「釣行記」カテゴリーアーカイブ

【相模湾アマダイ】城ケ島沖デカアマ考察1【外道】(2018/01/27)

釣行データ
釣行日 2018/1/27(土)
船宿 五エム丸 / アマダイ船
竿 シマノライトゲームリミテッドTYPE73 H200
(魚が掛かったときは良いけど操作性はちょっと柔らかい)
リール フォースマスター800
仕掛け

ハリス3号2メートル2本針(枝針30cm)※枝針は天秤から120cmのところにサルカン使用。

9号

発光玉ソフト・ピンク・2号

オモリ スカリー80号
ディグシンカー80号)柔らかい砂地のみ
天秤 ハイブリッド天秤 弓2.0-1.0-400
水温 15℃
城ヶ島沖 :  薄濁り~澄み   棚80~120m
パターン

若潮  (干潮 6:32 満潮 12:34)

月輝面

96.9%  月齢13.0

北⇒南 ベタ凪
波高 0.5M
天候 晴れ
釣果(左舷ミヨシ)
竿頭は右舷ミヨシ2番目
船の釣果 アマダイ:0-10尾(50cm3本、46cm1本)
自己釣果 アマダイ       8尾(50cm2本)

 

トラギスって素晴らしい

tora犯人はおまえかっヽ(`Д´;)ノ

 

海底に落ちたオキアミをヒョイとつまみ食いしたのはトラギスおまえだなさあ吐けヽ(`Д´;)ノ

 

20180115_195546b「どうせ天ぷらにするんだろ。口は割らねぇ」

 

…な(ー△ー;)

 

toraとぼけるなトラギスヽ(`Д´;)ノ

 

すでにベタ底の魚であることは調査済みであるヽ(`Д´;)ノ

 

ならば海底から2㍍の棚(ハリス分)
魚信が出たなら潮流ナシヽ(`Д´;)ノ

海底から1.5㍍の棚魚信が出たなら
潮流緩い

なんとなく想像できるなヽ(`Д´;)ノ

 

「…はやく天ぷらにしてください」

 

gedou1トラギスほかムシガレイ、カナガシラ、カサゴなんかもベタ底の魚として「潮読み」の対象になるかと思います♪

 

gedou3対してレンコ鯛(キダイ)やイトヨリ等、遊泳能力の高い魚は棚が特定しにくいため「潮読み」の対象にはなりませんね!

 

(遊泳能力の高い魚は尾の形がVになっていることから判別できます)

 

amadai08ちなみに巣穴を掘って頭だけ出しているイメージのアマダイも、遊泳してエサを探すこともあるのだという「遊泳説」があります。

 

たとえば魚信を得たとき、魚以上の重さを感じたとき。またはある程度巻きあげてから遅れて暴れはじめるようなアマダイは、巣穴タイプ。魚信とともに元気よく下に引き込むようなアマダイは遊泳タイプ?

 

日並みによってはやや高めの棚でヒットすることもあるので、色々試してみるのも面白いと思います♪

 

~レンコ激オコぷんぷん丸の巻~

kidai2レンコまたおまえか…(=д= )

 

棚を上げても下げても
節操なく喰いよってからに…(=д= )ハァ

 

レンコ「あたな失礼ですわっ( ꒪ д꒪ ⊂彡☆))Д´)ボベラ」

 

「本当に節操のないヒトは誰ですのぷんぷん」 

 

なぬ(◎-◎;)?

 

kidai3誰とは言えないですの…

漁師が行うアマダイの延縄漁ですの!

延縄漁は仕掛けを100本近く連ねるのはご存じですの?

この仕掛けにわたくしたちが沢山、連なって釣れるから【連子】って言うですの失礼ですの!

 

…で(;꒪ö꒪)?

 

「あなた鈍感ですの?一網打尽の延縄漁からデカアマ様を守ってるのは紛れもなくわたくしたちレンコ隊ですの

 

へえ…(-∀-;)

 

「レンコ隊が先んじてエサを毒味するからこそ、デカアマ様が延縄漁で根こそぎ釣られるようなことはないですの」

 

さようで…(-∀-;)

 

20180116_200807bレン子様にヽ(`Д´;)ノ

 

DSCN8945b感謝ヽ(`Д´;)ノ

 

amadai09なんと城ケ島の「名物外道」レンコ鯛は
アマダイの親衛隊だったんですねー。

 

というわけで、 


1月2日は外道の活性高く、
飽きのこない楽しい1日でした♪

 

レンコ鯛(キダイ)の猛攻をかいくぐり
デカアマ様を拝むにはどうすりゃいいのヽ(`Д´;)ノ

 

⇨特エサを探るに続く

2017久里浜沖タチウオ考察(2017/12/27)

 釣行データ
釣行日 2017/12/27(水)
船宿 川崎つり幸 / タチウオ
竿 ダイワ(Daiwa) 極鋭ゲームHH-172AGS
リール フォースマスター800(PE2号)
オモリ スカリー100
仕掛け

ハリス8号3メートル2本針 
エダス40cm(DビーズマーキングLL
針 D−MAX 2/0
ムラムラパイプ(ケイムラ、グリーン)

テンビン ハイブリッド天秤 弓2.0-1.0-400
水温 14℃
場所 久里浜沖 棚:120-140m
パターン 長潮  (満潮 11:46)
月輝面 94% 月齢12.8
西、ほどほど
波高 0.5-1.5m
天候 晴れ
船の釣果 タチウオ:2-18 本
自己釣果(左舷トモ2番) タチウオ: 18 本

tachi1久々のタチウオ釣行です(*≧∀≦*)

 

狙うは久里浜沖の水深140㍍前後。深場とあってオマツリしやすいのが難点ですけど「喰い」は素直でテクニック不要の初級タチウオ?

 

テクニック不要ならオモリは手返し重視の120号としたいところ、当日は混み合っていたので隣人とのバランスを見て100号としました♪

 

久里浜沖なら水深が深くてもしっかりシャクれる硬い竿が良好、今回は極鋭ゲームHH-172AGSを試用し、リールはパワー、スピード、使い勝手ともにタチウオにベストマッチのFM800であります!

 

久里浜沖タチウオ

当日のタチウオは喰い良く素直に釣れました。ただし気配を感じない時間帯もあり、タチウオの総数は昨年より少ない印象です…。

 

DSCN8813b群れの芯を当てた船は釣れるけど、芯から外れた船はポツポツといった感じでしょうか^^;

(写真は船長が回り替えて別の群れを当て直してくれたところ)

 

でもタチウオの「喰い」自体は良かったので、

 

いかにオマツリなく釣れるかが勝敗の分かれ目…オマツリすれば「時合い」を逃すのでとにかくオマツリしないよう左右を気にしてサミング※しながら仕掛けを落とす…。

 

※サミング…リールのスプールに指を当てながら適宜落下速度にブレーキを掛けて仕掛けを落とすこと。(スプールに軽く指を当てておくと糸フケなく最速で落下します)

 

tachi3そしてオマツリしたら、どちらで仕掛けを上げるのか声を掛け合い声が届かないときもあるので皆で強力し声を伝達する(知らんプリンしない♪)

 

やっぱり深場のタチウオは
オマツリしないのが一番釣れると思います^^;  

 

水深が深いとテクニック不要?

水深が深いとまず伝達が鈍くなります。
そしてあらゆる感度が落ちます。

そのため水深が深いと、

  1. 動作が伝わりにくい。
  2. 繊細なアタリが分かりにくくなる。その反面「シャクリ」でアタリを弾きにくく、ある程度仕掛けを引っ張ってもタチウオがエサを離しにくいという利点がある。

 

DSCN8818bならば深場での誘いは大胆でOK!!ヽ(`Д´;)ノ(…なことが多い)

 

たとえば観音崎沖で知られる「小幅のシャクリでリール1/4回転」という繊細なテクニックは、シャクリ続けることで喰い込ませる高等テクニックです。逃げ暴れるベイトの演出をし続けることで、違和感なく食い込ませる達人の技…。

 

それが深場では「1~1.5㍍のシャクリでリール1回転」という比較的簡単なテクニックで代用できます。(もちろんダメなときもありますが、)ヒットしてもシャクリ続ければ良いパターンがあることも確かです。

 

また、 

  • 水面から目線まで1~1.5㍍シャクり、
  • すぐにリール1回転(50cm)巻きながら竿を水面まで下げる。(仕掛けをフロートさせます)
  • 1~3秒待つ。

 

この繰り返しで棚を探れる体力があれば、スソってことはないと思います♪(タチウオのテクニックはほんと人それぞれですけどね…^^;)

 

というわけで、


久里浜沖タチウオの誘いを考察してみましょー♪

 

まさか…(꒪⌓꒪)

 

「ただ巻き」が
こんなまさか…(꒪⌓꒪)

【相模湾アマダイ】ディギング釣法で誘いと潮の激釣パターンと無効パターン (2017/11/19・25)

釣行データ
釣行日 2017/11/25(土)
船宿 五エム丸 / アマダイ船
竿 シマノライトゲームリミテッドTYPE73 H200
(魚が掛かったときは良いけど操作性はちょっと柔らかい)
リール フォースマスター800
仕掛け

ハリス3号2メートル2本針(枝針30cm)
※サルカンの可能性を試したくサルカンを使用。(動き重視)
または、
※下針から80cmのところにDビーズマーキングのMまたはLを使用し枝針を接続。(フロート効果を狙いたいとき)

9号

発光玉ソフト・ピンク・2号(枝針のみに使用)

オモリ ディグシンカー80号
天秤 ハイブリッド天秤 弓2.0-1.0-400(12月発売予定)
水温 19℃
鎌倉~江の島沖 :  澄み   棚90~120m
パターン

小潮2日目  (満潮 10:10 干潮 15:31)

月輝面

34.9%  月齢6.6

北東、弱い
波高 0.5-1M
天候 晴れ
釣果(左舷ミヨシ) 船の釣果 アマダイ:0-7尾(26- 52cm)ほか赤ボラ、鬼カサゴ等
自己釣果 アマダイ      7尾(最大45cm)

 

煙幕にはどんな意味がある?

amadai01アマダイには縄張り意識があるようで、自分の巣穴に近づいた仲間を許容しないのだそうです。(これはサニー商事社長が昔飼っていたアマダイを水槽で観察した記録による)

 

 

digBそこでアユの友釣りを発想に
ディグシンカーが生まれました。

 

amadai02自分の巣穴に近づいたよそ者を威嚇すべく、
寄ってきたアマダイが近くにあるオキアミを口にする。

 

まさにアユの友釣りからヒントを得たシンカーは、その存在を示すために煙を巻き上げます。

 

amadai03どこからともなく漂ってきた煙に、

 

 

amadai04起こされる…のかどうかはわかりませんけどw

 

 

amadai05よそ者が巻き上げた煙にアマダイが寄ってくる。

 

だから煙を立てるディギング釣法は、
潮流れがあるときにより遠くにアピールでき有効なのかもしれません。

 

潮流れがないと煙も流れませんし、そもそも潮流れがないと活性も低く、棚も上げないと喰わないので、ディギング釣法は効きにくい…。

 

というわけで、

 

    
底潮が流れているときのディグの威力
百聞は一見にしかずですっヽ(`Д´;)ノ 

 

さらにディギング釣法が適したポイントとそうでないポイントがあることもご確認ください!!ヽ(`Д´;)ノ

 

youtube高評価ぜひよろしくお願いいたします♪

 

動画補足:ハリスの弛みで潮を読む

amadai06ハリスがたるんでいると魚が針をくわえてもすぐにアタリが出ません。(アタリはハリスが張ったときにはじめて目感度として得られます。)よってハリスがたるんでいると、針が飲まれる可能性が高いです。

 

針が飲まれている ⇨
ハリスがたるんでいる ⇨
『潮流れがある』 or『誘い下げで喰った』と判断できる

 

amadai07ハリスがまっすぐ垂れていると、アタリがダイレクトに出ます。ここで合わせれば、針が口に掛かります。

 

針が口に掛かっている ⇨
ハリスは垂れている ⇨
『潮がユルイ』 or 『聞きあげ中に喰った』と判断できる。

 

動画ではこのようなことから潮を読み、
次はどうやって攻めようかを考えています♪

 

※ちなみにアマダイは針が飲まれても問題ありません。むしろ飲まれたほうがバレにくいです。アタリがあったらあえて送り込み、針を飲ませる達人もおられます。 

【相模湾アマダイ】ディグシンカーでデカアマを狙うヽ(`Д´;)ノ (2017/11/12)

釣行データ
釣行日 2017/11/12(日)
船宿 五エム丸 / アマダイ船
竿 シマノライトゲームリミテッドTYPE73 H200
(魚が掛かったときは良いけど操作性はちょっと柔らかい)
リール フォースマスター800
仕掛け

ハリス3号2メートル2本針(枝針30cm)
※サルカンの可能性を試したくサルカンを使用。
※下針から80cmのところにDビーズマーキングのMまたはLを使用し枝針を接続。サルカンを使用しないのは、潮流を意識して誘い下げるフロート効果を狙いたいため)

9号

発光玉ソフト・ピンク・2号(枝針のみに使用)

オモリ ディグシンカー80号
天秤 ハイブリッド天秤 弓2.0-1.0-400(12月発売予定)
水温 20℃
鎌倉~江の島沖 :  澄み   棚100m前後
パターン

小潮3日目  (満潮 12:1 干潮 17:48)

月輝面

36.4%  月齢23.3

北東、ほどほど
波高 0.5M
天候 晴れ
釣果(左舷ミヨシ)頭は右舷大トモ 船の釣果 アマダイ:0-17尾(26- 50cm)ほか赤ボラ、鬼カサゴ等
自己釣果 アマダイ        6尾(46、50cm)3番手

dig今回はサニー商事の新商品

・ハイブリッド天秤
・ディグシンカー

この2つのアイテムを使ってアマダイを狙ってみました(๑•̀ㅂ•́)و✧

 

ハイブリッド天秤 弓(2017/12月上旬発売予定)

DSCN8633bナチュラルな付けエサの動きでは【生命感】の演出として足りないと考えたとき、誘いの一端に【跳ね戻り】を加えることで適度な違和感を与え、魚の視覚側線刺激する…o(-`д´- 。)

 

そんな【形状記憶合金】の特性である【弾性】を活かしたハイブリッド天秤は、様々なシチュエーションで【喰わせの間】を演出すると考えます。

 

DSCN8659b【ハイブリッド】である理由は、天秤のベースをステンレス製とすることで剛性を確保したからです。形状記憶合金のみで構成された天秤にありがちな手前マツリを解消し、また感度の中域をカバーします。

 

置き竿でも誘いでも、【食わせの間】を意識した釣りもの全般で攻略の幅を広げたい方に使って欲しい天秤です♪

 

ラインナップ予定==================
ハイブリッド天秤 弓
[ステンレス径]-[形状記憶合金径]-[アーム長]

1.4-0.7-250(LT)
1.4-0.7-400(LT)

2.0-1.0-400(今回使用したもの)
2.0-1.0-500
2.4-1.2-500
2.4-1.2-600
==================

 

ディグシンカー

DSCN8663b昨年、サニー商事より発売されたディグアームのオモリ版です。オモリ単体ですので好みの天秤に接続して使えます。

 

その特徴はディグ=掘る、【砂堀り機能】である点は変わりません^^

 

海底を小突き、砂煙をあげ、
その煙幕の中に付けエサを入れるイメージですが…

 

ときに付けエサが煙幕を上げて海底を跳ねたかのように演出したり…。

 

ときに誘い下げて、煙幕の中に身を隠すオキアミを演出する等...。

 

ディグシンカーならではの攻略を新たなテクニックの創造としていただければ本望です σ(≧ε≦o)

 

潮を読む(基本的なことおさらい)

amadai【潮を読んで】【棚を当てる】アマダイゲーム!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

潮がそこそこ流れているとき

shioB【潮がそこそこ流れている】なら海底から【ハリス半分】仕掛けをあげるー!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

潮が流れているなら、魚の活性もそれなりにあって一番釣れるパターンかもしれません。

 

周囲でぽこぽこ釣れているならこのパターンかも…?

 

私見では誘い上げが有効で、目が上のほうに付いているアマダイの目線、海底から約30㌢上をオキアミが通過するイメージで棚を探ります♪

 

潮があまり流れていないとき

shioA【潮があまり流れていない】ときは海底から【ハリス分】仕掛けをあげるー!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

魚の活性がイマイチなときは潮が流れていないことが多いです…。

 

また仕掛けを上げたとき、枝針が本線にぐるぐる巻きついているようなときは潮流れが悪いです…。

 

こんなときは針を潮に乗せるべく誘い下げが有効だと思っております。ハリス分+α仕掛けを上げて、誘い下げて針を潮に乗せ、底まで落とし込んで探る感じです。私見です。

 

潮が超速いとき

shioC【潮が超速い】なら
【海底ちょい上】を探るー!!ヽ(`Д´;)ノ

 

腕の差がはっきり出るかもしれません。

 

相模湾ではあまりお目にかからない潮ですが、まず潮が「超速い」ことを察するに難しいです。

 

枝針のサルカンは重くて不利かもしれず、回転ビーズまたは1本針にするなど「吹き流す」工夫が必要かもしれません。

 

もしくは逆の発想で、棚を探りやすくするためサルカンを使用する、ガン玉を打つという手法もありますが、時代の流れはナチュラル方面です。

 

いずれにせよ【針をどうやって潮に乗せるか】そして【針の生命感をどう演出するか】というのが個人的なテーマであります!!ヽ(`Д´;)ノ

 

…とここで、右舷では釣れ盛っているのに左舷では釣れないなど、偏りがあるときはどう考えればよいのでしょうか。

 

それが11月12日のテーマでした。

 

11月12日 の潮上と潮下

amadaiBこの日は潮流れ良くアマダイの喰いは絶好調。おおむね底から仕掛けの半分くらいを棚にとると ( 赤ボラ含め ) 喰ってくる感じでした。

 

ただ潮流れが良いことで、
潮下と潮上で釣果の明暗が分かれたのも事実。

 

ある程度潮流れがあれば、アマダイ船は船を潮に流しますので、潮下から順に新しいポイントに入っていきます。

 

なので数を釣ろうと思ったらどうしても潮下のほうが有利なんですね…。(二枚潮など例外もあります)

 

しかし潮上だからと言って悲観することはありません!!ヽ(`Д´;)ノ

 

なぜなら小型のアマダイほど先に喰ってくる傾向にあるため、

潮下ほど小型が数よく釣れ、
潮上はむしろ大型のチャンスかもしれないからです!!ヽ(`Д´;)ノ

 

というわけで

 

digBlack

カモン
【ディグブラック】!!ヽ(`Д´;)ノ

 

本当はカレイ用なんだけどね(=_=)

 

    
潮上に幸運をもたらして
たもれーヽ(`Д´;)ノ 

 

相模湾キハダマグロ・流しっぱなしのラストスパート!!(2017/10/01)

釣行データ
釣行日

2017/10/1 (日)

船宿 五エム丸/カツオ・キハダ船
竿(コマセ) 自作(1900mm 先径2.2mm元径13mmのグラスソリッド)
リール(コマセ) シマノ(SHIMANO) ティアグラ30A
ビシと天秤(コマセ) 青物バスター120号 
305式 NH型天秤
天秤とショックリーダーの結節具(コマセ) トローリングスナップ5号 (ショックリーダー:ナイロン 60号/200lb3m、結節はPRノット
 PE10号500m(ラインはフッ素加工済み
マグロ仕掛け(コマセ) ハリス24号7~7.5メートル  18号
水温

24度

澄み 緩い メインの棚 45~60m

パターン 中潮1日目  (干潮 7:27 満潮 14:48 )
月輝面 77.5% 月齢10.9

北東 凪

波高 0.5M
天候 晴れ
船の釣果

キハダマグロ:34 kg、30kg、26kg    3本
本ガツオ      :2-5.2 kg         0-2 本

自己釣果(左舷トモ2番目) キハダマグロ:26 kg          1本
本ガツオ      :                     1 本

第一五エム丸

9/30(金)に青木造船所を出て…ヽ(`Д´;)ノ 

 

goemu01-1長らく待ち続けて…!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

 

goemu01-2とうとう芝崎港に新造船「第一五エム丸」がやって参りました!!
ヽ(`Д´;)ノ 

 

 

goemu01-3キャー(*≧∀≦*) 

 

 

1506852802-8-605その記念すべき就航日に花を添えることは
できるのか10/1(日)!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

相模湾の水温も25度を切りはじめました。

 

23度を切るとだんだん厳しくなってくるので
ラストスパートをかけるならまさに今!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

最近のマグロはもはやストップ&ゴー(追いかけっこ)ではなく、流しっぱなしです。

※追記:日並によっては、ストップ&ゴーからの流しっぱなしに変化してのマグロ狙いもあります。例えば、カツオとマグロの混成ナブラをストップ&ゴーで狙い、カツオのみ船下を通り抜けたとします。そしてマグロ反応だけが残るケース。

 

反応が残るということは、少なからずマグロがオキアミに反応した証拠ですからチャンスです。流しっぱなしで狙います。

 

こういったストップ&ゴーからの流し込みで難しいのは、仕掛けのチョイスです。

 

ストップ&ゴーに食い気があるのか?

 

流しっぱなしで食い気があるのか?

 

前者であれば仕掛けは4.5メートル等、短めが良いことが多いですし、後者であれば6メートル以上欲しいところです。

 

前者のケースでは(カツオ狙いの)短めの仕掛けの方にマグロがヒットすることが多いです。これは、魚が好むコマセと針の位置関係(棚の持ち方)がストップ&ゴーであるという解釈です。細ハリスにする必要はないと個人的には思いますが、ハリスの柔らかさは関係するかもしれません。

 

流しっぱなしのマグロおさらい

goemu01-5

コマセについて船下をぐるぐる周回するマグロを
船を流しながら狙います。

 

その狙い方はほぼ「上から狙う真鯛」と同様で、

 

「コマセワーク」や「誘い」といった釣りのテクニックも真鯛に等しく、潮下、ロングハリス有利である点も同じ。

 

「上から狙う真鯛」はなぜビシを下まで落とさないかといえば、ビシを下まで落とすと真鯛の警戒レベルが上がって喰いが落ちるからです。

 

なので流しっぱなしの場合、たとえカツオが指示棚で喰ったとしても、棚は下げず、あくまで指示棚でコマセを振って、マグロをコマセに寄せ、その上で、どう誘い、喰わすか。

これがキモになると思います。

 

最近はだいたいハリス6~8㍍くらいで当てる方が多いようです^^

 

あと瞬殺されちゃう方がまだまだ多いです…
針結びのページはぜひ読んでみてくださいね!

 

   

さて記念すべき就航日に獲れた「お祝いマグロ」は、潮上で当たったのだからまー運が良かったですけど!! (*≧∀≦*) 

 

改めまして!!

 

goemu01-6第一五エム丸!!ヽ(`Д´;)ノ 

 

 

goemu01-7就航おめでとうございます!!  (*≧∀≦*) 

 

 

相模湾キハダマグロ・最上級の瞬殺対策は針結びだけじゃない?(2017/09/24)

釣行データ
釣行日

2017/09/24 (日)

船宿 五エム丸/カツオ・キハダ船
竿(コマセ) 自作(1900mm 先径2.2mm元径13mmのグラスソリッド)
リール(コマセ) シマノ(SHIMANO) ティアグラ30A
ビシと天秤(コマセ) 青物バスター120号 
305式 NH型天秤
天秤とショックリーダーの結節具(コマセ) トローリングスナップ5号 (ショックリーダー:ナイロン 60号/200lb3m、結節はPRノット
 PE10号500m(ラインはフッ素加工済み
カツオ仕掛け(コマセ) ハリス14号3メートル しげき針14号
マグロ仕掛け(コマセ) ハリス24号6メートル  18号
水温

25度

澄み 緩い メインの棚 35~50m

パターン 中潮3日目  (満潮 7:05 干潮 13:03 )
月輝面 15.5% 月齢3.9

北東 凪

波高 0.5M
天候 曇りときどき晴れ
船の釣果

キハダマグロ:29 kg、29kg    2本
本ガツオ      :1-3.5 kg         0-5 本

自己釣果(右舷トモ) キハダマグロ:29 kg          1本
本ガツオ      :                     5 本

フロロカーボン

フロロカーボンの弱点。

 

擦れに強いフロロカーボンにも弱点があります。

 

それは、

分子構造がタテ配列で単純構造のためにラインが硬くなり、巻き癖がつきやすく、ノットも作りにくい。つまり、ノットの結節強度が低い、もしくは結節強度が回復しないといった現象が起こりやすい。
 その最大の原因は、素材自体が硬いために素材の弾性が確保されておらず結節部分において繊維同士の密着度が低い、そのことが原因で結節部分(ノット)で素材同士・繊維同士の摩擦が起こりやすいことが挙げられます。
 結節強度のデータを見ると、ノットの種類によっては、強度回復がポンドテストに対して1/3という現象も確認されました。こういった現象がフロロカーボンでのラインブレークに繋がっていると考えられるのです。”~FMZLincより引用~”

 

上記内容から強いノットを作るにはまず、

  • ノットの密着性を上げたい

 

そのためにはまず、

  • 締めるとき水で塗らす。
  • ゆっくり、しっかり、均一に締める。

 

そして忘れてはいけないのが、

「ハリスは直線であれば最大強力が得られる」ということです。

 

ハリスは直線であれば最大強力が得られる 

DSCN1242bたとえばノットの曲面は「大きな曲面」であるほど直線に近くなり、結節強力は稼ぎやすくなります。だから太軸の針を使用する、または強化チューブ等を使用して、ノットによるハリスの曲面を大きな曲面にして、結節強力を稼ぐといった工夫ができます。

 

まとめますと、瞬殺やハリス切れが多発するようならまず、
太ハリスにするよりも先に、

 

  • 締めるとき水で塗らす。
  • ゆっくり、しっかり、均一に締める。

 

そして

  • 針の軸を1サイズ太くできるなら、そうする

 

でも針は小さいほうが良いとするなら、

 

  • ケイムラチューブや強化チューブを使用して結節強力を稼ぐ。

 

で太ハリスを使用するならその前に、

  • 強靭なハリスの使用を検討する。

 

というのも、「細軸の針」に「太ハリス」という組み合わせは、上記理由により結節強力が落ちやすいからです。

 

たとえばがまかつの「オキアミマグロ18号」であれば、ハリスは本来、太くても20号くらいまでが結節強力の適合だと思っています。ケイムラチューブの0.8mmで補強するならハリスは22号まで、ケイムラチューブの1.0mmで補強するならハリスは24号まで、強化チューブを使用するならハリスは26号くらいまで…というのは私見ですけど、結節強力のバランスは少なからずあります。

 

このように細軸の針を前提に結節強力を稼ぐなら、一般的なハリスの26号(80lb)よりプレミアム万鮪の22号(80lb)のほうが有利かもしれません。

 

より強いハリス  

DSCN1147b

わたしが今までDフロンを選んできた最大の理由は「柔らかさ」。

冒頭にあるフロロの弱点を考えるなら、「柔らかいハリス」は結節強力を稼ぎやすいハリスとも言えるので、気に入って使用しています。(エビングの仕掛けとして売られているセイカイコレクションもこのハリスです)(ハリス20号以下なら強靭かつ柔らかいFXR船もいいですね!)

 

ですが最近は40㌔オーバーのモンスターも潜んでおり、それを確実に仕留めたいとなると、より強靭なハリスが欲しくなります。

 

DSCN1150bそこで直線強力はプレミアム万鮪の上をいく「万力フロロ」を試してみることに^^

 

24号で100lbの超強力。それでいて柔らかく、結びやすいハリスです。(シーガ―のプレミアム万鮪は22号80lb、26号90lb、30号100lb)

 

このハリスなら、

 

DSCN1230b

けっこうデカいのいけるんじゃないのヽ(`Д´;)ノ 

 

ハリス:万力フロロ24号/
針:オキアミマグロ 18号
チューブ:ケイムラ1.0㍉
結び:ゲット流最強結び

 

写真のビーズは、キハダ爆釣日の全アタリ30数回のうち、8回を独占した方が付けていたクリスタル、そのピンクバージョン5号です^^

 

   
うーむ。

 

29㌔じゃ100lbの強度テストにはならないですかねー^^;

 

DSCN1184b機会があれば

 

DSCN1188b今後も、

 

DSCN1220b

色んな強化バージョンを試してみたいと思います(*≧∀≦*) 

 

カモン40㌔!!(`д´/;)/ 

 

相模湾キハダ・禁断の強化結び(2017/09/09)

釣行データ
釣行日

2017/09/9 (土)

船宿 五エム丸/カツオ・キハダ船
竿(エビング) Daiwa ソルティガAP J66XHS
リール(エビング) Daiwa キャタリナ4500H
ジグ(エビング) スピードスラッシャー 
天秤(エビング)

エビング専用直線テンビン (ショックリーダー:ナイロン 40号/140lb2m、結節はPRノット)  PE4号300m(ラインはフッ素加工済み

ワーム エビングスティック とDRスティックの2個付
マグロ仕掛け ハリス22号2.9メートル 針 2/0
水温

26度

澄み 緩い メインの棚 30~40m

パターン 中潮2日目  (満潮 6:45 干潮 12:59 )
月輝面 90.6% 月齢18.3

北東 凪

波高 0.5M
天候 晴れ
船の釣果(2隻の高低)

キハダマグロ:26-27kg  2本
本ガツオ :1-3.5 kg   0-6 本

自己釣果(お立ち台) キハダマグロ:27kg    1本

oomono

前回はマグロを「締め切れ」でバラし
ちょー悔しい思いをしたので…^^;

  

harisugireこんなんじゃデカいマグロはいつまでたっても獲れないので
仕掛けを見直すことにしました。

  

DSCN1091b禁断の「強化チューブ」…。

 

 

DSCN1095b「強化チューブ」で補強するとコマセ釣りでは喰いが悪くなる(もしくはそう思い込んでいるだけ?)ので敬遠してましたけど…

 

 

DSCN0447bDSCN0448bサルカンとハリスの結節でその実力は折り紙つき。こんな単純な「補強結び」で天秤側の結節が切れたことは1回もありません。

 

相当信頼できるチューブです。

 

DSCN9767b

そんな強化チューブと比べると、ケイムラチューブは素材が柔らかくてちょっと頼りない感じです…

 

むしろケイムラチューブの摩擦によって
ハリス同士の負荷が均等に掛かりにくいのではないか、

この結びをやるなら「締めるとき水で濡らす」「ゆっくり締める」等、根本的な部分をまずはしっかり見直すべきではないかと、

思うようになりました。

 

実は一口にウレタンチューブと言っても
その性能は様々であることがわかります。

 

ウレタンチューブ  

DSCN1082b

この中だとカツイチが良さそうです。

 

ナカジマも「結節部補強」をうたっているので
TOHOよりは良さそうですけど、

 

こればっかりは使ってみないとなんとも言えませんね^^;

 

DSCN1084bカツイチは固めでちょっと結びにくいですけど、「強化」を主目的としたウレタンチューブ。

 

欲を言えばケイムラ反射してほしいのですが、
カツイチさん作ってくれないかしら…^^;

  

DSCN1096b

TOHOの0.8㍉と1.5㍉をかぶせてみました。 
かなり分厚くなるので、これもアリ…?

 

とまあ、このあたりは今後の検証課題として^^;

 

20170909_154756b

掛かってしまえば

 

 

20170909_154736b

強化チューブによる強化結びの安心度は別格です。

 

常にワームを動かすエビングなら
仕掛けを見切られることもないでしょうか?

 

今回はゲット流最強結びで、

 

  

フルスタンディングに挑戦でありますっ!!(`д´/;)/

 

相模湾コマセキハダ備忘録・ナブラを読む【後篇】(2017/09/04)

相模湾コマセキハダ備忘録・ナブラを読む【前篇】(2017/09/04)
の続きです。

 

ステージ2:魚の水流について 

suiryu魚の水流は手感度で得ることができます。

 

例えばお風呂で水をかき回すと体に水流を感じます。同様に、魚が水流を乱すと、水中に沈めた道具や仕掛けに水流が伝わり、それがラインを伝って振動として手に伝わってきます。

 

もちろん魚が近くにいなければ水流を感じることはできませんが、魚の水流がわかると以下のような情報を得ることができます。

 

  • 魚の水流がまったく感じられないときは、魚が遠いか、いません。こんなときは指示棚の下限でコマセを撒くのが常套手段となります。

 

  • 20~30メートルといった幅のある指示棚のうち、どこに濃い反応があるのかがわかります。魚に食い気があれば即アタリします。たいてい仕掛けの落下中、最初に得た水流でコマセを撒くと、カツオが喰ってきます。

 

  • 魚の遊泳スピードがなんとなくわかります。ストップ&ゴーで仕掛けの落下中に捉える魚の遊泳スピードはそれなりに速いです。でもコマセをついばみ始めた魚の遊泳スピードは遅くて繊細。

    この差がわかれば、魚がビシまたは仕掛けの近くでコマセを喰いはじめた瞬間がわかるようになります。針に喰うのも秒読み。リーチが見えるわけです。であるのに、針を喰わないとなれば、解決すべき問題も見えてきます。(このとき手持ちで「もぞっ」とした感触が手に伝わってきたならそれは、針が口の中にありますので、アワセを入れます)

 

もちろんこのような情報が常に見えるわけではありません。また水流がわかったからと言って釣れるわけでもありません。

 

ただ、水流がわかると、次の策が打ちやすくなります。

 

この日の一例をあげてみます。

 

samたとえばキハダの指示棚45メートルの流し。

仕掛けは4.5メートルです。

 

状況としてはストップ&ゴーですが、魚は船下を避けずに通過している(水流を感じる)ので、コマセに対する反応は悪くない模様。

 

指示棚45メートルに対し、わたしの場合は最大で45+ハリス分ビシを落とします。水流を感じるためにそうします。

 

水流を感じたらビタ止めです。このときは道糸のマーカーで30メートル付近に(おそらくカツオの)水流を感じつつもスルー、48メートル付近に(おそらくキハダの)水流を感じながらも50メートルくらいまで滑ってしまったので、48メートルまで巻き上げてからコマセを撒きました。

 

かなり濃い水流だったので、キハダの足を止めたく、そこからコマセを0.8メートル(リール1巻き)ずつ3回にわけて濃いめに振って、45メートルにセット。奇しくも船長の指示棚ドンピシャです。

 

しかし30秒たってもヒットしなかったので「次の流しではハリスを長くしようかな」なんて考えていたところ、3分後にヒットしました。

 

船長の指示棚ドンピシャですから、水流なんて感じられなくてもよかったわけですけど、一例としてはこんな感じになります。

 

さて一日のなかでも状況は少なからず変化していきます。

 

同じナブラを追いかけていればキハダだって次第に警戒心を上げてくるでしょうし、また、いつコマセについて船を周回しはじめるかもわかりません。

 

この日は、キハダがコマセについた次の流しで、ハリスを6メートルと長めに変更したらキハダが掛かりました。

 

…分殺だったんですけどね(笑)

 

ステージ3:コマセ釣りについて

komase

コマセ釣りなので当り前ですが
基本はコマセと針の同調がキモだと思っています。

 

コマセと針の同調時間をできるだけ長くとるため、コマセは棚下ハリス半分~2/3くらいから数回にわけてコマセを撒き、棚にセット。

 

5秒後には沈みゆく針がコマセの只中にあり、10~20秒後には、沈下した針がコマセの下のほうで馴染むイメージでやることが多いです。

 

このイメージはいつからかわたしの基本ですが、
良いかどうかは正直、わかりません。

 

でもイメージすることはとても大事だと思います。なぜなら喰わなかったとき、そのイメージが次の一手の手がかりになるからです。

 

というわけで、

 

 
今回は「コマセ」と「エビング」で
キハダマグロに挑戦ですっ!!(`д´/;)/

 

ぬおー

 

次回の課題はデカいぞ

 

相模湾コマセキハダ備忘録・ナブラを読む【前篇】(2017/09/04)

釣行データ
釣行日

2017/09/04 (月)

船宿 五エム丸/カツオ・キハダ船
竿(エビング) Daiwa ソルティガAP J66XHS
リール(エビング) Daiwa キャタリナ4500H
ジグ(エビング) スピードスラッシャー 
天秤(エビング)

エビング専用直線テンビン (ショックリーダー:ナイロン 40号/140lb2m、結節はPRノット)  PE4号300m(ラインはフッ素加工済み

ワーム エビングスティック とDRスティックの2個付
マグロ仕掛け(エビング) ハリス20号2.9メートル 針16号
竿(コマセ) 自作(1900mm 先径2.2mm元径13mmのグラスソリッド)
リール(コマセ) シマノ(SHIMANO) ティアグラ30A
ビシと天秤(コマセ) 青物バスター100号 
青物バスター120号 
305式 NH型天秤
天秤とショックリーダーの結節具(コマセ) トローリングスナップ5号 (ショックリーダー:ナイロン 60号/200lb3m、結節はPRノット
 PE10号500m(ラインはフッ素加工済み
カツオ仕掛け(コマセ) ハリス20号3.3メートル 針14号
マグロ仕掛け(コマセ) ハリス20号4.5メートル 24号6メートル でそれぞれヒット
  18号
水温

25度

澄み 緩い メインの棚 20~50m

パターン 大潮1日目  (干潮 9:52 満潮 16:45 )
月輝面 95% 月齢13.3

北東 ほどほど

波高 0.5-1M
天候 雨のち曇り
船の釣果

キハダマグロ:27 kg、28kg    2本
本ガツオ      :1-3.8 kg         1-16 本

自己釣果(右舷ミヨシ) キハダマグロ:28 kg         1本
本ガツオ      :                    12 本

キハダ祭り

台風後の日曜日から続いているキハダ祭り!! 
どの船もすごい釣れっぷりですね(*≧∀≦*)

 

20170904_230511b月曜日に釣れたキハダの胃袋の中身は空っぽでした。どうやらこの日はベイトに対してキハダの絶対数が上回っていたようです。

 

となるとコマセやエビングの出番となりますが、

 

sametsukinoiwashinaburaこれがイワシパターンになると途端にオキアミには目もくれず、 ルアーやフカセ組の優位となるから難しい…

 

 

DSCN0905bとまあ、イワシパターンについては棚に上げておいて^^;

 

ここではオキアミに反応する日を前提に
キハダマグロの「ナブラパターン」について考えてみたいと思います。

 

ちゃんと棚を合わせているのに なぜ自分の仕掛けにはキハダが喰わないのか。

 

そんな疑問をステージごとに考えてみようというのが今回のお題です。

 

ステージ1:キハダのナブラパターンについて
ステージ2:水流について
ステージ3:コマセ釣りについて

 

ステージ1:キハダのナブラパターンについて

patoLamp

キハダを掛けてやり取りしている船は黄色いランプを回しています。

このランプをつけている船が3隻もあれば「激・熱」

カツオ仕掛けなんて装着している場合ではありません^^;

 

船の動きから判断できることはてんこ盛りです。

 

stopandGoたとえば船の移動が速ければ魚の移動も速いので仕掛けの投入は速攻。 コマセを振って間もなくヒットすることが多いですし、ハリスも4メートル等、短めが吉(であることが多い)と判断できます。

 

いわゆるストップ&ゴーのパターンです。

 

ストップ&ゴーは、船長がカツオやキハダの動きを先読みして船を止め、その魚を船下に通してくれます。魚が通り過ぎればチャンスはないため仕掛けの投入速度は重要です。

 

もちろん魚が船下を通らなければ誰も釣れませんが、そこは船長の苦悩するところ。我々釣り人の仕事は、できるだけ早く仕掛けを棚に到達させ、そして通過した魚を喰わせることです。

 

katsuokongo多くのナブラ(魚の群れ)はカツオとキハダの混成であることが多いです。(もちろんキハダ単体のナブラもあります)キハダはたいていカツオの下、5~10メートルくらいの棚を、カツオに少し遅れて入ってくることが多いです。

 

ただ、カツオとキハダの棚がごちゃ混ぜになっているパターンもあります。 指示棚はキハダであるのに、真っ先にカツオが釣れてしまう。こんなときはキハダとカツオがごちゃ混ぜである証拠です。

 

こんなときは、いち早く棚に到着した重たいビシの方にカツオが喰い、軽いビシの方にキハダが当たったりします。後から到着した軽いビシの方に、遅れて入ってきたキハダが喰うという理屈です。

 

maguroHitなので、キハダとカツオがごちゃ混ぜである場合は、あえてビシを軽くしてカツオを通過させ、コマセの振りはじめを意図的に遅らせるというテクニックもあります。

 

このようなストップ&ゴーのキハダは、ビシを嫌うでしょうか。

 

そもそもキハダは、イワシやシラスがいればオキアミなんて目もくれません。お腹を空かせているからオキアミを喰うわけです。なのでキハダがオキアミを喰うときはたいていお腹ペコペコ。

 

お腹の「ペコペコ指数」が高ければ高いほど、キハダはビシを警戒することなくコマセに突っ込んできていると思われます。

 

つまりストップ&ゴーでオキアミを喰うキハダは、短めのハリスでも喰う。むしろハリス3メートルのカツオ仕掛けにキハダが喰ってくることも珍しくありません。

 

でも昨年のように、ベイトが豊富でお腹いっぱいのキハダは、仕掛けを落とすとビシを嫌がって反応を下げるケースもあります。こんなときはハリス6㍍等、長めのハリスで交通事故を狙うのが有利かもしれません。

 

往々にして船長の指示棚がどんどん下がっていくようなときは、ハリスを長めにするとヒットすることがわたしは多いです。

 

ほかストップ&ゴーで魚の移動が速すぎて、船が止まっていないうちに投入の合図があるようなときは、仕掛けが後方に流されます。ここで即アタリするようなときはハリス長めの方にヒットするケースが目立ちます。

 

komaseMaguroさて、ストップ&ゴーのキハダも、お腹を空かせていればコマセを好みます。さっきまでストップ&ゴーだったはずなのに、いつの間にか船を流している時間が(意図的に)長くなってきたら、それは魚がコマセにつき始めた合図かもしれません。

 

「反応入ってきたよーあれー? 当たらない?」

 

やがてキハダが足を止め、船下に居つき、船のまわりを周回しはじめれば、コマセマグロのパターンになります。

 

「さっきからマグロの反応出っ放しなんだけどな…誰に当たってもおかしくないくらい凄いんだけど」

 

そんなアナウンスがあったなら、間違いなくコマセマグロ。

 

コマセマグロのパターンでは、マグロはビシを警戒する傾向にあります。よってハリスも長めが有利となりますが、実は、潮下であれば、マグロの頭上にビシはないため、潮況によってはむしろ長すぎないハリスが良いときもあると、過去の経験で学んでいます。

 

さて、こういった情報をより正確に得るために、「魚の水流」を感知します。

 

後編に続く

相模湾カツマグ・コマセ近況報告とエビング挑戦!!(2017/08/22)

釣行データ
釣行日

2017/08/22 (火)

船宿 五エム丸/カツオ・キハダ船
竿(エビング) Daiwa ソルティガAP J66XHS
リール(エビング) Daiwa キャタリナ4500H
ジグ(エビング) 2WaySpiky-semilong-round 250g
天秤(エビング)

エビング専用直線テンビン (ショックリーダー:ナイロン 40号/140lb2m、結節はPRノット)  PE4号300m(ラインはフッ素加工済み

ワーム エビングスティック
マグロ仕掛け ハリス20号2.8メートル 針 2/0
水温

26度

澄み 緩い メインの棚 15~20m(カツオ)

パターン 大潮3日目  (干潮 11:05 満潮 17:50 )
月輝面 0.2% 月齢0.3

南 ほどほど

波高 0.5-1M
天候 晴れ
船の釣果

キハダマグロ:18.5 kg    1本 本ガツオ :2.5-4.2 kg 0-3 本

自己釣果(お立ち台) キハダマグロ:18.5 kg    1本

城ケ島の船団

メインの釣り場が変わりましたね!

 

8月も後半戦に差し掛かりパヤオ主体の釣りが影をひそめ、変わって舞台となっているのは城ケ島から沖の瀬にかけてのストップ&ゴー。

 

katsuobパヤオと違ってまーカツオがデカいので、

 

20170819_185710bうまー (*≧∀≦*)

 

ちゃうちゃう、

 

カツオがデカいので、
仕掛けもそれなりに強くないと切られることもあります^^;

 

では復習からいってみましょー♪

 

ストップ&ゴーのコマセカツオ

glove水深15メートルで掛かる3㌔オーバーのカツオは想像以上の強烈な引き。オマツリ回避のため、ドラグを締めての強引なやり取りが求められます。

 

細軸の針はカツオの口を裂きバラしやすくなるため、

 

DSCN0550b

カットヒラマサ14号 ⇒ フロロカーボン14~16号。
環付ヒラマサ14号 ⇒ フロロカーボン14~20号… 

 

あたりの太めがお勧めです^^

 

狙う魚は基本的にコマセにつくわけではなく、船下を通り抜けるだけの魚です。なのでハリスの太さ云々というより仕掛けの投入スピードが肝ですよね^^

 

tounyu投入の合図があったら素早く仕掛けを投入し、たとえば仕掛けが3メートルなら指示棚より下2~3㍍くらいから数回に分けてコマセを振って、棚でアタリを待つ…。

 

もし、これだけの単純な動作でテクニックに差がでるとしたら、それは棚の取り方と潮読みかもしれません。

 

たとえば潮が速いときは、ハリス3㍍より
4㍍のほうがコマセと針の潮馴染みが良いかもしれません。

 

または取り込みの優位性を鑑みハリスは3メートルとするなら、たとえばコマセを棚下1㍍で数回振って、棚でアタリを待つ等、コマセの撒き方次第で速潮に対応することもできます。

 

「魚の水流」がわかるなら、
その位置から潮を読んでコマセを撒きますね♪

 

コマセ釣りですから「棚取り」または「コマセと針の同調具合」で差が出るのは当たり前と言えば当たり前ですね^^

 

yaritoriカツオとのやり取りは、口の弱さを考慮し、魚が突っ込んだときだけ耐える(リールを巻かない)。でも少しでも巻けるならガンガン巻いて、カツオの頭を上に向け主導権を握るのが最大のコツです。

 

ドラグは決して緩めません。

 

緩めようものなら複数人を巻き込んでのオマツリに展開し、バラすどころかオマツリほどきに時間をとられて釣れる時合いを逃します。

 

決して緩めない、できるだけ走らせない。

 

それでも船が込み合えばオマツリは避けられませんから、声を掛けあって魚の取り込みを優先します。

 

そして取り込みで強引に手繰り寄せるにはグローブ必須です。(わたしはいつも300円くらいのグリップグローブを購入し親指・人差し指・中指をカットして使ってます)

 

katsuo4上達の早道は「強気」であります(*≧∀≦*)

 

 

ストップ&ゴーのコマセマグロ

magub

8月から9月にかけてのマグロは、カツオの遊泳層の下につき、カツオよりやや遅れて船下に入ってくることが多いです。

 

五エム丸の場合、指示棚はカツオなので、マグロを狙いたい人は指示棚の下5~10メートルあたりを好きに狙います。

 

※五エム丸では公認のやり方ですが不安な方は朝、船長に聞いてください。時期によってはその限りではないときもあります。

 

ただ、指示棚はカツオと言えど、それまで15メートルと浅かった指示棚が突然、30メートル等深くなったなら、それはマグロの指示棚に変わった可能性が高いです。カツオとマグロの群れが分離し、船長はマグロのほうを追いかけはじめたということですね。

 

「マグロ狙いますからね、仕掛け変えてください」

なんてアナウンスがあったなら、リーチ。

 

僚船でマグロの様子があった等、
釣れる可能性が高いからマグロの仕掛けに変えるわけです。

 

doyo8/19土曜日はカツオとマグロの混成ナブラ。カツオ下10メートルの棚で、仕掛け長4.5メートルの方に21㌔のマグロがヒット。

ハリスは14号です。

 

8/20日曜日はマグロの指示棚で、仕掛け長7メートル(目測)の方に30㌔のマグロがヒット。

ハリスは30号です。

 

8/22火曜日はカツオとマグロの混成ナブラ。カツオ下5メートルの棚で、仕掛け長3メートルの方にマグロがヒット。

ハリスはたぶん20号。

 

いずれも仕掛け投入直後のアタリです。

 

前アタリがあったら合わせてくださいね!
放置すれば針を飲まれてしまいます。

 

難しいのはハリスの長さですね…。

 

基本的にはカツオの考察と同じで、その日の潮流によってコマセに馴染む最適なハリス長が変わると思います。いろいろ試すのみ。

 

あとは、自分の下をマグロが
通過してくれることを祈るのみでしょうか(^^;

 

ストップ&ゴーのエビング

1501916624-1-7461b

8月5日エビングのKさんは3ヒット、2ゲット。

 

バットエンドをファイティングベルトに固定して縦にシャクリ上げるロングジャークの村越スタイル。または脇挟みスタイルでも縦のジャークでヒットさせていました。

 

 

1503212411-2-3699b

8月20日エビングのMさんは3ヒット中2ゲット。この日はなんと4人のアングラー中、マグロのアタリを出せたのは彼だけです。凄いですね!

 

  • やはりロングジャークでシャクリ上げる脇挟みスタイルで、マグロ狙いにしては柔らかめのジグロッド
  • ジグはロングジャークにも対応の「2WaySpaiky-long」250gで落下速度重視。
  • ワームはエビングスティックのケイムラ1個付、2個付でそれぞれヒット。

 

DSCN1030bお二方に共通しているのは、

 

  • 落下速度重視
  • ロングジャーク
  • ロングジグ(ジャーク時の横っ飛び重視?)
  • ワームはエビングスティックのケイムラ

 

といった内容を参考にさせていただきまして、今回試したのは…

 

Skill Jig-L320g

DSCN0949b

 

キレのあるロングジャークが最もSkill Jig -Lの能力を引き出す方法。
潮抜けは抜群で…(中略)この特性はアングラーに掛かる負担を最小限におさえ、”釣り続ける”ことを可能にしています。(説明書より抜粋)

 

という説明だけでも、エビングにピッタリなジグだと思います^^

 

…ただ320gは自分には重すぎました笑 

 

バットエンドを竿尻に固定して縦にジャークする方法であれば、そんなに重く感じません。でも脇挟みスタイルでのジャークは筋力必須^^;

 

残念ながら22日は時合い後に試したためか、ヒットには至らず…。

 

2WaySpaiky-semilong-round 250g

DSCN1024b

 

ROUND(ラウンド)はリトリーブ(横引き、垂直引き)が得意で、直線的に沈下するモデル。素早く魚探反応に送り込め、バイトチャンスを増やします。 ROUNDは水の抵抗が少なく引きおもりが少なく扱いがイージー。
FLAT (フラット)は小さな入力で真横(食わせの姿勢)を向かせることができ、水平姿勢をキープしたままのスーパーバイブレーションフォールが得意技(TamaTV)より引用

 

という説明内容から、初心者向きなのはSemilong-ROUNDかなーと思ってコレをチョイス^^

 

magubヒット時のジャークは脇挟みスタイルで、

 

  1. 穂先を下げた状態から約2メートルジャークしてビタ止め。一呼吸置き、
  2. リールを2回転(約2メートル)巻きつつ穂先を下げ、すぐさま1の動作に戻る

 

というものでしたが、フォール能力に長けるジグなら
2番のリーリングは1~1.5回転のほうが良いでしょうか?

 

など、 ジグの動きを考えながら、
その日のパターンを探ると面白いですね^^

 

 
今回はエビングがメインの動画です♪

 

ちなみに、

  

DSCN1045bジクにもアタックがありました!!(`д´/;)/

 

これはつまり…

 

エビングよりジギングのほうが
良いときもあるということなんでしょうか…(꒪⌓꒪)?