り!! 
どの船もすごい釣れっぷりですね(*≧∀≦*)

 

20170904_230511b月曜日に釣れたキハダの胃袋の中身は空っぽでした。どうやらこの日はベイトに対してキハダの絶対数が上回っていたようです。

 

となるとコマセやエビングの出番となりますが、

 

sametsukinoiwashinaburaこれがイワシパターンになると途端にオキアミには目もくれず、 ルアーやフカセ組の優位となるから難しい…

 

 

DSCN0905bとまあ、イワシパターンについては棚に上げておいて^^;

 

ここではオキアミに反応する日を前提に
キハダマグロの「ナブラパターン」について考えてみたいと思います。

 

ちゃんと棚を合わせているのに なぜ自分の仕掛けにはキハダが喰わないのか。

 

そんな疑問をステージごとに考えてみようというのが今回のお題です。

 

ステージ1:キハダのナブラパターンについて
ステージ2:水流について
ステージ3:コマセ釣りについて

 

ステージ1:キハダのナブラパターンについて

patoLamp

キハダを掛けてやり取りしている船は黄色いランプを回しています。

このランプをつけている船が3隻もあれば「激・熱」

カツオ仕掛けなんて装着している場合ではありません^^;

 

船の動きから判断できることはてんこ盛りです。

 

stopandGoたとえば船の移動が速ければ魚の移動も速いので仕掛けの投入は速攻。 コマセを振って間もなくヒットすることが多いですし、ハリスも4メートル等、短めが吉(であることが多い)と判断できます。

 

いわゆるストップ&ゴーのパターンです。

 

ストップ&ゴーは、船長がカツオやキハダの動きを先読みして船を止め、その魚を船下に通してくれます。魚が通り過ぎればチャンスはないため仕掛けの投入速度は重要です。

 

もちろん魚が船下を通らなければ誰も釣れませんが、そこは船長の苦悩するところ。我々釣り人の仕事は、できるだけ早く仕掛けを棚に到達させ、そして通過した魚を喰わせることです。

 

katsuokongo多くのナブラ(魚の群れ)はカツオとキハダの混成であることが多いです。(もちろんキハダ単体のナブラもあります)キハダはたいていカツオの下、5~10メートルくらいの棚を、カツオに少し遅れて入ってくることが多いです。

 

ただ、カツオとキハダの棚がごちゃ混ぜになっているパターンもあります。 指示棚はキハダであるのに、真っ先にカツオが釣れてしまう。こんなときはキハダとカツオがごちゃ混ぜである証拠です。

 

こんなときは、いち早く棚に到着した重たいビシの方にカツオが喰い、軽いビシの方にキハダが当たったりします。後から到着した軽いビシの方に、遅れて入ってきたキハダが喰うという理屈です。

 

maguroHitなので、キハダとカツオがごちゃ混ぜである場合は、あえてビシを軽くしてカツオを通過させ、コマセの振りはじめを意図的に遅らせるというテクニックもあります。

 

このようなストップ&ゴーのキハダは、ビシを嫌うでしょうか。

 

そもそもキハダは、イワシやシラスがいればオキアミなんて目もくれません。お腹を空かせているからオキアミを喰うわけです。なのでキハダがオキアミを喰うときはたいていお腹ペコペコ。

 

お腹の「ペコペコ指数」が高ければ高いほど、キハダはビシを警戒することなくコマセに突っ込んできていると思われます。

 

つまりストップ&ゴーでオキアミを喰うキハダは、短めのハリスでも喰う。むしろハリス3メートルのカツオ仕掛けにキハダが喰ってくることも珍しくありません。

 

でも昨年のように、ベイトが豊富でお腹いっぱいのキハダは、仕掛けを落とすとビシを嫌がって反応を下げるケースもあります。こんなときはハリス6㍍等、長めのハリスで交通事故を狙うのが有利かもしれません。

 

往々にして船長の指示棚がどんどん下がっていくようなときは、ハリスを長めにするとヒットすることがわたしは多いです。

 

ほかストップ&ゴーで魚の移動が速すぎて、船が止まっていないうちに投入の合図があるようなときは、仕掛けが後方に流されます。ここで即アタリするようなときはハリス長めの方にヒットするケースが目立ちます。

 

komaseMaguroさて、ストップ&ゴーのキハダも、お腹を空かせていればコマセを好みます。さっきまでストップ&ゴーだったはずなのに、いつの間にか船を流している時間が(意図的に)長くなってきたら、それは魚がコマセにつき始めた合図かもしれません。

 

「反応入ってきたよーあれー? 当たらない?」

 

やがてキハダが足を止め、船下に居つき、船のまわりを周回しはじめれば、コマセマグロのパターンになります。

 

「さっきからマグロの反応出っ放しなんだけどな…誰に当たってもおかしくないくらい凄いんだけど」

 

そんなアナウンスがあったなら、間違いなくコマセマグロ。

 

コマセマグロのパターンでは、マグロはビシを警戒する傾向にあります。よってハリスも長めが有利となりますが、実は、潮下であれば、マグロの頭上にビシはないため、潮況によってはむしろ長すぎないハリスが良いときもあると、過去の経験で学んでいます。

 

さて、こういった情報をより正確に得るために、「魚の水流」を感知します。

 

後編に続く